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みんなで考える
リニア開通後の飯田
信州大学大学院 ランドスケープ研究室 2024年3月31日
①ランドスケープデザインにできることを知っ
てもらう
→地域の困りごとを,一緒に解決・企画立案
展示会・発表会の目的
展示会・発表会の目的
②リニア時代の南信州のあるべき姿を考え,議論
する
→当事者としてかかわり,自分たちで変えていく
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
本日の発表内容
1. 全体の考え方
2. 飯田市の現状・課題
3. 飯田市の環境ポテンシャル
4. リニア駅周辺の広域計画
5. ルールづくり
6. 拠点の連携ー動線計画
7. 各拠点の計画・デザイン
4
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
1.全体の考え方
5
環境に適した土地利用を知る
重点地区を設定
地区間の繋がり・連携
重点地区のデザイン
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
1.全体の考え方
6
まもる かえる
飯田らしさとして何をまもり、未来に向かってどうかえていくのか皆で考える
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
2. リニア開業の大きな転機
7
ランドスケープの視点から、リニア駅の開業を見越した地域のあるべき姿を考える
現 状
JR飯田駅
座光寺SIC
上郷
鼎
松尾
下久堅
喬木村
豊丘村
高森町
座光寺 リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
2.リニア開業の大きな転機
8
品川➡
1㎞
名古屋
リニア開業による様々な影響→変化をプラスにするかマイナスにするかは今の我々にかかっている
現 状
リニア駅
エスバード
イオン飯田店
座光寺スマートIC
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
2. 現在の土地利用計画
9
企業・個人は南信州にどんな魅力を感じ、どこに、何をしに訪れるのか具体の検討が必要
現 状
サステナブルオフィスゾーン
研究開発型企業機関の誘致
企業誘致集積ゾーン
ゼロカーボンシティ
モデルエリア
商業集積ゾーン
都心重心
交流重心
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
3. 一年間の現地調査
10
データをもとに現地を訪れ、整合性を確認→数値以外のポテンシャルもデザインの視点で把握する
環境分析
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
3. ソフトを使った環境分析
11
GISというソフトを使い、環境情報を地図に色で重ねていく=自然環境の可視化
植生
地形
水文
地域資源
土壌
災害
適地
⊖
環境分析
不適
適
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
3. 分析した4つの適地
12
環境情報から、開発しない・拠点・農業・工業の最適地を抽出
保全重要エリア 建築物適地 農業適地 工場適地
・段丘林
・地域の大切な場
・改変してはいけない所
・建物が建てられる所 ・水田、果樹の適地 ・平らで広さが確保できる
・水が確保できる
・景観を崩さない
環境分析
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
3. 土地利用の適正区分
13
環境情報をもとにすると、こんな風に配置すればそれぞれがよい条件で土地を利用できる
環境分析
保全エリア
工場適地
農業適地
建築物適地
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
14
①保全エリアの設定と、災害の危険があるため土砂災害ガイドラインの作成をする
広域計画
保全エリア
土砂災害
警戒区域
浸水想定区域
三六災害履歴
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
15
②農地と開発適地は重なるため、移住・観光・企業誘致と連携できるように配置
広域計画
農業適地
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
16
③工場を配置できる箇所は限られている→天竜川沿いに集約
広域計画
工場適地
工場の集約
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
17
④現状と適地を照らし合わせ、総合的に考えた土地利用の提案
広域計画
建築物適地
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
18
④現状と適地を照らし合わせ、総合的に考えた土地利用の提案
広域計画
農×商×移住
歴史保全と観光拠点
まち×大学×企業
地域密着課題解決型
企業×商×住
異種連携スタートアップ
リニア駅
工場の集約
自然×暮らし
上郷黒田
大堤団地
パノラマファーム
麻績の里・元善光寺
水辺の広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
19
⑤153号線沿いや、工場エリアは景観保全のためのガイドラインを作成する
広域計画
工場の集約
リニア駅
国道153号
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
20
広域計画
⑥各拠点のデザイン
パノラマファーム
大堤団地
元善光寺 歴史
天竜川沿い
ビジネス拠点
上郷 遊べる知の拠点 リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
21
リニア開業まで:駅周辺整備、ガイドライン作成
広域計画
2023 2027
リニア開通
20XX
2035
工場移転 研究拠点
歴史・観光 ガイドライン
リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
22
広域計画
2023 2027
リニア開通
20XX
2035
工場移転 研究拠点
歴史・観光
約10年後:移住拠点整備、景観整備
ガイドライン
大堤 パノラマファーム
水辺
リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
23
将来的にリニア駅を中心として、周辺の各拠点がつながる
広域計画
2023 20XX
2035
2027
リニア開通
工場移転 研究拠点
歴史・観光 ガイドライン
大堤 パノラマファーム
水辺
リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 地域をつなぐルール作り
24
つながり
1 5 3 沿 い
景 観 整 備
土 砂 災 害
ガイドライン
工 場 景 観
ガイドライン
住 宅 地 の
地 区 計 画
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 土砂災害区域のガイドライン
25
つながり
土砂災害警戒区域 イエローゾーン
土砂災害が発生した場合「住民の生命または身体に危害が生ずる
おそれがある区域」で「警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域」
土砂災害特別警戒区域 レッドゾーン
土砂災害警戒区域のなかでも、土砂災害が発生した場合「建築物に損
壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがある
区域」で「一定の開発行為や居室を有する建築物の構造が規制されて
いる土地の区域」
土砂災害特別警戒区域・土砂災害警戒区域についてわかりやすくまとめた (iqrafudosan.com)
防災ハンドブックの活用について - 飯田市ホームページ (iida.lg.jp)
イエローゾーン
の基準
レッドゾーンの
基準
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 土砂災害区域のガイドライン
26
つながり
1. レッドゾーン、イエローゾーンで特に危険な場所を移転・支援する。
元々の段丘林
移転
移転
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 土砂災害区域のガイドライン
27
つながり
2.空いた土地を利用して河岸段丘の上下約20mに緩衝林を設ける。
3. 斜面崩壊の被害を抑えつつ、景観の保全を行い健全な緑を増やす。
約20m森を延長させていく
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 国道153号線の景観ガイドライン
28
つながり
国道153号
景観ガイドライン適用範囲
リニア駅
元善光寺駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 国道153号線の景観ガイドライン
29
つながり
国道拡幅工事に伴い、リニア駅前、座光寺の歴史ゾーンの景観を整える
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 国道153号線の景観ガイドライン つながり
30
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 工場ガイドライン つながり
1. 工場による景観への影響は大きい、工場を下段に集約する方針
2. 現在座光寺の工場エリアの面積11508+28772=40,280㎡、集約先の面積84,667㎡
座光寺工場エリア 川沿い工場集約エリア
31
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 工場ガイドライン
32
つながり
住宅地
遊水地
工場
工場
リニア沿いに工場エリアを配置して
住環境と距離を取る(防音壁なくす)
工場を誘致後、地域に開かれた「森の中の工場地帯」を目指す。
遊水地
天竜川の水を
堤外地に引き込む
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 住宅地のガイドライン
33
つながり
