210916⼤豊町職員研修ビジュアルレポート（レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いたキャリアデザインプログラム)

※プライバシー保護のため、参加者の皆様には一部ぼかし加工を入れています。
⼤豊町職員研修
レゴ® シリアスプレイ® メソッドを⽤いた
キャリアデザインプログラム
第6回役場職員としてのWillを考える
ビジュアルレポート
⾼知⼤学地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
岡本廉（b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp）
須藤順（j.suto@kochi-u.ac.jp）
2021年9⽉16⽇

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実施概要
n ⽇時︓令和3年9⽉16⽇（⽊） 9時00分〜16時00分
n 会場︓⼤豊町役場・オンライン（Zoom）
n 主催︓⼤豊町・⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室
n 参加⼈数︓16名（午前-午後に分かれて実施）
n 実施内容︓1⼈ひとりが対話を通じて理想の⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を想像し、キャリアデザインを
描いていく講座。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活⽤することで、⾃分なりに納得
した意思決定を⾏うための価値観や信念を⾒つけ、⾃分⾃⾝のあるべき姿に復元するため
のレジリエンスやセルフリーダーシップを獲得する。
【タイムライン】
Time Theme
09:00-09:05 オープニング&チェックイン
09:05-09:15 役場職員としてのWillの⾒つけ⽅（インプット）
09:15-11:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（個⼈ / 組織のビジョンを描く）
11:55-12:00 チェックアウト
13:00-13:05 オープニング＆チェックイン
13:05-13:15 役場職員としてのWillの⾒つけ⽅（インプット）
13:15-15:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（個⼈ / 組織のビジョンを描く）
15:55-16:00 チェックアウト

実施体制
第6回
⼤豊町町役場
⾼知⼤学
地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
(須藤順)
講師
⾼知⼤学⼤学院修⼠課程岡本廉
サポート
⾼知⼤学地域協働学部4回⽣春⽥碧
⾼知⼤学地域協働学部3回⽣川村洸⼠郎

本研修のねらい・ゴール

本研修のねらい
１⼈ひとりが⾃⼰理解を深め、
ブロックを使って
よりよい⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を
考えていくための学びの場

研修の全体像
①対等な関係のなかで意⾒交流を⾏う場の形成
②⾃⼰理解を深め、理想のキャリアデザインを描く
③⾃分なりに納得した意思決定を⾏うための基準や軸を⾒つける
・⾃⼰理解
・他者理解
・⾃分なりの基準や
軸を⾒つける
⾃分の未来組織の未来
⾃分⾃⾝の在りたい姿
第１回〜第４回第5回〜第7回
⼤豊町役場の在りたい姿
・理想の組織
・組織と⾃分の関係性
・組織の信念を⾒つける
×
理想の⽣き⽅・働き⽅を⾒つける

役場職員としてのWillの⾒つけ⽅（インプット）
今回の研修は新型コロナウイルス蔓延防⽌のためオンライン（Zoom）で実施された。最初に導⼊としてキャリアデザインの基本的な考
え⽅であるWill、Can、Mustの振り返りを⾏った。その上で、役場職員としてのWillを⾒つけていくための考え⽅として、組織のビジョ
ンと個⼈のビジョンとの接点を探っていくことによって、その両⽅を実現するための⾃分軸に基づくWillが芽⽣えることが説明された。
参加者の様⼦
チェックイン&インプットの様⼦

レゴ® シリアスプレイ®ワーク（個⼈のビジョンと組織のビジョン）
役場職員としてのWillを考えていくために、最初に「役場職員としてありたい姿」と「⼤豊町役場の組織としてあるべき理想の姿」をブ
ロックを⽤いて表現した。この際には役職や⽴場は考えず、⼀⼈⼀⼈が⾃らの経験や業務を振り返りながら、今とは違う⾃分や組織の
理想の姿を考えていた。作品を共有する際にも、⾃分なりの表現と説明をしながら⾃⼰認識を⾏なっていことが確認できた。参加者同
⼠でもしっかりと対話や質問をし合う様⼦が確認でき、いつも以上に気づきや学びが得られている様⼦だった。
参加者の様⼦
組織のビジョン「⼤豊町役場の組織としてあるべき理想の姿」
個⼈のビジョン「役場職員としてありたい姿」
参加者の様⼦

