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チラ見隣のOTさん〜OTは何を考え
て支援しているのか〜
2019/03/02 第106回まなび会
中多久病院 弓誠二
精神障碍作業療法関連のトピックスをそっと添えて
今回はこんな内容
 他職種からの見方
 ケースも添えて
 背景のモデル
 実践の方法
 その他(当事者を学ぶ,一緒に行う)
 その他(リソース)
内容のイメージ
Aさん
より良い暮らし
作業的存在
(作業機能状態)
作業機能障碍
背景を知る
野中式
ブリーフセラピー
心理療法
認知行動療法
薬物療法
精神療法
手段的作業療法
その他
治療
OBP2.0
意志
ADOC
COPM
OTIPM
OSAII
MTDLP
法律・制度
精神保健福祉法
障害者総合支援法
その他
地域生活支援
チーム支援
暮らす
働く
学ぶ
遊ぶ
健康
行政
福祉サービス
地域コミュニティ
ピアサポート
医療機関
その他
社会状況 ストレングス
リカバリー
目的的作業療法
CMOP-E
OTIPM
MOHO
OBP
他
信念対立解明アプローチ
スポーツ
きらりの集い
WRAP
IPPO
その他
理論モデル
今回は
この辺
作業療法(士)ってどんな職種?
「作業療法というのは、その名の通り
作業を通して、その人の治療、リハビ
リテーションを行うこと。障害があっ
ても、ない人と同等な別のスキルを身
につけさせてあげる専門家?!
うーん。」 (福祉サービス事業所スタッ
フ)
作業療法(士)ってどんな職種?
「作業療法の時間は没頭している状態
があって,普段と違う面があるので,
そういう時間を作るような仕事と思
う.」(看護師,精神科病棟)
作業療法(士)ってどんな職種?
「実際に作業療法士と仕事で一緒になる中で,
作業療法士は生活に即した中で本人が身体を
使って行う事に関わりながらうまくいろんな
物事を行える様にアプローチしていき,生活
の動作を訓練していろいろな事ができる様に
していく職種と思う.そのアプローチがPSW
は福祉の枠組みで社会資源を本人へ当てはめ
ていって暮らしを良くしていくけど,作業療
法士は本人自身の側からアプローチしていく
感じ.」(PSW,精神科療養病棟)
作業療法(士)ってどんな職種?
「本人の健康的なとこに着目して、どうし
たらできるか、どうしたらいい方向へ本人
が進んでいけるかを活動の中で本人と味
わって小さな変化も落とさず正のフィード
バックをもとに歩んでいける人。もちろん、
失敗もあるでしょうが、そこからもナイス
ステップを見える化し、共に歩んでいける
人。道具だけでなく、環境、機会をもカス
タマイズして一歩をふみだせるような創意
工夫ができる人。」(PSW,地域活動支援
センター)
作業療法(士)ってどんな職種?
「OTが何するかって。うーん、そう聞かれちゃうとな
んだか難しいね。
疾病だけでなく障害にアプローチする職種で、
PSW︎と同じように、その人を取り巻く環境に視点を
当てて、環境も含めて調整する、でその人が少しでも
生きやすい方法、暮らしやすい方法を一緒に考えたり
提案したり、あるいは作り上げたり、する職種。あと、
実際に一緒に活動しながら経験の過程を共有する時間
が一番取りやすい職種。断片的に見ないで、ライフス
テージを大事に考えて、アプローチする職種。
だといいねの気持ちも入ったかな。」(PSW,相談支
援専門員)
定義を噛み砕く
「作業療法は、人々の健康と幸福を促
進するために、医療、保健、福祉、教
育、職業などの領域で行われる、作業
に焦点を当てた治療、指導、援助であ
る。作業とは、対象となる人々にとっ
て目的や価値を持つ生活行為を指
す。」(2018年5月26日改定)
日本作業療法士協会 作業療法の定義
定義を噛み砕く
・作業療法は「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本
理念と学術的根拠に基づいて行われる。
・作業療法の対象となる人々とは、身体、精神、発達、高齢期の
障害や、環境への不適応により、日々の作業に困難が生じている、
またはそれが予測される人や集団を指す。
・作業には、日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、
休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身の活
動が含まれる。
・作業には、人々ができるようになりたいこと、できる必要があ
ること、できることが期待されていることなど、個別的な目的や
価値が含まれる。
・作業に焦点を当てた実践には、心身機能の回復、維持、あるい
は低下を予防する手段としての作業の利用と、その作業自体を練
習し、できるようにしていくという目的としての作業の利用、お
よびこれらを達成するための環境への働きかけが含まれる。
(作業療法の定義,註釈部)
「作業療法は「人は作業を通して健康や幸福
になる」という基本理念と学術的根拠に基づ
いて行われる」
健康:身体的,精神的,社会的に良好な状態
幸福:身体的,精神的,社会的な状態に満足している
健康
幸福身体的 精神的
社会
的
• 適度な運動
• しっかりした睡眠
• バランス良い生活
• などの作業
• 意味を持てる活動
• ニーズと能力が
• 繋がってる状態
• 社会的承認のある活動
• 繋がりのある活動
• 共通の目的を持つ活動
• 作業にサポーティブな環境
これらの作業を行える状態にあることが
健康や幸福につながる
作業機能状態
作業的存在
=
「作業療法は「人は作業を通して健康や幸福
になる」という基本理念と学術的根拠に基づ
いて行われる」
作業的存在
作業(意味を
感じる活動)
を行う
作業を通して
その人らしさが
規定される
作業を通して
将来の在り方が
が規定される
作業を通して
所属する集団が
規定される
「作業療法の対象となる人々とは、身体、精
神、発達、高齢期の障害や、環境への不適応
により、日々の作業に困難が生じている、ま
たはそれが予測される人や集団を指す。」
以前の定義(日本作業療法
士協会)
「作業療法とは,身体又は
精神に障害のある者,また
はそれが予測される者に対
し,その主体的な生活の獲
得を図るため,諸機能の回
復,維持及び開発を促す作
業活動を用いて,治療,指
導及び援助を行うことをい
う.」(1985年6月13日)
対象者の範囲
障碍のある者
障碍が予測される者
=障碍中心
作業に困難が生じている
作業の困難が予測される
人および集団
=作業中心
「作業には、日常生活活動、家事、仕事、趣
味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生
活行為と、それを行うのに必要な心身の活動
が含まれる。」
「作業とは、日々の生活で行われ、名付けら
れている一群の活動と課題であり、個人と文
化によって価値と意味があたえられたもので
ある。」(カナダ作業療法士協会,1997)
「作業」とは毎日の生活の中で、または人生にわたって人々が
「する」ことを意味します。作業的観点から考える時、本来、
人が日々の生活へ参加・従事することは、毎日の生活における
満足感や健康を達成する可能性を担っています。(作業科学研究
会より引用)
「作業には、人々ができるようになりたいこ
と、できる必要があること、できることが期
待されていることなど、個別的な目的や価値
が含まれる。」
クライアント中心:クライアントにとって意味
のある作業を核とする
トップダウンアプローチ:個別的な目的や価値,
作業の意味を知る事から始める
• カナダ作業遂行モデル(CMOP-E)
• 人間作業モデル(MOHO)
• 作業に基づいた実践(OBP(2.0))
• 生活行為向上マネジメント(MTDLP)
「作業に焦点を当てた実践には、心身機能の
回復、維持、あるいは低下を予防する手段と
しての作業の利用と、その作業自体を練習し、
できるようにしていくという目的としての作
業の利用、およびこれらを達成するための環
境への働きかけが含まれる。」
 手段的作業  目的的作業
 急性期
 抽象的
 間接的
 パターナリズム
 生活期
 具体的
 直接的
 クライアント中心
状況と目的によりその濃淡は変化する
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 CMOP-E(カナダ作業遂行モデル)
