商用運用管理ツールからHinemos ver.6.0へ～事例、移行ソリューション紹介～

1 © 2017 ATOMITECH INCHinemos Alliance
商用運用管理ツールからHinemos ver.6.0 へ
～事例、移行ソリューション紹介～
2017年4月18日
株式会社アトミテック(Hinemosアライアンス)
高埜智聖

アジェンダ
• 運用管理・商用ツールの課題
• マイグレーションの課題
• 移行事例のご紹介
• まとめ

運用管理・商用ツールの課題

運用管理ツールの見直しを検討する背景
製品の保守サポートが終了
保守費用の見直し
システム更改
パブリッククラウドや仮想環境へのシステム移行

システム運用管理の課題
出典：日経BPシステム運用ナレッジ
「企業情報システムの運用管理に関する実態調査2013」の結果発表
ITコストの割合と今後の見通し
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/newsrelease/newsrelease20130610.shtml

統合運用管理ツールの課題
2013年11、12月に実施したシステム運用管理に関する読者調査
統合運用管理ツールの課題（TechTargetジャパンより）
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1401/09/news03.html

商用運用管理ツールの課題
ライセンス体系
• パブリッククラウド/仮想化環境へのシステム移行等で管理対象が
増えやすい傾向の中、商用ツールでは管理サーバ数が増えれば
増えるほどコストが掛かり、クラウド等のメリットを活かせない
技術要件
• クラウド環境でのHA未対応
• マネージャ/エージェント間の通信暗号化（一部）
運用要件
• ジョブ管理ツールは商用のA社製品、監視は費用を抑えるために
OSSのB社製品、ログ管理用はC社製品、サーバーの設定作業などを
自動化するツールはD社製品といったようにバラバラの
運用管理ツールをそれぞれ導入している
• オンプレ、仮想化、クラウド上のシステムに対し、
それぞれの要件を満たす運用管理サービスの導入

商用運用管理ツールの課題
ライセンス体系
• パブリッククラウド/仮想化環境へのシステム移行等で管理対象が
増えやすい傾向の中、商用ツールでは管理サーバ数が増えれば
増えるほどコストが掛かり、クラウド等のメリットを活かせない
技術要件
• クラウド環境でのHA未対応
• マネージャ/エージェント間の通信暗号化（一部）
運用要件
• ジョブ管理ツールは商用のA社製品、監視は費用を抑えるために
OSSのB社製品、ログ管理用はC社製品、サーバーの設定作業などを
自動化するツールはD社製品といったようにバラバラの
運用管理ツールをそれぞれ導入している
• オンプレ、仮想化、クラウド上のシステムに対し、
それぞれの要件を満たす運用管理サービスの導入
Hinemosはオープンソースであることから、ライセンス費用は必要ありません！
保守サポート費用にもCPU・プロセッサ数による
スケールファクタが無いため、リーズナブルな価格で利用できます！
AWS、Azure環境のHA化に対応してます！
マネージャ/エージェント間の暗号化にも対応！
Hinemosなら、色々な製品を組み合わせて運用しているシステムに対して、
ジョブ、監視、ログ管理、環境構築などを含め、
一つのインターフェースで完結できます！

マイグレーションの課題

マイグレーションに関する
よくある課題①
複雑化するITシステムに対応できる？
•移行のタイミングにあわせてクラウド環境でジョブ管理もしたい！
（検討中のプラットフォーム、または採用予定のOSで運用製品の
マネージャやエージェントが動作することは最低限の要件！）
•新環境では運用状況を見える化し、事前に障害を防止し
適切にログを管理したい！（過去～未来）