住宅と農地のバランスの良い風景を守る
遠景の山並みの稜線を
乱さない高さ
樹林から見えるくらい
の住宅間の距離や配置
畑や水田と一体となった住宅
勾配屋根や軒の出など
周辺の古くからある建築物等
の意匠を活かした外観
既存の大径木の保存・活用
果樹の木の保存活用
伊那山地を望むテラス
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
5. 住宅地のガイドライン
34
つながり
連続した家並み
高さや壁面ラインを揃える
道路等の公共空間から見えに
くいよう緑と木を用いて
室外機等を遮蔽する
今後増えていく住宅地の景観を整えるルールづくり
地域の方が活用できる
オープンスペース 地域の方が活用できる
オープンスペース
遠景の山並みが見える
周辺環境に馴染む色彩
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
6. 拠点の連携ー動線計画
35
つながり
高低差を解消し、自動車を持たない来訪者でも利用可能な公共交通の必要性
エスバード
元善光寺駅
リニア駅
桜町駅
飯田高校
飯田駅
市役所
上郷黒田
麻績の里・元善光寺
JA選果場・黒田人形舞台
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
エスバード
元善光寺駅
リニア駅
桜町駅
飯田高校
飯田駅
市役所
JA選果場・黒田人形舞台
上郷黒田
6. 拠点の連携ー動線計画
36
つながり
Zippar駅
環状線
折り返し線
高低差を解消し、自動車を持たない来訪者でも利用可能な公共交通の必要性
画像:知財図鑑
速度 30km/h
定員 8~12人
時間 22分/周
1.8km
4分
3.2km
6分
1.3km
3分
4.3km
9分
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
6. 新交通システムの導入検討
37
Zippar : 導入コストが安く、道路や川の上を走れる、小水力発電で利用可能、既に導入検討都市も
つながり
画像:Zip Infrastructure株式会社
HP
導入コスト◎ 自由設計◎
自動運転◎ 安全走行◎
Zipparとは? “低コスト・自由設計・自動運転” 次世代交通
モノレール ロープウェー 電気自動車
× ×
リニア新駅と各拠点を繋ぐ
飯田市の交通課題を解決
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
6. 企業・研究機関の連携
38
リニア開業で都会とつながりビジネスチャンスが生まれる=飯田の環境×技術開発・研究
つながり
移住促進
官×学
農×商×移住
町×大学×企業
地域密着課題解決拠点
異種連携スタートアップ
工業技術に重きを
置いた研究拠点
働
工
工
企業×商×住
リニア
新駅
住
商業
学
住×商×体験
歴史保全と
観光拠点
農業×体験
農地保全と
観光拠点
技術開発→実証→
フィードバック
農業×技術
地方創成×農業
歴史研究
農
研究の繋がり
ビジネスの繋がり
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
6. 観光や二拠点居住
39
様々な時間スパンでの来訪者のための拠点づくりを行う
つながり
ここにイメージ写真
orスケッチ
ここにイメージ写真
orスケッチ
移住促進
官×学
農×商×移住
町×大学×企業
地域密着課題解決拠点
異種連携スタートアップ
工業技術に重きを
置いた研究拠点
働
工
工
企業×商×住
リニア
新駅
住
商業
学
住×商×体験
歴史保全と
観光拠点
農業×体験
農地保全と
観光拠点
農
日常の繋がり
観光の繋がり
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 各拠点のデザイン
40
デザイン
マスタープラン
パノラマファーム
大堤団地
元善光寺 歴史
天竜川沿い
ビジネス拠点
上郷 遊べる知の拠点
リニア駅
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 各拠点のデザイン
41
デザイン
信州大学検討案
リニア駅前広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 現計画:リニア駅前広場
42
デザイン
現計画の整理 ①機能 ②居場所 ③景観 ④各地とのつながり ⑤柔軟
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
43
デザイン
コンセプト : 2つの顔を持った南信州の新たなエントランス
まもる
かわる
歴史や文化、南アルプスの景観を守り後世につなぐ北口
時代の変化に柔軟に適応する余白を残した都会的な南口
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
44
デザイン
コンセプトを具現化する5つの方針
周辺との
つ な が り
景 観
水 辺
商 業
と
ビ ジ ネ ス
新 交 通
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
45
デザイン
周辺土地利用計画の整合性
周辺との
つ な が り
大堤
上郷
歴史
工場
パノラマ
ファーム
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
46
デザイン
特定視点場からの景観形成
南アルプス
・仙丈ケ岳
・間ノ岳
50~70度
伊那山地
・鬼面山
92~145度
元善光寺
A
A A′
A′
B B′
B
B′
南アルプス
伊那山地
景 観
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
47
デザイン
3 魅力的な水辺環境創出 → 環境・生物・人々にとって良い影響を及ぼす
水 辺
③トンネル湧水
①土曽川から引き込み
②雨水排水
④新戸川
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
48
デザイン
4 ビジネス商業拠点の創出 コンパクトなビジネス拠点を創出し、リニア駅降りてすぐ会議に参加できる
商 業
と
ビ ジ ネ ス
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
49
デザイン
5 新交通システムの可能性
新 交 通
EV充電ポート
画像:次世代自動車振興センターHP
画像:知財図鑑
Zippar
画像:タイムズカーHP
カーシェアリング
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場 デザイン
計画平面図
0 200m
50
北口駅前広場
南口駅前広場
重点協議区域
←名古屋
品川→
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
交通計画
7. リニア駅前広場
51
デザイン
交通広場
駐車場
広場
複合施設
0 200m
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
52
デザイン
飯田らしさを感じる北口広場
水辺の広場
鏡池
南アルプスを映す
デッキテラス
一般P
一般短期P
バスP
背景になるマウンド
ロータリー
土曽川からの取水
元善光寺の第一印象
0 200m
水車
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
53
デザイン
飯田らしさを感じる北口広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
54
デザイン
飯田らしさを感じる北口広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
55
デザイン
水音奏でる 水辺の広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
56
デザイン
リニアから降りてすぐに鏡池に反射した南アルプスがお出迎え
100m
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
57
デザイン
リニアから降りてすぐに鏡池に反射した南アルプスがお出迎え
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
58
デザイン
木の軸線上に元善光寺の赤い屋根が見える
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
0 200m
7. リニア駅前広場 デザイン
飯田の未来を感じる南口広場 59
立体P
短期P
カフェ
マンション
10F
ホテル
10F
オフィス
5F
カフェ
広場
水盤
調整池
雨でも段差なく歩ける
ペデストリアンデッキ
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
60
デザイン
南東方向から見た南口駅前広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
61
デザイン
様々な行事でにぎわうイベント広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
62
デザイン
伊那山地が水盤一面に映る迫力ある自慢の風景
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
63
デザイン
カフェから見た近未来を感じる南口広場
カフェ
観光案内
お土産
カフェ
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
64
デザイン
カフェから見た近未来を感じる南口広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
65
デザイン
飯田の豊かな自然で佇む 護岸広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
66
デザイン
飯田の豊かな自然で佇む 護岸広場
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. リニア駅前広場
67
デザイン
木漏れ日が心地よい並木道
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7.各拠点のデザイン
