アプリを作らない担当者
⼭形県⽶沢市、東京⽀社
⼟⽊、建築事業
宅建業、資材リース事業
総合建設業
97年⽬
創業 ⼤正15年
従業員数 124名
Speaker
2015年に株式会社後藤組 ⼊社
・住宅部
・不動産事業部
・建築営業部
・⼟⽊⼯事部
・⼟⽊営業部… と数々経験
ある⽇突然
“データドリブン担当”に
笹原 尚貴 naoki sasahara
お酒、ゲーム
読書が好き
0
5
10
15
20
25
30
19~25 26~30 31~35 36~40 41~45 46~50 51~55 56以上
売上の中⼼
若⼿の早期戦⼒化
KKD 勘・経験・度胸
BEFORE
仕事のやり⽅はそれぞれ
体で覚える
⼀⼈前の代理⼈になるには
最低5年以上の時間が必要
1.
2.
MISSION
データをもとに
判断する
データドリブン経営
MISSION
データをもとに
判断する
データドリブン経営
しかし
現場の ペーパーレス化とデータの蓄積 から着⼿!
現場はアナログだった
アジャイル開発 データ蓄積
すぐに導⼊を決定!
≫どんどん発想が湧き、思いつくまま沢⼭のアプリを作成
使ってさえもらえればデータも溜まるし
データドリブン経営実現だ!
しかし、どれも全く使われず
JavaScriptの勉強
kintoneアソシエイトの取得
機械学習モデルの構築
の誕⽣
依然アプリ利⽤は拡がらず
使ってくれないのは
⾃分のスキルが
⾜りないからだ…
社⻑からの指⽰
お前⾃⾝が作ろうとするな
現場の⼈⾃⾝が作るような
仕組みを作れ
なぜ使われなかったのか
⾃分の都合を押し付けていた
これまではデータを溜めるためにkintoneを
「使うべき」と思っていた
⽅針転換
現場の困り事を⼀番知っている
社員⾃⾝で作るのがベスト
まずはkintoneを知ってもらおう!
使う⼈が「便利になる」
メリットがなければ使ってもらえない
リスタート
まずはkintoneを
「⽇報アプリ」だけに使ってもらう
・モバイル利⽤
・プッシュ通知
・コメント機能
・集計機能 etc…
kintoneの魅⼒は
⼗分に伝わるはず!
失敗から学ぶ
組織を動かすには⼒のある幹部の協⼒が不可⽋
⼀部の理解ある幹部に部内で
⽇報アプリを使ってもらえるよう
事前にネゴ
⼀部の部⾨で成功実績
が出れば
すぐに全社を巻き込む
ことが出来る
「⽇報アプリ」は
すぐに全社共通の道具として
定着
“kintoneの画⾯を開く”
という習慣が⽣まれる
この習慣をもっと強めたい!
これは便利!
kintoneは『なくてはならないもの』に
利⽤必須の申請関係を
全てkintoneに移⾏!
43種類
すると徐々に…
⾃分たちで作ってみたいという声が
≫ kintoneを拡げる 3つの仕組みを開始
こういうデータを
取りたいんだけど
どうすれば…
!!
こんなアプリを
作ってみたいんだけど…
!
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社内勉強会
の開催
・kintoneアプリ構築
・データ統合
・BIでのデータ分析
についての社内勉強会
⼀番成績の悪かった⼈が
次回の講師役を務める
DXワークショップ
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POINT
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データドリブン⼤会
社員がkintoneを使った
データ構築やBI活⽤による
業務改善を競う社内コンペ
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データドリブン⼤会
優勝チームには賞⾦あり!
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社内資格制度
kintoneアプリの実装や
データ分析の技能をはかる
独⾃の認定試験を⽤意
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社内資格制度
Associate
Specialist
Expert
奨励⾦⽀給あり!
こうした取り組みを経て
会社がどんどん変わっていった!
事例を紹介します
通称「創意⼯夫」
≫現場書類
…これまでは技術者毎にExcelデータを保持
ノウハウは
技術者に属する
≫AIによる査定
物件の特徴を学習して
⾃動査定が可能に
タブ分け
値決めのノウハウを共有化
データをダッシュボードで分析
≫新卒採⽤管理
選考学⽣が⼊⼒したアンケートをkintoneで進捗管理
≫新卒採⽤管理
選考学⽣が⼊⼒したアンケートをkintoneで進捗管理
データをダッシュボードで分析
その結果現在
≫取組み開始1年9か⽉
作成アプリ 766
うちカスタマイズ 372
1⽇のAPIリクエスト 314
総残業時間 ▲20%
営業利益 +44%
⽣産性 1.7倍
kintone利⽤が会社の数字を変えた!
データドリブン経営を実現します
ご清聴ありがとうございました!

アプリを作らない担当者