2015年10月17日　大図研大阪支部、10月例会の発表スライド

1. 神戸大学への人事交流
大阪大学附属図書館
小村 愛美

2. 自己紹介
• ２００９年４月 大阪大学附属図書館
総合図書館利用支援課
• ２０１２年４月 神戸大学附属図書館
電子図書館係
• ２０１５年４月 大阪大学附属図書館
生命科学図書館

3. 経緯
• 学外には「いつか行ってもいいな」と思っていた
• 異動希望調査「差しつかえない」
• 「数年は先だろう」
• ３０代くらい？
• ２０１２年２月某日 神戸大行きを打診される
• 阪大でまだ異動したことないんですけど…

4. 仕事
• 電子図書館係：
リポジトリ
デジタルアーカイブ（新聞記事文庫、震災
文庫etc.）
震災文庫(２０１４～)

5. ２大学の違い
• 成り立ち：社会科学系と医学・理工系
• 組織：分散と集約
立地的に分散せざるをえない神戸
集約を進めてきた大阪
• 組織の方向性・重視するポイント・文化
ex.）図書館と学部の距離感
ラーニングコモンズ整備のやり方 etc.

6. 行ってよかったこと
• 神戸大でしかできないこと
担当業務：神戸大独自のものが多かった
震災文庫・デジタルアーカイブetc.
• 視点
「館内」から「学内」「全国」へ
• 研修(＝投資)とフィードバック
あちこち派遣してもらった
報告する習慣(←阪大の課題)

7. 神戸大に提供できたもの
• あるとするならば・・・
資料保存
WG：全館の書庫環境調査、報告書
研修会：企画＆講師
(http://lib.kobe-u.ac.jp/AULH/katsudo/25/kenshu/index.html)
専門分野を持つこと

8. 反省してること
• 業務への戸惑い：サービス→電子
向こうからやってくる仕事
→自分で組み立てるデスクワーク
切り換えに時間がかかった
• 「中」と「外」
本務と講師派遣etc.とのバランス
「電子図書館係の小村」としてはどこまでできたの
か？

9. おわりに
• 組織を移る≠怖い
「業務が変わる」点は通常の異動と一緒
「新しい人間関係」も館をまたいだ異動と近い
• 「出なければ見えないもの」はある
ex.）出向元と出向先の客観視