68
パノラマファーム
大堤団地
リニア駅
天竜川沿い
ビジネス拠点
上郷 遊べる知の拠点
元善光寺 歴史
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 各拠点のデザイン
69
デザイン
ランドスケープ
リノベーションで潤う住まい
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい
70
デザイン
大堤団地70
大堤団地
住宅地
大堤
果樹 野菜
フルーツライン
段丘林
座光寺IC
座光寺小学校
①
②
③
④
①
②
③
④
現況の整理
生き物の住処・歴史的に重要な座光寺の魅力資源を生かした水辺のある居住空間を目指す
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
基本方針:①大堤の一部を埋め立て、伸ばし、団地と一体として考える
生き物の住処・歴史的に重要な座光寺の魅力資源を生かした水辺のある居住空間を目指す
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい
71
デザイン
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
基本方針:➁高低差と堤を活かした住宅配置
高さ+8m
住宅が重なる一階層は駐車スペース
高さ±0m
どこからでも飯田らしい風景を楽しめる
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン
72
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
基本方針:➂大堤児童遊園を団地に入り込ませる
座光寺の子どもや移住者の方々が
飯田の自然に触れ合える環境を創出する
大堤を暮らしの一部として考え
この地域の人たちが維持管理を手伝う
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン
73
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
0m 150m
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン
74
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン
75
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
4階から見える大堤と伊那山地
7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン
76
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
77
デザイン
天竜川に触れる
新たなビジネス拠点
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
78
デザイン
天竜川沿い水辺の広場
対象地の現況
既存霞提
既存の霞提
土曽川
南大島川
湧水の湧く河岸段丘
工場地帯
リニア
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
79
デザイン
日本の川 - 中部 - 天竜川 - 国土交通省水管理・国土保全局 (mlit.go.jp)
三六災害で堤防が決壊した松尾地域
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
80
デザイン
天竜川沿い水辺の広場
リニア残土を活用した新たな霞提と浸水を許容する柔らかい土地利用
ここを切る
現 状 提 案
島を創出
島に橋を架ける
水門を撤去
新設霞堤
企業誘致エリア
水門 水田
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
81
デザイン
・リニア開発による
スタートアップ企業の誘致
企 業 誘 致 に よ る
水辺のキャンパス
・飯田らしい豊かな自然と
人との境界を和らげる
新たな水辺空間
・洪水調整
・移住者/企業の住まい
・こどもの情操教育
井水でつながる
潤いある住宅地
82
①地盤を高くする
②雨水を溜めて流入を遅らせる
③水害を分散させる
リニア残土の活用
遊水地の新設
霞堤の新たな利用
既存の霞提
既存の霞提
83
①地盤を高くする
②雨水を溜めて流入を遅らせる
③水害を分散させる
リニア残土の活用
遊水地の新設
霞堤の新たな利用
既存の霞提
既存の霞提
リニア
遊水地
遊水地
遊水地
84
住宅地 住宅地
遊水地
遊水地
親水公園
企業
企業
企業
工場
①地盤を高くする
②雨水を溜めて流入を遅らせる
③水害を分散させる
リニア残土の活用
遊水地の新設
霞堤の新たな利用
85
住宅地 住宅地
遊水地
遊水地
親水公園
企業
企業
企業
企業
①地盤を高くする
②雨水を溜めて流入を遅らせる
③水害を分散させる
リニア残土の活用
遊水地の新設
霞堤の新たな利用
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
86
デザイン
天竜川沿い水辺の広場
新設した霞堤沿いの遊歩道
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
87
デザイン
天竜川沿い水辺の広場
洪水時:新設した霞堤沿いの遊歩道
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
88
デザイン
天竜川沿い水辺の広場
遊水地機能を持つ親水公園
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
89
デザイン
住宅地
水と親しむことができる住宅地
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
90
デザイン
全体像
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
91
デザイン
歩いて 楽しみ
よみがえる座光寺
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
92
デザイン
元善光寺周辺エリア
現状と課題
多数の工場が立地
店舗数が減少した商店街
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
93
デザイン
元善光寺周辺エリア
コンセプトとビジョン
各時代において、座光寺村の中核的役割を担うエリアだった
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
94
デザイン
元善光寺周辺エリア
3つの解決策
STEP2 調整池機能を既存遊歩道に追加
元の地形や既存遊歩道の線形をいかし調整池をつくる
多様な水へのアプローチや休憩エリアの追加により
より歩きたくなる空間へ
STEP1 工場移転と工場跡地の活用
工場を天竜川沿いに集約
工場跡地を伝統工芸体験工房村やミュージアム、
複合商業施設として活用
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
95
デザイン
元善光寺周辺エリア
3つの解決策
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
96
デザイン
元善光寺周辺エリア
マスタープラン
駅前ロータリー
駐車場
Zippar駅
復元商店街
体験施設
複合商業施設
居住エリア
路地裏店舗
元善光寺
麻績神社
大鳥居
既存商店街
コワーキングスペース
ミュージアム
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺
97
デザイン
元善光寺周辺エリア
Zippar駅と中央広場と復元商店街
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
98
デザイン
りんご香る
絶景グランピング
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
99
デザイン
パノラマファーム
現況分析
天竜川まで見えるパノラマビュー
走り回りたくなる豊かな地形
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
101
デザイン
パノラマファーム
計画平面図
広場
果樹園
果樹園
マウンド
メイン
施設
ウェルカムゲート
既存道路の終点
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
102
デザイン
パノラマファーム
計画平面図
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
103
デザイン
パノラマファーム
南アルプスと飯田市を一望しながらゆっくりと過ごす
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. りんご香る絶景グランピング
104
デザイン
パノラマファーム
進入が容易になり、来訪者を迎え入れる入り口の様子
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
105
デザイン
7. 遊べる知の拠点
遊べる
知の拠点
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
106
デザイン
伊那上郷駅周辺エリア
7. 遊べる知の拠点
伊那上郷駅
現状
イオン
リニア駅
飯田高校
飯田女子高
上郷小学校
上郷図書館
公民館
高陵中 住宅街
原ノ城跡
対象地
グラウンド
体育館
広域農道
国道153号
JR飯田線
公共施設
教育機関
住宅街
歴史資源
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
7. 遊べる知の拠点
107
デザイン
全国から研究室単位で誘致 エリア全体に広がっていく
□□大学
都市計画研究室
●●大学
地域経済研究室
〇〇大学
減災教育研究室
△△大学
地方創成研究室
まち×研究室で地域課題解決 遊べる知の拠点
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
