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    201 4年度以降の活動
報告
2014.5.12 衛星情報・空間情報利活用促進セミ
ナー
     最初に北大理学研究院・宇宙ミッショ ンセンター長
の高橋幸弘教授に「マイクロサテライトによる宇宙情
報革命」というテーマで講演いただきました。大学と
中小企業のミッションで小型マイクロ衛 星を低コスト
で打ち上げて、農業や気象情報、地球環境保全、災害
対策等に利活用できる状況をお話しされました。イン
ドネシア等の東南アジア諸国と協力して 東北大学・北
大が企業との連携で目指すユーザーの要求に立脚した
ミッションデザインを行う唯一のグループとして紹介
されました。現在アジア・マイクロサテライトコン
ソーシアムの設立に向けてベトナム、インドネシア、
タイ、フィリピン、ミャンマー、マレーシア等の国々
と協調して進めていると語られました。
    次に北大農学研究院ビークルロボティクス研究室
准教授の岡本博司氏より「地理空間情報を高度に活用
したロボット農業」と題して前半では有人と無人を組
み合わせたロボット農業の協調作業の状況について、
また大型のトラクターではなく小型のスマートロボッ
トによる超精密な農作業について講演されました。ま
た営農支援のための時空間ビッグデータの収集・分
析・活用によるデータ農業についてお話されました 。
2014.6.10  第 2 回 産学官 CIM ・ GIS セ
ミナー
    基調講演の大阪大学大学院工学研究科の矢吹
信喜教授は基調講演で「維持管理情報基盤とし
ての CIM の技術動向」と題して講演されました。
2010 年から始まった建築分野の BIM の試行プロ
ジェクトの成功を受けて 2012 年度から、当時国
土交通省の技監であった佐藤直良氏が土木版
BIM としての CIM を提唱し国交省において試行
が始まった CIM の概念、技術の歴史から建設分
野の 3 次元化は必然であること、プロダクトモ
デルの重要性を語られ、業務プロセスの再構築
による効率化とコストダウンにも大きく貢献で
きるものとして CIM の重要性を訴えられました
。
    
    建設コンサルタンツ協会 CIM 技術推進員会
委員長の八千代エンジニアリング㈱情報技術部
部長の藤澤泰雄氏は「 CIM 適用事例と業界の動
き」と題して CIM による建設事業の流れ、 3 次
元モデルのよる設計スタイル、平成 24 年度と平
成 25 年度の CIM 試行業務の取組み事例などにつ
いて語られました。
2014.7.3  産学官CIM・GIS研究会設
立総会 
 北海道大学情報棟3 F の会議室において、
産学官の関係者 30 名程が集まって「産学
官 CIM ・ GIS 研究会」の設立と互いの情
報交換を目的として「第 1 回 情報交換
会」が開催されました。
  最初に副座長に就任した北海道大学大学
院情報科学研究科教授の金井理氏より「こ
れまでのサイバー・フィールド研究会にお
ける取組み紹介」として、3次元の計測技
術、データ処理技術、データの表現技術等
に関してこれまでの研究内容やなぜこの度
、建設分野の 3 次元技術に注目するに至っ
たか、さらに既設の構造物の維持管理にお
ける CIM の有効活用について知見を述べ
られました。
2014.8.20  G空間情報利活用促進セミ
ナー
 最初に国土地理院北海道地方測量部長の大塚
義則氏より、「 G 空間情報利活用の現状と将
来」というテーマでお話があり、大塚氏は「北
見市 G 空間情報と ICT の連携活用事業報告」
と題して、地理空間情報活用推進基本法成立後
のG空間情報センターや総務省のG空間 × I
CT戦略、国土地理院の地理院地図などについ
て講演されました。次に㈱ヒューネスの赤渕明
寛社長より「北見市G空間情報とICT連携活
用事業報告」として、平成 24 年度総務省補正
予算で採択されたICT街づくり事業の報告を
されました。最後に北海道大学大学院文学研究
科教授の橋本 雄一氏より「ニセコ町における
G 空間情報活用事例」について主に除雪と観光
におけるスマートフォンの活用について報告さ
れました。
2014.10.9  第 3 回産学官 CIM ・ GIS セ
ミナー
 当研究会座長の北大工学研究院横田弘教授より、「社会基
盤施設の維持管理に関する施策と研究の動向」と題して基
調講演をいただきました。横田教授は、6年前に北大に来
られる前は運輸省におられ、港湾の設計や維持管理を専門
にされていました。講演では CIM の分野は橋梁に関するも
のが多いのですが、港湾の構造物の維持管理における課題
についてお話をされました。現在国土交通省の維持管理の
部会やメンテナンス戦略小委員会などに参加されており、
国の最新動向についても伺いました。「笹子トンネルの天
井盤崩落事故後、同様の事故が今後老朽化したインフラで
起こるのでは、ないかという事で平成 25 年をメンテナン
ス元年と位置付けて、インフラの長寿命化計画の策定と充
実を図ってきた。また平成 26 年度からは、維持管理に関
する民間資格の認証制度を開始した。」と語られました。
またライフサイクルマネジメントの流れを語られ、維持管
理は設計と異なり、現実的な事象であり、制度や技術の確
立、実装、展開等やるべきことは多いと語られまし
た。 CIM の活用とともに、技術者の育成や支援も重要であ
ると語られました。
2014.10.30  地理空間情報利活用促進セミナ
ーー
   2013 年 6 月に開催された先進 8 か国サミット (G8)
でオープンデータ憲章が合意され、オープンデータは
世界的な潮流となっております。日本は、同年 10 月
にオープンデータ憲章アクションプログラムを策定し
ました。行政情報の大半が GIS データ形式であるこ
とを考えると、地理空間情報が大量に利活用可能な社
会が到来したといえます。オープンデータの考え方は
、オープンな行政あるいは e- ガバメントというオー
プンガバメント政策がその背景にあります。基調講演
で、奈良大学名誉教授・全国 GIS 技術研究会理事長
の碓井照子氏は、オープンデータ GIS について国内
外の事例の紹介をいただくとともに、日本におけるオ
ープンデータに向けた国や地方の取組について最新情
報を語られました。次に近年多発する土砂災害の被害
に対して防災面で GIS 技術がどう生かされるかを環
境防災研究機構理事の山岸宏光氏に講演いただきまし
た。
2014.11.13  第 4 回産学官 CIM ・ GIS セ
ミナー
 11 月 13 日札幌市教育文化会館において、 90 名近
くの参加者を得て、第 4 回産学官 CIM ・ GIS セミ
ナーが開催されました。最初に、財団法人日本建設
情報総合センター顧問の佐藤直良氏を迎えて「 3 次
元モデルによる新たな社会インフラ管理の展望」と
題して基調講演をいただきました。基調講演の中で
佐藤顧問は、1・社会資本整備に係るここ 10 年の
動向では、1)建設投資の減少と業界の縮小、2)
設計・施工ミス・遺漏工事、3)指名競争から一般
競争・総合評価へなどここ 10 年の建設業界の変遷
