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%    保坂歩花
田園都市の優位点と
問題点
産業革命期のイギリス
雇用の場である都市に人口が集中
自然から隔離され、遠距離通勤や高い家賃、失業、
環境悪化に苦しむ
問題解決のためにエベネザー・ハワードが新たな
都市計画「田園都市」計画を提案
都市の「魅力」 農村の「魅力」
+
=より多くの「魅力」持った新たな都市
「人」を針に、「魅力」を磁石を見立てた図
より多くの「魅力」を持つ田園都市&都市+農村'に
人民が集まる
田園都市
($$$エーカーの
土地のほぼ中心
に建てられる円
形の都市
6本の広い並木道が市の中心から周辺に伸び、この
並木道で仕切られた区画はみな等しい面積を持って
いる
広場
公共建築物
住宅
並木道%
 ・学校%
 ・公園 )*+,を含む
環状鉄道と工場、
倉庫、市場
中心
外
田園都市の優位点
•  他の都市と異なり、自治体の全歳入が地代%
•  都市の地代
都市の住人はある程度の
所得があるため支払可能
•  農地の地代
•  田園都市の市街地の住人に供給
する農作物の運搬にかかる費用
が大幅に節約できる。農民はこの
節約の分の利益を得ることが可能
•  町の廃棄物を土壌の肥料に利用
できる
•  公正な、自然な土地の保有条件
•  農民たちがこれまで地主に支払っ
て失っていた貨幣を地方税地代の
制度を採用すると、貨幣としてでは
なく、道路・学校・市場などのさまざ
まな有益な形で還ってくる
以上の理由のため都市、農村のどちらの住人も地代
を支払うことが考えられる。
一人あたりの地代が少なくてもそのすべてが田園都
市の金庫に入るのであれば
•  土地を買ったお金の利息を払うこと。
•  元本を返済するための積立金を準備すること。
•  通常は自治体や近郊政府が、強制的に徴収する税金に
よって建設維持されるような公共施設をすべて建設・維持
すること。
•  (担保付き債券の返済が終わってからは)その他の目的
のために多額の剰余金を維持すること。&高齢者の年金や、
災害・事故・病気に対する保険などである。'%
することが可能になる
通常条件の場合よりもはるかに大きな結果を生む
•  土地占有について、純歳入を推定するときに挙げた
少額以外には、「地主地代」または利子を支払わなく
てすむこと。
•  敷地には既存の建物や建築物がほぼまったく存
在せず、したがってそうした建物を購入したり、
事業中断の補償費用を支払ったり、法定費用な
どの関連支出もほとんど存在しないこと。
•  がっちりした計画、特に現代的なニーズや必要性に
沿った計画から生まれる経済性により、古い都市に
現代的なアイデアを調和させようとするときの各種
支出が節約できること。
•  全敷地が活動のために解放されているので、道路
の敷設などのエンジニアリング作業に最新最高の
機械を導入できるという見こみがあること。
以上のような特徴が田園都市における大きな特徴
でありハワードが一般的な都市より優れている点
だと考えているものだと考えられる。%
彼は循環型の社会形態に魅力を見出し、実現さ
せたのである。
本当に田園都市は快適な都市なのか,?
この計画は産業革命中のイギリスにおいて適応し
た計画であり、もし現在のイギリスや我々の住む日
本など、時代や土地が変われば成立しないのでは
ないかと考える。%
彼が示したことはただのダイアグラムでしかなく、計
画を成立させるには時と場所により変化を加えなく
てはならないのではないだろうか。
参考文献
• -./.0)1.2%
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• エベネザー・ハワード著、翻訳4長素連「明日の田園都市」鹿島出版会
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• エベネザー・ハワード著、翻訳4%山形浩生「明日の田園都市」
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使用資料
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12n1101_保坂歩花「田園都市の優位点と問題点」