108
デザイン
ゾーニング+動線 伊那上郷駅周辺エリア
7. 遊べる知の拠点
広場
施設
スポーツ施設
交通
歩行者動線
自動車動線
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
マスタープラン 109
デザイン
伊那上郷駅周辺エリア
7. 遊べる知の拠点
研究室
会議室
グラウンド
体育館
デッキ
レストラン
水辺広場
芝生広場
テラス
ヨガスタジオ
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
110
デザイン
研究施設と水辺広場 伊那上郷駅周辺エリア
パース
7. 遊べる知の拠点
環境分析
現 状 広域計画 つながり デザイン
111
みんなで考える
リニア開通後の飯田
信州大学大学院 ランドスケープ研究室 2024年3月31日

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信州大学 みんなで考えるリニア開業後の飯田 - Landsape Design for Iida city byShinshu University

  • 4. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 本日の発表内容 1. 全体の考え方 2. 飯田市の現状・課題 3. 飯田市の環境ポテンシャル 4. リニア駅周辺の広域計画 5. ルールづくり 6. 拠点の連携ー動線計画 7. 各拠点の計画・デザイン 4
  • 5. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 1.全体の考え方 5 環境に適した土地利用を知る 重点地区を設定 地区間の繋がり・連携 重点地区のデザイン
  • 6. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 1.全体の考え方 6 まもる かえる 飯田らしさとして何をまもり、未来に向かってどうかえていくのか皆で考える
  • 7. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 2. リニア開業の大きな転機 7 ランドスケープの視点から、リニア駅の開業を見越した地域のあるべき姿を考える 現 状 JR飯田駅 座光寺SIC 上郷 鼎 松尾 下久堅 喬木村 豊丘村 高森町 座光寺 リニア駅
  • 8. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 2.リニア開業の大きな転機 8 品川➡ 1㎞ 名古屋 リニア開業による様々な影響→変化をプラスにするかマイナスにするかは今の我々にかかっている 現 状 リニア駅 エスバード イオン飯田店 座光寺スマートIC
  • 9. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 2. 現在の土地利用計画 9 企業・個人は南信州にどんな魅力を感じ、どこに、何をしに訪れるのか具体の検討が必要 現 状 サステナブルオフィスゾーン 研究開発型企業機関の誘致 企業誘致集積ゾーン ゼロカーボンシティ モデルエリア 商業集積ゾーン 都心重心 交流重心
  • 10. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 3. 一年間の現地調査 10 データをもとに現地を訪れ、整合性を確認→数値以外のポテンシャルもデザインの視点で把握する 環境分析
  • 11. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 3. ソフトを使った環境分析 11 GISというソフトを使い、環境情報を地図に色で重ねていく=自然環境の可視化 植生 地形 水文 地域資源 土壌 災害 適地 ⊖ 環境分析 不適 適
  • 12. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 3. 分析した4つの適地 12 環境情報から、開発しない・拠点・農業・工業の最適地を抽出 保全重要エリア 建築物適地 農業適地 工場適地 ・段丘林 ・地域の大切な場 ・改変してはいけない所 ・建物が建てられる所 ・水田、果樹の適地 ・平らで広さが確保できる ・水が確保できる ・景観を崩さない 環境分析
  • 13. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 3. 土地利用の適正区分 13 環境情報をもとにすると、こんな風に配置すればそれぞれがよい条件で土地を利用できる 環境分析 保全エリア 工場適地 農業適地 建築物適地
  • 14. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 14 ①保全エリアの設定と、災害の危険があるため土砂災害ガイドラインの作成をする 広域計画 保全エリア 土砂災害 警戒区域 浸水想定区域 三六災害履歴 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案
  • 15. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 15 ②農地と開発適地は重なるため、移住・観光・企業誘致と連携できるように配置 広域計画 農業適地
  • 16. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 16 ③工場を配置できる箇所は限られている→天竜川沿いに集約 広域計画 工場適地 工場の集約
  • 17. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 17 ④現状と適地を照らし合わせ、総合的に考えた土地利用の提案 広域計画 建築物適地
  • 18. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 18 ④現状と適地を照らし合わせ、総合的に考えた土地利用の提案 広域計画 農×商×移住 歴史保全と観光拠点 まち×大学×企業 地域密着課題解決型 企業×商×住 異種連携スタートアップ リニア駅 工場の集約 自然×暮らし 上郷黒田 大堤団地 パノラマファーム 麻績の里・元善光寺 水辺の広場
  • 19. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 19 ⑤153号線沿いや、工場エリアは景観保全のためのガイドラインを作成する 広域計画 工場の集約 リニア駅 国道153号
  • 20. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 20 広域計画 ⑥各拠点のデザイン パノラマファーム 大堤団地 元善光寺 歴史 天竜川沿い ビジネス拠点 上郷 遊べる知の拠点 リニア駅
  • 21. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 21 リニア開業まで:駅周辺整備、ガイドライン作成 広域計画 2023 2027 リニア開通 20XX 2035 工場移転 研究拠点 歴史・観光 ガイドライン リニア駅
  • 22. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 22 広域計画 2023 2027 リニア開通 20XX 2035 工場移転 研究拠点 歴史・観光 約10年後:移住拠点整備、景観整備 ガイドライン 大堤 パノラマファーム 水辺 リニア駅
  • 23. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4. リニア駅周辺のマスタープラン提案 23 将来的にリニア駅を中心として、周辺の各拠点がつながる 広域計画 2023 20XX 2035 2027 リニア開通 工場移転 研究拠点 歴史・観光 ガイドライン 大堤 パノラマファーム 水辺 リニア駅
  • 24. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 地域をつなぐルール作り 24 つながり 1 5 3 沿 い 景 観 整 備 土 砂 災 害 ガイドライン 工 場 景 観 ガイドライン 住 宅 地 の 地 区 計 画
  • 25. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 土砂災害区域のガイドライン 25 つながり 土砂災害警戒区域 イエローゾーン 土砂災害が発生した場合「住民の生命または身体に危害が生ずる おそれがある区域」で「警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域」 土砂災害特別警戒区域 レッドゾーン 土砂災害警戒区域のなかでも、土砂災害が発生した場合「建築物に損 壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがある 区域」で「一定の開発行為や居室を有する建築物の構造が規制されて いる土地の区域」 土砂災害特別警戒区域・土砂災害警戒区域についてわかりやすくまとめた (iqrafudosan.com) 防災ハンドブックの活用について - 飯田市ホームページ (iida.lg.jp) イエローゾーン の基準 レッドゾーンの 基準
  • 26. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 土砂災害区域のガイドライン 26 つながり 1. レッドゾーン、イエローゾーンで特に危険な場所を移転・支援する。 元々の段丘林 移転 移転
  • 27. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 土砂災害区域のガイドライン 27 つながり 2.空いた土地を利用して河岸段丘の上下約20mに緩衝林を設ける。 3. 斜面崩壊の被害を抑えつつ、景観の保全を行い健全な緑を増やす。 約20m森を延長させていく
  • 28. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 国道153号線の景観ガイドライン 28 つながり 国道153号 景観ガイドライン適用範囲 リニア駅 元善光寺駅