情緒
身体認知
人
作業
生産活動
レジャー
セルフケア
環境
制度的
物理的
文化的
社会的
人==スピリチュアリティ
「その人をその人たらし
める素」
レジャー
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 CMOP-E(カナダ作業遂行モデル)
情緒
身体認知
人
作業
環境
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 MOHO(人間作業モデル)
人間システム習慣
意
志
遂
行
行動
ぐるぐる
作業
適応
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 MOHO(人間作業モデル)
• 意志:「やってみたい」という感情と動機
• 個人的原因帰属:本人が「できる」「うまくできる」という自信
• 興味:「うれしい,たのしい,だいすき」なものごと
• 価値:本人にとって大切なものごと
• 習慣化:いつもの時間,状況の中で無意識に行う行動の仕方
• 習慣:「いつもどおり」に行うものごと,パターン
• 役割:社会的集団の中で期待される振る舞い
• 遂行技能:
• 運動:motor,ものと関わり,動かす
• コミュニケーションと交流技能:自ら考えてる事を伝えたり,相
手の話を聞いたり,協力したりする
• 処理:process,課題を遂行する時間の中でものを選んだり,手
順を組み立てたり,対処したりする
• 環境
• 物理的環境:空間,対象物
• 社会的環境:人(社会集団),作業の形態(やり方)
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 MOHO(人間作業モデル)
意志
個人的原因帰属
興味
価値
遂行技能
運動
コミュニケーションと交流技能
処理
環境
物理的環境
社会的環境
習慣化
習慣
役割
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 OBP(作業に基づいた実践)2.0
◦ 作業療法士が作業療法の専門性を発揮しなが
ら他職種連携を行うための理論
OBP2.0
作業不均衡
作業疎外 作業周縁化
作業剥奪
作業機能障碍
OBP
チームアプローチ
Dr. Ns. OT PSW クライアント 家族 etc.
相互に影響
評価 介入
信念対立解明アプローチ
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 作業機能障碍
◦ さまざまな原因により日々の生活に支障
が生じた状態
種類 主な状態
作業不均衡 生活習慣が乱れている
暇過ぎたり,忙しすぎたりする
作業疎外 生活に楽しみや面白みがない
いろいろな障碍のためやりたい事ができなかっ
たり制限される
作業周縁化 やりたい事はあるけど周囲から止められる
興味がある活動はあるけど周囲から反対される
作業剥奪 道具や材料がないためやりたい事ができない
環境や道具が整っていないから必要なことがで
きない
信念対立解明アプローチ
 信念対立
◦ 思考・感情・世界観の確執,多様なズレ
 わかりあえない,意見が対立する,価値観のず
れ,人間関係が難しい,理解しがたい,嫌い,
争う,etc.
• 心身へのダメージ
• パフォーマンスとアウトカムの低下
• 人間関係や社会関係の破綻
• 生死をかけた争いへの発展
他職種連携,チームアプローチでのデメリットが大きい
信念対立解明アプローチ
 相対可能性の担保
◦ 世界観の相対化←状況と目的を整理して
個々の世界観を承認していく
◦ 「千差万別」
 連携可能性の担保
◦ 人はそれぞれ違うというのを前提にして,
連携していけるところはしていこう
◦ 世界観の多様性を尊重しながら,その違
いを乗り越えて協働していく
信念対立解明アプローチ
 信念対立は「自分にとっての当たり前
がうまく通じない」という感覚が起点
となって生じる問題
 信念対立を解くためには以下の2点が
必要になる
◦ いろんな認識や行為があると気づける
◦ さまざまな認識や行為の調整ができる
目的状況
認識
行為
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 作業選択意思決定支援ソフトADOC
• 作業療法で目標とする作業を決める
面接の際にクライアントと作業療法
士とのコミュニケーションを促進す
るiPadアプリ
• クライアントと作業療法士の協業を
促す
• 日常生活上の作業が描かれた95枚の
イラストをクライアントと作業療法
で選びながら共通の目標となる作業
を決定していく
• イラストを基に本人の物語を見る
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 作業選択意思決定支援ソフトADOC
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 精神科領域における生活行為向上マネジ
メントの活用
精神障碍作業療法に関連するモ
デル・アプローチ法
 精神科領域における生活行為向上マネジ
メントの活用
認知機能障碍
 神経認知:要素的機能
 社会認知:対人的・社会的状況の補足
や判断
表情・情動
認知
結論への
飛躍
原因帰属
バイアス
心の理論
神経認知
注意
記憶
判断
社会的
行動
発散的思考
社会的
問題解決
認知機能障碍
 評価尺度
◦ BACS-J
◦ SCoRS
◦ その他
 認知矯正療法NEAR
◦ 認知機能(言語記憶・作業記憶・遂行機能)を高め社会生活
を送りやすくする・就労などの目標達成に役立てる
 SCIT
◦ 精神症状を持つクライアントに対し社会認知を鍛えて対人
関係をより良くする
 MCT-J(メタ認知トレーニング)
◦ “考え方の癖”によって、わずかな情報から結論に飛躍し
たり、誤った記憶に過度に固執するなどの誤った物事の捉
え方の癖を減らすためのトレーニング
認知機能障碍
 CEPD研究会
精神障碍を抱える方への運動
 高齢化による身体機能の低下の予防
 生活習慣病などの改善
 治療手段の一つ
 遊ぶ・暮らす・働くなどを実現する手
段
身体的健康と幸福を維持する
→心身機能状態の把握,リスク管理,展開方法
佐賀県における地域生活支援
 行政
◦ 県,市町村(障がい福祉課,生活保護課,就労支援室など)
◦ 障がい者就業・生活支援センター
◦ ハローワーク,障害者職業センター
◦ 精神障害者地域活動支援センター
 障がい福祉サービス事業所
◦ 介護給付(居宅介護,生活介護,療養介護など)
◦ 訓練等給付(自立訓練,就労支援,共同生活援助など)
◦ 相談支援
 医療機関
◦ 訪問看護ステーション(ACT,OD)
 当事者の会,家族会など
 リカバリーカレッジ
佐賀県における地域生活支援
障害者就業・生活支援センター
◦ 就業面と生活面の一体的な支援を行う
◦ 国と都道府県の事業委託
◦ 障碍を持つ人に対する支援及び雇用・就業に
ついての事業者支援
もしもしネット(鳥栖圏域)
ワーカーズ佐賀(佐賀圏域)
たちばな会(嬉野,武雄圏域)
RuRi(伊万里,唐津圏域)
佐賀県における地域生活支援
障害福祉サービス事業所
介護等給付
療養介護
生活介護
訓練等給付
共同生活援助
自立訓練(機能訓練,生活訓練)
就労継続支援(A型,B型)
就労移行支援,就労定着支援
指定相談支援事業所
佐賀県における地域生活支援
 訪問看護ステーション
◦ ACT(Assertive Community Treatment)
 地域での生活を実現・維持できる為の包括的
な訪問型支援を行うケアマネジメントモデル
 1970年代よりアメリカより広がっている
 多職種によるチームアプローチ
 365日24時間サービス
 アウトリーチ型(利用者の生活の場を主体)
◦ 佐賀 : SAGA-ACT Tenacious
佐賀県における地域生活支援
 訪問看護ステーション
◦ オープンダイアローグ
 1980年代よりフィンランド西ラップランド地
方のケプロダス病院から始まった対話療法←
ニーズ適合型アプローチからの発展型
 患者や家族から連絡を受けた医療チームが24
時間以内に訪問し,初回ミーティングをその
場で行い,その後継続的に行っていく
 専門性は必要だが上下関係は存在せず,本人
を含めた全員の出席を以てあらゆる決定がさ
れる.