動作環境
• Hinemos ver.6.0の動作環境
コンポーネント動作環境提供方法
Hinemosマネージャ RHEL/CentOS 7 GitHub
RHEL/CentOS 6 サブスクリプション版
Windows Server 2012R2,2016 (提供開始：2017.5～) サブスクリプション版
Hinemosエージェント RHEL/CentOS/OracleLinux 7,6,5 GitHub
Windows Server 2016, 2012R2, 2012, 2008R2, 2008 GitHub
Windows 10, 8.1, 8, 7 GitHub
Amazon Linux GitHub
Solaris 11,10 HP-UX 11i v3, AIX 7.2, 7.1 サブスクリプション版
SLES 12 GitHub
Ubuntu 16.04 LTS GitHub
Android 4.1, 5.0, 5.1, 6.0 GooglePlay
Hinemosクライアント
(リッチクライアント)
Windows Server 2016, 2012R2, 2012, 2008R2 GitHub
Windows 10, 8.1, 8, 7 GitHub
Hinemosクライアント
(Webクライアント)
Internet Explorer, Firefox, Chrome
※サポート対象ブラウザ
GitHub
Windows版マネージャの登場により
移行の選択肢が広がりました！

対象プラットフォーム①
• Hinemosは単一画面でオンプレミス、仮想化、クラウドなどを
組み合わせた環境を俯瞰的に管理することができます。
クラウドについては、動的に変更するインフラ運用を吸収し、
オンプレミス環境のときと同一のイメージで運用を行えます。
パブリッククラウド
パブリッククラウド
運用管理を行うため、
必ずその環境にHinemos
マネージャを構築するという
制約はありません。

対象プラットフォーム②
• 以下、仮想化・クラウド環境上での動作を確認済
○仮想化環境
VMware vSphere vCenter/ESXi、Hyper-V
KVM、XEN
○クラウド環境
Amazon Web Services(AWS)
Microsoft Azure(Azure)
BizホスティングCloudn(Cloudn)、Managed Cloud Platform(MCP)
BizホスティングEnterpriseCloud(BHEC)、IIJ GIO(IIJ GIO)
ニフティクラウド(NIFTY Cloud)、Google Cloud Platform(GCP)
ブルーミックス(Bluemix)

ログ管理ツールとしてのHinemos
• Ver.6.0で登場した収集蓄積機能について
等へ転送
search
数値
監視
文字列
監視
イベント
通知
ジョブ
実行
性能値任意の
メッセージ
発生
イベント
ジョブ実行
履歴
収集
収集データ
（数値）
収集データ
（文字列）
イベント
履歴
ジョブ
履歴
外部ツール
蓄積内部DB
性能グラフ検索
サーバ機器、端末、OS、
MW、APなどの
ありとあらゆるデータを
収集・蓄積管理、そして
分析・運用自動化が可能に
なりました。

収集データの検索
ログから抽出したメタ情報を
使った効率的な絞り込み検索
【絞り込み例】
・ソースIPアドレスがXX.XX.XX.XXかつ、GETリクエストのApacheアクセスログ一覧
・特定期間に発生した、OutOfMemoryのJavaスタックトレース全体
• 収集したメッセージをメタ情報を使って高速絞り込み検索が可能

よくある課題②
移行コストが多くかかりそう。。。
•ジョブ管理機能の運用ギャップを埋められるかが心配！
•基幹業務を支えているジョブ管理製品の移行は敷居が高い。。
•余計な工数をかけずにスムーズに移行したい！

