OSSを用いた監視/運用ツールの
運用課題について
2014/7/1DCXA OSS勉強会
株式会社サイタスマネジメント
米田 真治
自己紹介
u 米田 真治 (こめだ しんじ)
u 株式会社サイタスマネジメント CTO
u 経歴
u 学生時代にUNIXに出会う
u Internetにつながる環境がきた
u いろんなプログラムをビルドしているうちに、開発・構築の
楽しさに目覚める
u 学科のシステム管理を経験
u システム運用のおもしろさを覚える
u 就職してISPのサーバ構築・運用に携わる
u 2000年6月 サイタスマネジメント創業
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会社紹介
サイタスマネジメントでは24時間365日のシステム
監視・運用管理サービスを中心に、お客様の悩みや
課題に応じたソリューションをご提供いたします。
u  システム監視・運用管理マネジメントサービス
u  監視通知サービス:トラブルの未然防止・早期発見により
システムの安定稼動を支援
u  障害対応サービス: 経験豊富なエンジニアによる迅速な
ネットワーク復旧支援
u  運用管理代行サービス:高品質で幅広いサポートメニューでシステ
ム運用の負担を軽減
u  レポーティング: システムの運用状況や課題を把握し、改善提案を
実施
u  サーバ・ネットワーク構築
2014/7/1
http://www.situs.co.jp/	
DCXA OSS勉強会
OSSとのつきあい
u どんな製品を使っていますか
u OS
u ミドルウェア
u アプリケーション
u なにを基準に選んでいますか
u 機能、使いやすさ、堅牢性、拡張性
u 評判、流行
u ライセンスのタイプ
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OSS
u ここでは細かい定義には立ち入らずに、
つぎのポイントだけ考えます
u ソースコードが開示されている
u 自由に利用できる
u 自由に改変できる
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弊社の場合
DCXA OSS勉強会 2014/7/1
仮想化
u 利用者のメリット
u 構成や運用の自由度
u 集積度、利用率
u ハードウェア障害に対する保護
u デメリット
u 可用性の確保がとても重要
u 相応の規模が必要
u 構成によっては、ライセンス費用が高くなる
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パブリック クラウドサービス
u 利用者のメリット
u 調達のスピード
u 資産として持たなくて良い
u ハードウェアの故障から解放される
u 場所の制約からの解放
u デメリット
u 多かれ少なかれ制約を伴う
u ビジネスインパクト
u  自分たちでコントロールできないことも
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運用監視の上での課題
u  仮想化環境をあつかうために
u  API をつかって情報を引き出す必要がある
u  構成情報、状態
u  ハイパーパイザー
u  ストレージ
u  自動化 ̶̶ ディスカバリー、自動構成、自動実行
u  連携
u  ツールがない / 対応していない / 機能が不足
u  使われるミドルウェアは増えているが、
ツールが直接サポートするようにはなっていない
u  新たなAPIに対応できるようになるには時間がかかる
u  スピードについて行けていない
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情報を探す
u トラブル原因の究明
u 使いかたがわからない
u  マニュアルを見ても
わからない
u  ドキュメントの不足
u  解説や実例がない
u 疑問点、バグ?
自分が困っていることは、
同じように困っている人が
いるはず
u ググる
u コミュニティーにたよる
u 伝をたよる
u BTSを調べる
u 最新版を調べる
u 問い合わせる
u ソースコードを見て確かめる
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トラブルの例
•  UserParameterで取得している値が、
たまにエラーになる
•  UserParameterのプログラム側でロギングすると値は
返している
•  どうやら指数形式で返すときエラーになるようだ
•  浮動小数点形式にしているのにどうして?
•  ソースを見て確かめよう
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13. ディスカバリ - 3 ローレベルディスカバリ
3.3 SNMP OIDのディスカバリのマニュアル
ディスカバリのアイテムは、検出したエンティティそれぞれに対して2つのマク
ロ、{#SNMPINDEX} と {#SNMPVALUE}を生成します。
$ snmpwalk -v 2c -c public 192.168.1.1 IF-MIB::ifDescr
IF-MIB::ifDescr.1 = STRING: WAN
IF-MIB::ifDescr.2 = STRING: LAN1
IF-MIB::ifDescr.3 = STRING: LAN2
マクロ {#SNMPINDEX} は、ifDescrの後にくるOIDの部分から値(この
例では:1,2,3)を取得します。マクロ {#SNMPVALUE} は、OIDに一
致する値(この例では:WAN, LAN1, LAN2)から来ます。 このようにし
て、「snmp.discovery」アイテムは、マクロ→値のペアを3セット返しま
す。
{#SNMPINDEX} -> 1 {#SNMPVALUE} -> WAN
{#SNMPINDEX} -> 2 {#SNMPVALUE} -> LAN1
{#SNMPINDEX} -> 3 {#SNMPVALUE} -> LAN2
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疑問
複数のディスカバリを定義したいとき
どうすればいいの?
#SNMPINDEX は一度しか使えないの?
ソースを見て確かめよう
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足りない機能
•  Windows
WMI, Hyper-V
•  各種ハイパーバイザー
•  AWS
自分が困っていることは、
同じように困っている人がい
るはず
誰かが実現しているかも
u 探してくる
u  プラグイン、アドオン、テン
プレート、
拡張モジュール
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ひとつのツールだけに頼らない
「それ○○で、できるよ」
•  違うツールも参考にする
•  作って補う
カスタマイズ
改造するべきか否か
u 決断すれば、改造するのは簡単
u 動作の保証がなくなる
もともと NO WARRANTY なプロダクトです
u ただし、
バージョンアップに対応して維持してゆくのは
たいへん
u つくったものは、できれば公開してフィードバック
u あなた必要なものは、
同じように必要とする人がいるはず
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ツールの維持
u 見える化と形式知化
•  構成情報、変更履歴を残す
•  どこにどんな変更を施したか
•  依存関係
•  etckeeperなどの、自動化できるツールも活用
u 要はドキュメントを書きましょう
u バッドノウハウ
u 「HOW」だけではなく「WHY」も
u それでも知見やノウハウは人に依存する
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OSSとのつきあい方
私の場合
u メジャーかマイナーかはあまり気にしない
u 国内ではマイナーな場合もある
u 適度に保守されているようであればよし
u 複数の実装を見比べて良さそうなものを選択する
u 試す
u エレガントな方法より、わかりやすい方法を選ぶ
u 最適を求めすぎない
u できるだけシンプルに
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バグとのつきあい
u 直せるものは直してしまう
u クイックハックでもかまわない
u レポートを送付
u  できればパッチもつける
u 直せないもの
u 仕様上の問題、構造上の問題
u 手に負えない複雑なもの
u あきらめる
u ワークアラウンドを探す→ソースを見る
u 代替えのツールを使う
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まとめ
u オープン
u ソースを見る自由、利用する自由、改変の自由
u 改造する自由、再利用する自由
u コスト
u 自分のスキルと時間で払っているようなもの
u 限りある時間とお金をどう動かすか
u サポートを受けるためにお金をつかう
u 単なる利用者であり続けるなら
オープンであることのメリットは活かせない
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おしまい
ご質問がありましたら……
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