佐賀県における地域生活支援
リカバリーカレッジ
 治療的アプローチではなく主体的に学
ぶことでリカバリーを目指す実践
 リカバリーを促進することに役立つと
思われるものを当事者と専門職で共に
企画・運用していく
 2009年にイギリスで開設.日本では
2013年に東京都三鷹市から始まる
佐賀県における地域生活支援
リカバリーカレッジSAGA
当事者を知る・共に行う
 きらりの集い
 WRAP(元気行動回復プラン)
 IPPO
 スポーツ
◦ ソーシャルフットボール(フットサル)
◦ ソーシャルバスケットボール
◦ などなど
 当事者研究(べてるなど)
 その他地域活動
当事者を知る・共に行う
 きらりの集い
◦ 「きらりの集いは精神障がいをもつ当事者
とその支援者が協働でつくるイベントで、
経験の分かち合いによる学びを大切にする
ピアサポートや、自分らしい生き方を探求
するリカバリーをテーマとした全国規模の
イベントです。
◦ 誰もがその人固有の魅力があり、他者と出
会うことで、その可能性は“きらり”と光
る。私たちは、このイベントをつくる過程
を通じて、社会的役割を脱ぎ、素のままの
自分で他者と出会う場,つまり温泉のよう
な場をコミュニティの中に拓くことを目指
しています。」
◦ (きらいの集い2019inしまね)
当事者を知る・共に行う
 きらりの集い
◦ 精神障がい者ピアサポート育成事業
研修会から始まる
◦ 1月9日をピアサポートの日として,
2013年福岡から毎年開催されている
◦ 福岡→鹿児島→佐賀→広島→名古屋
→沖縄→島根
◦ 次回:きらり2020 in 東京(2020年1月)
当事者を知る・共に行う
 きらりの集い
当事者を知る・共に行う
 WRAP(元気行動回復プラン)
◦ 元気になり,元気であり続け,なりたい自分
になるための,自分でつくる自分のための行
動プラン
希望の
感覚
主体性 学ぶこと 権利擁護 サポート
リカバリーに大切なこと
元気に役立つ道具箱
引き金に対応
するプラン
日常生活
管理プラン
注意サインに
対応するプラン
調子が悪くなって
きている時のプラン
クライシス
プラン
クライシスを脱した
時の行動プラン
当事者を知る・共に行う
 スポーツ
◦ ソーシャルフットボール(フットサル)
◦ 精神障害者バレーボールドリームマッチ
◦ ドリームバスケットボール
◦ などなど
学び・体験の場
 作業療法士協会研修
 野中式事例検討会
 障害保健福祉領域OTカンファレンス
 就労支援フォーラムNIPPON
 リカバリー全国フォーラム
 日本精神障害者リハビリテーション学
会
 その他
学び・体験の場
 障害保健福祉領域OTカンファレンス
 障害保健福祉領域のOTに共通する
役割や課題を抽出し配置促進へつ
なぐ
 地域における取り組みをOTに広報
する
 OT相互のネットワークを構築する
学び・体験の場
 就労支援フォーラムNIPPON
◦ 障害者就労にかかわる人々が年に一度集
まり、障害のある人の“はたらく”につ
いて真剣に考える「きづき」「まなび」
「であい」「きっかけ」のプラットホー
ム(就労支援フォーラムNIPPON webサイト)
学び・体験の場
 リカバリー全国フォーラム
◦ 当事者や家族,専門職などが一堂に会し,
学び合い,交流し,リカバリーという考
え方について理解を深め合う場
◦ リカバリー・精神医療・ピアサポート・
WRAP・オープンダイアローグなどさま
ざまなテーマについて企画がある
◦ 地方版分科会
 IMR(疾病管理とリカバリー)分科会
 家族支援分科会
学び・体験の場
 リカバリー全国フォーラム
分科会例
• リカバリー宣言2018 ~僕たちのピアサポー
ト:リカフォ×きらりの集い~
• ピアサポートの部屋
• IMR2018 ~ いまから みんなで リカバリー ~
• 当事者の子育てを支えるための家族丸ごと支援
• 働くことについて考えよう
• IPS:個別就労支援~リカバリーにおける働くこ
との意味~
• 医療の場: ピアサポートの可能性と役割を未来
から語るダイアローグ
学び・体験の場
 日本精神障害者リハビリテーション学会
◦ 「精神障害のある人々がすべて、ふつうの
市民として、地域社会の中であたりまえに
暮らしていくことができるようになる、そ
のために必要な活動を展開する」
◦ 年1回の学術大会の開催
◦ 「精神障害とリハビリテーション」発行
◦ 研修会の開催
◦ 学術図書の発行
リソース(Internet)
 JAOT及び各県士会サイト
 各行政サイト
◦ 厚労省
◦ 各県市町村
◦ 障害者職業センター
 WAMNet
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 作業療法士個人や組織のサイト,SNS

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チラ見隣のOTさん 〜OTは何を考えて支援しているのか〜

Editor's Notes

  1. 最初にアイスブレイクとしてストレッチや身体運動を取り入れてみてもいいかも.それが精神障碍作業療法における運動にも繋がるし,と.