ジョブ機能の進化
・v3.0以降のバージョンアップに伴い、ジョブ種別や実行契機の追加といった
ジョブの基本機能の追加に加え、編集モードの搭載やテスト実行による
フロー確認といった、セキュアな操作を実現する
より高度な機能が追加されています。
項目 v3.0 v3.1 v3.2 v4.0 v4.1 v5.0
主な
機能
追加
- - ・ジョブのア
クセス制御
・「Hinemosジョブ
マップ（TM）」オ
プション
・ジョブ種別（参照ジョブ）
・実行契機（ファイルチェック）
・ビュー（スケジュール予定）
・多重度実行制御
・編集モード
・内部時刻リセット
・ジョブの繰り返し実行
・ジョブのテスト実行
主な
機能
改善
- - ・ジョブセッ
ション管理の
改善
・起動コマン
ドの制約緩和
・Hinemosエージェ
ント通信機構の改善
（Webサービス化）
・ジョブ機能の性能
改善
（表示/登録の
高速化、同時
実行数の向上）
・日跨ぎ対応
・スケジュールの繰り返し実行対応
（最小実行間隔を5分へ）
・ジョブ終了方法の改善
（実行中のジョブに対し、シグナ
ル
送信で終了可能に）
・ジョブ実行優先度
・ジョブの状態の詳細化
・ジョブの待ち条件の改善
（先行ジョブのリターンコードを
利用可能に）
・ジョブ機能の性能改善
（表示/登録の高速化）
・Hinemosエージェント停止時のジョ
ブステータス遷移
（危険に遷移）
・コマンドの標準出力/標準エラー
出力を通知に利用可能
・コマンドにノードプロパティを
利用可能
・ジョブの実行時間を表示
・ノード変数をジョブ変数に利用可能
・ジョブの条件改善
（「セッション開始後の時間」を
追加）
・ジョブスケジュールの繰り返し
間隔の改善
（60分間隔を追加）
Ver.6.0で
さらに進化

移行サービスについて
• 商用運用管理ツールからHinemosへの移行を支援致します。
運用の改善・トータルコストの削減を実現するとともに、効率的な移行を実現
いたします。
初年度 2年目 3年目 4年目 5年目初年度 2年目 3年目 4年目 5年目
■商用運用管理ツールのバージョンアップ等費用 ■Hinemosへの移行費用
■商用運用管理ツールの運用費用 ■Hinemosの運用費用
運用費用の
削減
移行サービスで
効率的な削減

移行サービスのポイント
• 移行サービスについて
◆「ジョブ」←既存のジョブ（資産）を活かして移行することがポイント！
◆「監視」
Hinemosには標準で多種多様な監視機能を備えています。
もし、網羅できない監視要件は、カスタム監視機能により
任意のコマンド・スクリプトを組み込んで監視を実現する
手段もあるので、特に問題なく移行できます。

移行ツールの開発
• ■Hinemosの機能および性能向上
~ノウハウの蓄積による効率的な移行~
運用管理ツールに
かかるトータルコスト
の削減を実現します。

移行サービスの流れ
• お客様のご要望をお伺いし、現在お使いの商用運用管理
ツールからHinemosへ移行を支援いたします。
移行サービスの主な流れ
ヒアリング
お客様のご要望
をお聞かせくだ
さい
ご提案
ヒアリングに
沿って最適な移
行サービスをご
提案いたします
既存データ
抽出
既存環境のデー
タ抽出を行い環
境構築に向け設
計を行います
整形、変更、
補正
Hinemosのデー
タ形式に変換等
を行います
環境構築
テスト
設計に基づき環
境を構築しテス
トを行います
切替
（移行）
リハーサルに基
づいて本番環境
に適用します
引き渡し
お客様へお引き
渡し致します

Hinemosへの移行イメージ
移行サービスの主な流れ
ヒアリング
お客様のご要望
をお聞かせくだ
さい
ご提案
ヒアリングに
沿って最適な移
行サービスをご
提案いたします
既存データ
抽出
既存環境のデー
タ抽出を行い環
境構築に向け設
計を行います
整形、変更、
補正
Hinemosのデー
タ形式に変換等
を行います
環境構築
テスト
設計に基づき環
境を構築しテス
トを行います
切替
（移行）
リハーサルに基
づいて本番環境
に適用します
引き渡し
お客様へお引き
渡し致します
既存商用運用管理
ツールの種別、運
用要件(無停止等)
、対象機能、対象
項目、ジョブ数、
費用、スケジュー
ルなどを確認。ヒアリング内容か
ら条件を満たす移
行作業を具体化。
お客様に大筋合意
を頂き詳細の意識
合わせ。
Hinemosへ
の移行方式
を検討。
Hinemos上の監
視・ジョブの定義
だけでなく、
Hinemosの動作に
関連するsyslog周
りの設定見直しも
実施。
結合試験の
実施後、切
り替えのリ
ハーサルを
実施。
本番環境にて、
切り替えを
実施。
切り替え後、
監視及び
ジョブの動
作に問題が
無いことを
確認した後
に引き渡し。

