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医学教育・臨床実習の充実化を求める活動 教育が将来の医師を創ります! 医学部教育について一度考えてみませんか?  全国有志医学生の会
【設立経緯】     2009 年 1 月  全国の医学教育に関心のある医学生が  インターネット上で医学教育について意見発表・  情報交換を行う目的で HP を設立。 【メンバー】  自称「メンバー」方式     =>自由参加・退会自由     =>医学教育に関心がある人なら誰でも OK ! 【目標】  医学教育に関して自分の興味・関心のあることをやり  インターネット上で皆とシェアする! あなたも今日からメンバーになりませんか? 全国有志医学生の会とは?
医療関係のニュースを聞かない日はありません。   医師不足解消のため、医学部定員が増えることになりました。 ただ、医学生として不安なのは、 現在の論調が医師数を増やすことだけに終始していること。  「医師の質」を担保するために 定員増に見合う教育環境がなければ、  国家試験に受かっただけの 「頭でっかちの医師」が出てくるだけと言えないでしょうか。  医師数だけでなく、医学教育の質も高めたい 良い医師育成のためには充実した医学部教育が必要です! 全国有志医学生の会の理念
・ サイト上での意見提言・医学教育関連情報の提供 ・臨床実習充実化への嘆願書作成 ・臨床研修に関するパブリックコメント提出 ・各大学の医学部の授業内容についての調査 ・「本当の」 PBL 実践部会    ー>ロールプレイング・樹形図など    効果的な教育法を広めるセッションを行う ・医学教育の充実化を求めるネット署名 ・「地域医療再生へ向けた医学教育改革」の提言 ・ 米国内科学会 日本支部 学生ポスター発表   「 Skype を使用した新しい勉強法について」 主な活動
現在の卒前教育では、医学部 6 年生までは与えられる責任が低く 学生の能力も十分ではありません。  にもかかわらず、初期研修医になると、 能力に合わない責任を背負わせられるため、  救急疾患の見逃しや初期研修医の抑うつ状態が生じています。   全国有志医学生の会 HP より 日本の医学教育
現在の医学部低学年における教育は、 ほとんど機能しておりません。  学生は 4 年生までに身につけるべき技能が身についていないため 5 年生以降の臨床実習もレベルの低いものになります。 これを解消すべく、 多くの大学で PBL( 小人数参加型教育 ) が 取り入れられていますが、 診断・議論の定式化がなされていないため、 目立った成果は上げておりません。   日本の医学部の PBL チュートリアル教育を変えたい! 【目標1】 誰でも使えるような教育手法を紹介・普及させる 【目標2】 学生でもルールとコツを学べば           チュ-ター ( 指導役 ) になれることを実証する 【最終目標】 本当の PBL の楽しさについて医学生&先生方に知ってもらう   全国有志医学生の会 HP より 「本当の」 PBL 実践部会
● 日本の医学生と研修医を観察すると ・欧米の医学部上級生と比較して  臨床経験がはるかに少ない  ・直接の患者対応の経験がほとんどない ● 日本の医学部上級生を観察すると ・病歴聴取を自分で行った経験がない ・身体所見を多臓器にわたって系統的にとった経験がない    第 37 会日本医学教育学会 特別講演  日本の医学生が優れた臨床医・指導医・研究医になるために Professor.Gordon L. Noel ( Oregon Health Sciences University )のスライドより 臨床学年における最も重要なカリキュラムは, 学生が直接患者ケアに参加できるクラークシップである 実習充実への嘆願書
[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],   ●回答● =>   ( 前略 )   したがって,ご提案の内容は    各大学の判断により現行制度でも可能です (08 文部科学省特区第 10 次最終回答 ) 医学教育改革ヘのアイデア 全国有志医学生の会 HP より 特定非営利活動法人医学教育振興センターより提案済
へき地・地域医療で中心的役割を果たすのは 地方医学部           ↓ これまでは,医師の派遣元としての役割に配慮してか, 地元ではその 役割が過大評価 されたり,   欠点が指摘されることがほとんどなかった           ↓  教育・診療の改善に向けたインセンティブが乏しい。           ↓ 将来のへき地・地域医療の担う医学生の視点から, 率直な現状について示し,解決策を提案する へき地・地域医療再生に向けた 医学教育改革の提案 全国有志医学生の会 HP より
学生のうちは「手技をすること」だけを考えがちですが、  もっと大切なことは 「いかに考えるか( clinical problem solving )」の訓練だと思います。  学生実習で重要なのは、問診・身体診察などを通して、  A/P を上級医にプレゼンテーションする機会 を与えられるということです。  医者に近づくという手ごたえを実感 ・  明確な到達目標と評価,そのプロセスへの裁量   (自習した方が早いなら講義はいらない.自習で十分) ・ 国家試験対策を超えた医学部教育   (放置され空き時間に過去問を解く臨床実習との訣別) 全国有志医学生の会 HP より 学生が求める医学部教育 より良い臨床実習のために
あなたも今日からメンバーになりませんか?  ● HP●http://www24.atwiki.jp/movefrom09 まずはサイトをご覧ください!!

