1. [ご質問] シリコンデバイスにおけるショットキ・バリア・ダイオードは構造がバリア金属のため、逆回復時間は理論上無いので、モデル・パラメータTTは、TT=0と考えて宜しいでしょうか? [ご回答] ショットキ・バリア・ダイオードは、多数キャリアデバイスの為、原理的には逆回復時間(trr)がありません。よって、TTパラメータの設定はTT=0にして下さい。しかし、半導体メーカーによっては、あえて、データシートに数n[sec]明記している場合もあります。その場合、その値からTTを算出し、求めて下さい。データシートに記載が無い場合は、TT=0で構いません。気になる場合は、半導体メーカーに逆回復特性の波形を要求するか、IFIR法で測定する事をお奨めします。 注)TTパラメータは、トランジット時間を表現するパラメータです。 All Rights Reserved Copyright (C) Bee Technologies Inc.