を語られました。2・様々な課題では、建設工事の
生産性が他の産業と比して劣っていること、次世代
の担い手の確保が難しい現状などに触れられました
。3・新しい芽として、1)新素材・新工法・プレ
ハブ化について、2)情報化施工と CIM 3)維持管
理の時代など今後の新しい展開についても語られま
した。4・ CIIM のススメでは 3 次元仮想現場構想
や、 ICT を活用した社会資本等の管理、調達の考え
方の転換について語られました。今後の業界を取り
巻く環境の変化に対応した仕組みづくりの環として
CIM の重要性が語られました。
2014.12.16  第 1 回 CIM 講習会(ハンズオンセミ
ナー)
 ㈱岩崎大会議室にて、道内外から 20
名程の参加者を迎えて AutoCADCivil3D
による地形モデルの作成・ AutoCAD
Civil3D による簡単な道路モデルの作成
・ Autodesk Revit による簡単な構造物
3D モデルの作成
・ Autodesk InfraWorks による上記作成
モデルの統合についての講習会を開催し
ました。好評のため、 2015 年度以降も
定期的にこうしたハンズオンセミナーを
企画していきます。
2015.2.29  防災・減災対策空間情報活用セミナ
ー
 基調講演の北海道大学大学院農学研究院
国土保全学研究室教授の南哲行氏より、
「最近の土砂災害から防災を考える」と題
して昨年 8 月に発生した広島県の土砂災害
も含めて、これまで発生した土砂災害の発
生のメカニズムと
被害を最小限に抑えるための減災対策と国
の基本的な方向性についても語られました
。
  2 人目の HRS の時永氏は、地理空間情報
を活用した災害対策の事例とツールとして
の地理空間情報の活用、更に 3 人目の㈱シ
ン技術コンサルの齋藤氏は、昨年 8 月に発
生した礼文島の土砂災害に際しての、撮影
データの活用に関して、お話されました。
2015.3.2 産学官 CIM ・ GIS 特別セミ
ナー
 当研究会の顧問で大阪大学教授の矢吹信喜氏と
㈱コンポートの有賀社長をお迎えして、橋梁にお
ける設計、施工、更には維持管理も含めたプロダ
クトモデル IFC-Bridge の動向と今後の維持管理へ
の応用の可能性を考えるべく下記の要領で特別セ
ミナーを企画致しました。矢吹先生は、 IFC-
Bridge の開発経緯と現状や展望、有賀氏はスキー
マとモデリング、北海道大学情報科学研究課の田
中基文准教授は、 ISO の規格とモデルデータの表
現方法について、それぞれお話されました。
2015.3.24  新千歳空港民営化シンポジウ
ム
 本年 3 月 24 日、札幌市のかでる2・7で北
海道航空・港湾研究会の主催する新千歳空港民
営化問題シンポジウム「航空・空港の視点から
北海道の近未来を考える」が開催されました。
 シンポジウムでは、北海道大学公共政策大学
院教授の石井吉春氏より「新千歳空港民営化の
展望」について、仙台空港を管轄する宮城県土
木部空港臨空地域課長の今福久幸氏に「仙台空
港における民営化の取り組み」と題してお話を
いただき、パネルディスカッションには北海道
総合政策部航空局長の木本晃氏を加えて、「航
空・空港の視点から北海道の近未来を考える」
と題して、北海道総合研究調査会の主任研究員
の切通堅太郎氏のコーディネイトで活発な議論
が展開されました。
  2015.4.28  第 5 回産学官 CIM ・ GIS
セミナー
  4 月 28 日かでる2・7にて約 100 名
の参加を得て、第 5 回の産学官 CIM ・
GIS セミナーが開催されました。そこ
で、この度平成 26 年~ 28 年の維持管
理段階までの CIM モデル構築にも携
わっている大林組の杉浦伸哉氏をス
ピーカーに迎えて、産学官における
CIM 構築の取組み事例を伺うとともに
、昨年より国土交通省の戦略的イノ
ベーション創造プログラムを進めてお
られる北大・金井理教授に橋梁のプロ
ジェクトの中間報告と、米国の視察報
告を、更に㈱砂子組の千葉大樹氏には
、道内における情報化施工活用事例と
CIM へのアプローチについてご紹介い
ただきました。
 
2015.5.21  防災・減災・復興支援空間情報活用セミナ
ー
基調講演の北海道大学大学院情報科学研究
科教授の山本雅人氏は「画像解析に基づく
迅速な被災がれき量の推定に向けて」とい
うテーマで東日本大震災後の災害廃棄物処
理の現場で廃棄物量の推定を航空写真デー
タ等を基に推定していく手法についてお話
をされました。また北海道開発局事業振興
部防災課長の米津仁司氏は、「北海道開発
局における防災情報の活用について」、国
土地理院北海道地方測量部地理空間情報管
理官の小野康氏は「地理院地図の情報活用
について」、更に㈱タナカコンサルタント
の二瓶氏は「航空レーザー測量を活用した
防災対策について」それぞれお話をされま
した。
2015.6.26  観光 ICT ・ G 空間情報活用戦略シンポジ
ウム
 基調講演の小樽商科大学社会情報学会の深田秀実
准教授は、「モバイル端末を活用した観光分野にお
ける G 空間活用」と題して観光ビッグデータの解
析や岩手県平泉の事例など紹介されました。続いて
講演1 「北海道観光振興戦略と ICT 活用につい
て」と題して北海道運輸局企画観光部長 渋武 容氏
、講演2 「 Wi-Fi エリアの整備と観光への利活用に
ついて」北海道総合通信局 情報通信部 情報通信振
興課長 小井田 司氏と続き、パネルディスカッショ
ンは「 ICT ・ G 空間情報を活用した北海道の観光
振興を考える」というテーマのもと、北海道地図㈱
専務取締役 小林 毅一氏より「ジオパークと観光 G
空間活用」、㈱クリプトンフューチャーメディアス
テムチーム統括マネージャ 林 禎康氏より「初音ミ
クが拓いた UGC の可能性と ICT の親和性につい
て」 、道南いさりび鉄道㈱運輸課長の敷村朝生氏
より、「準天頂衛星や IMES を活用した観光への G
空間活用」というテーマで講演がありました。
2015.7.24  スマートアグリ推進セミ
ナー
基調講演の北海道大学大学院農学研究
院教授の野口伸氏「スマート農業の展
開に向けて」~ロボテックスの応用か
ら植物工場まで~と題して、高齢化と
農家戸数の減少が進む北海道農業の現
状とビーグルロボットの開発状況と普
及に向けた動向と経済性、そして植物
工場の情報化・ロボット化の現状を最
新の映像も駆使しながらお話しされま
した。次に㈱岩崎企画調査部精密農業
チームの金子和真氏より、「精密農業
の取組み事例と最新技術のご紹介」と
題して、トラクタガイダンスとオート
ステアリング、可変施肥システム、
マップデータの活用等について講演さ
れました。
2015.9.29  第6回産学官 CIM ・ GIS セミ
ナー
 米国オートデスク・アジア太平洋地区土木事
業開発統括部長の福地良彦氏をお迎えして、国
内外の先進事例を伺うとともに、 CIM 導入費
用対効果に関する研究成果のご紹介をいただき
まました。豊富な事例の中で、海外の鉄道、道
路、空港の事例の紹介と費用対効果のご紹介、
また各国の CIM の制度化についても興味深い