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  • 3. 医療関係のニュースを聞かない日はありません。 医師不足解消のため、医学部定員が増えることになりました。 ただ、医学生として不安なのは、 現在の論調が医師数を増やすことだけに終始していること。 「医師の質」を担保するために 定員増に見合う教育環境がなければ、 国家試験に受かっただけの 「頭でっかちの医師」が出てくるだけと言えないでしょうか。 医師数だけでなく、医学教育の質も高めたい 良い医師育成のためには充実した医学部教育が必要です! 全国有志医学生の会の理念
  • 4. ・ サイト上での意見提言・医学教育関連情報の提供 ・臨床実習充実化への嘆願書作成 ・臨床研修に関するパブリックコメント提出 ・各大学の医学部の授業内容についての調査 ・「本当の」 PBL 実践部会    ー>ロールプレイング・樹形図など    効果的な教育法を広めるセッションを行う ・医学教育の充実化を求めるネット署名 ・「地域医療再生へ向けた医学教育改革」の提言 ・ 米国内科学会 日本支部 学生ポスター発表   「 Skype を使用した新しい勉強法について」 主な活動
  • 5. 現在の卒前教育では、医学部 6 年生までは与えられる責任が低く 学生の能力も十分ではありません。 にもかかわらず、初期研修医になると、 能力に合わない責任を背負わせられるため、 救急疾患の見逃しや初期研修医の抑うつ状態が生じています。 全国有志医学生の会 HP より 日本の医学教育
  • 6. 現在の医学部低学年における教育は、 ほとんど機能しておりません。 学生は 4 年生までに身につけるべき技能が身についていないため 5 年生以降の臨床実習もレベルの低いものになります。 これを解消すべく、 多くの大学で PBL( 小人数参加型教育 ) が 取り入れられていますが、 診断・議論の定式化がなされていないため、 目立った成果は上げておりません。 日本の医学部の PBL チュートリアル教育を変えたい! 【目標1】 誰でも使えるような教育手法を紹介・普及させる 【目標2】 学生でもルールとコツを学べば           チュ-ター ( 指導役 ) になれることを実証する 【最終目標】 本当の PBL の楽しさについて医学生&先生方に知ってもらう   全国有志医学生の会 HP より 「本当の」 PBL 実践部会
  • 7. ● 日本の医学生と研修医を観察すると ・欧米の医学部上級生と比較して  臨床経験がはるかに少ない ・直接の患者対応の経験がほとんどない ● 日本の医学部上級生を観察すると ・病歴聴取を自分で行った経験がない ・身体所見を多臓器にわたって系統的にとった経験がない    第 37 会日本医学教育学会 特別講演 日本の医学生が優れた臨床医・指導医・研究医になるために Professor.Gordon L. Noel ( Oregon Health Sciences University )のスライドより 臨床学年における最も重要なカリキュラムは, 学生が直接患者ケアに参加できるクラークシップである 実習充実への嘆願書
  • 8.
  • 9. へき地・地域医療で中心的役割を果たすのは 地方医学部           ↓ これまでは,医師の派遣元としての役割に配慮してか, 地元ではその 役割が過大評価 されたり,   欠点が指摘されることがほとんどなかった           ↓  教育・診療の改善に向けたインセンティブが乏しい。           ↓ 将来のへき地・地域医療の担う医学生の視点から, 率直な現状について示し,解決策を提案する へき地・地域医療再生に向けた 医学教育改革の提案 全国有志医学生の会 HP より
  • 10. 学生のうちは「手技をすること」だけを考えがちですが、 もっと大切なことは 「いかに考えるか( clinical problem solving )」の訓練だと思います。 学生実習で重要なのは、問診・身体診察などを通して、 A/P を上級医にプレゼンテーションする機会 を与えられるということです。 医者に近づくという手ごたえを実感 ・  明確な到達目標と評価,そのプロセスへの裁量   (自習した方が早いなら講義はいらない.自習で十分) ・ 国家試験対策を超えた医学部教育   (放置され空き時間に過去問を解く臨床実習との訣別) 全国有志医学生の会 HP より 学生が求める医学部教育 より良い臨床実習のために