210705 ⼤豊町職員研修ビジュアルレポート（レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いたキャリアデザインプログラム)

※プライバシー保護のため、参加者の皆様には一部ぼかし加工を入れています。
⼤豊町職員研修
レゴ® シリアスプレイ® メソッドを⽤いた
キャリアデザインプログラム
第2回⾃⼰理解と他者理解 ②
ビジュアルレポート
2021年7⽉5⽇・7⽉6⽇
⾼知⼤学地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
岡本廉（b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp）
須藤順（j.suto@kochi-u.ac.jp）

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実施概要
n ⽇時︓令和3年7⽉5⽇（⽉） 13時00分〜16時00分 7⽉6⽇（⽕） 9時00分〜12時00分
n 会場︓⼤豊町役場
n 主催︓⼤豊町・⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室
n 参加⼈数︓15名（7/5︓8名 7/6︓7名）
n 実施内容︓1⼈ひとりが対話を通じて理想の⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を想像し、キャリアデザインを
描いていく講座。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活⽤することで、⾃分なりに納得
した意思決定を⾏うための価値観や信念を⾒つけ、⾃分⾃⾝のあるべき姿に復元するため
のレジリエンスやセルフリーダーシップを獲得する。
【タイムライン】
Time Theme
7⽉5⽇
13:00-13:05 オープニング＆チェックイン
13:05-14:20 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（つなぎなおし）
14:30-15:50 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（⾃⼰認識）
15:50-16:00 チェックアウト
7⽉6⽇
09:00-09:05 オープニング&チェックイン
09:05-10:20 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（つなぎなおし）
10:30-11:50 レゴ®シリアスプレイ®ワーク（⾃⼰認識）
11:50-12:00 チェックアウト

実施体制
第2回
⼤豊町町役場
⾼知⼤学
地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
(須藤順)
講師
⾼知⼤学⼤学院修⼠課程岡本廉
サポート
⾼知⼤学地域協働学部4回⽣檜⼭諒
⾼知⼤学地域協働学部3回⽣川村洸⼠郎

本研修のねらい・ゴール

本研修のねらい
１⼈ひとりが⾃⼰理解を深め、
ブロックを使って
よりよい⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を
考えていくための学びの場

研修の全体像
①対等な関係のなかで意⾒交流を⾏う場の形成
②⾃⼰理解を深め、理想のキャリアデザインを描く
③⾃分なりに納得した意思決定を⾏うための基準や軸を⾒つける
・⾃⼰理解
・他者理解
・⾃分なりの基準や
軸を⾒つける
⾃分の未来組織の未来
⾃分⾃⾝の在りたい姿
第１回〜第４回第5回〜第7回
⼤豊町役場の在りたい姿
・理想の組織
・組織と⾃分の関係性
・組織の信念を⾒つける
×
理想の⽣き⽅・働き⽅を⾒つける

オープニング＆チェックイン
研修の講師を務める岡本より、研修⽬的の共有が⾏われた。また、⻭⾞や棒のブロックを組み⽴てる練習を⾏いながら、様々なブロッ
クの使い⽅・表現の仕⽅を学ぶ時間が提供された。実際に作品を作成し、「いまの気分」についての意味も与えることで、レゴ®シリ
アスプレイ®のワークを思い出しながら、さまざまな組み合わせや表現にチャレンジする様⼦が確認できた。
ブロックを触りながら、さまざまな組み合わせや表現を試している参加者の様⼦
チェックインの様⼦

レゴ® シリアスプレイ®ワーク（つなぎなおし）
研修への導⼊として、レゴ®シリアスプレイ®のつなぎなおしを⾏った。⼀⼈ひとりが思い描く「理想のリーダー」を表現し、その共
有を⾏った。また、⼀⼈ひとりが⾃分の作品の中で最も⼤切にしたい中核の要素を抜き出し、チームとしての共有モデルを作成した。
他の⼈の作品との距離や関係性を意識しながら対話をする様⼦が⾒られ、完成した共有モデルに⾼い納得感を⽰した⼈は多く、“共通”
ではなく“共有”の合意形成のために真意に取り組んでいた。その後、岡本により「シェアド・リーダーシップ」についてのレクチャー
が⾏われ、⾃分の強みや専⾨性を⾒つけるための⾃⼰認識の⼤切さが⽰された。
「理想のリーダー」の共有モデル
⼀⼈ひとりの「理想のリーダー」について紹介する参加者の様⼦
岡本による「共有モデル」の説明
共有モデルを作成する様⼦