お話をうかがいました。次に北海道大学情報科
学准教授の田中文基氏より IFC-Bridge 規格を
めぐる動向、北海道開発局事業振興部技術管理
課の齋藤正則氏より北海道開発局における CIM
の取り組みについてそれぞれタイムリーなお話
を伺いました。
2015.11.18  北海道大学サスティナビリティウイーク行
事
「社会インフラのスマートエイジングとアセットマネジ
メントを追及する学際研究」
  喫緊の社会的課題である社会基盤施設の
急激な老朽化に対処するためには学際的
な研究開発の取り組みが必要となります
。本セミナーでは,北大の研究者を中心
に,社会基盤施設の長寿命化や効率的な
維持管理投資計画を実現するための要素
技術に携わる学内外の研究者の取組みを
横断的に紹介し,今後の社会実装に向け
た学間や産学間の連携を図ることを目的
とし開催されました。会場は北大応用フ
ロンティア研究棟の2 F の鈴木章ホール
にて 50 名程の参加者を得て、講師には
北海道大学工学研究院教授の横田弘氏を
初め、 5 名の講師による講演が行われま
した。
2015.12.15  防災・減災対策空間情報活用セミ
ナー
 特に道央都市圏に絞ってハザードマップな
ど空間情報分析も取り入れながら、防災・減
災に関するセミナーをかでる2・7で 60 名
近くの参加を得て開催されました。基調講演
には、北海道大学大学院工学研究院の岡田成
幸教授を迎えて、ハザードマップやリスクマ
ップの読み方についてお話を伺うとともに道
庁危機対策課の小林主幹にはソフト面におけ
る道央圏を中心とした道の防災対策、札幌市
危機管理対策課長の村井氏には昨年の 9 月
11 日に発生した大雨による土砂災害と札幌
市の防災対策、㈱シン技術コンサルの佐藤潤
氏には、防災まちづくりに関する提言が産学
官それぞれ立場から語られました。
2016.3.14  第 7 回産学官 CIM ・ GIS セミ
ナー
~社会インフラのスマート・エイジングに向けて
~  北見工業大学教授の川村彰氏は「路面プロ
ファイリングと VR 技術を活用した路面評価
」というテーマで道路情報のモニタリングと
画像情報を加えた路面情報の可視化、ドライ
ブシミュレーターによる路面評価、 CIM ・
GIS との連携など幅広い観点で語られました
。
 北海道大学公共政策大学院教授の
高松泰氏は「道内の社会インフラ維持管理に
おける CIM/GIS 活用への期待」というテーマ
で国土交通省の進める i-Construction の紹介で
ICT 技術の全面的な活用(土工)の話や北海
道開発局の CIM 試行モデル事業などについて
語られました。
 また株式会社富士通交通・道路データサー
ビス代表取締役の島田孝司氏より「道路の簡
易点検から始める長寿命化」に関しての取組
み、ニチレキ株式会社北海道支店次長の黒川
卓郎氏より、
「積雪寒冷地の舗装と調査技術」に関してそ
れぞれお話しを伺いました。
2016.6.15 第 8 回産学官 CIMGIS セミナ
ー
~生産性革命・ CIM と i-Construction の展望~
 国土交通省では本年を「生産性革命元年」と位
置づけており、調査・測量から設計、施工、検査
、維持管理・更新までのあらゆる建設生産プロセ
スにおいて抜本的に生産性を向上させる i-
Construction はその重要な施策の一つとなってお
ります。
 この度こうした動きを受けて日本建設情報総合
センター研究開発部の川島宏人氏を迎えて、生産
性向上の施策である「 CIM 導入ガイドラインの検
討状況について」伺いました。更に会員企業であ
る岩田地崎建設株式会社技術部長の河村巧氏には
「 CIM への取組状況と課題」、会員の函館工業高
等専門学校教授の山崎俊夫氏には「3次元都市モ
デルによる公共空間管理への展望と課題」につい
て、また当研究会においても5月28日開催の土
木計画学研究発表大会におけるプレゼン発表内容
の紹介を致しました。
2016.7.27 スマートアグリ戦略セミナー
~北海道のスマートアグリ戦略の現状と展望~
 平成 28 年 6 月、スマート農業の推進を
共通の目的として農機や ICT など幅広い
分野の企業、農業生産者や農業団体、経済
団体、大学、研究機関、行政機関など多く
の方々の参画を得て「北海道スマート農業
推進協議体」が発足し、様々なイベントや
情報発信を行っています。
 基調講演の北海道農政部生産振興局技術
普及課主幹の大塚真一氏より「北海道にお
けるスマート農業の推進について」という
テーマでお話しいただきました。北海道大
学大学院農学研究院生物生産工学分野准教
授の石井一暢氏より「北海道における地域
ICT 農業の取組み」というテーマで、更に
㈱スマートリンク北海道の岩見沢における
地域 ICT 農業の取組みについて講演され
ました。
2016.8.4 第 9 回産学官 CIM ・ GIS セミナ
ー
~ i-Construction の概要と取り組み事例について~
 基調講演は、国土交通省総合政策局の近
藤課長補佐より「国土交通省が目指す i-
Construction の概要」というテーマで、トッ
プランナー施策として土工とコンクリート
工の ICT 化と出来高評価、課題や取り組む
べき事項に関する説明があった。講演 2 の
㈱ライカジオシステムズの田中克治氏は従
来工法の問題点とライカの3 D が可能にす
る可能にすることやソリューションの紹介
があった。
 講演 3 の北海道大学の金井理教授は、内
閣府総合科学技術・イノベーション会議の
戦略的イノベーション創造プログラム(S
IP)として3次元 as-is モデルと国際標準
を活用した橋梁維持管理データベースの開
発について語られた。最後に HELICAM ㈱
の丹野宏柄氏は、土木・建設現場へのドロ
ーンシステムの導入の仕方や課題について
語られた。
2016.9.26 防災・減災対策空間情報活用セミナー
 基調講演の北海道大学大学院農学研究
院特任教授の丸谷知己氏には「場の特性
を生かした土砂災害予測のあり方」と
題して、災害がいつ起こるかに関して、
これまで多額の投資を行ってきたが、土
地利用や危険地予測、避難経路などのど
こで何か起きるかの場の予測は、これま
でおろそかにしてきたが今後は予算も力
も投入すべきと語られた。
 北海道開発局の建設部河川計画課河
川計画管理官の吉村俊彦氏は、熊本地
震や今回の台風被害で活躍した TEC-
FORCE (緊急災害対策派遣隊)の活動の
紹介や台風 10 号の被害状況など含めて北
海道開発局における土砂災害の取組につ
いて語られた。
 
2016.9.30 第 10 回産学官 CIM ・ GIS セミ
ナー
 国土交通省が提唱する i-Construction に
先駆けて建機メーカーのコマツでは
2015 年 2 月より建設現場にあるあらゆ
る情報を ICT で繋ぎ、安全で生産性の
高い現場を実現する「スマートコンス
トラクション」を開始し既に多くの実
績を上げています。コマツレンタルの
野表氏よりスマートコンストラクショ
ンの概要説明とそのケーススタディの
紹介があった。
 トプコンの大谷氏より「 UAV による
3次元モデル生成精度の現状と出来形
