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ProcessBasedTherapy_JABCT2022_Discussion1.pdf

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日本認知・行動療法学会第48回大会の自主企画シンポジウム「Process-Based Therapyとは何か? その概要と発展可能性を議論する」用に作成したスライド資料です (指定討論の1件目)。

企画タイトルが表す通り,「PBTっていったいなんなんだ?」をみんなで考えようというシンポジウムになっています。そうしたシンポの中,五十嵐友里先生によるこの指定討論では,「認知行動療法などの臨床実践の視点からみたPBTへの期待・課題・疑問点」をわかりやすくご指摘いただきました。

PBTについてまだよく知らない人も,ぜひ資料を読んでみてください。PBTを一緒に学び,さらにその先の道を切り拓く仲間が増えることを祈っています!

日本認知・行動療法学会第48回大会の自主企画シンポジウム「Process-Based Therapyとは何か? その概要と発展可能性を議論する」用に作成したスライド資料です (指定討論の1件目)。

企画タイトルが表す通り,「PBTっていったいなんなんだ?」をみんなで考えようというシンポジウムになっています。そうしたシンポの中,五十嵐友里先生によるこの指定討論では,「認知行動療法などの臨床実践の視点からみたPBTへの期待・課題・疑問点」をわかりやすくご指摘いただきました。

PBTについてまだよく知らない人も,ぜひ資料を読んでみてください。PBTを一緒に学び,さらにその先の道を切り拓く仲間が増えることを祈っています!

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  1. 1. 指定討論 臨床実践の視点から 五十嵐友里 公認心理師・臨床心理士 認定行動療法士・認知行動療法師・認知行動療法スーパーバイザー 東京家政大学 人文学部 埼玉医科大学 総合医療センター 日本認知・行動療法学会第48回大会 Process-Based Therapyとは何か? その概要と発展可能性を議論する
  2. 2. 日本認知・行動療法学会第48回大会 COI 開示 発表者名:五十嵐友里 演題発表内容に関連し、発表者には、 開示すべきCOI関係にある企業等はありません。
  3. 3.  共通性と個別性から理解する 認知行動療法における問題理解と対応 同じような問題を 抱える人が 共通して持っている特徴 クライエントの個別性 認知行動モデル 行動分析 ケースフォーミュレーション(CF) 診断に基づいて選択される治療技法の選択 付加利用すべき治療技法の選択/非選択 用いる治療技法を用いる順番
  4. 4.  共通性と個別性から理解する エビデンスの示し方 同じような問題を 抱える人が 共通して持っている特徴 クライエント個別性 認知行動モデル 行動分析 ケースフォーミュレーション 診断に基づいて選択される治療技法の選択/非選択 付加利用すべき治療技法の選択/非選択 用いる治療技法を用いる順番 診断に基づいた 介入研究 単一事例研究
  5. 5.  環境と人間の相互作用を見る ・この相互作用によって生じる「刺激ー反応ー結果」の循環に注目 ・人間の中に起きること(私的出来事)は刺激にも結果にもなる 認知行動療法における個別の問題理解 ①刺激 ②反応 ③結果 環 境 人 間 ③結果 環 境 ①刺激
  6. 6. 思 考 反 応 身 体 気 分 行 動 認知行動療法における個別の問題理解  人を、思考・気分・行動・身体の4領域に分けて整理する  この4領域は、刺激にも結果にもなりうる
  7. 7.  問題を維持する悪循環と望むものを増やす良循環を見る ・環境と人間の反応の悪循環が問題を維持・悪化させ、 環境と人間の反応の良循環が望む生活に近づくコツ 認知行動療法における個別の問題理解 認知行動療法入門(熊野・鈴木・下山,2017) 思 考 反 応 ⾝ 体 気 分 ⾏ 動 ①刺激 ②反応 ③結果 環 境 人 間 ③結果 ①刺激
  8. 8.  生活歴から、反応パターンや4領域の特徴的な反応を理解する  これまでにどのような刺激に対してどのように反応して、どのような 結果を経験してきたかを知る(学習歴を教えていただく) 認知行動療法における個別の問題理解  協働的実証主義 ・共感的理解の上で一緒に現状や問題を外在化する 過去 現 在
  9. 9.  個人に最適化されたフォーミュレーションがデータから提示される ・コスト削減(回数減、CFやり直しリスク低減) ・重要な介入ポイントが同定される ・介入技法選択の妥当性が上がり、より高い効果を提供可能に ・介入効果の可視化(ネットワークの変化を動的追跡可能) ・治療者のスキルに依存しない ・治療者のバイアスからの影響を受けにくい ・質保証がしやすい ・インフォームドコンセントのための材料提供が明確になる これまでの認知行動療法にはないPBTの強み
  10. 10. PBTの発想を臨床に用いる上で気になること  協働的経験主義姿勢は不要?  協働的経験主義が生み出しているものは何か?  Cl.がTh.に感じる共感性  協働的感覚  自らが自らを理解した、導き出した、気づけたという感覚  能動性の向上(解決してほしい→解決しよう)  Cl.が自分の特徴を自ら発見していく手続きを手放すことの影響?  CFに対するCl.の確信度?納得感?  CFに対するCl.の確信度は、介入技法の実践にも影響する?  セルフコントロール能力を育むことに影響しないか
  11. 11.  データからCFが提供されることで利用されないもの?  過去のエピソード。「縦断的データ」の期間が短い?  Th.の面接中の行動観察や感じた感情や違和感などは不利用? PBTの発想を臨床に用いる上で気になること 過去 現 在 PBTで収集する データ範囲?
  12. 12.  継続で来談するクライエントは、 「このセラピストなら一緒に一緒にやってもらえそうだ」 「お金を支払う価値がありそうだ」 「以前より良くなっている」 と感じられなければ、来談は中断する。(小林,2014)  そのために、  これまでのCBTのどの部分をPBTに置き変えるのか  または、置き換えずに付加的に用いていくのか  これまでのCBTのどの部分は引き続き保持して進めるべきのか という整理や議論が求められるのではないだろうか。 PBTの発想を現場に普及させるにはどのような課題がありそうか
  13. 13. 貴重な機会をいただきありがとうございました 五十嵐友里 igarashi-y@tokyo-kasei.ac.jp

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