  • 29. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 国道153号線の景観ガイドライン 29 つながり 国道拡幅工事に伴い、リニア駅前、座光寺の歴史ゾーンの景観を整える
  • 30. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 国道153号線の景観ガイドライン つながり 30
  • 31. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 工場ガイドライン つながり 1. 工場による景観への影響は大きい、工場を下段に集約する方針 2. 現在座光寺の工場エリアの面積11508+28772=40,280㎡、集約先の面積84,667㎡ 座光寺工場エリア 川沿い工場集約エリア 31
  • 32. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 工場ガイドライン 32 つながり 住宅地 遊水地 工場 工場 リニア沿いに工場エリアを配置して 住環境と距離を取る(防音壁なくす) 工場を誘致後、地域に開かれた「森の中の工場地帯」を目指す。 遊水地 天竜川の水を 堤外地に引き込む
  • 33. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 住宅地のガイドライン 33 つながり 住宅と農地のバランスの良い風景を守る 遠景の山並みの稜線を 乱さない高さ 樹林から見えるくらい の住宅間の距離や配置 畑や水田と一体となった住宅 勾配屋根や軒の出など 周辺の古くからある建築物等 の意匠を活かした外観 既存の大径木の保存・活用 果樹の木の保存活用 伊那山地を望むテラス
  • 34. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 5. 住宅地のガイドライン 34 つながり 連続した家並み 高さや壁面ラインを揃える 道路等の公共空間から見えに くいよう緑と木を用いて 室外機等を遮蔽する 今後増えていく住宅地の景観を整えるルールづくり 地域の方が活用できる オープンスペース 地域の方が活用できる オープンスペース 遠景の山並みが見える 周辺環境に馴染む色彩
  • 35. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 6. 拠点の連携ー動線計画 35 つながり 高低差を解消し、自動車を持たない来訪者でも利用可能な公共交通の必要性 エスバード 元善光寺駅 リニア駅 桜町駅 飯田高校 飯田駅 市役所 上郷黒田 麻績の里・元善光寺 JA選果場・黒田人形舞台
  • 36. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン エスバード 元善光寺駅 リニア駅 桜町駅 飯田高校 飯田駅 市役所 JA選果場・黒田人形舞台 上郷黒田 6. 拠点の連携ー動線計画 36 つながり Zippar駅 環状線 折り返し線 高低差を解消し、自動車を持たない来訪者でも利用可能な公共交通の必要性 画像:知財図鑑 速度 30km/h 定員 8~12人 時間 22分/周 1.8km 4分 3.2km 6分 1.3km 3分 4.3km 9分
  • 37. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 6. 新交通システムの導入検討 37 Zippar : 導入コストが安く、道路や川の上を走れる、小水力発電で利用可能、既に導入検討都市も つながり 画像:Zip Infrastructure株式会社 HP 導入コスト◎ 自由設計◎ 自動運転◎ 安全走行◎ Zipparとは? “低コスト・自由設計・自動運転” 次世代交通 モノレール ロープウェー 電気自動車 × × リニア新駅と各拠点を繋ぐ 飯田市の交通課題を解決
  • 38. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 6. 企業・研究機関の連携 38 リニア開業で都会とつながりビジネスチャンスが生まれる=飯田の環境×技術開発・研究 つながり 移住促進 官×学 農×商×移住 町×大学×企業 地域密着課題解決拠点 異種連携スタートアップ 工業技術に重きを 置いた研究拠点 働 工 工 企業×商×住 リニア 新駅 住 商業 学 住×商×体験 歴史保全と 観光拠点 農業×体験 農地保全と 観光拠点 技術開発→実証→ フィードバック 農業×技術 地方創成×農業 歴史研究 農 研究の繋がり ビジネスの繋がり
  • 39. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 6. 観光や二拠点居住 39 様々な時間スパンでの来訪者のための拠点づくりを行う つながり ここにイメージ写真 orスケッチ ここにイメージ写真 orスケッチ 移住促進 官×学 農×商×移住 町×大学×企業 地域密着課題解決拠点 異種連携スタートアップ 工業技術に重きを 置いた研究拠点 働 工 工 企業×商×住 リニア 新駅 住 商業 学 住×商×体験 歴史保全と 観光拠点 農業×体験 農地保全と 観光拠点 農 日常の繋がり 観光の繋がり
  • 40. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 各拠点のデザイン 40 デザイン マスタープラン パノラマファーム 大堤団地 元善光寺 歴史 天竜川沿い ビジネス拠点 上郷 遊べる知の拠点 リニア駅
  • 41. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 各拠点のデザイン 41 デザイン 信州大学検討案 リニア駅前広場
  • 42. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 現計画:リニア駅前広場 42 デザイン 現計画の整理 ①機能 ②居場所 ③景観 ④各地とのつながり ⑤柔軟
  • 43. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 43 デザイン コンセプト : 2つの顔を持った南信州の新たなエントランス まもる かわる 歴史や文化、南アルプスの景観を守り後世につなぐ北口 時代の変化に柔軟に適応する余白を残した都会的な南口
  • 44. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 44 デザイン コンセプトを具現化する5つの方針 周辺との つ な が り 景 観 水 辺 商 業 と ビ ジ ネ ス 新 交 通
  • 45. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 45 デザイン 周辺土地利用計画の整合性 周辺との つ な が り 大堤 上郷 歴史 工場 パノラマ ファーム
  • 46. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 46 デザイン 特定視点場からの景観形成 南アルプス ・仙丈ケ岳 ・間ノ岳 50~70度 伊那山地 ・鬼面山 92~145度 元善光寺 A A A′ A′ B B′ B B′ 南アルプス 伊那山地 景 観
  • 47. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 47 デザイン 3 魅力的な水辺環境創出 → 環境・生物・人々にとって良い影響を及ぼす 水 辺 ③トンネル湧水 ①土曽川から引き込み ②雨水排水 ④新戸川
  • 48. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 48 デザイン 4 ビジネス商業拠点の創出 コンパクトなビジネス拠点を創出し、リニア駅降りてすぐ会議に参加できる 商 業 と ビ ジ ネ ス
  • 49. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 49 デザイン 5 新交通システムの可能性 新 交 通 EV充電ポート 画像:次世代自動車振興センターHP 画像:知財図鑑 Zippar 画像:タイムズカーHP カーシェアリング
  • 50. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 デザイン 計画平面図 0 200m 50 北口駅前広場 南口駅前広場 重点協議区域 ←名古屋 品川→
  • 51. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 交通計画 7. リニア駅前広場 51 デザイン 交通広場 駐車場 広場 複合施設 0 200m
  • 52. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 52 デザイン 飯田らしさを感じる北口広場 水辺の広場 鏡池 南アルプスを映す デッキテラス 一般P 一般短期P バスP 背景になるマウンド ロータリー 土曽川からの取水 元善光寺の第一印象 0 200m 水車
  • 53. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 53 デザイン 飯田らしさを感じる北口広場
  • 54. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 54 デザイン 飯田らしさを感じる北口広場
  • 55. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 55 デザイン 水音奏でる 水辺の広場
  • 56. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 56 デザイン リニアから降りてすぐに鏡池に反射した南アルプスがお出迎え 100m
  • 57. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 57 デザイン リニアから降りてすぐに鏡池に反射した南アルプスがお出迎え
  • 58. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 58 デザイン 木の軸線上に元善光寺の赤い屋根が見える
