2018/10/17 JAWS-UG 名古屋での発表資料です。 aurora serverless について！

1. 初めての方へのAurora Serverless
株式会社cloud9ホールディングス
森 久由生

2. Introduction
Name : Hisayuki Mori
Company : Cloud9 Holdings Inc.
Post : CTO
Community : JAWS-UG 名古屋,JP-Stripe
Facebook : 森 久由生
Twitter : @hisayuki_mori

3. Attention
• 先に保険を掛けますが、Auroraの詳しい話はしません。
• というか、僕自身もちゃんと理解してないので、10分で話
すのが無理でした( ；∀；)
• この内容、”なんか見たことあるなぁ”って思っても温かい
目で見てください。多分同じ記事見てます(；´∀｀)

4. Aurora Serverlessとは
良いところだけ言うと・・・
ServerresServiceとしてRDSを使える！！！
もう、Instanceの管理とかしなくていいんだよ

5. Aurora Serverlessの特徴
Simple
• ManagedDBであるAuroraを常時起動ではなく、利用時
のみ立ち上げるServerresServiceとして利用できる。
Scaleble
• インスタンスの管理が不要。
• キャパシティは上限・下限の設定のみ
ConstPerformance
• 消費するコンピューティングリソースに対して1秒ごと
に料金が発生のため、コストパフォーマンスがよい。
• 使用していないときにデータベースが自動的にシャット
ダウンされる。

6. Attention2
Serverless Architecture専用
RDSではありません

7. 料金体系（DB容量）
• データベース容量は Aurora Capacity Unit (ACU) で測定
• アクティブ時間に応じた課金なので、停止中は計上され
ない
• DBがアクティブになるたびに最低 5 分間使用される
– 最大は24時間で利用者側で調整可能
• 最小 2 ACU から最大 256 ACU まで拡張可能
• ACU最小値と最大値は利用者側設定
東京リージョンでの料金
– 1ACU ： 0.10USD ACU / 時間

8. 料金体系（DBスレージと I/ O）
• DBストレージとI/Oについては月単位課金
• こちらは停止中でも計上される
• 消費したストレージおよび I/O の分のみ発生するので、
予めプロビジョニングする必要はない
東京リージョンでの料金
– ストレージ料金：0.12USD GB /月
– I/O 料金：0.24USD/100 万件のリクエスト

9. ユースケース
• そんなに使われないアプリケーション
• テスト環境とかにも使える
• 新規アプリケーションとかで、必要なインスタンスサイ
ズが不明な場合
• 毎日数回、または年に数回、30 分から数時間のピーク
を持つ可変ワークロード
• 何かがトリガーとなり急遽アクセスが増えたりする、予
測不可能なワークロード

10. 注意点
• 今はMySQL5.6のみ、PostgreSQLはまだないよ
• VPC内から繋げられないので、DBの中身を見る場合は
踏み台Serverが必須
• SSLでのDBクラスタへの接続はできない
• DB クラスタからの Lambda 関数の呼び出しはできない
• S3Bucketからのデータロードができない
• Database Clone
そして・・・

11. Attention3
初回起動は時間かかるのと
ばらつきもある

12. Attention3
30秒以上かかってる！

13. 二回目は早い

14. まとめ
• 使い勝手はLambdaと似ているので、コスパは良いと思わ
れる。
• 但し、初回接続時間がLambdaとは比較にならんくらい遅
い
• アプリケーション側のタイムアウトを考慮する必要がある
• 高性能なAuroraをお試しやテスト環境で使うにはあり
• 本番環境で使うにはユースケースが限られるので、まだ様
子見かなって感じはする。