2012卒業設計_人と牛がつながる空間―自然環境を考慮した帯広市ならではの建築形態の提案―_花川太地_佐々木研究室

佐々木研究室
09N1108 花川太地

計画敷地

観光施設

エネルギー問題農家戸数の減少敷地問題

原子力エネルギーからの早期の脱却観光者のための施設がない
牛を身近な存在に感じる新たな形を模索
大規模インフラストラクチャー欠陥自動車事故の原因

コンセプト計画モデル構成

情報発信地域振興観光・休憩施設
バイオマスエネルギー施設地元農家の方との連携

環境にやさしいエネルギーの自給自足農産物を提供観光地の活性化
帯広市における新たな建築形態


足寄町
鹿追町

人口牛
168546人帯広市
26290頭
中札内村

大樹町

生産消費

畜産による発電量 6450kwh ＞消費電力量 2241kwh

畜産による水素発生量 2000Nm3 ＞自動車による水素消費量 1056Nm3


計画敷地

北海道帯広市愛国町

黒川牧場

①広い平坦な敷地

計画敷地

観光施設
②近隣の牧場

③観光施設

ドライバー・観光客が訪れやすい場所


①畜産廃棄物を燃料の素としてCO2を出さずに発電 -バイオガス発電-
②水素ガスを利用した「農業とインフラの融合」 -燃料電池車-
発酵ガス発電機

CH4
メタンガス発生発電
畜産廃棄物
改質
供給

燃料電池車
水素

人と牛のつながり
エネルギー自給自足エネルギー源の供給
牛舎・発電空間

観光・休憩空間
CH4
燃料電池車
飼育


牛

燃料電池車用のスタンド
人

車


中を観察できる牛舎
エネルギー源を供給してくれる牛を近くに感じる
牛の通り道
中央に配置することでどこからでも牛を見ることができる牛の通り道と中庭を一緒の空間にすることで
牛と人のつながりをつくる

発電施設
エネルギー自給自足を担う

燃料電池車用のスタンド
環境に良い燃料を補給
軒下空間を利用し雨を防ぐ


風除室空間バイオエネルギー展示
冬の厳しい気候から守るバイオエネルギーを広める
スタンド待合室
広い軒下空間の利用

外に開けた農産物販売コーナー
地元農産物を提供
開放的な休憩・食事空間夏季には開け放して販売スペースを外に広げる
周りの空間を相互に感じることができることで外とつながり、観光客と交流がふかまる
中庭空間・道路側と両方見ることができる風除室を利用した空間


冬：風向
夏：風向

農産物販売
風除室


牛舎
換気
採光

GL
南北
GL-500


屋根②
カラーガルバリウム鋼板
屋根① LSL材
Low-E複層ガラス断熱材：スタイロフォーム断熱材：スタイロフォーム
LSL材
空気層 Low-E複層ガラス

格子梁

南北


①凍結深度を利用した地下空間の発電施設

畜産廃棄物
メタンガス

CH4
GL

凍結深度
原料槽発電機
発電の流れ発酵槽


Low-E複層ガラス
t=3
半透明ガラス

格子梁：
カラマツ集成材
格子壁： t=800
照明桧
100×300 屋根材：
LSL材
t=100


ガラスはめ込み

相欠格子
桧
100×300@600

補剛板楔
合わせガラス楔後側押縁
厚6+厚6
押縁
断熱膜格子
斜材
杉 100×100

膜：フッ素樹脂膜材
t=100
中に断熱材としてお
がくずの入った袋を詰
端部柄差める


燃料補給時の待合室
せり出した軒下の空間で雨から守られる


開けた中庭で内部のどこからでも牛の様子が見れる
内部と中庭のつながりを感じる


奥まで開放的な空間
人と牛の活動を相互に感じる
格子梁からのやわらかな光


奥に中庭が見え、牛の存在を感じる
外の様子を楽しみながら過ごせる


外部に開放的な農産物販売空間
夏季には戸を開け放して空間を広げる冬期は大きな風除室
空間として活用し、外部からの寒さの影響を少なくする


バイオガス発電・燃料電池車についての展示
ここから十勝に情報を発信する


おがくずを利用した膜

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