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ゲームデザイン 教科書案内
岡山理科大学 総合情報学部 情報科学科
デジタルメディアコース
講師: 山根信二
ゲームを大学で専攻する時代
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ゲームは大学で学ぶ価値がある
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ただし、大学によってゲームの位置づけはばらばらだった
– カリキュラムフレームワークの整備
– 大学レベルの教科書の整備
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ゲーム専攻を持つ大学・大学院ランキングが毎年発表される
https://www.princetonreview.com/press/game-design-press-release
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2014年、ゲームで学位を授与する全米の大学が団体設立
– https://hevga.org/
– 優れたゲーム研究者を毎年表彰し、ゲーム研究とゲーム教育
との両輪で学問化を進める
– 「ゲーム科目群を学ばないと卒業できない」学問が国境を超え
てひろがる
ゲームの作り方を教科書で学ぶ時代
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ゲームの作り方を学問として学ぶ利点は?
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いろいろな人が独自のノウハウを持っている
が、それらを追体験しても重複する内容が多
く効率が悪い
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これまでのゲーム開発論を集成し、学問体系
の中に配置し、重複部分を整理した教科書
があれば、これからゲーム開発を学ぶ人はさ
らに先に進める
– ただし1学期で学べるような分量で
本科目で使う教科書
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The Art of Game Design: The book of Lens.
Jesse Schell著
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科目ができた当初は初版を使いましたが、現在は第2
版(2014)を使っています
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出版社ウェブサイト
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Amazon.comでは目次、第1章、索引を見れます
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プロモーションビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=AiSI8WGZokA
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ゲームデザイナが使う100のスキルを表示する無料ア
プリ「Art Of Game Design: Lenses」 Android版 /
iOS版
本教科書の特徴
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ゲームデザインは学ぶ価値がある。それは人生の様々な場面で
使える
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アナログゲーム、デジタルゲームに共通するゲームデザインの原
理や基本要素を学ぶ
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著者のVRゲーム『I Expect You To Die』が100万ドル(約1.1億円)
を超える売り上げを記録し、ゲーム業界以外でも注目される
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Amazon.comのゲームデザイン分野でランキングトップ
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英語だけでなく独仏葡韓中の多言語に翻訳されており,将来に国
際的な業務に参加する際の共通言語としても使える
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入門書になるだけでなくさらにくわしい参考文献も示し、専門家が
読んでも役に立つ。
たとえば『ゲーム研究の手引き』では「優れたゲームデザイン理論
書はゲーム研究者にとっても非常に重要な文献」としてそのうちの
一冊として本書が紹介されている
http://www2.mediag.jp/article/game-mapping2017/
大学で使う際の利点
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独立性の高い全34章を1学期で順番に進めること
もできるし、独自の構成で使うこともできる。
– 例: ドイツでの9週間授業で実施した時の講義ス
ライド:
https://www.slideshare.net/lieveachten/the-ar
t-of-game-design-lesson-19
– 本学科での15回の講義資料を希望者と共有しま
す。(くわしくは最後にお知らせします)
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ゲームデザイナが使う100以上のスキルが章ごと
に配置されている.ノウハウをただ並べるのではな
くマッピングしている
情報科学科の学生にとっての本教科書の利点
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著者のジェシー・シェルはソフトウェアエンジニア出身
で,情報科学の教員も納得できる箇所が多い
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著者はコンピュータ科学のトップ校カーネギーメロン
大学の名物教授で、名物講義『最後の授業』で有名な
バーチャルリアリティ開発授業を担当
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92515/2
515651
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ヒットするゲームづくりを目指すだけでなく、社会的責
任についても扱っている
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本学卒業生が世に出した『バーチャファイター』など実
例も出てくるが、説明が詳しいので個々のゲームを遊
んでいなくても読める
本「ゲームデザイン」科目に参加するには
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2014年度に教科書初版の日本語教材と電子掲示板にアクセスできる実験
授業を行ったところ、学外のゲーム研究者との電子掲示板での議論が発生
http://igdajac.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html
同じ試みを2017年度も実施します。
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2017年度は教科書第2版にもとづき、日本語スライドを9月から2018年1月
まで毎週更新し、電子掲示板での議論は随時おこないます
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Q&A 「授業をライブで聴講したいんだけど...」
– 講義室が研究室から遠く前後に他の授業があるため、ライブ配信にはコ
ストがかかるため無理です。学習支援サイトの電子掲示板を活用してくだ
さい
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参加申し込み
– ゲーム研究開発・ゲーム教育の道に進みたいという方でのオンライン参
加申し込みを受け付けます。<s-yamane @ igda.jp>まで連絡先メールア
ドレスと自己紹介をお送りください。学習支援システムのアカウントを発行
します。

ゲームデザイン(2017) 教科書案内