  2. 没頭==フロー状態 作業の時間を作る
  3. 没頭==フロー状態 作業の時間を作る 生活に即している 本人が行う 本人の身体を使って行う
  4. 没頭==フロー状態 作業の時間を作る 生活に即している 本人が行う 本人の身体を使って行う 健康的なところへの視点を持つ 活動の中で 本人と味わう ステップを見える化する 道具,環境,機会をカスタマイズする
  5. 没頭==フロー状態 作業の時間を作る 生活に即している 本人が行う 本人の身体を使って行う 健康的なところへの視点を持つ 活動の中で 本人と味わう ステップを見える化する 道具,環境,機会をカスタマイズする 作業を使う 個人と環境に焦点を当てる 一緒に考える 実際に行う 過程 共有 ライフステージ
  6. PTOT法は特に変わってません WHOの定義はこれに近い
  7. 作業のレンズで人を見る:作業中心に世界や人間を理解する
  8. 個人に帰属する障碍だけでなく,(対比される)健常者でも環境により不適応状態になった場合は対象となる.作業機能状態と作業機能障碍について また予防的作業療法も包括される事になる. 機械論,還元論中心のころ
  9. 作業の定義:人の環境に対する働きかけ.目的的な行為が作業となる.
  10. と環境調整も入ります.
  11. 作業遂行と結びつきのカナダモデル http://samurai-ot-blog.blogspot.com/2012/09/blog-post_20.html ちょっとややこしい.この場合の「人」はその人の物理的実体というより,その本質や実存を表す. つまりスピリチュアリティが人の気持ちや考え、行動を決めていき,どんな作業をどのように行うのかを決めていく スピリチュアリティは個々人すべて違うので,そこから情緒や認知,身体が出てくる.
  12. 作業遂行と結びつきのカナダモデル http://samurai-ot-blog.blogspot.com/2012/09/blog-post_20.html 人と環境を作業が結びつけるという図.なので結び付けられない時に作業を以って支援するのが作業療法
  13. 作業機能障碍についてはOBP2.0とほぼ一緒
  14. 作業機能障碍についてはOBP2.0とほぼ一緒 興味:こんな歌ありましたね ドリカム 習慣:時間と物理的環境が大事な要素.一つの行動が次の行動を生起する 役割:人は複数の集団に所属しているため,各々の集団における文脈に沿った振る舞いを行う
  15. OBP:簡単に言うと,作業のレンズで人を見る トップダウンの方法 作業療法を展開していく中で,どうしても現在は他のスタッフとの衝突が起こりやすい
  16. 作業不均衡 作業のバランスが崩れている状態 作業疎外 作業に意味を見いだせない 作業周縁化 作業の価値を周囲が理解しない 作業剥奪 作業ができる状態から離されている その人の作業機能障害を知るためには,その人の作業機能状態を知る必要がある. そのためには本人から作業とその意味を聞き出す必要がある. ツールとしてOSAII,ADOC,作業聞き取りシートなど.
  17. 2. 「思いが伝わっていない」   と感じたことはありますか? 3. 「意見を言うと怒られそう」   と感じたことはありますか? 4. 「人間関係に疲れる」   と感じたことはありますか? 信念対立とは? •  信念対立とは、自分 にとって当たり前の認 識/行為がうまく通じ ないと感じられる状態 で生じる問題である   •  信念対立は様々な領 域で、医療従事者も 患者も家族も体験して いる   京極真:信念対立解明アプロー チ入門.中央法規出版、2012
  18. 信念対立の解き方 •  信念対立は「自分にとっての当たり前がうまく 通じない」という感覚が起点になって生じる問 題である   •  したがって、信念対立を解くためには以下の 2点が必要になる   1.  いろんな認識/行為があると気づけること   2.  さまざまな認識/行為の調整ができること   22. いろんな認識/行為があると気づけること •  信念対立を克服するには、状況と目的によっ て認識/行為は異なると気づく必要がある   •  理想は、信念対立に関係する人人が状況と 目的に気づくこと   •  ひとりだけでも気づけば、信念対立の発生の 仕方が変わる   •  さしあたり、まずは自分から! 23. いろんな認識/行為があると気づけること •  状況に気づくコツ   –  信念対立が生じた状況に意識を向ける   –  具体的な事実をよく振り返って考える   –  状況を言葉で言い当てる   •  目的に気づくコツ   –  自身の実践に対して「何のために?」と問う   –  目的を持つに至った経緯と理由を内省する   –  目的を言葉で言い当てる   24. いろんな認識/行為があると気づけること •  自分の状況と目的に気づいたら、他の人がそ れに気づけるように促してみよう   •  状況に気づいてもらうコツ   –  「どういう状況?」「きっかけは?」「何があった の?」「具体的に教えてくれる?」等と問いかける   –  価値判断よりも事実に密着する   •  目的に気づいてもらうコツ   –  「目的は?」「理由は何かな?」「何を意図してい るの?」「何のために?」等と問いかける   25. 状況と目的に気づく利点 •  自分にとっての当たり前は、特定の状況、特 定の目的でしか妥当しないと理解できる   •  人間の認識/行為は、状況と目的に応じて 異なるから、自分にとっての当たり前を過度 に一般化できないと理解できる   •  信念対立が生じたときに(生じそうになったと きに)、人人によって認識/行為は異なるか ら対立してもしょうがないと思えるようになる   etc 26. さまざまな認識/行為の調整ができること •  人によって認識/行為が異なると理解したうえ で連携を進めるには、状況と目的の吟味と共有 が必要である   •  人人の連携を促進できるよう、吟味を通してより 妥当な状況認識、共通目的を探ってみる   •  状況と目的の共有は他者理解の基本である   •  連携は状況と目的を踏まえて目的達成に役立 ちそうな方法を活用する、という視点で進める 27. さまざまな認識/行為の調整ができること •  状況を吟味・共有するコツ   –  それぞれの状況について話しあう   –  認識した状況に整合性はあるかを問う   –  よりつじつまの合う状況を把握していく   •  目的を吟味・共有するコツ   –  それぞれの目的について話しあう   –  病院や医療の理念に照らして、それらの目的は 妥当かどうかを問う   –  より納得しあえる目的を把握していく   28. さまざまな認識/行為の調整ができること •  調整のコツ   –  方法(認識/行為)にこだわらない   –  共有した状況と目的を踏まえて、目的の達成に 向けて柔軟に方法をつむいでいく   •  方法にこだわらないコツ   –  価値判断の一旦停止である   –  「〜であるべき」「〜でなければならない」という志 向はいったん脇におき、目的達成に使えそうな方 法を検討、採用していく   29. 信念対立解明アプローチの使い方 •  信念対立解明アプローチでは、信念対立が 発生したり、予見されたら、状況、目的、認識 /行為の観点から分析し、状況や目的を確 認したり、状況と目的と認識/行為の吟味を 通して実践を調整していく   •  それによって信念対立解明アプローチでは、 信念対立の軽減、予防を行い、人人のQOLを 向上させる
  19. ADOC Project https://sites.google.com/site/adocforot/home
  20. 関連としてMTDLPも少しお話しておきたいと想います.今いらっしゃる中でMTDLPの研修を修了した方はどのくらいいらっしゃるでしょうか.ああ,今は現職者研修にMTDLP研修も含まれているので,基本的に修了していると考えても良いのでしょうかね. MTDLPは作業を中心とした枠組みで生活を捉え,作業を実践していくモデルになります.要はOBPではあります.じゃあなぜわざわざこれを項目として取り上げるかというと,まぁぶっちゃけ言えば協会が推したいからですが,(ここデータを調べて持ってくる.実践の率や感想など),具体的には全体的にまだまだ(事例登録も?)実践データが蓄積されてないから,どれだけやれているのかわからない,又はまだまだ数が少ないからですね.出てきてはいるんですよ. 私見では,多分OT個々が取り組む意志は持っていると想います.けれど,MTDLP自体は連携のツールとして用いるものであり,また,特に医療福祉分野では他職種連携が前提となっているため,チームとしてMTDLPを進めていこうという事を周知するのが大変という面が大きいんじゃないかなと思ってます.また家族との関わり方や家族支援なども含めた,環境に対するアセスメントとアプローチも重要,というより,ここって大変ですけど,場合によっては本人主体へのアプローチ以上に重要な場合も決して少なくはないという帰結になる事が多いのではないかと思います.そうするとどうでしょう.これはOT一人がどうこう出来る範囲を超えてしまいますね. JAOTからの要請は強い.