レゴ® シリアスプレイ®ワーク（役場職員としてのWill）
「役場職員としてありたい姿」と「⼤豊町役場の組織としてあるべき理想の姿」のパーソナル・ランドスケープを⾏った。⼆つの作品
の関係性を実際に作品を動かして探ることで、個⼈のビジョンと組織のビジョンの接点を感覚的に⾒つけていった。その後、パーソナ
ル・ランドスケープとして表現されたものを確認しながら、作品間の接点にある何らかの意味を「役場職員としてのWill」としてブロッ
クを⽤いて表現した。参加者は⾃らの業務や問題意識と、個⼈・組織のビジョンの関係性を踏まえながら、これから役場職員として取
り組んでみたいことや挑戦してみたいことについて真剣に語っている様⼦が確認できた。
参加者の様⼦パーソナル・ランドスケープ
役場職員としてのWill

LEGO® SERIOUS PLAY®(LSP)とは
「頭のなかでなんとなく意識している
モヤモヤとした部分を可視化する」⽅法
出典︓
ラスムセン R.・蓮沼孝・⽯原正雄(2016)『戦略を形にする思考術︓レゴ®シリアスプレイ®で組織はよみがえる』徳間書店
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活⽤したワークショップ | ソフトバンク(2020/12/31、https://www.softbank.jp/biz/other/lsp/)
参考資料

LSPの進め⽅（例）
出典︓
栄前⽥勝太郎・⽵⽥哲也・宮⽊俊明（2020）『ひらめきとアイデアがあふれ出すビジネスフレームワーク実践ブック』エムディエヌコーポレーション
①問い
「夢のようなチームとは︖」
②1⼈ひとりが
作品をつくる
③でき上がったすべての作品を作者が説明し、他の
メンバーからの質問を受けるなどの対話を進める
④全員の気づきや
学びを共有する
?
たくさんのレゴのパーツ作者
作品についてのQ&Aを通じて、
意味や価値を⽣み出す
作品の
ストーリーを語る
ここにこの部品を
使ったのは、
どうしてですか︖
「夢のようなチームとは︖」
⼿に任せて感覚的に
つくり上げていく
参考資料

情熱・夢・理想
役割・期待・仕事
スキル・経験・強み
やれること
（Can）
やるべきこと
（Must）
やりたいこと
（Will）
• ⼈⽣の⽬的は︖
• 将来やりたいことは︖
• どんな⼈間になりたい︖
• どのような⼈⽣を送りたい︖
キャリアデザインの考え⽅（Will / Can / Must）
参考資料
出典︓
猪熊真理⼦（2016）『「私らしさ」のつくりかた』サンクチュアリ出版

n役場の⽬指す姿を「⾃分ごと化」する
役場・組織職員⼀⼈ひとり
WILL
個⼈の
ビジョン、価値観
（こうなりたい、
こうありたい）
将来像（ビジョン）
ミッション（使命）
バリュー（価値）
⽅針・戦略
⽬標
参考資料
組織のビジョンと⼀⼈⼀⼈との接点を⾒つける
#3 組織と個⼈をWILLでつなぐために | CAPPY（2021/9/16、 https://cd.zeroin.co.jp/cappy/engagement_vol003/ ）

役場・組織職員⼀⼈ひとり
Must
↓
Sholud
↓
Might/Could
↓
WILL
個⼈の
ビジョン、価値観
（こうなりたい、
こうありたい）
将来像（ビジョン）
ミッション（使命）
バリュー（価値）
⽅針・戦略
⽬標
MustをWillに変える働きかけ
参考資料
#3 組織と個⼈をWILLでつなぐために | CAPPY（2021/9/16、 https://cd.zeroin.co.jp/cappy/engagement_vol003/ ）

⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室)
担当︓准教授須藤順
〒780-8520 ⾼知県⾼知市曙町2-5-1総合研究棟1階
TEL 088-788-8077 FAX 088-888-8043
E-mail j.suto@kochi-u.ac.jp
Web http://www.communitydesign-kochi.jp/
⾼知⼤学⼤学院総合⼈間⾃然科学研究科地域協働学専攻
担当︓岡本廉
E-mail b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp
※本講座に関する問い合わせは上記までお願いいたします。
※本資料の無断での配布、外部組織や個⼈への配布・閲覧、及び⼆次使⽤は、固く
禁⽌させて頂きます。
問い合わせ先

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