  • 59. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 0 200m 7. リニア駅前広場 デザイン 飯田の未来を感じる南口広場 59 立体P 短期P カフェ マンション 10F ホテル 10F オフィス 5F カフェ 広場 水盤 調整池 雨でも段差なく歩ける ペデストリアンデッキ
  • 60. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 60 デザイン 南東方向から見た南口駅前広場
  • 61. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 61 デザイン 様々な行事でにぎわうイベント広場
  • 62. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 62 デザイン 伊那山地が水盤一面に映る迫力ある自慢の風景
  • 63. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 63 デザイン カフェから見た近未来を感じる南口広場 カフェ 観光案内 お土産 カフェ
  • 64. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 64 デザイン カフェから見た近未来を感じる南口広場
  • 65. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 65 デザイン 飯田の豊かな自然で佇む 護岸広場
  • 66. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 66 デザイン 飯田の豊かな自然で佇む 護岸広場
  • 67. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. リニア駅前広場 67 デザイン 木漏れ日が心地よい並木道
  • 68. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7.各拠点のデザイン 68 パノラマファーム 大堤団地 リニア駅 天竜川沿い ビジネス拠点 上郷 遊べる知の拠点 元善光寺 歴史
  • 69. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 各拠点のデザイン 69 デザイン ランドスケープ リノベーションで潤う住まい
  • 70. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい 70 デザイン 大堤団地70 大堤団地 住宅地 大堤 果樹 野菜 フルーツライン 段丘林 座光寺IC 座光寺小学校 ① ② ③ ④ ① ② ③ ④ 現況の整理 生き物の住処・歴史的に重要な座光寺の魅力資源を生かした水辺のある居住空間を目指す
  • 71. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 基本方針:①大堤の一部を埋め立て、伸ばし、団地と一体として考える 生き物の住処・歴史的に重要な座光寺の魅力資源を生かした水辺のある居住空間を目指す 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい 71 デザイン
  • 72. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 基本方針:➁高低差と堤を活かした住宅配置 高さ+8m 住宅が重なる一階層は駐車スペース 高さ±0m どこからでも飯田らしい風景を楽しめる 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン 72
  • 73. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 基本方針:➂大堤児童遊園を団地に入り込ませる 座光寺の子どもや移住者の方々が 飯田の自然に触れ合える環境を創出する 大堤を暮らしの一部として考え この地域の人たちが維持管理を手伝う 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン 73
  • 74. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 0m 150m 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン 74
  • 75. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン 75
  • 76. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 4階から見える大堤と伊那山地 7. ランドスケープリノベーションで潤う住まい デザイン 76
  • 77. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 77 デザイン 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点
  • 78. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 78 デザイン 天竜川沿い水辺の広場 対象地の現況 既存霞提 既存の霞提 土曽川 南大島川 湧水の湧く河岸段丘 工場地帯 リニア
  • 79. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 79 デザイン 日本の川 - 中部 - 天竜川 - 国土交通省水管理・国土保全局 (mlit.go.jp) 三六災害で堤防が決壊した松尾地域
  • 80. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 80 デザイン 天竜川沿い水辺の広場 リニア残土を活用した新たな霞提と浸水を許容する柔らかい土地利用 ここを切る 現 状 提 案 島を創出 島に橋を架ける 水門を撤去 新設霞堤 企業誘致エリア 水門 水田
  • 81. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 81 デザイン ・リニア開発による スタートアップ企業の誘致 企 業 誘 致 に よ る 水辺のキャンパス ・飯田らしい豊かな自然と 人との境界を和らげる 新たな水辺空間 ・洪水調整 ・移住者/企業の住まい ・こどもの情操教育 井水でつながる 潤いある住宅地
  • 86. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 86 デザイン 天竜川沿い水辺の広場 新設した霞堤沿いの遊歩道
  • 87. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 87 デザイン 天竜川沿い水辺の広場 洪水時:新設した霞堤沿いの遊歩道
  • 88. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 88 デザイン 天竜川沿い水辺の広場 遊水地機能を持つ親水公園
  • 89. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 89 デザイン 住宅地 水と親しむことができる住宅地
  • 90. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 天竜川に触れる 新たなビジネス拠点 90 デザイン 全体像
  • 91. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 91 デザイン 歩いて 楽しみ よみがえる座光寺
  • 92. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 92 デザイン 元善光寺周辺エリア 現状と課題 多数の工場が立地 店舗数が減少した商店街
  • 93. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 93 デザイン 元善光寺周辺エリア コンセプトとビジョン 各時代において、座光寺村の中核的役割を担うエリアだった
  • 94. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 94 デザイン 元善光寺周辺エリア 3つの解決策 STEP2 調整池機能を既存遊歩道に追加 元の地形や既存遊歩道の線形をいかし調整池をつくる 多様な水へのアプローチや休憩エリアの追加により より歩きたくなる空間へ STEP1 工場移転と工場跡地の活用 工場を天竜川沿いに集約 工場跡地を伝統工芸体験工房村やミュージアム、 複合商業施設として活用
  • 95. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 95 デザイン 元善光寺周辺エリア 3つの解決策
  • 96. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 96 デザイン 元善光寺周辺エリア マスタープラン 駅前ロータリー 駐車場 Zippar駅 復元商店街 体験施設 複合商業施設 居住エリア 路地裏店舗 元善光寺 麻績神社 大鳥居 既存商店街 コワーキングスペース ミュージアム
  • 97. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 歩いて楽しみ よみがえる座光寺 97 デザイン 元善光寺周辺エリア Zippar駅と中央広場と復元商店街
  • 98. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 98 デザイン りんご香る 絶景グランピング
  • 99. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 99 デザイン パノラマファーム 現況分析 天竜川まで見えるパノラマビュー 走り回りたくなる豊かな地形
  • 100. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 101 デザイン パノラマファーム 計画平面図 広場 果樹園 果樹園 マウンド メイン 施設 ウェルカムゲート 既存道路の終点
