OSSガイダンス

企業と個人とコミュニティ
 活動と利用について
企業がOSSに取り組む事の意味
1社でクローズドなソースの場合のリスク
要因
 – メンテナンス・開発要員の常時確保(人的コ
   ストが掛かる)
 – ビジネス・フューチャーの固着化(务化すれ
   ば企業経営の足かせリスク)
 – プロダクトの延命リスク(つねに調査しプロ
   ダクトがフレッシュである事への対応)
 – 市場へのアプローチと顧客の開拓(営業努
   力)
リスク回避
どの要素が掛けてもマーケットで生き残れないし、1〜
2年で成功しなければコスト的な見直しを迫れる。悪化
すれば撤退しプロダクトは破棄される。

• この様なリスクを背負わずにビジネスチャンスを掴む
  には
• 人的コストは需要により発生し誰かが賄う。<顧客や
  需要のある時にその人が払う
• ビジネスフューチャーは消えない<経営指針を持った
  企業が参加。数社で協業も簡易に
• プロダクトの延命<必要な人が取り組む
• 市場へのアプローチと顧客の開拓<必要な人が取り組
  む
コミュニティを主体とする意味
• 企業もコミュニティの一部。企業コミュ
  ニティによるマーケットの形成
• 個人でも、参加する事でキャリアアップ
  や趣味に活用出来る
• ローカライズ、ビジネスロジックだけ自
  己実現させればよい
企業の役割
• マーケットの形成
• セミナー等による顧客開拓
• 出版、放送などメディア活動
• 集客しやすいので様々な活動を展開でき
  る
個人の役割
• 仕事に活かす
• 楽しみながら自分の可能性を広げる
• クリエイトする
自由参加の意味
• フューチャーが変われば取り組む企業も
  入れ替わる
• 個人や法人で責任を追わなくて良い
• 誰かが何とかしてくれる
• 必要な時だけ参加出来る
使う側の意味
• 自由に使える
• 多くの企業が参加しているので必要があ
  ればどこかに頼める
まとめ
• OSSは企業も個人も作る側も使う側も最小
  のリスクで最大の効果を引き出す事が可
  能な道具である

Oss活動指針