Introduction to LeSS
•こちらのまとめ・一部訳・物語の台本
• https://less.works/less/framework/introductio
n.html
3.
Introduction to LeSS
•Large-Scale Scrum: More with LeSSの第2章
2人のエコノミストが道を歩いていた。
1人が道ばたに紙が落ちているのを見つけた。
「あれは100ドル紙幣じゃないか?」
「違うさ」もう1人が答えた。「100ドル紙幣だったら、
もう誰かが拾っているよ」
LeSS Huge:
Requirement Areas
•1つのプロダクトに関わる人が1000人となると、あるいは100人であって
も、分割統治は避けられない。従来型の大規模開発では、以下のような
分割をする。
• 単一職能グループ(分析グループ、テストグループ、……)
• アーキテクチャ上のコンポーネントグループ(UI層グループ、サーバーサイドグループ、
データアクセスコンポーネントグループ、……)
• こうした組織はスピードが遅く、柔軟性に欠ける。理由は、(1)ムダが多い
(在庫、仕掛かり、引き継ぎ、情報の分散、……)、(2)ROIの回収に時間が
かかる、(3)計画と調整が複雑になる、(4)マネジメントのオーバーヘッド
が多い、(5)フィードバックや学びが貧弱である、などだ。
• また組織が単一のスキルやアーキテクチャへ「内向き」になり、顧客価値
へ「外向き」にならない。
54.
LeSS Huge:
Requirement Areas
•だがLeSS Hugeフレームワークでは、8チームより大きい場
合、職能やアーキテクチャでは分割しない。分割は顧客の関
心事の主要なエリアでおこなう。これを要求エリアと呼ぶ。
LeSSの原則である顧客中心を反映した分割だ。
55.
LeSS Huge:
Requirement Areas
•たとえば、証券取引のプロダクトを考えよう(証券のトレードや
管理をする)。顧客の要求の主要なエリア――要求エリア
――は、以下のようになる。
• トレードの処理(取引の開始から完了まで)
• 資産のサービス(株式分割、配当など)
• 新興市場への対応(ブラジルなど)
56.
LeSS Huge:
Requirement Areas
•概念的には、単一のプロダクトバックログに「要求エリア」属性を追加し、
アイテムにそれぞれ要求エリアを必ず1つだけ持たせる。
• そうして、エリアプロダクトバックログに集中できるようになる。概念的
には、単一のプロダクトバックログを参照するビューと考えられる。新市
場対応のエリアプロダクトバックログは次のようになる。
順序 アイテム 要求エリア ……
1 B 新市場対応
2 C トレード処理
3 D 資産サービス
4 F 新市場対応
順序 アイテム 要求エリア ……
1 B 新市場対応
4 F 新市場対応
57.
Area Product Ownerand
Teams
• LeSS Hugeでは新しいロールが1つ増える。要求エリアにはそれぞれ1人
エリアプロダクトオーナーがつき、そのエリアの専門家として、エリアプ
ロダクトバックログを管理する。また複数の――けっして1つではない
――フィーチャーチームがエリアプロダクトオーナー1人につき、そのエリ
アの専門チームとなる。
• したがって、たとえば証券プロダクトには、以下が存在することになる。
• 全体のプロダクトオーナーが1人、エリアプロダクトオーナーが2人、3人をサポートす
るプロダクトマネージャーたち
• (一番大きな)*証券トレード*要求エリアには6つのチーム
• あとの2つの要求エリアには、4チームずつ
• 要求エリアを担当するチームは固定だろうか?そうではない。時間ととも
にゆっくり、エリアの重要性が変化するのに合わせて、チームも増えたり
減ったりする――他のエリアと行き来するのが一般的だ。
58.
LeSS Huge
Framework Elements
•簡単に言ってしまうと、要求エリアそれぞれは(小さい方
の)LeSSを導入して、全体で統一したスプリントで並行して動
く。巨大な組織への導入時期のいろいろなやり方について、
顧客価値による導入と組織の章で議論する。
• 役割 ―― LeSSと同じだが、以下が変更点だ。2人以上のエ
リアプロダクトオーナーと、要求エリアごとに「4~8」チーム。
1人のプロダクトオーナー(プロダクト全体の最適化にフォー
カスする)、複数のエリアプロダクトオーナーが、プロダクト
オーナーチームを構成する。非常に大きなプロダクトグルー
プでは、サポート役のプロダクトマネージャもいることが多い。
The First Sprintin the New
Requirement Area
• 最初のスプリントでは、全体の時間の半分をリファインメント
にあてて、Dodd-Frankの理解に取り組んだ
• 半分の時間は開発に使い、小さなアイテムではあるものの
全体的な設計の議論に時間を費やしながら進めた
要約
70.
Sprint Review inthe New
Requirement Area
• 全エリアは同じスプリントで進み単一の出荷可能なプロダク
トインクリメントを作っているものの、スプリントレビューはエリ
アごとでおこなう
• ゾンビチームは1アイテム完成できた
• アリエル「予定では2アイテムだったけれど、でも1アイテム
完成できただけですごいわ」
要約
71.
The Second Sprint
•前よりも進めるようにはなったが、このスプリントでもやはり半
分くらいの時間はリファインメントにかけた
• このエリアに参加してくる予定のチームと、マルチチームの
PBRを実施したり、デザインワークショップを開催したりして、
Dodd-Frankの内容と設計について共有した
• Dodd-Frankの規模感とヤバさは、ゾンビチーム自身がいち
ばんよくわかっていた
要約