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レポート・論文を書くためのほんとうにほうんとうの初めの一歩
- 6. 論文の構成と意義(赤字は意識すべき点)
タイトル
著者名 所属
Abstract
これから述べることだから現
在形で.文献引用はしない.
1.Introduction
1. 背景・目的(これが一番
難しい) 有効性
2. 従来手法とその問題点
信頼性
3. 提案手法の概要 新規
性
4. 実験結果の概要とmain
contribution 有効性・了
解性
2. Proposed approach
1. 提案手法の概要と新規
な点 新規性
2. 問題の定式化の準備,
記号の説明 了解性
3. 問題の定式化 再現性と
了解性
4. 問題の解法 信頼性・再
現性
5. 提案手法のメリットや従
来手法との違い 有効
性・新規性
3. Experimental Results
1. データの内訳の詳細 再
現性
2. 実験条件(パラメータの
決め方等)再現性・信頼
性
3. 実験結果 有効性・信頼
性
4. 比較実験 有効性
5. 考察 有効性
4. Conclusion
1. 提案手法の概要とmain
contribution 了解性
2. 提案手法の問題点 信
頼性
3. 将来の展望 将来性
References
[1] 著者名,タイトル,雑誌
名,vol.x, no.X, pp.xx-xx,
2017.
引用順 or 著者名順
信頼性
Appendix
本文中で冗長になりそう事柄
(式の証明など)は付録に回
して読みやすくする
了解性
- 7. レポートの構成と意義
タイトル
著者名 所属
1.Introduction
1. このレポートで何を明ら
かにしたいのか 有効性
2. 実験方法の概要 了解
性
3. 実験結果の概要と結論
の概要 信頼性・了解性
3. Experimental Results
1. データの内訳の詳細 再
現性
2. 実験条件(パラメータの
決め方等)再現性・信頼
性
3. 実験結果 信頼性
4. 比較実験 有効性
5. 考察 有効性
References
[1] 著者名,タイトル,雑誌
名,vol.x, no.X, pp.xx-xx,
2017.
引用順 or 著者名順
信頼性
Appendix
本文中で冗長になりそう事柄
(式の証明など)は付録に回
して読みやすくする
了解性
2. 実験方法の詳細
1. 実験で明らかにしたいこ
との詳細 了解性
2. 1.を明らかにするために
どのような方針を目指す
のか 了解性
3. 実験手順の詳細 再現
性と了解性
4. 予想される結果,効果
有効性
4. Conclusion
1. 実験内容と結果の概要
了解性
2. 実験における問題点 信
頼性
3. 改善方法および考察 将
来性
- 9. 分かりやすく書く&曖昧に書かない
• 一文一義
• 主語述語,目的語を明確に
• ×「値が大きくなることがわかる。」
○「Xが減少するにつれてYの値が大きくなることがわかる。」
• ×「猫は最適な経路を選んでいることがわかる。」
○「猫は総歩行距離が最小となる経路を選んでいることが
わかる。」
http://bcl.sci.yamaguchi-u.ac.jp/texts/paper.pdf
論文の書き方の掟論文の書き方の掟論文の書き方の掟論文の書き方の掟
(2017年6月1日閲覧)
- 12. 参考文献:書き方を統一しよう
• 既知の事実を述べるときは,必ず文献を引用する
• 知っていることは全て記す,が基本.自分の主張が有利と
なるように隠蔽してはいけない
• 論文:著者, タイトル, 雑誌, 巻, ページ, 発行年
• 著書:著者, 章名, 編集者名(ed) 本の名前, 出版社名, ペー
ジ, 発行年
• ウェブの場合はURLと最終閲覧日.Wikipediaは引用しない
方が良い.arXivはJournalに元論文があれば元論文を引用