管理要領」と題して、点群データの生
成、精度検証テストの結果についての
事例の紹介をいただいた。
 北海道開発局の島多企画官は、道内
事例を中心にした i-Con の推進状況の説
明があった。
2016.11.11   GIS Day in 北海道  2016   G 空間情報
セミナー
Digital 北海道研究会と酪農学園の共同主催で札
幌コンベンションセンターで開催された第 12 回
GISDay in 北 海 道 2016 G 空 間情 報セ ミ ナー は
110 名程参加者を迎えて当研究会の共催行事とし
て行われた。
 基調講演の東京大学空間情報センター教授の
柴崎亮介氏は、「 G 空間社会の展望と G 空間情
報センターについて」というテーマで 11 月 24 日
に社会基盤情報流通推進協議会が運用を開始した
G 空間情報センターは、産学官が保有する個々の
データを集め、ワンストップで情報を提供し、新
たな活用方法の模索やビジネス創出を目指す。企
業や市民、消費者などが持つ情報や、 IoT 技術で
集まるデータを組み合わせることによって大きな
価値が生まれる。具体的には G 空間情報のショー
ウインドーとして、当面産学官が持つ 150 のデー
タ流通を展開すると語った。利活用の事例を示す
ため、情報連携による新価値の創造といった研究
開発にも取り組み、利活用分野の開拓や新ビジネ
ス創出を目指すとした。
2016.12.7  第 11 回 産学官 CIM ・ GIS セミナ
ー
 札幌コンベンションセンターにて、第 11 回
産学官 CIMGIS セミナーが全体テーマ 「社会
インフラのスマートエイジングと地質情報 CIM
の構築」 で開催された。基調講演では「情報科
学に基づいたインフラメンテナンス高度化の試
み」というテーマで北海道大学大学院情報科学
研究科教授の長谷山美紀氏が、膨大な画像デー
タの中から如何に求められている画像情報を検
索するか、その精度を如何に上げているかにつ
いて語られた。 
 岩田地崎建設㈱技術部長の河村巧氏は
「 CIM ・ iConstruction の取組み現況と課題に
ついて」と題して当研究会幹事として岩田地崎
建設も含めた取組を、安藤・間の地質技術部長
の宇津木慎司氏は「地質情報 CIM 管理システム
の構築及び施工現場への適用」と題して画像マ
ッチングも含めた取組を、ジーエスアイの豊田
社長は「大量の地質情報を 3 次元可視化して見
えるもの」というテーマで、博多駅前の道路陥
没も踏まえて地下インフラの管理の重要性と情
報共有の必要性を語られた。
2017.2.27  第 12 回 産学官 CIM ・ GIS セミナ
ー
 かでる2・7にて、 35 名程参加して
「 SIP 「インフラ維持管理・更新・マネジ
メント技術」アセットマネジメント研究分
野のご紹介」というテーマで、北海道大学
公共政策大学院特任教授の高松泰氏、北海
道立総合研究機構建築研究本部の牛島健氏
に講演いただいた。 3 大学連携の地域協働
型インフラアセットマネジメントの研究責
任者である高松泰氏と、道内で同じくアセ
ットマネジメント分野で採択された水イン
フラマネジメントの研究責任者である北海
道立総合研究機構の牛島健氏が道内の 2 課
題の進捗状況を語られた。
2017.3.22  第 4 回 産学官 CIM ・ GIS 情報交
換会
  北大情報科学研究科教授の金井理氏が「
ドローン橋梁点検情報の取得と活用データ
化」と題して、橋梁の 3 次元データに表面
のひび割れなどの変状や欠損といった情報
を組み合わせた As-is モデルに関する研究
を紹介した。 As-is モデルは、設計と施工
段階の基準形状を表す As-Planned モデル
や、完成時の実形状を反映した As-built モ
デルなどのく rw べて、信頼性が高く維持
管理目的での利用が期待されていると強調
。
 日立建機の千葉隆宏営業課長は、同社の
i-Construction 対応状況として、茨城県ひ
たちなか市の 2016 年秋に設置した顧客に
ICT 建機を紹介するための ICT デモサイト
の概要を説明した。
 
2017.3.24  防災・減災対策空間情報活用セミナ
ー
 かでる2・7にて、 60 名程参加して
「 2016 年 8 月豪雨による土砂災害」につい
て北海道大学大学院農学研究院の笠井美青氏
が十勝川水系の 9 河川で土石流が発生し、下
流域で洪水が起きた要因やメカニズムを推定
。河床拡幅のプロセスを示し「今回の出水で
河道内に不安定な土砂が堆積している。融雪
時などに土砂が再移動する懸念がある。災害
を防ぐためには、これからも継続的なモニタ
リングが必要」と語られた。
 道総務部危機対策課の大西章文主幹は「北
海道の防災対策」、札幌管区気象台予報課の
定森尚人予報官が「豪雨災害をもたらした気
象状況」をそれぞれ語られた。
2017.4.17  シームレス測位サービス活用セミナ
ー
 
主催: IPIN2017 実行委員会、産学官 CIMGIS 研究会 
( 85 名参加) 会場:北海道大学学術交流会館
プログラム
講演1「 Indoor Airport Wayfinding for Visually Impaired
Travelers and Standardization 」(空港での視覚障碍者の屋
内ナビゲーションと標準化)(同時通訳)
HOQ, Nayeem 氏(米国連邦航空局 空港工学部門) , 橋爪
 宏達氏(国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系教
授)
講演2「スマートエアポート戦略を通じたお客様サービス
の向上」
松本 英久 氏(成田国際空港株式会社 経営企画部門)
講演3「 IMES を利用した屋内外シームレス測位技術と鉄
道分野への活用について」
敷村 朝生 氏 ( 道南いさりび鉄道株式会社 運輸部運輸課長)
講演4「 Indoor positioning and indoor navigation services
during Pyeongchang 2018 Winter Olympic 」
(平昌 2018 冬季オリンピック期間での室内位置認識および
室内ナビゲーションサービス)
PARK, Sangjoon 氏 ( 韓国電子通信研究院 主席研究員 ) ,
蔵田 武志 氏 ( 産業総合技術研究所 人間情報研究部門 )
2017.5.24  第 5 回産学官 CIMGIS 情報交換会
 
会員限定企画で 30 名以上が参加し
てかでる2・7にて第 5 回情報交
換会が開催されました。基調講演
には、北海道大学大学院情報科学
研究科の近野敦氏が「テールシッ
ター機とクアッドチルト ローター
機の開発と制御」というテーマで
、テールシッタ- UAV 関連研究の
話をされ、会員企業の岩崎やビィ
ーシステムからは、 i-Construction
の課題や点群処理の実践例が語ら
れました。

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産学官セミナー講演活動 2014年度以降の活動経過