レゴ® シリアスプレイ®ワーク（⾃⼰認識）
今の⾃分を形作っている価値観や信念を掘り下げるために、幼い頃や思春期の経験や出来事の振り返りを⾏った。「最も印象に残って
いる経験や出来事」をブロックを使って表現するとともに、その経験や出来事が今の⾃分⾃⾝の「価値観や考え⽅にどのような影響」
を与えているかを作品として表現した。さらに、その価値観や考え⽅が発揮された「最近の出来事」を表現することで、今の⾃分を形
成するコアを⾒つけ出していった。「⾃分らしさ」がよく現れていた⼈や⾃⼰開⽰が苦⼿な⼈もいたが、どの⼈も⾃分なりにブロック
を⽤いて表現を⾏っていた。また、他の⼈たちから作品への質問やフィードバックを受けていくことで、⾃分⾃⾝の理解を内的・外的
に深め、⾃⼰認識していく様⼦が確認できた。
その価値観が発揮された「最近の出来事」
出来事が今の「価値観」に与えた影響
「最も印象に残っている経験や出来事」
参加者の様⼦
岡本による「問い」のフレーミング

LEGO® SERIOUS PLAY®(LSP)とは
「頭のなかでなんとなく意識している
モヤモヤとした部分を可視化する」⽅法
出典︓
ラスムセン R.・蓮沼孝・⽯原正雄(2016)『戦略を形にする思考術︓レゴ®シリアスプレイ®で組織はよみがえる』徳間書店
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活⽤したワークショップ | ソフトバンク(2020/12/31、https://www.softbank.jp/biz/other/lsp/)
参考資料

LSPの進め⽅（例）
出典︓
栄前⽥勝太郎・⽵⽥哲也・宮⽊俊明（2020）『ひらめきとアイデアがあふれ出すビジネスフレームワーク実践ブック』エムディエヌコーポレーション
①問い
「夢のようなチームとは︖」
②1⼈ひとりが
作品をつくる
③でき上がったすべての作品を作者が説明し、他の
メンバーからの質問を受けるなどの対話を進める
④全員の気づきや
学びを共有する
?
たくさんのレゴのパーツ作者
作品についてのQ&Aを通じて、
意味や価値を⽣み出す
作品の
ストーリーを語る
ここにこの部品を
使ったのは、
どうしてですか︖
「夢のようなチームとは︖」
⼿に任せて感覚的に
つくり上げていく
参考資料

シェアド・リーダーシップ
⼀⼈ひとりが環境やチームの状況に応じて、⾃分のリーダーシップを発揮する
状態X
A
E B
D C
状態Y
A
E B
D C
状態Z
A
E B
D C
参考資料
出典︓
⽯川淳(2016)『シェアド・リーダーシップ: チーム全員の影響⼒が職場を強くする』中央経済社

リーダーシップは「⾒えないもの」を⾒る旅
「たった⼀⼈で未知の世界へ踏み出すところから、リーダーシップは始まる」
「⾃分⾃⾝をマネジメントできなければ、誰かをマネジメントするとはできない」
参考資料
出典︓
野⽥智義・⾦井壽宏（2007）『リーダーシップの旅」光分社新書

「Find myself」をするために
①アクション
（⾃⼰開⽰）
②フィードバック
（対話）
③リフレクション
（内省）
⾃⼰認識
さらけ出す/仮⾯を取る
作品について
話す
作品について
質問する
作品の理解
を深める
参考資料
出典︓
⾃らを変⾰し、結果を出せる“チームリーダー”を育てる6ヶ⽉間のプログラムとは︖｜株式会社ビジネス・ブレークスルー（BBT／⼤前研⼀代表）
（2021/7/1、https://www.bbt757.com/business/article/program/20200225-120800/）

⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室)
担当︓准教授須藤順
〒780-8520 ⾼知県⾼知市曙町2-5-1総合研究棟1階
TEL 088-788-8077 FAX 088-888-8043
E-mail j.suto@kochi-u.ac.jp
Web http://www.communitydesign-kochi.jp/
⾼知⼤学⼤学院総合⼈間⾃然科学研究科地域協働学専攻
担当︓岡本廉
E-mail b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp
※本講座に関する問い合わせは上記までお願いいたします。
※本資料の無断での配布、外部組織や個⼈への配布・閲覧、及び⼆次使⽤は、固く
禁⽌させて頂きます。
問い合わせ先

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