書籍『「技術書」の読書術』の紹介用サマリ

1. 「技術書」の読書術の
紹介
Keisuke Yamanaka

2. まとめ：「技術書」の読書術はよかったよ
● 「技術書」の読書術達人が教える選び方・読み方・情報発信
&共有のコツとテクニック新刊
● 良いと思ったところ
○ 読み方だけではなく、本の選び方、読んだ後のアウトプットのやり方も紹介
○ 読み方は1つだけではなく目的に沿った読み方を紹介
○ 字は大きめで300ページいかないので読みやすい
● 読書は嫌いではないし楽しめるときもあるけれども、
積読にさいなまれることもあるので、参考になりました。

3. 読書術ってなんだ？
● 「読む」だけではない。
● それぞれ様々なやり方がある（今回は積読消化に効きそうなのを紹介）
読書術
本を選ぶ 読む
読んだ内容を
アウトプットす
る

4. 本の選び方-心構え編-
● 目的によって選ぶ本は変わるため、目的を明確にする
○ 体系的な知識を得たい →教科書のような本
○ 特定のテーマをとりあえず把握したい →新書やビジネス書
○ 資格を取りたい→資格試験対策書
● 一般に名著・良書と呼ばれていても自分に合うとは限らないことを考慮する
○ レベルが合わっていないケース
■ ベテランエンジニアが良いといった本がジュニアエンジニアには難解だった
○ 感覚があわないケース
■ 感動したから読んでみなよと言われたけど自分にはピンとくるものがなかった

5. 本の読み方
-目的が特定のテーマを理解することの場合-
● 特定のテーマを実務レベルまで理解したい場合
○ 入門書・専門書・逆引きの 3つの本を読む
○ 入門書で概要を理解し、専門書で理解を深める
○ 逆引きは、応用事例をどのようにしたら実現できるか学ぶ
■ 実務で使える事例を知るため・実践して理解を知るため
● 特定のテーマの理解を深めたい場合
○ 同じぐらいのレベルの本を 3冊読む
○ 同じことでも言っていることが違う
○ 共通して書かれていることはとても大事だとわかる

6. 本の読み方
-時間制限読書法-
やり方
1. 90分と時間を区切って何回も読む。
2. 再開するときは最初から読む。
3. 最終的に90分ですべて読み通せれば終わり。
※1文字も漏らさず精読するのではなく、見出しとその最初の行を読んだりして要点を学んでいく。
90分は長いと感じるかもしれません。わたしもそう感じて、
20分区切りで実践してみると戻る頻度が高すぎて
なかなか進まなくてストレスを感じました。長くとっているのはそれだけの理由があるのだと思いました。

7. アウトプット
● 人に伝える、感想を述べる、プログラムを書くなどを行うこと。
● 目的は学びを深めることと学びのミスに気づくこと
○ アウトプットの内容は正しさを気にしすぎないことが大事。
○ アウトプットが遅すぎるということはない。
twitterで一言まとめるだけでも効果を感じました。

8. その他
他にもいろいろ書かれていておもしろかったのでおすすめです。
● 電子書籍と紙書籍はどう使い分けるか？
● 荒業「乱読」「断裁」という読み方や技術書以外の本の読み方
● 読書時間に対するサンクコストの考え方
● 複数本あるときの優先度の付け方
● アウトプットに使えるサービスの紹介