  • 2. 2014.5.12 衛星情報・空間情報利活用促進セミ ナー      最初に北大理学研究院・宇宙ミッショ ンセンター長 の高橋幸弘教授に「マイクロサテライトによる宇宙情 報革命」というテーマで講演いただきました。大学と 中小企業のミッションで小型マイクロ衛 星を低コスト で打ち上げて、農業や気象情報、地球環境保全、災害 対策等に利活用できる状況をお話しされました。イン ドネシア等の東南アジア諸国と協力して 東北大学・北 大が企業との連携で目指すユーザーの要求に立脚した ミッションデザインを行う唯一のグループとして紹介 されました。現在アジア・マイクロサテライトコン ソーシアムの設立に向けてベトナム、インドネシア、 タイ、フィリピン、ミャンマー、マレーシア等の国々 と協調して進めていると語られました。     次に北大農学研究院ビークルロボティクス研究室 准教授の岡本博司氏より「地理空間情報を高度に活用 したロボット農業」と題して前半では有人と無人を組 み合わせたロボット農業の協調作業の状況について、 また大型のトラクターではなく小型のスマートロボッ トによる超精密な農作業について講演されました。ま た営農支援のための時空間ビッグデータの収集・分 析・活用によるデータ農業についてお話されました 。
  • 3. 2014.6.10  第 2 回 産学官 CIM ・ GIS セ ミナー     基調講演の大阪大学大学院工学研究科の矢吹 信喜教授は基調講演で「維持管理情報基盤とし ての CIM の技術動向」と題して講演されました。 2010 年から始まった建築分野の BIM の試行プロ ジェクトの成功を受けて 2012 年度から、当時国 土交通省の技監であった佐藤直良氏が土木版 BIM としての CIM を提唱し国交省において試行 が始まった CIM の概念、技術の歴史から建設分 野の 3 次元化は必然であること、プロダクトモ デルの重要性を語られ、業務プロセスの再構築 による効率化とコストダウンにも大きく貢献で きるものとして CIM の重要性を訴えられました 。          建設コンサルタンツ協会 CIM 技術推進員会 委員長の八千代エンジニアリング㈱情報技術部 部長の藤澤泰雄氏は「 CIM 適用事例と業界の動 き」と題して CIM による建設事業の流れ、 3 次 元モデルのよる設計スタイル、平成 24 年度と平 成 25 年度の CIM 試行業務の取組み事例などにつ いて語られました。
  • 4. 2014.7.3  産学官CIM・GIS研究会設 立総会   北海道大学情報棟3 F の会議室において、 産学官の関係者 30 名程が集まって「産学 官 CIM ・ GIS 研究会」の設立と互いの情 報交換を目的として「第 1 回 情報交換 会」が開催されました。   最初に副座長に就任した北海道大学大学 院情報科学研究科教授の金井理氏より「こ れまでのサイバー・フィールド研究会にお ける取組み紹介」として、3次元の計測技 術、データ処理技術、データの表現技術等 に関してこれまでの研究内容やなぜこの度 、建設分野の 3 次元技術に注目するに至っ たか、さらに既設の構造物の維持管理にお ける CIM の有効活用について知見を述べ られました。
  • 5. 2014.8.20  G空間情報利活用促進セミ ナー  最初に国土地理院北海道地方測量部長の大塚 義則氏より、「 G 空間情報利活用の現状と将 来」というテーマでお話があり、大塚氏は「北 見市 G 空間情報と ICT の連携活用事業報告」 と題して、地理空間情報活用推進基本法成立後 のG空間情報センターや総務省のG空間 × I CT戦略、国土地理院の地理院地図などについ て講演されました。次に㈱ヒューネスの赤渕明 寛社長より「北見市G空間情報とICT連携活 用事業報告」として、平成 24 年度総務省補正 予算で採択されたICT街づくり事業の報告を されました。最後に北海道大学大学院文学研究 科教授の橋本 雄一氏より「ニセコ町における G 空間情報活用事例」について主に除雪と観光 におけるスマートフォンの活用について報告さ れました。
  • 6. 2014.10.9  第 3 回産学官 CIM ・ GIS セ ミナー  当研究会座長の北大工学研究院横田弘教授より、「社会基 盤施設の維持管理に関する施策と研究の動向」と題して基 調講演をいただきました。横田教授は、6年前に北大に来 られる前は運輸省におられ、港湾の設計や維持管理を専門 にされていました。講演では CIM の分野は橋梁に関するも のが多いのですが、港湾の構造物の維持管理における課題 についてお話をされました。現在国土交通省の維持管理の 部会やメンテナンス戦略小委員会などに参加されており、 国の最新動向についても伺いました。「笹子トンネルの天 井盤崩落事故後、同様の事故が今後老朽化したインフラで 起こるのでは、ないかという事で平成 25 年をメンテナン ス元年と位置付けて、インフラの長寿命化計画の策定と充 実を図ってきた。また平成 26 年度からは、維持管理に関 する民間資格の認証制度を開始した。」と語られました。 またライフサイクルマネジメントの流れを語られ、維持管 理は設計と異なり、現実的な事象であり、制度や技術の確 立、実装、展開等やるべきことは多いと語られまし た。 CIM の活用とともに、技術者の育成や支援も重要であ ると語られました。
  • 7. 2014.10.30  地理空間情報利活用促進セミナ ーー    2013 年 6 月に開催された先進 8 か国サミット (G8) でオープンデータ憲章が合意され、オープンデータは 世界的な潮流となっております。日本は、同年 10 月 にオープンデータ憲章アクションプログラムを策定し ました。行政情報の大半が GIS データ形式であるこ とを考えると、地理空間情報が大量に利活用可能な社 会が到来したといえます。オープンデータの考え方は 、オープンな行政あるいは e- ガバメントというオー プンガバメント政策がその背景にあります。基調講演 で、奈良大学名誉教授・全国 GIS 技術研究会理事長 の碓井照子氏は、オープンデータ GIS について国内 外の事例の紹介をいただくとともに、日本におけるオ ープンデータに向けた国や地方の取組について最新情 報を語られました。次に近年多発する土砂災害の被害 に対して防災面で GIS 技術がどう生かされるかを環 境防災研究機構理事の山岸宏光氏に講演いただきまし た。
  • 8. 2014.11.13  第 4 回産学官 CIM ・ GIS セ ミナー  11 月 13 日札幌市教育文化会館において、 90 名近 くの参加者を得て、第 4 回産学官 CIM ・ GIS セミ ナーが開催されました。最初に、財団法人日本建設 情報総合センター顧問の佐藤直良氏を迎えて「 3 次 元モデルによる新たな社会インフラ管理の展望」と 題して基調講演をいただきました。基調講演の中で 佐藤顧問は、1・社会資本整備に係るここ 10 年の 動向では、1)建設投資の減少と業界の縮小、2) 設計・施工ミス・遺漏工事、3)指名競争から一般 競争・総合評価へなどここ 10 年の建設業界の変遷 を語られました。2・様々な課題では、建設工事の 生産性が他の産業と比して劣っていること、次世代 の担い手の確保が難しい現状などに触れられました 。3・新しい芽として、1)新素材・新工法・プレ ハブ化について、2)情報化施工と CIM 3)維持管 理の時代など今後の新しい展開についても語られま した。4・ CIIM のススメでは 3 次元仮想現場構想 や、 ICT を活用した社会資本等の管理、調達の考え 方の転換について語られました。今後の業界を取り 巻く環境の変化に対応した仕組みづくりの環として CIM の重要性が語られました。