  • 101. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 102 デザイン パノラマファーム 計画平面図
  • 102. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 103 デザイン パノラマファーム 南アルプスと飯田市を一望しながらゆっくりと過ごす
  • 103. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. りんご香る絶景グランピング 104 デザイン パノラマファーム 進入が容易になり、来訪者を迎え入れる入り口の様子
  • 104. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 105 デザイン 7. 遊べる知の拠点 遊べる 知の拠点
  • 105. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 106 デザイン 伊那上郷駅周辺エリア 7. 遊べる知の拠点 伊那上郷駅 現状 イオン リニア駅 飯田高校 飯田女子高 上郷小学校 上郷図書館 公民館 高陵中 住宅街 原ノ城跡 対象地 グラウンド 体育館 広域農道 国道153号 JR飯田線 公共施設 教育機関 住宅街 歴史資源
  • 106. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 7. 遊べる知の拠点 107 デザイン 全国から研究室単位で誘致 エリア全体に広がっていく □□大学 都市計画研究室 ●●大学 地域経済研究室 〇〇大学 減災教育研究室 △△大学 地方創成研究室 まち×研究室で地域課題解決 遊べる知の拠点
  • 107. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 108 デザイン ゾーニング+動線 伊那上郷駅周辺エリア 7. 遊べる知の拠点 広場 施設 スポーツ施設 交通 歩行者動線 自動車動線
  • 108. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン マスタープラン 109 デザイン 伊那上郷駅周辺エリア 7. 遊べる知の拠点 研究室 会議室 グラウンド 体育館 デッキ レストラン 水辺広場 芝生広場 テラス ヨガスタジオ
  • 109. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 110 デザイン 研究施設と水辺広場 伊那上郷駅周辺エリア パース 7. 遊べる知の拠点
  • 110. 環境分析 現 状 広域計画 つながり デザイン 111 みんなで考える リニア開通後の飯田 信州大学大学院 ランドスケープ研究室 2024年3月31日

Editor's Notes

  1. 私たちは、一年間をかけてリニア開通後の飯田市がどうあるべきかを考えてきました。今日は、皆さんにそれを聞いていただき、皆さんが今後の飯田市がどうあるべきかということについて考えるきっかけになれば幸いです。
  2. 飯田市の現在の土地利用計画や現状・課題。現地調査や分析ツールなどを用いた環境分析によりポテンシャルを把握。
  3. 飯田市はとても複雑な地形をしており、そのため自然環境も複雑です。自然環境を正しく読み解き、適切な土地利用を考える必要があります。まず環境を把握した後、手を付けてはいけない所、開発可能な所を分け、重点地区を設定しました。
  4. 皆さんは、これからの飯田市はどうあるべきであると考えますか。私たちは、飯田らしさを守ること、また時代とともに変えていく事の両輪が必要であると考えました。何を守り、どう変えるのかを、今後皆さんと考えていけたら幸いです。
  5. 皆さんはリニア開通により、どのように町が変わっていくと思いますか?(問いかけ、インパクトの大きさを伝える)
  6. リニア開業による効果は正の影響だけではない。負の影響をいかに正に変えていくか。いま私たちが飯田市のいいところをよみとり守り、適切な計画を立てていくか、ということにかかっている
  7. これは飯田市の現在の土地利用計画です。私たちは、この計画を、ランドスケープの観点から環境・社会・文化的な要素などを総合的に考慮し、具体的に考え直しました。
  8. 一年間、データ分析の結果をもとに現地調査を行い、整合性を確認してきました。このように机上の分析結果だけでなく、実際に現地に見に行くことがとても重要です。
  9. 環境分析ツールを用いることで、自然環境情報を重ね合わせ、手を付けてはいけない所、開発適地を可視化することができます。
  10. 最初に手をつけてはいけないエリア、開発可能なエリアを分けました。開発可能エリアは、大きく建築物適地、果樹園適地、工場適地の三つに分けて分析を行いました。
  11. 3つの開発適地を重ね合わせた結果です。この段階ではまだ適地が重なっており、この状態からそれぞれの適地を様々な情報を加味し総合的に適地を区分していきます。
  12. 不適地
  13. 工場は平坦でまとまった土地が必要である為、工場適地は農地とほとんどかぶり、農地と被ったエリアを引くと下段の天竜川沿いしか残りません。 そこで天竜川沿いに工場を集約させます。
  14. このように手を付けてはいけないところをひいたあと、農地・工場と適地を区分していくと開発適地はこの範囲になる
  15. 現状の土地利用と適地を比べ、改善すべきところ、より良くしていくべきところを考え リニア駅を中心として、5つの各拠点を各拠点間、そしてリニア駅と各拠点の相互の結びつきを考慮しながら計画しました
  16. まず災害ガイドラインなど緊急を要するもの。またリニア駅から近く開業の影響がすぐにでると考えられる歴史・観光エリア、研究拠点誘致エリア
  17. 移住拠点整備や、景観整備など効果がでるまでに時間のかかるもの
  18. リニア駅を中心として周辺の拠点がつながる
  19. 区切り  ここからは地域をつなぐルールづくり
  20. 土砂災害ガイドラインの目的は段丘沿いの建物の安全性を高めるとともに飯田の魅力の1つである段丘の保全が目的
  21. 今後リニア駅に通ずる重要な沿道、座光寺の歴史ゾーンや沿道の拡幅工事が動いている。景観を整える景観計画が必要である。 現況、工場、お店の看板、高さ、色が混在している。伊那山地や元善光寺の景観も良くない
  22. 今後リニア駅に通ずる重要な沿道、座光寺の歴史ゾーンや沿道の拡幅工事が動いている。景観を整える景観計画が必要である。 現況、工場、お店の看板、高さ、色が混在している。伊那山地や元善光寺の景観も良くない
  23. 上から現在の国道二車線、中央が工事後の四車線道路 今よりは道が広くなっていいかもしれない、特に重要なエリアでは建物を16mセットバックして手前に植栽や駐車場を設ければより飯田の自然が楽しめるかもしれません。
  24. 誘致した後の工場地帯が景観を損なわないように高さや色、緑を増やすなどのガイドラインを計画しています。 現在座光寺の工場が集積いているところは景観への影響は大きくせっかくの元善光寺の風景が損なわれる場所がいくつかある。 広域分析から工場は座光寺の下段に集約するすることで跡地は座光寺の歴史ある風景をよみがえらせれればと考えています。
  25. 工場を誘致するだけではなく、地域に開かれた森の中の工場地帯を目指す。 天竜川沿いの下段にも湧水が流れ、水田の広がる座光寺の魅力的な空間の1つだと思っています。 そのため工場の高さや色を決め景観に配慮したガイドラインを検討していきたいと思っています。
  26. 各拠点の連携  飯田の高低差
  27. 各拠点のつながり 高低差問題クリア 飯田駅の方中心市街地とのつながり
  28. 15億円/kmとモノレールの1/5の導入コスト、従来のロープウェイとは異なりロープとゴンドラが独立しているためカーブや分岐など柔軟な線形が設計可能、自動運転のため省力化が可能、ロープ2本であるため通常のロープウェイの1.5倍の風速(30m/s)で走行可能
  29. ここからリニア駅を始めに各拠点の説明をさせていただきます。
  30. まず最初に信州大学が検討したリニア駅前広場をご説明します。
  31. こちらは現計画のリニア駅前広場になります。デザインノートに記載されている5つのポイントを押さえながら私たちなりに検討してきました。
  32. 私たちは北口と南口で2つの顔を持った新しいエントランス空間を考えました。 北口は南信州の自然や歴史、文化を感じられるような景観を守り後世につないでいきます 南口は絨毯協議区域を含めて時代の変化に柔軟に適応する都会的な広がりを持たせていきます このまもると変わるを踏まえた広場を私たちは提案します。
  33. このコンセプトを具現化する5つの方針を計画に反映させていきます。
  34. 広域で計画した各拠点とのつながりを大切にします。 リニア駅を中心にビジネス・観光・地域の方との様々な繫がり大切にします。
  35. 南信州らしい伊那谷の河岸段丘 起伏に富んだ地形を望む 景観を大切にします。 特に北口から見える南アルプス・元善光寺の昔ながらの風景、 南口からは広がる伊那山地の眺望を感じられるように計画していきます
  36. 水資源を活かした魅力的な水辺空間を創出させます。 リニア駅計画地には土曽川、雨水排水、リニアトンネル工事で湧くトンネル湧水、シンド川の4つの水源があります。 これを巧みに広場へ導くデザインをすることで環境・生物・人にとって居心地の良い空間を創出します。
  37. 商業とビジネス 重点協議区域をリニアと一体として考えたコンパクトなビジネスを創出します。 リニアから降りてすぐに会議できるところやオフィス、ホテルやマンションなどのビジネス拠点を検討しています。
  38. 新交通です。近い将来グリーンスローモビリティやzippなど次世代モビリティの需要が見込まれます。 そういった未来を想定したスペースを駅前広場に検討するとともに高低差のある各拠点の移動を容易にする方針です。
  39. 全体のマスタープラン 平面図を用いて主要な建物、広場等を説明します。
  40. 交通計画、駐車台数は現計画と同様に検討しています。 青色で示している場所交通広場としてばす、タクシー、自家用車でお越しの際の乗降場として計画しました。 灰色でしましたものが駐車場になります。北口には平面駐車場、南口には立体駐車場を検討しています。 北口南口ともにリニアから降りてすぐ南アルプスや伊那山地の景観を感じられるように東側に広場空間を設け 西側に交通広場や駐車場を配置しています。