  21. 関連としてMTDLPも少しお話しておきたいと想います.今いらっしゃる中でMTDLPの研修を修了した方はどのくらいいらっしゃるでしょうか.ああ,今は現職者研修にMTDLP研修も含まれているので,基本的に修了していると考えても良いのでしょうかね. MTDLPは作業を中心とした枠組みで生活を捉え,作業を実践していくモデルになります.要はOBPではあります.じゃあなぜわざわざこれを項目として取り上げるかというと,まぁぶっちゃけ言えば協会が推したいからですが,(ここデータを調べて持ってくる.実践の率や感想など),具体的には全体的にまだまだ(事例登録も?)実践データが蓄積されてないから,どれだけやれているのかわからない,又はまだまだ数が少ないからですね.出てきてはいるんですよ. 私見では,多分OT個々が取り組む意志は持っていると想います.けれど,MTDLP自体は連携のツールとして用いるものであり,また,特に医療福祉分野では他職種連携が前提となっているため,チームとしてMTDLPを進めていこうという事を周知するのが大変という面が大きいんじゃないかなと思ってます.また家族との関わり方や家族支援なども含めた,環境に対するアセスメントとアプローチも重要,というより,ここって大変ですけど,場合によっては本人主体へのアプローチ以上に重要な場合も決して少なくはないという帰結になる事が多いのではないかと思います.そうするとどうでしょう.これはOT一人がどうこう出来る範囲を超えてしまいますね. 大事なのは本人の暮らしにおいて重要な作業を本人と共有し,またそれを他の支援スタッフへと広げて,本人が作業的存在へとなる事. その中で必要となるメソッドについてはあくまで一例なので,但し広がっていけばこの書式が基準となる,事を踏まえた上でツールを取捨選択していく. ADOCでもCOPMでもNPIでも良い.
  22. 「Greenら(1996, 2000)により認知機能障害が社会的転帰と強く関連することが明らかになってからというもの、治療のターゲットとして認知機能障害の重要性が認められつつあります。 認知機能障害は「何かをしようとしても気が散ってしまい集中が困難になる」、「授業で配布された資料の内容を覚えようとするものの記憶が悪い」、「言われた言葉を忘れてしまう」、「いくつかのことを同時に行うとき作業を効率よく進められない」など様々な形で日常生活の中で認められます。言い換えると、日常生活における障害(生活のしづらさ)と認知機能障害は密接に関連していると言えます。」(イルボスコ 東邦大学医療センター大森病院) 認知機能障碍:記憶,注意,実行機能の障碍.→精神症状以上に生活のしづらさへと向かう. 症状の重症度とは関係がない 定型抗精神病薬による影響を受けない。しかし新しい非定型抗精神病薬による改善の効果は期待される やる気や意欲の低下ではない. 知的機能の低下ではない 神経認知 社会認知(状況認知):社会的交流を円滑にするために必要な認知能力.心の理論,情緒推定過程,感情的な意思決定が重要 心の理論(Theory of Method):他者の意向や傾向,信念などを推し量る 社会知覚:言語的・非言語的な手がかりから社会的な状況の文脈や相互の関係性,役割などを同定する 社会知識:社会的な状況を特徴づけ,社会における相互関係をガイドする,ルールや役割,目的に関する知識 帰属バイアス:ポジティヴまたはネガティヴな事象の原因を推測する際の個人に典型的なスタイル 情動処理:情動の認知,使用に関する幅広い内容を含有,情動処理に関する有力なモデルでは,情動の知覚,情動による思考の促進,情動の理解,情動の管理の4つのコンポーネントが含まれる 統合失調症における認知機能障害は、全般性言語記憶と学習能力の低下、作動記憶と長期の記憶再生の障害、注意持続と注意集中時の情報処理容量低下、言語流暢性低下、などが、統合失調症において起こる認知機能障害といわれています。そして、この障害によって社会生活機能や社会的認知の障害が引き起こされるとされています。 うつ病患者の認知機能障害でよく知られているのは,注意・学習・記憶・遂行機能の障害であるとの報告があります。( Lee RS et al,J Affect Disord, 140(2):113-124,2012) うつ病の病相期における記憶機能については,エピソード記憶や言語性・視覚性記憶の低下を報告したものが多いようです。(Burt DB et al,Psychol Bull, 117(2):285-305,1995) 成人の双極性障害患者における特性的な認知障害として、注意・処理速度・エピソード記憶・遂行機能が強調されており、これらの認知障害は前頭葉ー線条体、および中側頭葉ー系の神経システムの機能不全を示唆すると考えられ、寛解期においても患者の社会機能に影響を及ぼしているとの報告があります。(日本生物学的精神医学会誌21(3)213-216,2010) https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1110030330.pdf https://kwmw.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=13602&item_no=1&page_id=13&block_id=17 http://cogniscale.jp/function/socialcog/ http://minago.sakura.ne.jp/wp/%e8%b3%87%e6%96%99/
  23. 「Greenら(1996, 2000)により認知機能障害が社会的転帰と強く関連することが明らかになってからというもの、治療のターゲットとして認知機能障害の重要性が認められつつあります。 認知機能障害は「何かをしようとしても気が散ってしまい集中が困難になる」、「授業で配布された資料の内容を覚えようとするものの記憶が悪い」、「言われた言葉を忘れてしまう」、「いくつかのことを同時に行うとき作業を効率よく進められない」など様々な形で日常生活の中で認められます。言い換えると、日常生活における障害(生活のしづらさ)と認知機能障害は密接に関連していると言えます。」(イルボスコ 東邦大学医療センター大森病院) 認知機能障碍:記憶,注意,実行機能の障碍.→精神症状以上に生活のしづらさへと向かう. 症状の重症度とは関係がない 定型抗精神病薬による影響を受けない。しかし新しい非定型抗精神病薬による改善の効果は期待される やる気や意欲の低下ではない. 知的機能の低下ではない 神経認知 社会認知(状況認知):社会的交流を円滑にするために必要な認知能力.心の理論,情緒推定過程,感情的な意思決定が重要 心の理論(Theory of Method):他者の意向や傾向,信念などを推し量る 社会知覚:言語的・非言語的な手がかりから社会的な状況の文脈や相互の関係性,役割などを同定する 社会知識:社会的な状況を特徴づけ,社会における相互関係をガイドする,ルールや役割,目的に関する知識 帰属バイアス:ポジティヴまたはネガティヴな事象の原因を推測する際の個人に典型的なスタイル 情動処理:情動の認知,使用に関する幅広い内容を含有,情動処理に関する有力なモデルでは,情動の知覚,情動による思考の促進,情動の理解,情動の管理の4つのコンポーネントが含まれる 統合失調症における認知機能障害は、全般性言語記憶と学習能力の低下、作動記憶と長期の記憶再生の障害、注意持続と注意集中時の情報処理容量低下、言語流暢性低下、などが、統合失調症において起こる認知機能障害といわれています。