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【JSTQB_Advanced Level_TestManager】シラバス第6章
- 16. 6.2.3:投資効果(ROI)
# リスク 説 明
1 チームが未成熟 組織がツールを使う準備が整っていない
2
成果物のメンテナンスが
困難になる可能性
テスト中のソフトウェアが変更されることにより、ツール
による成果物に複数の版が必要になるため
3 テスト価値の低下
Test Analystのテストタスクへのコミット減少により。
例)自動化したスクリプトを実行しているときのみ、欠陥
検出の効率が低下してしまうなど
• ツール使用時に考慮すべきリスク
- 17. 6.2.3:投資効果(ROI)
# 利 点 説 明
1 反復作業の減少 -
2 テストサイクル時間の削減 -
3 テスト実行コストの削減 -
4 特定のテストタイプの実行数の増加 回帰テストなど
• ツールの利点(1/2)
- 18. 6.2.3:投資効果(ROI)
# 利 点 説 明
5 人的エラーの減少
・データ生成ツールによる、テストデータの有効性向上
・比較ツールによる、テスト結果比較時の精度向上
・スクリプトツールによる、テストデータ入力の正確性向上
6
テストに関する情報にアクセスするた
めに必要な工数の削減
・ツールにより生成されたレポートおよびメトリクス
・テストケース、テストデータなどのテスト資産の再利用
7 可能になるテストタイプの増加 性能テスト、ロードテストなど
8
自動化を実現したテスト担当者の地位
および
テスト組織全体の地位の向上
-
• ツールの利点(2/2)
- 22. 6.2.4:選択プロセス
• 各ツールに対する、評価のポイント(1/3)
カテゴリ 評価すべき能力 備考
分析
与えられる入力を「理解」できるか?
目的に合致しているか?
設計
既存の情報に基づいて
テストウェア設計を支援するか
要件からテストケースを生成するテスト
設計ツールなど
自動的に設計が行えるか?
実際のテストウェアコードは、メンテナ
ンスおよび使用が可能な形式で、全部あ
るいは一部が生成されるか?
必要なテストデータは、自動的に生成さ
れるか?
コードを解析しデータを生成できるか
- 23. 6.2.4:選択プロセス
• 各ツールに対する、評価のポイント(2/3)
カテゴリ 評価すべき能力 備考
データと
テストの
選択
必要なデータをどのように選択するか?
どのテストケースがどのデータセットを
使用して実行するかなど
手動または自動で入力した選択条件を受
け付けるか?
選択した入力に基づいて運用データを
「選別」する方法を決定できるか?
要件からテストケースを生成するテスト
設計ツールなど
カバレッジ基準に基づいて
必要なテストを決定できるか
指定した要件セットに基づいてトレーサ
ビリティを検証し、実行するテストケー
スを決定できるかなど
- 24. 6.2.4:選択プロセス
• 各ツールに対する、評価のポイント(3/3)
カテゴリ 評価すべき能力 備考
実行
自動実行できるか?
どのように停止し再起動するか?
関連するイベントを「把握」できるか?
テストケースに対しレポートされた欠陥
をクローズした場合に、自動的にテスト
ケースのステータスを更新できるかなど
評価
適切な結果を受け取っているかどうかを
どのように確認できるか
たとえば、テストオラクルを使用して応
答の正しさを確認できるかなど
どのような種類のエラー回復能力を提供
するか?
適切なログ記録およびレポートの機能が
用意されているか?
- 29. 6.4:ツールのメトリクス
# ツール種別 主な収集データ
1 テストマネジメントツール
● カバレッジメトリクス
● 利用可能なテスト・計画しているテスト
● 現在の実行ステータス
2 欠陥マネジメントツール
● 欠陥に関する現在のステータス
● 重要度・優先度・欠陥の分布
● 欠陥の混入/発見/検出フェーズや見逃し率
3 静的解析ツール ● 保守性の問題
4 性能テストツール ● システムの拡張性に関する情報
5 カバレッジツール ● テスト消化率
• ツール別にみた主な収集データ