Thinking flow when automating personal work. A way of thinking when automating organization processes.

1. 何を自動化するのか
2018.06.22AKIRA‑MIYAKE

2. 自己紹介
AKIRA‑MIYAKE
フロントエンドエンジニア
React/Angular/Vue
HTML/CSS
Node.js
UIデザインやサーバレスアーキテクチャ、iOSとかも
最近Python/Tensorflowを触り始めました
アカウント
GitHub:https://github.com/AKIRA‑MIYAKE
Blog:http://dream‑of‑electric‑cat.hatenablog.com/
Twitter:https://twitter.com/DreamOfEleCat

3. 自己紹介
所属
株式会社Incubit
機械学習・ディープラーニングの実装
Webアプリ/チャットボット実装
業務
LeadFrontEndEngineer
サービス設計
アーキテクチャ設計
UIデザイン
フロントエンド開発
チーム開発効率化

4. 話すこと
個人の作業の自動化
組織の中での自動化の考え方

5. 自動化の対象
めんどくさいと感じたこと
怠慢(Laziness)はプログラマにとってもっとも重要な美徳です

6. 思考フロー
*このスライドはMarpによって生成されています
*この図はGraphvizによって生成されています

7. 基本方針
同じことの繰り返しがある場合は自動化を考える
自動化のためのコストと手作業でのコストを比較
精神的なコストも大切
適切な自動化はミスの発生を防ぐことができる
これまではプログラミングが必要だった作業も、RPAなら簡単
に自動化できる
ドキュメントはツールで自動生成
修正や外観の変更も容易
状況に応じた判断が必要な作業の自動化は難しい
機械学習などの手段はあるが、コストとメリットが見合わない
場合が多い
神エクセル滅ぶべし、慈悲はない

8. 組織においては
「何のために」自動化するのかをまず考える
自動化は手段の一つであり、自動化そのものは目的ではない
自動化はプロセスの硬直化に繋がる
導入だけでなく保守・運用にもコストがかかる

9. 組織のプロセスと自動化の優先度
コアコンピタンスへの影響
大 中 小
複
雑
度
/
頻
度
小 最優先で対応 対応 リソースがあれば
対応
中 対応 リソースがあれば
対応 状況次第
大 リソースがあれば
対応 状況次第 対応しない
基本的にIT投資と同く、まずプロセスの分析が必要
プロセスの複雑度と発生頻度に着目
優先度の高い領域では機械学習もペイするが、完全な自動化は難し
い(複雑な要件では精度70%でも高い方)

10. まとめ
個人の作業の自動化
同じことの繰り返しがある場合は自動化を
適切な自動化はミスの発生を予防
これまではプログラミングが必要だった作業も、RPAなら
簡単に自動化できる
ドキュメントはツールで自動生成
現時点では判断の自動化は難しい
神エクセル滅ぶべし、慈悲はない

11. まとめ
組織のプロセスの自動化
自動化は手段の一つであり、自動化そのものは目的ではない
基本的にIT投資と同く、まずプロセスの分析が必要
プロセスの複雑度と発生頻度に着目
機械学習などでも完全な自動化は難しい