そして、この障害によって社会生活機能や社会的認知の障害が引き起こされるとされています。 うつ病患者の認知機能障害でよく知られているのは,注意・学習・記憶・遂行機能の障害であるとの報告があります。( Lee RS et al,J Affect Disord, 140(2):113-124,2012) うつ病の病相期における記憶機能については,エピソード記憶や言語性・視覚性記憶の低下を報告したものが多いようです。(Burt DB et al,Psychol Bull, 117(2):285-305,1995) 成人の双極性障害患者における特性的な認知障害として、注意・処理速度・エピソード記憶・遂行機能が強調されており、これらの認知障害は前頭葉ー線条体、および中側頭葉ー系の神経システムの機能不全を示唆すると考えられ、寛解期においても患者の社会機能に影響を及ぼしているとの報告があります。(日本生物学的精神医学会誌21(3)213-216,2010) SCIT(スキット)は、精神症状を持つ患者さんに対し、社会認知*を鍛えて、対人関係をより良くするためのトレーニングを行う、リハビリテーションの一つです。 写真やビデオを見たり、ゲームをしたり、お互いの体験を聞いたり、話し合ったりしながら学んでいきます。 トレーニングを通して、対人関係で何が起きているかの把握の仕方・感情についての理解・結論へ飛びつかずじっくり考えることを学び、これらを実生活の中で応用していく方法を身につけます。 https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1110030330.pdf https://kwmw.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=13602&item_no=1&page_id=13&block_id=17 http://cogniscale.jp/function/socialcog/ http://minago.sakura.ne.jp/wp/%e8%b3%87%e6%96%99/
  24. 「Greenら(1996, 2000)により認知機能障害が社会的転帰と強く関連することが明らかになってからというもの、治療のターゲットとして認知機能障害の重要性が認められつつあります。 認知機能障害は「何かをしようとしても気が散ってしまい集中が困難になる」、「授業で配布された資料の内容を覚えようとするものの記憶が悪い」、「言われた言葉を忘れてしまう」、「いくつかのことを同時に行うとき作業を効率よく進められない」など様々な形で日常生活の中で認められます。言い換えると、日常生活における障害(生活のしづらさ)と認知機能障害は密接に関連していると言えます。」(イルボスコ 東邦大学医療センター大森病院) 認知機能障碍:記憶,注意,実行機能の障碍.→精神症状以上に生活のしづらさへと向かう. 症状の重症度とは関係がない 定型抗精神病薬による影響を受けない。しかし新しい非定型抗精神病薬による改善の効果は期待される やる気や意欲の低下ではない. 知的機能の低下ではない 神経認知 社会認知(状況認知):社会的交流を円滑にするために必要な認知能力.心の理論,情緒推定過程,感情的な意思決定が重要 心の理論(Theory of Method):他者の意向や傾向,信念などを推し量る 社会知覚:言語的・非言語的な手がかりから社会的な状況の文脈や相互の関係性,役割などを同定する 社会知識:社会的な状況を特徴づけ,社会における相互関係をガイドする,ルールや役割,目的に関する知識 帰属バイアス:ポジティヴまたはネガティヴな事象の原因を推測する際の個人に典型的なスタイル 情動処理:情動の認知,使用に関する幅広い内容を含有,情動処理に関する有力なモデルでは,情動の知覚,情動による思考の促進,情動の理解,情動の管理の4つのコンポーネントが含まれる 統合失調症における認知機能障害は、全般性言語記憶と学習能力の低下、作動記憶と長期の記憶再生の障害、注意持続と注意集中時の情報処理容量低下、言語流暢性低下、などが、統合失調症において起こる認知機能障害といわれています。そして、この障害によって社会生活機能や社会的認知の障害が引き起こされるとされています。 うつ病患者の認知機能障害でよく知られているのは,注意・学習・記憶・遂行機能の障害であるとの報告があります。( Lee RS et al,J Affect Disord, 140(2):113-124,2012) うつ病の病相期における記憶機能については,エピソード記憶や言語性・視覚性記憶の低下を報告したものが多いようです。(Burt DB et al,Psychol Bull, 117(2):285-305,1995) 成人の双極性障害患者における特性的な認知障害として、注意・処理速度・エピソード記憶・遂行機能が強調されており、これらの認知障害は前頭葉ー線条体、および中側頭葉ー系の神経システムの機能不全を示唆すると考えられ、寛解期においても患者の社会機能に影響を及ぼしているとの報告があります。(日本生物学的精神医学会誌21(3)213-216,2010) SCIT(スキット)は、精神症状を持つ患者さんに対し、社会認知*を鍛えて、対人関係をより良くするためのトレーニングを行う、リハビリテーションの一つです。 写真やビデオを見たり、ゲームをしたり、お互いの体験を聞いたり、話し合ったりしながら学んでいきます。 トレーニングを通して、対人関係で何が起きているかの把握の仕方・感情についての理解・結論へ飛びつかずじっくり考えることを学び、これらを実生活の中で応用していく方法を身につけます。 https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1110030330.pdf https://kwmw.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=13602&item_no=1&page_id=13&block_id=17 http://cogniscale.jp/function/socialcog/ http://minago.sakura.ne.jp/wp/%e8%b3%87%e6%96%99/
  25. 精神科疾患を持つ方の生活習慣病や、高齢化による身体機能の低下に対して、身体運動による 支援は精神科作業療法における重要な手段と言えます。しかし、運動プログラムを運用する為に は、精神科疾患における心身機能の状態や、実施におけるリスク管理、展開方法といったノウハウ が欠かせません。 今年度の学術研修会でも行う予定です.以上宣伝でした.
  26. 就労支援室には非常勤のOTさん(福井基礼氏)がいます.ただ3年で終わるので,次はどうなるか. 若楠,ワーカーズ佐賀,たちばな,東方会 グループホーム 自立訓練(機能訓練,生活訓練),就労継続支援(A型,B型),就労移行支援,就労定着支援 障がい者相談支援事業所(基幹,特定,一般) 地域活動支援センター(ぷらっと) 20箇所123型含め その他 相談支援事業所 WAMNETで検索すればいろいろ載ってます. OD:オープンダイアローグ オープンスペースゆるか(久留米出遇いの会),リカバリーカレッジ佐賀(2019年2月〜), 佐賀ACTPlus どうやって連携するか.まず知る事,そして体験する事.人繋がりは大きい.クライアントが繋げてくれる.
