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MSYS2使いはじめました
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- 2. 自己紹介 H.Hiro 札幌出身 名古屋2年目になりました 某所で研究員やってます （情報系） 最近仕事ではC++ばかり 書いています Twitter: @h_hiro_ github: maraigue
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- 6. MSYS2って何だ(3/4) これまでにも、MinGW（Windowsにおける gccベースのビルド環境）や、MSYS（MinGWを 用いたコマンドライン環境）というものが あったのだが MSYS2はそれらを元にしつつも、さらに洗練された ものとして作られている（という印象） パッケージ管理ツール「pacman」 （Arch Linuxなどで使われているもの）が 標準搭載されており、ソフトの追加も容易
- 7. MSYS2って何だ(4/4) https://sourceforge.net/projects/msys2/ によると、 MSYSを独立に書き直したもの cygwinのPOSIX互換レイヤと MinGW-w64によって ネイティブのWindowsソフトとの 相互運用性を実現 MSYS2is an independent rewrite of MSYS, based on modern Cygwin (POSIX compatibility layer) and MinGW-w64 with the aim of better interoperability with native Windows software.
- 8. デモ MSYS2付属のシェルから利用する コマンドプロンプトから利用する pacmanを使う （ネットワークの調子が悪いとできないかも） ソースコードからビルドしてみる
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- 11. MSYS2を使っての所感(2/4) pacmanが便利すぎて、以下のものはWindows向け インストーラでインストールしたものを削除し pacmanでインストールしたものに一本化した Ruby,Python, Git, ImageMagick, ffmpeg … ただ、MSYS2版Rubyに変えた際、それまで使って いたスクリプトが動かないことがあって少し焦った マルチバイト文字を含むファイル名の扱いが 違うっぽい（単なるmingw版とも違う挙動） http://qiita.com/h_hiro_/items/47c7792d20c5d8caf7a0
- 12. MSYS2を使っての所感(3/4) pacmanのオプションの名称は、APTに慣れた私と しては少し不思議だった 新規にパッケージをインストールしたいときの オプションは、“install”とかではなく“sync” (-S) 例えば「pacman-S git」みたいな具合 パッケージを検索したいときは -S + “search” (-s) コマンドとしては「pacman -Ss 検索したい名前」 インストール済みパッケージのアップグレードは -S + “sysupgrade” (-u) “-S”がすごく大事にされてる！
- 13. MSYS2を使っての所感(4/4) MSYS2には標準でbashがついてくる pacmanでzshとかもインストールできる でも私は普段はコマンドプロンプト使ってます！ 先程デモで見せた通り、パスを通せば 普通に使えます bashやzshよりも、キーに対する反応が いいんだもん 補完がしょぼいってのはあるんですけどね…
- 14. 余談 Windowsでも、bashが提供されたり http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/752087.html パッケージ管理ツールを整備しようという動きはある なので、将来的にはMSYS2は使わなくても よくなるのかもしれない でも、MSYS2みたいに頑張っている人がいて それが一定の支持を得ているからこそ Microsoftも動いてくれたんじゃないかと思います
- 15. おわりに MSYS2使ったら何かと便利だった パッケージ管理ツールが使えるというのは強い。 環境構築で失敗する、というのが起きにくい WindowsでCUIのツールをよく使う方は ぜひお試しを もちろん、Windowsでソースコードからのビルドを よく行う人も