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筑波大学の家具・家電等リユースプロジェクト
「3E EcoCycle(エコサイクル)」の軌跡
山本泰弘
(3Ecafeプロジェクトチーム/青年シンクタンクRHO)
http://yamamotoyasuhiro.tsukuba.ch
1.要...
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2.実現したプロジェクト
● 課題:
学生宿舎で、家具・家電の“使い捨て”が常態化
(卒業生が捨て、新入生が新品を買う)
    
● 着想:
卒業生から家具・家電を集め、新入生へ提供する
● 方法:
中心メンバー5人+超効率的な運営体制
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3.1.プロジェクトの背景①
● 筑波大学:
大規模な学生宿舎を有し、周辺アパートと合わせて
毎年約3,000人が転出・転入
←しかし、中古家具・家電の取引を行う店舗が不足
 学生のボランティア活動も頓挫
→結果、まだ使える家具・家電が大量...
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3.1.プロジェクトの背景②
● 筑波大学:
古参サークルと新興サークルの間で待遇格差
(古参は勧誘PRしやすい)
● 日本社会:
大学進学者の経済的負担軽減が社会的課題
(特に国立で宿舎付きの筑波大は、
費用対効果が高く経済的弱者向き)
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3.2.プロジェクト登場人物
● 司令塔:3Ecafeプロジェクトチーム  → http://t3ecafe.tsukuba.ch
     人数わずか。大学の資源を使える。
● 協力者:
 大学:循環型社会化・学生支援を(他力で)進めたい...
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3.3.プロジェクトの進展①
● 1月~:卒業生・在学生に品物提供募集。
     学生サークルに協力取引提案。
     (サークル紹介誌掲載と引き換えに、
     プロジェクト運営への協力を求める。)
●
2月~:新入生にプロジェクト...
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      卒業生・在学生向け                  新入生向け
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プロジェクトメンバーと、テレビを獲得した新入生(中央)。
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中央図書館エントランスで配布された「エコサイクルプレゼンツ サークルガイド」
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3.3.プロジェクトの進展②
● 3月下旬:宿舎の一角に設けた引き取り場所に、
      卒業生・在学生が続々と品物を持ち込み。
      順次Webサイトに品物の画像を掲載。
● ~3月末:Webサイトで新入生から応募を募り、
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4.実現のポイント
① 各主体のニーズを的確にとらえ、
  パズルのように組み上げてプロジェクト化する。
② 人を動かす戦略×徹底的拡散×取引による動員
③ 各主体が満足する役割を、司令塔が与える。
  (全員での会議は不必要)
※アイデ...
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2016-12-03 地域課題解決フォーラム エコサイクルの軌跡

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大規模な学生宿舎を有する筑波大学では、卒業する学生がまだ使える家具・家電・生活雑貨を捨て、新入生が新品でそれらを買うという無駄が常態化している。
これを、最低限の労力で最大限解消すべく発表者らが立ち上げたプロジェクトが「3E EcoCycle(エコサイクル)」だ。業務効率を重視した結果、従来型の取組に対し格段に合理的な家具・家電等リユースの仕組みが実現できた。

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2016-12-03 地域課題解決フォーラム エコサイクルの軌跡

  1. 1. 1 筑波大学の家具・家電等リユースプロジェクト 「3E EcoCycle(エコサイクル)」の軌跡 山本泰弘 (3Ecafeプロジェクトチーム/青年シンクタンクRHO) http://yamamotoyasuhiro.tsukuba.ch 1.要約 地域課題を最大限の効率(費用対効果)で解決するには… ① 社会に欠けたピースをつなぐ「パズル感覚」 ② 戦略 × 拡散 × 動員 ③ 現場が満足する「緩やかな上意下達」
  2. 2. 2 2.実現したプロジェクト ● 課題: 学生宿舎で、家具・家電の“使い捨て”が常態化 (卒業生が捨て、新入生が新品を買う)      ● 着想: 卒業生から家具・家電を集め、新入生へ提供する ● 方法: 中心メンバー5人+超効率的な運営体制
  3. 3. 3 3.1.プロジェクトの背景① ● 筑波大学: 大規模な学生宿舎を有し、周辺アパートと合わせて 毎年約3,000人が転出・転入 ←しかし、中古家具・家電の取引を行う店舗が不足  学生のボランティア活動も頓挫 →結果、まだ使える家具・家電が大量に不法投棄 ⇒新入生・大学双方に多大な経済的損失
  4. 4. 4 3.1.プロジェクトの背景② ● 筑波大学: 古参サークルと新興サークルの間で待遇格差 (古参は勧誘PRしやすい) ● 日本社会: 大学進学者の経済的負担軽減が社会的課題 (特に国立で宿舎付きの筑波大は、 費用対効果が高く経済的弱者向き)
  5. 5. 5 3.2.プロジェクト登場人物 ● 司令塔:3Ecafeプロジェクトチーム  → http://t3ecafe.tsukuba.ch      人数わずか。大学の資源を使える。 ● 協力者:  大学:循環型社会化・学生支援を(他力で)進めたい。  新興学生サークル:勧誘PRのチャンスを切望。 ● ユーザー:  卒業生・在学生:まだ使える品物をタダでも譲りたい  新入生:新品でなくても品物をもらいたい
  6. 6. 6 3.3.プロジェクトの進展① ● 1月~:卒業生・在学生に品物提供募集。      学生サークルに協力取引提案。      (サークル紹介誌掲載と引き換えに、      プロジェクト運営への協力を求める。) ● 2月~:新入生にプロジェクト広報・応募呼びかけ。      学生宿舎内の一角に品物引き取り場所を      設けることを担当職員と交渉。 ● (Twitter、メール、Facebook、チラシ等で拡散)
  7. 7. 7       卒業生・在学生向け                  新入生向け
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  9. 9. 9 プロジェクトメンバーと、テレビを獲得した新入生(中央)。
  10. 10. 10 中央図書館エントランスで配布された「エコサイクルプレゼンツ サークルガイド」
  11. 11. 11 3.3.プロジェクトの進展② ● 3月下旬:宿舎の一角に設けた引き取り場所に、       卒業生・在学生が続々と品物を持ち込み。       順次Webサイトに品物の画像を掲載。 ● ~3月末:Webサイトで新入生から応募を募り、       各品物の貰い手を抽選で決定。 ● 4月頭:引き取り場所で、当選者に品物をお渡し。      同時に、協力サークル紹介誌を配布。
  12. 12. 12 4.実現のポイント ① 各主体のニーズを的確にとらえ、   パズルのように組み上げてプロジェクト化する。 ② 人を動かす戦略×徹底的拡散×取引による動員 ③ 各主体が満足する役割を、司令塔が与える。   (全員での会議は不必要) ※アイディアを実現することは…          楽しい! ✌('ω' )✌ 三✌('ω')✌三( 'ω')✌ ✌

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