  27. 実際には支援者に対して担当する人が多すぎて単独での支援が手薄になってきている→支援者連携が重要 もしもしネット:若楠 ワーカーズ佐賀ステップワーカーズ たちばな会:たちばな学園 RuRi:東方会
  28. 医療従事者にとっては身近な支援機関. 各事業所の詳しい内容を見たいときにはWAMNetがおすすめ 就労移行支援は新規でできる反面,休止・廃止するところもありました.就職者がいない,人員が足りないなど 最近は平衡状態です. 新規で就労定着支援ができました. 区分施設・事業所数定員計 生活介護19 1,288 生活介護・就労継続支援(B型)1 96 自立訓練(生活訓練)・就労移行支援1 69 就労継続支援(B型)1 30 H30.8.1 区分施設・事業所数定員計 療養介護5 556 生活介護42 693 自立訓練(機能訓練・生活訓練)10 116 就労移行支援24 199 就労継続支援(A型)44 692 就労継続支援(B型)119 2,514 就労定着支援0 0 
  29. ACT全国ネットワークより引用 Q-ACT(福岡市)(久留米)(北九州) ACT-K(京都) http://assertivecommunitytreatment.jp/?page_id=898
  30. まぁ「療法」と銘打つのはどうなのかという点がありますが. ちなみにYoutubeでオープンダイアローグの動画が上がってます. 源流は家族療法 フィンランドでは公的保険の対象 オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン 齋藤孝せんせい https://www.opendialogue.jp/ 未来語りのダイアローグ
  31. http://recoverycollege-research.jp/
  32. http://recoverycollege-research.jp/
  33. きらり 「きらりの集いは、 自分の人生を生きる当事者同士として、 互いの経験から学びあう“ピアサポート”と、 自分らしい生き方を探求する“リカバリー”をテーマとした 全国規模のイベントです。」 ピアサポート協会が主催して始まり,今はきらりの集いが主催しています. 2013年から福岡,鹿児島,佐賀(佐賀市歴史民俗館),広島,名古屋,沖縄,2019年1月13日に島根で行われました.2020年は東京の予定です. WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  34. きらり 「きらりの集いは、 自分の人生を生きる当事者同士として、 互いの経験から学びあう“ピアサポート”と、 自分らしい生き方を探求する“リカバリー”をテーマとした 全国規模のイベントです。」 誰もがその人固有の魅力があり、他者と出会うことで、その可能性は“きらり”と光る。私たちは、このイベントをつくる過程を通じて、社会的役割を脱ぎ、素のままの自分で他者と出会う場,つまり温泉のような場をコミュニティの中に拓くことを目指しています。 ピアサポート協会が主催して始まり,今はきらりの集いが主催しています. 2013年から福岡,鹿児島,佐賀(佐賀市歴史民俗館),広島,名古屋,沖縄,2019年1月13日に島根で行われました.2020年は東京の予定です. WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  35. きらり 「きらりの集いは、 自分の人生を生きる当事者同士として、 互いの経験から学びあう“ピアサポート”と、 自分らしい生き方を探求する“リカバリー”をテーマとした 全国規模のイベントです。」 誰もがその人固有の魅力があり、他者と出会うことで、その可能性は“きらり”と光る。私たちは、このイベントをつくる過程を通じて、社会的役割を脱ぎ、素のままの自分で他者と出会う場,つまり温泉のような場をコミュニティの中に拓くことを目指しています。 ピアサポート協会が主催して始まり,今はきらりの集いが主催しています. 2013年から福岡,鹿児島,佐賀(佐賀市歴史民俗館),広島,名古屋,沖縄,2019年1月13日に島根で行われました.2020年は東京の予定です. WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  36. きらり 「きらりの集いは、 自分の人生を生きる当事者同士として、 互いの経験から学びあう“ピアサポート”と、 自分らしい生き方を探求する“リカバリー”をテーマとした 全国規模のイベントです。」 誰もがその人固有の魅力があり、他者と出会うことで、その可能性は“きらり”と光る。私たちは、このイベントをつくる過程を通じて、社会的役割を脱ぎ、素のままの自分で他者と出会う場,つまり温泉のような場をコミュニティの中に拓くことを目指しています。 ピアサポート協会が主催して始まり,今はきらりの集いが主催しています. 2013年から福岡,鹿児島,佐賀(佐賀市歴史民俗館),広島,名古屋,沖縄,2019年1月13日に島根で行われました.2020年は東京の予定です. きらりの集い2015in佐賀 佐賀市歴史民俗館,エスプラッツ,656広場,及び周辺 ライヴ,分科会(WRAP 当事者研究 IPPO ワークショップ),出店 WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  37. WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. 決して障害を持つ人の特別なツールではない.誰もにとって使えるリカバリツール 精神科病院や福祉サービス事業所,地活,地域団体などで行われている. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. WRAPより緩やか. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  38. ソーシャルフットボール イタリアが発祥 世界大会もある 佐賀にもチームがあります(いぬおデイケア) 精神科病院同士でのバレーボール大会 精神障害者スポーツ大会 ドリームバスケットボールは作業療法士が代表が神奈川,京都,大阪 青森,千葉,福島,埼玉,神奈川,京都,大阪,高知 WRAPやIPPOなどはPSWさんがより主体となって地域で実践していることが多い.が,OTも関わっている人はそれなりにいる. 地域のコミュニティや事業所でも行っていたりする.ここら辺では久留米・大牟田(筑後地区)で盛んに行われている. WRAP Copelandさんが自分自身のうつ病を経験した後に回復していく中で行っていった事を整理し体系化していった内容. 自分を大切にし,自分の身体や心の声に耳を澄ませてみる.そしてちょうどよい自分,いい感じでいる自分のために行っていく事. WRAPは久留米大学の坂本明子せんせいが日本へ導入してきています. IPPOは坂本せんせいが独自に作り上げている方法です.どちらも当事者が自分を自分でより良い状態にしていくための方法で,グループワークで学んでいきながら日々の暮らしに役立てていく流れになってます.当事者の会や地活,障害福祉サービス事業所で定期的・不定期的に行ってあります. IPPO 任意団体のぼりびと <設立の経緯>  本団体の活動の基盤となったものはNPO法人WRAP研究会の活動である。精神疾患をもつ人のリカバリーを促す支援を目指して、WRAPの活動を行ってきたが、日本の歴史や地域の風潮、疾患をもつ人自身の偏見・差別に対する不安から、地域で行われているWRAPプログラムの参加に至らない人たちが多くいる現状が見えてきた。 