  41. 北口マスタープラン 車動線は県道市場桜町線と土曾川横断道路から侵入し駐車場、ロータリーに入ります 水資源土曽川に水車を設け水辺の広場へゆっくり流し、そのほか雨水排水、トンネル湧水についても鏡池に流していきます。  特定視点場こちらの3つ設定しています 模型とスケッチをお見せしながらご説明します。
  42. 北東方向から北口を見た模型写真です。 集めた水は鏡池、調整池の順にゆっくり土曽川へ放流します
  43. こちらは水辺の広場の模型写真です ここでは水の音を感じられるよう水路に小さい落差を付けて落ち着いた森をイメージしています
  44. スケッチで見るとこのような風景が広がっています。
  45. コンコースの方から。 鏡池はコンコースの近くまで鏡池が延びています 駅を降り立った地点からだと反射のシミュレーションにより(36km先の2600mの標高の)山の頂上が水盤に反射し、かつ空とのバランスが良い景色を作るためには、水面の奥行きが約100m必要だとわかった。 設計は約100mの奥行きの鏡池にしてある。
  46. それをスケッチで書いてみるとこのような北口に出た時に最初に見える風景をつくることができます 伊那山地や南アルプスが鏡池に反射し始めてきた人や南信州に返ってきた人をお出迎えしてくれます。
  47. 同じようにもう一つコンコースから出たすぐには元善光寺の平和殿が見えます。 その方向に植栽で軸線をつくり空間を演出しています。
  48. ●リニア前前線から南側交通広場、立体駐車場に入ることができます ●トンネル湧水から水盤、調整池の順に流していきます シンド川は一部拡幅させ子どもが遊べる護岸広場を検討しています ●重点協議地区にはホテル、オフェス、、マンションの複合施設をはいちし コンパクトなビジネス拠点を計画 南口とデッキで繋いでいる為雨でも段差なくシームレスに移動することができます ●特定視点場は5つ設定しています こちらも模型写真とスケッチをお見せしながらご説明します。
  49. 南東方向から南口広場をみた模型写真はこのようになっています。 重点協議区域からデッキでつなぎ南口広場へ、そのままコンコースを通り反対側の北口まで段差なく移動することができます。
  50. デッキから見た南口広場です 雨に濡れることなく移動でき、奥に広がる水盤前の広場では様々なイベント行事で地域の方々がにぎわえる空間を創出しています
  51. 水盤前 リニアから来た家族やビジネス、観光客の方に伊那山地の迫力ある風景を感じていただくために水盤を検討しています。
  52. 南口にはカフェを2つ配置し 1つは観光案内や飯田ならではのお土産を購入できる施設も完備しています もう一つはビジネスマンなどが会議までの時間まで仕事できるw-9スペースのあるカフェを計画しています
  53. カフェから見た風景 ビジネスマンが会議までの時間過ごしたり、地域住民の語らいの場になるよう計画しています
  54. 重点協議区域新戸川の護岸広場はこのようになっています。 敷地内をzippが通り、近未来を感じるとともに川を生かした憩いの場を計画しています。
  55. 木漏れ日が心地よいケヤキの並木道の風景です イオンや近隣の方がこのアプローチ道路を通り南口までつないでいます。 こちらの重点協議区域でもマーケットや低層階にレストランや文化施設などの地域の方々が日常的に利用できるよう検討しています。
  56. 元善光寺上段に位置する大堤と赤い屋根の団地の土地利用を考えました。
  57. 元善光寺上段に位置する大堤と赤い屋根の団地の土地利用を考えました。 大堤は農業用水を溜めるだけではなく生き物たちの住処・歴史的に重要な座光寺の魅力的な資源の1つです。 維持管理の問題で埋め立てる予定ではありますがすべて埋め立ててしまっては物には戻りません。 今後もリニアの影響で二拠点居住の需要などが見込まれるため、住宅地この機会を上手く活用して大堤の水べ空間を活かした住宅地を提案します。
  58. 団地と一体として考えます。 元々の住宅団地の戸数は変えず階数を増やし、堤を囲う分散した配置にすることで水辺のある団地を目指す。
  59. なだらかな斜面に2~3mの段々 住宅が重ねるところの1Fは駐車スペースとし、堤を囲う分散した配置にすることで水辺のある団地を目指す。
  60. ●既存の公園を大堤の方まで延長させ、地域の子どもたちが自然に触れあえる環境を創出 ●また建物の中にはカフェやレストランをつくり一部を維持管理費に充てたり地域の人たちが堤に関わり守っていけたらいいなと思います。
  61. 春には既存の座光寺の桜と合わせて 桜並木が子どもたちや地域の人を大堤の方へ誘みます。 また移住者の方たちと団地内の畑を耕し、育てたものを大堤に沿ったレストランで提供するなどこの地域の憩いの場を作りました
  62. 公園を抜けた先の風景です。視線の先には建物の一回部分で地域の人が語らい 遠景には南アルプスが見えます
  63. どの建物からでも水と自然を感じる飯田らしい風景を楽しむことができす。
  64. 次に座光寺下段で計画した天竜川に触れる 新たなビジネス拠点です。
  65. この場所には天竜川をはじめ、河岸段丘から湧く綺麗な湧水や広がる水田、霞提様々な資源があります。 リニア駅からも近く新しい拠点としてのポテンシャルは十分にあります。
  66. しかし、過去の天竜川の水害や近年の集中豪雨など ●今後もそういった災害が予想される危険性もあります
  67. そこで私たちはこの場所でリニア残土と新しい霞提を活用し浸水を許容した低地ならではの土地利用を考えました。
  68. 主にこの場所は三つの空間があります。
  69. マスタープランはこのようになっています。既存の霞提を切り天竜川の水を引き入れます。そして提内地に新たな霞提と遊水地を設けることで浸水を許容した基盤をつくります。 霞提だけでなくアプローチ3つ総合的に
  70. マスタープランはこのようになっています。既存の霞提を切り天竜川の水を引き入れます。そして提内地に新たな霞提と遊水地を設けることで浸水を許容した基盤をつくります。 アプローチの説明 霞提だけでなくアプローチ3つ総合的に
  71. そして各ゾーンをリニア残土を用いて高くしたところに水に親しむ親水空間、スタートアップ企業を誘致するキャンパスそして井水を活用した住宅地を展開します。 土地利用の説明
  72. 浸水範囲 常時水面から3m HWL  そうすることでこの場所だけでなく、松尾地区などのハザードマップで水に浸かってしまう可能性のある地区の水害を分散させることができます。
  73. 洪水時には
  74. 親水公園では子どもたちが伸び伸び遊んでいる声が聞こえてきます。
  75. 住宅の間を井水が通り様々な生き物たちと触れ合うことができ子どもたちの教育にも役立ちます
  76. 全体像はこのようになっています。
  77. 乱立?謙虚な伝え方
  78. 課題3つ 魅力 歴史資源 歴史的に重要なエリア
  79. 歴史を紐解いていくと、このエリアは各時代において座光寺村の中核的役割を担っていたことがわかる。
  80. 左の写真は現在の商店街。右の写真は昔の商店街。 昔の商店街の景観から要素を抽出し、再構築するためのルール設定・景観整備を行う。例えば建て替える際、屋根の勾配や店舗の看板形状、建築物の色などにルールを設けることで、時間をかけながらゆっくりこのエリアの景観がかつての要素を継承しながら統一されたものになっていく
  81. 交通
  82. パノラマファームには天竜川、段丘を見下ろすことのできるパノラマビューと、自然の豊かな地形があり、絶景果樹園グランピングというここでしかできない体験を提案します。パノラマファームは、いくつか課題があり、一つ目が園内に侵入する道路が地形と環境にふさわしくない為、無理な線形となっていることです。二つ目が、宅地と農地の境界が不明瞭であることです。そして、近くに高森温泉があるため、パノラマファームと高森温泉をダイレクトにつなげば、宿泊客が温泉施設を利用したり、高森町側の人もパノラマファームにアクセスが容易となり、相乗効果をもたらします。
  83. パノラマファームには天竜川、段丘を見下ろすことのできるパノラマビューと、自然の豊かな地形があり、絶景果樹園グランピングというここでしかできない体験を提案します。パノラマファームは、いくつか課題があり、一つ目が園内に侵入する道路が地形と環境にふさわしくない為、無理な線形となっていることです。二つ目が、宅地と農地の境界が不明瞭であることです。そして、近くに高森温泉があるため、パノラマファームと高森温泉をダイレクトにつなげば、宿泊客が温泉施設を利用したり、高森町側の人もパノラマファームにアクセスが容易となり、相乗効果をもたらします。
  84. 具体的な整備方針は、園内へのアプローチ道路をインターチェンジからアクセスしやすいような線形に変更し、正面にウェルカムサインを設置します。そのアプローチ道路を通るとすぐにメインの施設があります。もとの自然地形をいかし、地形と果樹園に囲まれた広場空間を創出します。また高森温泉とパノラマファームの間に吊り橋を作れば、シームレスに移動することが可能になります。 無理な線形→地形に合った線形無理のない造成
  85. 具体的な整備方針は、園内へのアプローチ道路をインターチェンジからアクセスしやすいような線形に変更し、正面にウェルカムサインを設置します。そのアプローチ道路を通るとすぐにメインの施設があります。もとの自然地形をいかし、地形と果樹園に囲まれた広場空間を創出します。また高森温泉とパノラマファームの間に吊り橋を作れば、シームレスに移動することが可能になります。 無理な線形→地形に合った線形無理のない造成
  86. 具体的な整備方針は、園内へのアプローチ道路をインターチェンジからアクセスしやすいような線形に変更し、正面にウェルカムサインを設置します。そのアプローチ道路を通るとすぐにメインの施設があります。もとの自然地形をいかし、地形と果樹園に囲まれた広場空間を創出します。また高森温泉とパノラマファームの間に吊り橋を作れば、シームレスに移動することが可能になります。 無理な線形→地形に合った線形無理のない造成
  87. 選果場や体験工房などの機能が集約された、果樹園の生産拠点となります。
  88. 市は人口が減っていくから若い人を呼びこみたい→大学誘致の需要が見込み 大学を研究室単位で誘致することで、地域課題解決、愛着形成
  89. 広場と施設で交流説明 既存グラウンドと体育館と新しい施設のヨガ、ジムで全体スポーツ 交通量が多い子ども危険 デッキ、歩道拡幅、複数ある入り口緑で近隣住人が入り易く 駅と住宅地がシームレス