  • 9. 2014.12.16  第 1 回 CIM 講習会(ハンズオンセミ ナー)  ㈱岩崎大会議室にて、道内外から 20 名程の参加者を迎えて AutoCADCivil3D による地形モデルの作成・ AutoCAD Civil3D による簡単な道路モデルの作成 ・ Autodesk Revit による簡単な構造物 3D モデルの作成 ・ Autodesk InfraWorks による上記作成 モデルの統合についての講習会を開催し ました。好評のため、 2015 年度以降も 定期的にこうしたハンズオンセミナーを 企画していきます。
  • 10. 2015.2.29  防災・減災対策空間情報活用セミナ ー  基調講演の北海道大学大学院農学研究院 国土保全学研究室教授の南哲行氏より、 「最近の土砂災害から防災を考える」と題 して昨年 8 月に発生した広島県の土砂災害 も含めて、これまで発生した土砂災害の発 生のメカニズムと 被害を最小限に抑えるための減災対策と国 の基本的な方向性についても語られました 。   2 人目の HRS の時永氏は、地理空間情報 を活用した災害対策の事例とツールとして の地理空間情報の活用、更に 3 人目の㈱シ ン技術コンサルの齋藤氏は、昨年 8 月に発 生した礼文島の土砂災害に際しての、撮影 データの活用に関して、お話されました。
  • 11. 2015.3.2 産学官 CIM ・ GIS 特別セミ ナー  当研究会の顧問で大阪大学教授の矢吹信喜氏と ㈱コンポートの有賀社長をお迎えして、橋梁にお ける設計、施工、更には維持管理も含めたプロダ クトモデル IFC-Bridge の動向と今後の維持管理へ の応用の可能性を考えるべく下記の要領で特別セ ミナーを企画致しました。矢吹先生は、 IFC- Bridge の開発経緯と現状や展望、有賀氏はスキー マとモデリング、北海道大学情報科学研究課の田 中基文准教授は、 ISO の規格とモデルデータの表 現方法について、それぞれお話されました。
  • 12. 2015.3.24  新千歳空港民営化シンポジウ ム  本年 3 月 24 日、札幌市のかでる2・7で北 海道航空・港湾研究会の主催する新千歳空港民 営化問題シンポジウム「航空・空港の視点から 北海道の近未来を考える」が開催されました。  シンポジウムでは、北海道大学公共政策大学 院教授の石井吉春氏より「新千歳空港民営化の 展望」について、仙台空港を管轄する宮城県土 木部空港臨空地域課長の今福久幸氏に「仙台空 港における民営化の取り組み」と題してお話を いただき、パネルディスカッションには北海道 総合政策部航空局長の木本晃氏を加えて、「航 空・空港の視点から北海道の近未来を考える」 と題して、北海道総合研究調査会の主任研究員 の切通堅太郎氏のコーディネイトで活発な議論 が展開されました。
  • 13.   2015.4.28  第 5 回産学官 CIM ・ GIS セミナー   4 月 28 日かでる2・7にて約 100 名 の参加を得て、第 5 回の産学官 CIM ・ GIS セミナーが開催されました。そこ で、この度平成 26 年~ 28 年の維持管 理段階までの CIM モデル構築にも携 わっている大林組の杉浦伸哉氏をス ピーカーに迎えて、産学官における CIM 構築の取組み事例を伺うとともに 、昨年より国土交通省の戦略的イノ ベーション創造プログラムを進めてお られる北大・金井理教授に橋梁のプロ ジェクトの中間報告と、米国の視察報 告を、更に㈱砂子組の千葉大樹氏には 、道内における情報化施工活用事例と CIM へのアプローチについてご紹介い ただきました。  
  • 14. 2015.5.21  防災・減災・復興支援空間情報活用セミナ ー 基調講演の北海道大学大学院情報科学研究 科教授の山本雅人氏は「画像解析に基づく 迅速な被災がれき量の推定に向けて」とい うテーマで東日本大震災後の災害廃棄物処 理の現場で廃棄物量の推定を航空写真デー タ等を基に推定していく手法についてお話 をされました。また北海道開発局事業振興 部防災課長の米津仁司氏は、「北海道開発 局における防災情報の活用について」、国 土地理院北海道地方測量部地理空間情報管 理官の小野康氏は「地理院地図の情報活用 について」、更に㈱タナカコンサルタント の二瓶氏は「航空レーザー測量を活用した 防災対策について」それぞれお話をされま した。
  • 15. 2015.6.26  観光 ICT ・ G 空間情報活用戦略シンポジ ウム  基調講演の小樽商科大学社会情報学会の深田秀実 准教授は、「モバイル端末を活用した観光分野にお ける G 空間活用」と題して観光ビッグデータの解 析や岩手県平泉の事例など紹介されました。続いて 講演1 「北海道観光振興戦略と ICT 活用につい て」と題して北海道運輸局企画観光部長 渋武 容氏 、講演2 「 Wi-Fi エリアの整備と観光への利活用に ついて」北海道総合通信局 情報通信部 情報通信振 興課長 小井田 司氏と続き、パネルディスカッショ ンは「 ICT ・ G 空間情報を活用した北海道の観光 振興を考える」というテーマのもと、北海道地図㈱ 専務取締役 小林 毅一氏より「ジオパークと観光 G 空間活用」、㈱クリプトンフューチャーメディアス テムチーム統括マネージャ 林 禎康氏より「初音ミ クが拓いた UGC の可能性と ICT の親和性につい て」 、道南いさりび鉄道㈱運輸課長の敷村朝生氏 より、「準天頂衛星や IMES を活用した観光への G 空間活用」というテーマで講演がありました。
  • 16. 2015.7.24  スマートアグリ推進セミ ナー 基調講演の北海道大学大学院農学研究 院教授の野口伸氏「スマート農業の展 開に向けて」~ロボテックスの応用か ら植物工場まで~と題して、高齢化と 農家戸数の減少が進む北海道農業の現 状とビーグルロボットの開発状況と普 及に向けた動向と経済性、そして植物 工場の情報化・ロボット化の現状を最 新の映像も駆使しながらお話しされま した。次に㈱岩崎企画調査部精密農業 チームの金子和真氏より、「精密農業 の取組み事例と最新技術のご紹介」と 題して、トラクタガイダンスとオート ステアリング、可変施肥システム、 マップデータの活用等について講演さ れました。
  • 17. 2015.9.29  第6回産学官 CIM ・ GIS セミ ナー  米国オートデスク・アジア太平洋地区土木事 業開発統括部長の福地良彦氏をお迎えして、国 内外の先進事例を伺うとともに、 CIM 導入費 用対効果に関する研究成果のご紹介をいただき まました。豊富な事例の中で、海外の鉄道、道 路、空港の事例の紹介と費用対効果のご紹介、 また各国の CIM の制度化についても興味深い お話をうかがいました。次に北海道大学情報科 学准教授の田中文基氏より IFC-Bridge 規格を めぐる動向、北海道開発局事業振興部技術管理 課の齋藤正則氏より北海道開発局における CIM の取り組みについてそれぞれタイムリーなお話 を伺いました。