移行サービスの費用・範囲
• ■移行費用は250万円～
■見積例■
総額：500万円
費用に含まれる作業フェーズ：
・「要件定義」～「引き渡し」の各フェーズ
費用に含まれる項目およびシステム規模範囲：
・Hinemosマネージャ×1台、エージェント×20台(仮想・物理OS含む)
・JP1マネージャ×1台
・ジョブ移行
-ジョブ、ジョブネットの合計数1,000以内
-ジョブ待ち条件：絶対・相対時刻による起動時刻、待ちジョブ
・監視(ping、プロセス、ログ、リソース、トラップ等)
納品物：
・Hinemos導入手順書
・基本設計書、詳細設計書
・各設定パラメーターシート
・テスト仕様書、テスト結果報告書

運用5年計画における
コスト試算のイメージ
• コスト試算イメージ
商用ツールのコスト試算（例）
初期ライセンス費用：1500～2000万円
保守費用：数百万円×4年間
5年間総額：3000～4000万円
Hinemosのコスト試算（例）
初期移行費用：250万円～
保守費用：80万円～×5年間
5年間総額：650～1x00万円

よくある課題③
ジョブ定義の変換率や
機能互換性が心配。。
•現状のジョブ定義をそのまま移行できるのか。。
•製品の機能差異はどの程度なのか。。

Hinemosへのジョブ移行に必要なこと
• 商用運用管理ツールから
Hinemosへのジョブ移行を進める為には
既存のジョブ定義の把握
既存ツールとHinemosとの
機能差異の把握
Hinemosでの機能差異の
対応方法の検討
対応方法の検討結果を元に
ジョブ定義を設計
不要なジョブの削除
を含むジョブフロー
の見直しも重要

• 商用運用管理ツールとHinemosとの主な機能差異
• ログファイルに特定のキーワードを含むログが出力されるまで待機するジョブ
ログファイル監視ジョブ
• ファイルが作成・更新・削除されるまで待機するジョブ
ファイル監視ジョブ
• イベント受信ジョブに対しイベントを送信するジョブ
イベント送信ジョブ
• イベント送信ジョブからイベントを受信するまで待機するジョブ
イベント受信ジョブ

ログファイル監視ジョブとは
ジョブフロー
ジョブBログファイル
監視ジョブ
ジョブA
＜定義内容＞
ログファイル：ファイルA
トラップするデータ：“abc”
APログ
AP
指定した文字列を含むログデータがログ
ファイルに書き込まれたら条件成立とみな
され、ログファイル監視ジョブが終了して
後続ジョブが実行されます。
ログ出力

Hinemosで実現する
ログファイル監視ジョブの対応方法①
• ログファイル監視機能の監視結果と連動してジョブを実行することで対応
※ジョブフローから対象ジョブが切り離せることが条件
Hinemosマネージャ
Hinemosエージェント
ジョブB監視指示
APログ
ログファイル
監視機能
＜監視設定＞
監視する文字列：“abc”
文字列
検知
ジョブ通知
AP 指定した間隔でロ
グファイル
監視を繰り返す

ログファイル監視ジョブの対応方法②
• 指定したログファイルに特定のキーワードを含むログが出力されるまで、
ログ監視を繰り返し実施するスクリプトを作成し対応
ジョブC
AP
APログ
文字列
検知
ログファイル
監視スクリプト
＜監視設定＞
ジョブA
Hinemosのログファイル監視
機能をベースにした
スクリプトを作成し対応
ジョブB
ログファイル

（v6.0）Hinemosで実現する
ログファイル監視ジョブの対応方法③
• 監視ジョブがログファイルの監視結果と連動してジョブを実行可能に
ジョブB監視ジョブ
APログ
ログファイル
監視機能
＜監視設定＞
文字列
検知
AP
指定した期間
対象のログファイ
ルの出力を監視す
る
ジョブA