そこで一歩を踏み出したくても踏み出せない地域で暮らす精神障碍者の方々のために、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で気軽に参加することができるリカバリーを促すプログラムが必要と考え、2012年2月、本団体を設立し活動を開始した。活動開始は、団体設立前の2011年8月に最初のプログラムを実施し、2012年8月までに、計3回のプログラム実施、参加者は30名弱と検討会3回実施した。プログラムは、普段通っている精神科病院や障害者支援施設で実施し、対象者は各施設の利用者である。またプログラムを実践するファシリテーターは、精神保健福祉領域の専門職や精神障害者当事者、精神保健福祉サービスの利用者であり支援者であるピアスタッフなど、多様な人たち複数が訪問して行う形をとっている。また、プログラム実践前後に参加者にアンケートを取り、本プログラムの効果についての研究にも着手している。なお、プログラム参加者は、一歩を踏み出し、行動を起こす変化があり、アンケートの結果からもセルフスティグマの変化やリカバリーの促進が見られた。参加者の反応からも今後の活動継続の必要性を感じている。  本団体の目的は、精神疾患をもち、地域で生活する人の社会参加、リカバリーを促すことである。リカバリーは精神疾患の改善を目指すものではなく、症状や障害をもちながらも自分らしい生活を取り戻すプロセスであり、本団体は、個人のその人らしい生活を自分で取り戻すことまたは作っていくことの第一歩を、つまり社会参加を支援するものである。  本団体は、精神疾患をもち地域で生活する人だけでなく、その家族や専門家を含む周囲の人々も対象として、リカバリーに向けた支援活動を実施する。精神疾患をもつ人のリカバリーには、周囲のリカバリーに対する理解が必要であり、また家族のリカバリーも必要である。その為、対象は、当事者だけでなくその周囲の人も対象とする。  本団体は、精神疾患をもつ人およびその周囲の人々のリカバリーを促すことで、地域の活性化や地域の人々のつながりにも貢献できる。リカバリーの考え方は、人々の心の健康を促すものであり、自分らしい生き方を獲得していくものである。精神疾患をもつ人から生まれた言葉であるが、誰にも適用できる。したがって、精神疾患をもっている持っていないにかかわらず、いろんな人がリカバリーについて知る、考える機会を提供していくものである。さらに本プログラムを実践して、普段通所する場所では出会えない人々がつながり、交流し、社会参加を促進することを目的としている。 そのために 1他精神科病院・障害者支援施設における訪問型のリカバリープログラムの実践 2本リカバリープログラムの効果の検証 3本リカバリープログラムの普及 4ネットワークの構築 任意団体のぼりびと(IPPO) http://fields.canpan.info/organization/detail/1134634292 当事者研究は北海道の浦河にあるべてるの家から始まったと言われています
  39. いろいろFBで告知があってます. その他 県士会主催の研修会,現職者研修や学術研修会もありますし,その他地域のコミュニティや医療機関・福祉機関など様々なところで研修会が行われています.作業療法士を対象とした研修会は士会からの連絡でわかりやすいですが,その他は例えばPSWさんに聞いてみるとかすれば情報は得られるかもしれません.また最近はネットでお知らせしている場合も多いので,そちらでも情報収集をしていくと良いでしょう. 吉備国際大学の京極せんせ,寺岡せんせが中心になってらいすた(Live Study)をやってます.またYoutubeでもやってあります.他の人たちもライブストリーミングで発信しています. 日本財団 精リハ学会
  40. 制度対策部障害保健福祉対策委員会障害者支援班 平成25年度より障害保健福祉領域の作業療法士に共通する役割や課題を抽出し、配置促進につなげること、地域における取り組みを協会会員に広報すること、会員相互のネットワークを構築することを目的に『障害保健福祉領域における作業療法(士)の役割に関する意見交換会』を全国各地で開催してきました。先駆的な活動を実践している作業療法士に報告をしてもらい、意見交換を重ねることで、同領域における作業療法(士)の役割と有用性を学ぶことができており、参加者から同領域で活躍する作業療法士も出てきています。   この意見交換会が今回で10回目という一つの節目を迎えることになりました。これまでの総括と今後の展開に向け、実践報告だけでなく、基調講演や行政説明なども交え、障害保健福祉領域における作業療法(士)の役割について整理し、今後の活動展開を考える機会にしたいと思います。   障がいのある子どもから成人の生活支援、就学・就労支援、相談支援に携わっている方、興味がある方どなたでもご参加いただけます。地域での作業療法士の役割、面白さ、可能性について語り合いましょう。ぜひご参加ください。  
  41. いろいろFBで告知があってます. 就労支援フォーラム 2014年より12月ごろ東京開催 ベルサール新宿グランド 日本財団 精リハ学会
  42. 日本財団主催 帝京平成大学で行われている 2009年から開始 当事者が主体になり IMR(Illness Management and Recovery: 疾病管理とリカバリー)は、一人ひとりのリカバリーの実現に向かって、自分で疾病管理ができるように支援するパッケージ化されたプログラムです。科学的根拠のある心理社会的実践 (EBP) の1つとして知られるようになってきています。IMR研修会では、IMRの概要・内容・原則を紹介するとともに、実践報告として実施している方からもお話しを伺います。 家族支援の必要性が理解されるようになってきました。これまでの当事者に付き添う家族を待つ支援ではなく、今後は家庭にアウトリーチして家族まるごとの支援を実現する必要があります。しかし、これまで家族というと親をさすことが多かったため、さまざまな立場の家族の困難の実態は知られていません。そのような中、最近では子どもの存在もマスコミで注目されるようになり、子ども自身による活動も始まっています。 この分科会では、親・きょうだい・配偶者・子どもといったさまざまな立場の家族の困難を知るとともに、家族自身のピアサポートの可能性を探り、家族のリカバリーを考えたいと思います。
  43. 日本財団主催 帝京平成大学で行われている 2009年から開始 当事者が主体になり IMR(Illness Management and Recovery: 疾病管理とリカバリー)は、一人ひとりのリカバリーの実現に向かって、自分で疾病管理ができるように支援するパッケージ化されたプログラムです。科学的根拠のある心理社会的実践 (EBP) の1つとして知られるようになってきています。IMR研修会では、IMRの概要・内容・原則を紹介するとともに、実践報告として実施している方からもお話しを伺います。 家族支援の必要性が理解されるようになってきました。これまでの当事者に付き添う家族を待つ支援ではなく、今後は家庭にアウトリーチして家族まるごとの支援を実現する必要があります。しかし、これまで家族というと親をさすことが多かったため、さまざまな立場の家族の困難の実態は知られていません。そのような中、最近では子どもの存在もマスコミで注目されるようになり、子ども自身による活動も始まっています。 この分科会では、親・きょうだい・配偶者・子どもといったさまざまな立場の家族の困難を知るとともに、家族自身のピアサポートの可能性を探り、家族のリカバリーを考えたいと思います。
  44. 精リハ学会 25回 久留米 26回 2018年12月14日〜16日 早稲田大学国際会議場 医療者,地域支援者,当事者など職種・領域を超えた組織
  45. 最近は作業療法士や所属する組織がWebで情報発信を多く行ってありますので,それらを見ていくのも Google Scholar PTOTSTnet 湘南OT Web Live Study(らいすた)