  • 18. 2015.11.18  北海道大学サスティナビリティウイーク行 事 「社会インフラのスマートエイジングとアセットマネジ メントを追及する学際研究」   喫緊の社会的課題である社会基盤施設の 急激な老朽化に対処するためには学際的 な研究開発の取り組みが必要となります 。本セミナーでは,北大の研究者を中心 に,社会基盤施設の長寿命化や効率的な 維持管理投資計画を実現するための要素 技術に携わる学内外の研究者の取組みを 横断的に紹介し,今後の社会実装に向け た学間や産学間の連携を図ることを目的 とし開催されました。会場は北大応用フ ロンティア研究棟の2 F の鈴木章ホール にて 50 名程の参加者を得て、講師には 北海道大学工学研究院教授の横田弘氏を 初め、 5 名の講師による講演が行われま した。
  • 19. 2015.12.15  防災・減災対策空間情報活用セミ ナー  特に道央都市圏に絞ってハザードマップな ど空間情報分析も取り入れながら、防災・減 災に関するセミナーをかでる2・7で 60 名 近くの参加を得て開催されました。基調講演 には、北海道大学大学院工学研究院の岡田成 幸教授を迎えて、ハザードマップやリスクマ ップの読み方についてお話を伺うとともに道 庁危機対策課の小林主幹にはソフト面におけ る道央圏を中心とした道の防災対策、札幌市 危機管理対策課長の村井氏には昨年の 9 月 11 日に発生した大雨による土砂災害と札幌 市の防災対策、㈱シン技術コンサルの佐藤潤 氏には、防災まちづくりに関する提言が産学 官それぞれ立場から語られました。
  • 20. 2016.3.14  第 7 回産学官 CIM ・ GIS セミ ナー ~社会インフラのスマート・エイジングに向けて ~  北見工業大学教授の川村彰氏は「路面プロ ファイリングと VR 技術を活用した路面評価 」というテーマで道路情報のモニタリングと 画像情報を加えた路面情報の可視化、ドライ ブシミュレーターによる路面評価、 CIM ・ GIS との連携など幅広い観点で語られました 。  北海道大学公共政策大学院教授の 高松泰氏は「道内の社会インフラ維持管理に おける CIM/GIS 活用への期待」というテーマ で国土交通省の進める i-Construction の紹介で ICT 技術の全面的な活用(土工)の話や北海 道開発局の CIM 試行モデル事業などについて 語られました。  また株式会社富士通交通・道路データサー ビス代表取締役の島田孝司氏より「道路の簡 易点検から始める長寿命化」に関しての取組 み、ニチレキ株式会社北海道支店次長の黒川 卓郎氏より、 「積雪寒冷地の舗装と調査技術」に関してそ れぞれお話しを伺いました。
  • 21. 2016.6.15 第 8 回産学官 CIMGIS セミナ ー ~生産性革命・ CIM と i-Construction の展望~  国土交通省では本年を「生産性革命元年」と位 置づけており、調査・測量から設計、施工、検査 、維持管理・更新までのあらゆる建設生産プロセ スにおいて抜本的に生産性を向上させる i- Construction はその重要な施策の一つとなってお ります。  この度こうした動きを受けて日本建設情報総合 センター研究開発部の川島宏人氏を迎えて、生産 性向上の施策である「 CIM 導入ガイドラインの検 討状況について」伺いました。更に会員企業であ る岩田地崎建設株式会社技術部長の河村巧氏には 「 CIM への取組状況と課題」、会員の函館工業高 等専門学校教授の山崎俊夫氏には「3次元都市モ デルによる公共空間管理への展望と課題」につい て、また当研究会においても5月28日開催の土 木計画学研究発表大会におけるプレゼン発表内容 の紹介を致しました。
  • 22. 2016.7.27 スマートアグリ戦略セミナー ~北海道のスマートアグリ戦略の現状と展望~  平成 28 年 6 月、スマート農業の推進を 共通の目的として農機や ICT など幅広い 分野の企業、農業生産者や農業団体、経済 団体、大学、研究機関、行政機関など多く の方々の参画を得て「北海道スマート農業 推進協議体」が発足し、様々なイベントや 情報発信を行っています。  基調講演の北海道農政部生産振興局技術 普及課主幹の大塚真一氏より「北海道にお けるスマート農業の推進について」という テーマでお話しいただきました。北海道大 学大学院農学研究院生物生産工学分野准教 授の石井一暢氏より「北海道における地域 ICT 農業の取組み」というテーマで、更に ㈱スマートリンク北海道の岩見沢における 地域 ICT 農業の取組みについて講演され ました。
  • 23. 2016.8.4 第 9 回産学官 CIM ・ GIS セミナ ー ~ i-Construction の概要と取り組み事例について~  基調講演は、国土交通省総合政策局の近 藤課長補佐より「国土交通省が目指す i- Construction の概要」というテーマで、トッ プランナー施策として土工とコンクリート 工の ICT 化と出来高評価、課題や取り組む べき事項に関する説明があった。講演 2 の ㈱ライカジオシステムズの田中克治氏は従 来工法の問題点とライカの3 D が可能にす る可能にすることやソリューションの紹介 があった。  講演 3 の北海道大学の金井理教授は、内 閣府総合科学技術・イノベーション会議の 戦略的イノベーション創造プログラム(S IP)として3次元 as-is モデルと国際標準 を活用した橋梁維持管理データベースの開 発について語られた。最後に HELICAM ㈱ の丹野宏柄氏は、土木・建設現場へのドロ ーンシステムの導入の仕方や課題について 語られた。
  • 24. 2016.9.26 防災・減災対策空間情報活用セミナー  基調講演の北海道大学大学院農学研究 院特任教授の丸谷知己氏には「場の特性 を生かした土砂災害予測のあり方」と 題して、災害がいつ起こるかに関して、 これまで多額の投資を行ってきたが、土 地利用や危険地予測、避難経路などのど こで何か起きるかの場の予測は、これま でおろそかにしてきたが今後は予算も力 も投入すべきと語られた。  北海道開発局の建設部河川計画課河 川計画管理官の吉村俊彦氏は、熊本地 震や今回の台風被害で活躍した TEC- FORCE (緊急災害対策派遣隊)の活動の 紹介や台風 10 号の被害状況など含めて北 海道開発局における土砂災害の取組につ いて語られた。  
  • 25. 2016.9.30 第 10 回産学官 CIM ・ GIS セミ ナー  国土交通省が提唱する i-Construction に 先駆けて建機メーカーのコマツでは 2015 年 2 月より建設現場にあるあらゆ る情報を ICT で繋ぎ、安全で生産性の 高い現場を実現する「スマートコンス トラクション」を開始し既に多くの実 績を上げています。コマツレンタルの 野表氏よりスマートコンストラクショ ンの概要説明とそのケーススタディの 紹介があった。  トプコンの大谷氏より「 UAV による 3次元モデル生成精度の現状と出来形 管理要領」と題して、点群データの生 成、精度検証テストの結果についての 事例の紹介をいただいた。  北海道開発局の島多企画官は、道内 事例を中心にした i-Con の推進状況の説 明があった。