ファイル監視ジョブとは
• ファイル更新や新規ファイルの作成などを契機に後続のジョブを実行する
ためのイベント系のジョブです。
ジョブフロー
ジョブBファイル
監視ジョブ
ジョブA
C:¥File¥ファイルA
AP
＜定義内容＞
監視対象ファイル名：
C：¥File¥ファイルA
監視条件：
最終書き込み時刻変更
ファイル
書き込み
ファイルがクローズ（アクセスしている
アプリケーションがなくなり最終書き込
み時刻が更新された時点）でファイル監
視ジョブが終了となり、条件成立となり
後続ジョブを実行する

ファイル監視ジョブの対応方法①
• Hinemosに登録したコマンドジョブ（ジョブネット，ジョブユニット）を
ファイルチェック契機で実行することで対応
※ジョブフローから対象ジョブが切り離せることが条件
ジョブB
（ジョブネット）
実行契機
ファイル
チェック
更新
検知
AP
決められた間隔で
ファイルチェック
を繰り返す
＜定義内容＞
監視条件：
タイムスタンプ変更

ファイル監視ジョブの対応方法②
• ■指定したファイルが作成・更新・削除されるまで、ファイルの状態を
繰り返し監視するスクリプトを作成し対応
ジョブC
AP
イベント
検知
ファイル監視
スクリプト
ジョブA ジョブB
＜定義内容＞
監視条件：
タイムスタンプ変更
Hinemosのジョブ実行契機の
ファイル監視をベースにした
スクリプトで対応
ファイルの

イベント受信（送信）ジョブとは
• イベント受信監視ジョブとはJP1イベントの受信を契機に処理を実行する
ジョブである
＜起動条件＞
ホストA
（ジョブネットA）
ジョブC
ジョブA
ホストB
（ジョブネットB））
イベント送信
ジョブ
イベント受信
監視ジョブ
＜定義＞
イベントID：
0000100B
イベント発行元ホスト名：
ホストA
ジョブB
＜定義＞
イベント送信先ホスト名：
ホストB
イベントID：
0000100B（ジョブ異常終了時に送信
する任意のJP1イベントID）
定義した情報のイベント受信を監視し続
け、一致するイベントを受信したら、受
信を契機に処理を実行する

イベント送信・受信ジョブの対応方法①
• イベント送信ジョブからイベントを受信するまで待機するスクリプトと
そのイベント受信ジョブに対してイベントを送信するスクリプトを
それぞれ作成し対応
ジョブC
ジョブA
ジョブS
ジョブB
イベント送信
スクリプト
イベント受信
スクリプト
（ジョブネットB）
ジョブR
イベント受信ジョブに対して
イベントを送信する
からイベントを受信
するまで待機
イベント送信
イベント送信ジョブから
イベント受信するまで待機する

（ver.6.0）Hinemosで実現する
イベント送信・受信ジョブの対応方法②
• イベント送信ジョブはログエスカレーション通知機能を利用し
（スクリプトでなくてもOK）、イベント受信側では監視ジョブを活用し対応
ジョブC
ジョブA ジョブS
ジョブB
syslog
（ジョブネットB）
通知機能を利用して
マネージャーサーバに
syslogを送信
syslog送信
システムログ
監視機能
Hinemosのシステム
ログ監視機能を利用
syslogを受け取るまで
待機する（監視ジョブの利用）
監視ジョブ

その他
• ご紹介できなかった機能差異
• 繰り返しジョブ
• ジョブフロー制御のアーキテクチャ
• コマンドの返り値の範囲指定の複数対応
• 同一ジョブの多重実行制御
• カレンダの営業日制御★
• ジョブの対話式実行★
• ジョブ変数による分岐★
★ v6.0からの機能追加あり