  • 26. 2016.11.11   GIS Day in 北海道  2016   G 空間情報 セミナー Digital 北海道研究会と酪農学園の共同主催で札 幌コンベンションセンターで開催された第 12 回 GISDay in 北 海 道 2016 G 空 間情 報セ ミ ナー は 110 名程参加者を迎えて当研究会の共催行事とし て行われた。  基調講演の東京大学空間情報センター教授の 柴崎亮介氏は、「 G 空間社会の展望と G 空間情 報センターについて」というテーマで 11 月 24 日 に社会基盤情報流通推進協議会が運用を開始した G 空間情報センターは、産学官が保有する個々の データを集め、ワンストップで情報を提供し、新 たな活用方法の模索やビジネス創出を目指す。企 業や市民、消費者などが持つ情報や、 IoT 技術で 集まるデータを組み合わせることによって大きな 価値が生まれる。具体的には G 空間情報のショー ウインドーとして、当面産学官が持つ 150 のデー タ流通を展開すると語った。利活用の事例を示す ため、情報連携による新価値の創造といった研究 開発にも取り組み、利活用分野の開拓や新ビジネ ス創出を目指すとした。
  • 27. 2016.12.7  第 11 回 産学官 CIM ・ GIS セミナ ー  札幌コンベンションセンターにて、第 11 回 産学官 CIMGIS セミナーが全体テーマ 「社会 インフラのスマートエイジングと地質情報 CIM の構築」 で開催された。基調講演では「情報科 学に基づいたインフラメンテナンス高度化の試 み」というテーマで北海道大学大学院情報科学 研究科教授の長谷山美紀氏が、膨大な画像デー タの中から如何に求められている画像情報を検 索するか、その精度を如何に上げているかにつ いて語られた。   岩田地崎建設㈱技術部長の河村巧氏は 「 CIM ・ iConstruction の取組み現況と課題に ついて」と題して当研究会幹事として岩田地崎 建設も含めた取組を、安藤・間の地質技術部長 の宇津木慎司氏は「地質情報 CIM 管理システム の構築及び施工現場への適用」と題して画像マ ッチングも含めた取組を、ジーエスアイの豊田 社長は「大量の地質情報を 3 次元可視化して見 えるもの」というテーマで、博多駅前の道路陥 没も踏まえて地下インフラの管理の重要性と情 報共有の必要性を語られた。
  • 28. 2017.2.27  第 12 回 産学官 CIM ・ GIS セミナ ー  かでる2・7にて、 35 名程参加して 「 SIP 「インフラ維持管理・更新・マネジ メント技術」アセットマネジメント研究分 野のご紹介」というテーマで、北海道大学 公共政策大学院特任教授の高松泰氏、北海 道立総合研究機構建築研究本部の牛島健氏 に講演いただいた。 3 大学連携の地域協働 型インフラアセットマネジメントの研究責 任者である高松泰氏と、道内で同じくアセ ットマネジメント分野で採択された水イン フラマネジメントの研究責任者である北海 道立総合研究機構の牛島健氏が道内の 2 課 題の進捗状況を語られた。
  • 29. 2017.3.22  第 4 回 産学官 CIM ・ GIS 情報交 換会   北大情報科学研究科教授の金井理氏が「 ドローン橋梁点検情報の取得と活用データ 化」と題して、橋梁の 3 次元データに表面 のひび割れなどの変状や欠損といった情報 を組み合わせた As-is モデルに関する研究 を紹介した。 As-is モデルは、設計と施工 段階の基準形状を表す As-Planned モデル や、完成時の実形状を反映した As-built モ デルなどのく rw べて、信頼性が高く維持 管理目的での利用が期待されていると強調 。  日立建機の千葉隆宏営業課長は、同社の i-Construction 対応状況として、茨城県ひ たちなか市の 2016 年秋に設置した顧客に ICT 建機を紹介するための ICT デモサイト の概要を説明した。  
  • 30. 2017.3.24  防災・減災対策空間情報活用セミナ ー  かでる2・7にて、 60 名程参加して 「 2016 年 8 月豪雨による土砂災害」につい て北海道大学大学院農学研究院の笠井美青氏 が十勝川水系の 9 河川で土石流が発生し、下 流域で洪水が起きた要因やメカニズムを推定 。河床拡幅のプロセスを示し「今回の出水で 河道内に不安定な土砂が堆積している。融雪 時などに土砂が再移動する懸念がある。災害 を防ぐためには、これからも継続的なモニタ リングが必要」と語られた。  道総務部危機対策課の大西章文主幹は「北 海道の防災対策」、札幌管区気象台予報課の 定森尚人予報官が「豪雨災害をもたらした気 象状況」をそれぞれ語られた。
  • 31. 2017.4.17  シームレス測位サービス活用セミナ ー   主催: IPIN2017 実行委員会、産学官 CIMGIS 研究会  ( 85 名参加) 会場:北海道大学学術交流会館 プログラム 講演1「 Indoor Airport Wayfinding for Visually Impaired Travelers and Standardization 」(空港での視覚障碍者の屋 内ナビゲーションと標準化)(同時通訳) HOQ, Nayeem 氏(米国連邦航空局 空港工学部門) , 橋爪  宏達氏(国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系教 授) 講演2「スマートエアポート戦略を通じたお客様サービス の向上」 松本 英久 氏(成田国際空港株式会社 経営企画部門) 講演3「 IMES を利用した屋内外シームレス測位技術と鉄 道分野への活用について」 敷村 朝生 氏 ( 道南いさりび鉄道株式会社 運輸部運輸課長) 講演4「 Indoor positioning and indoor navigation services during Pyeongchang 2018 Winter Olympic 」 (平昌 2018 冬季オリンピック期間での室内位置認識および 室内ナビゲーションサービス) PARK, Sangjoon 氏 ( 韓国電子通信研究院 主席研究員 ) , 蔵田 武志 氏 ( 産業総合技術研究所 人間情報研究部門 )
  • 32. 2017.5.24  第 5 回産学官 CIMGIS 情報交換会   会員限定企画で 30 名以上が参加し てかでる2・7にて第 5 回情報交 換会が開催されました。基調講演 には、北海道大学大学院情報科学 研究科の近野敦氏が「テールシッ ター機とクアッドチルト ローター 機の開発と制御」というテーマで 、テールシッタ- UAV 関連研究の 話をされ、会員企業の岩崎やビィ ーシステムからは、 i-Construction の課題や点群処理の実践例が語ら れました。