振り替えカレンダ（v6.0～）
• 月末営業日
– カレンダ詳細A 非稼働土曜日
– カレンダ詳細B 非稼働日曜日
– カレンダ詳細C 非稼働祝日カレンダ
– カレンダ詳細D 稼働毎月末
– （振り替え間隔 -24時間）
• 月末が土日祝の場合は、1日ずつ戻る
4月

ジョブの対話式実行（v6.0～）
ジョブA ジョブB
承認
ジョブ
ジョブC
承認画面
メール
① オペレータの手動実行等により、
ジョブが起動し、動作する
② 承認ジョブが起動すると
承認依頼のメールが
承認者に送信される
③ メールに書かれたURL
をクリックして承認画面
（Webクライアント)を表示
④ 承認者が内容を確認して、
承認 / 否認を選択
承認者
⑤ 承認/否認の結果に応じて
後続のジョブが動作する
判断に必要な情
報が表示されて
いる
※②以降が新しい動作

ジョブ変数による分岐（v6.0～）
ジョブA
ジョブB
ジョブC
ジョブD
終了状態：正常
終了状態：警告
終了状態：異常
ジョブA
ジョブB
ジョブC
ジョブD
終了値：0
終了値：1-10
終了値：11-
ジョブA
ジョブB
ジョブC
ジョブD
ジョブ変数：3.0
v5.0
v5.0
v6.0
ジョブ変数：“OK“
ジョブE
ジョブ変数（数値・
文字列）による
分岐が可能になった

移行事例のご紹介

Hinemosへのジョブ移行事例①
•某地方公共団体様
– システム概要
• 税務システムのジョブ（基盤、業務）の運用をHinemosにて実施
– 既存ツール
• JP1/AJS
– ジョブ規模
• 300ジョブ（実行単位）
– 移行ポイント
• JP1/AJSのジョブ機能（ログファイル監視ジョブ、ファイル監視ジョブ、
イベント送信ジョブ、イベント受信ジョブ）への対応

Hinemosへのジョブ移行事例②
•某証券会社様
• 社内システムのジョブ（基盤、業務）の運用をHinemosにて実施
– 既存ツール
• Senju Operation Conductor
– ジョブ規模
• Senjuのジョブ機能（繰り返しジョブネット）への対応

Hinemosへのジョブ移行事例③
•某地方自治体様
• 財務システムの監視及びジョブ（基盤、業務）の管理をHinemosにて実施
– 既存ツール
• Tivoli Workload Scheduler
– ジョブ規模
• カレンダの営業日対応

Hinemosへのジョブ移行事例④
•株式会社NTTデータ
金融機関向けASPサービス共通基盤システム様
• 金融機関様向けASPサービス共通基盤の運用をHinemosで実現
– 既存ツール
• JP1/OpenView
– ジョブ規模
• 2200ジョブ
• OSS活用、コスト最適化

移行サービスでの移行実績
•Hinemosへの移行実績がある商用運用管理ツール
–JP1/AJS
–Tivoli Workload Scheduler
–Senju Operation Conductor
–WebSAM JobCenter
•今後もご要望に応じて拡充を進めてまいります。

まとめ

まとめ
• Hinemosへの移行で課題解決！
複雑化するITシステムに対応できるの？
→複雑な導入要件・運用要件に対しても
1つのHinemosで解決します！
移行のコスト（必要工数）が多くかかりそう
→移行サービスで効率的に移行、トータルコストダウン！
ジョブ定義の変換率（機能互換性の懸念点）は？
→機能差異への対応、ジョブの見直しを行い最適化！

最後に
ユーザー企業の情報システム部門の方
– システムリプレース時期
– 商用ツールアップデート、ランニングコストの再検討
– ベンダー依存の運用管理体制見直しを検討
SIer様
– 商用ライセンス費用全体の見直し検討
– 運用ツール構築が絡むプロジェクトでツールの選定
– 運用ツール移行プロジェクトの推進をアウトソース
移行サービスの詳細はお問い合わせください。
是非ご検討ください。

ご清聴ありがとうございました

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