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Oracleのブロックチェーンソリューションご説明
2021/8
⽇本オラクル株式会社
Masato.Ohashi@oracle.com
Gaku.Nakamura@oracle.com
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ブロックチェーン及び
オラクルのブロックチェーンへの取り組み
ブロックチェーン/分散台帳技術*
• 分散︓複数の組織で分散して所有、管理されるノードによりブロックチェーン・ネットワークが構成さ
れる。ノードは相互に通信し、確実に同⼀なデータを共有する。
• 台帳︓保持されたデータは削除や改変ができないような仕組み(耐改ざん性)
を備えており、台帳(Ledger)と呼ばれる。
データの整合性は検証可能となっており、そのため証跡性を有する。
• スマートコントラクト︓あらかじめ合意され、検証されたロジック
によってのみ台帳の更新が可能。これにより、⾃動化された契約の締
結やその履⾏を実現できる。
*)正確にはブロックチェーン技術は、分散台帳技術の⼀種だが、
両者を「ブロックチェーン」と呼ぶことが多い
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3 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
仮想通貨の基盤として始まり、適⽤領域を拡⼤
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• 2008年にサトシ・ナカモトを名乗る⼈物が特定の管理者がいないネットワーク上に分
散した台帳上で管理されるビットコインという新たな通貨(を実現するシステム)に係
る論⽂をネット上に発表
• 仮想通貨を実現する基盤の特⻑に徐々に注⽬が集まり、
より⼀般的な⽤途への応⽤が進み、
「ブロックチェーン/DLT(分散台帳技術)」の適⽤領域が拡⼤
• エンタープライズ領域では「データ活⽤のための信頼できる企業間データ共有基盤」、
「ビジネスプロセス効率化のための企業間ワークフロー基盤」としてユースケースが
続々
4
⾼い耐改ざん性を持つ台帳を複数企業で分散して保持、信頼できる企業間データ共有基盤を実現
ブロックチェーンによるデータ共有
従来の世界 ブロックチェーンの世界
XXX YYY
AAA
ZZZ
特定組織にデータを集中し共同利⽤ 改ざんできないデータを皆で⽔平に共有
・権限が集中、責任も集中
・中央が強く、競合関係が障害に
・関係者が、確実に⾃分と同じデータを保持
・透明性と検証可能性を実現
・企業が対等な関係に、エコシステムを形成しやすい
SSoT SSoT
SSoT︓
Single Source of Truth
SSoT
SSoT
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5 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
信頼のある共有データと合意されたロジックによる、効率的な企業間ワークフローを実現
ブロックチェーンによるビジネスプロセス効率化
XXX YYY
ZZZ AAA
①
②
③
④
⑤
⑥ ⑦
⑧ ⑨
⑩
⑪
⑫
従来の世界 ブロックチェーンの世界
複雑で遅い企業間ビジネスプロセス スマートコントラクトによるプロセスの⾃動化
・企業間ワークフローの⾃動化、効率化
・価値(所有権)の移転
・取引→決済、商流→物流→⾦流など
多段階のプロセスを統合して効率化実現
・遅延、不整合を招くデータのバケツリレー
・バラバラのフォーマット、多くの⼈⼿作業
・ミスや不正を防ぐため、情報を照合する⼿間が多⼤
SSoT SSoT
SSoT︓
Single Source of Truth
SSoT
SSoT
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有⼒な適⽤領域
エンタープライズでのブロックチェーンの適⽤領域例
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公共
• 投票システム
• ⼟地や資格の管理
• ⾏政記録管理、市⺠サービス
⾃動⾞
• サプライチェーン効率化
• 偽装品対策、原産地証明
• 所有権証明
通信
• ローミング決済
• メディア、ゲーム
• セキュリティと不正対策
⼩売
• トレーサビリティーとリコール対応
• 製品認証、ブランド証明
• ワランティ管理
教育/研究機関
• 学歴履歴
• デジタル著作権管理
• 教育コンテンツマーケットプレイス
メディア/エンターテイメント
• ロイヤリティポイント
• C2C/P2P コンテンツ共有
• デジタル著作権管理
ハイテク/製造
• サプライチェーン効率化
• トレーサビリティー、
偽装対策
• IP、著作権管理
ヘルスケア
• 医薬品のトレーサビリティー
• 医療費管理
• 資格管理
⾦融
• 国際間決済、送⾦
• 認証管理、KYC
• 取引管理
企業間データ共有/
ワークフロー基盤
• 契約、請求⽀払、会計、リコンサイル
• 在庫、受発注、取引
7
ブロックチェーンの利⽤形態(ネットワーク)の分類
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パブリック
公開制のネットワークを
不特定多数で運⽤
コンソーシアム
許可制のネットワークを
複数組織で運⽤
プライベート
許可制のネットワークを
単⼀組織で運⽤
パーミッションレス← →パーミッションド
8
エンタープライズでのブロックチェーン利⽤の主流はコンソーシアム型
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• 必ずしも「エンタープライズ=コンソーシアム型」ではないが、
現時点の実態としてはエンタープライズ領域でのユースケースの⼤半〜ほとんどが
コンソーシアム型ネットワークを利⽤
→Oracle Blockchain Platform
• 複数組織ではなく単⼀組織でデータを保持するプライベート型の利⽤形態につ
いては、ブロックチェーンではなく、それにインスパイアされた技術を⽤いることが多く
なっている
→Oracle Database Blockchain Table
• BitCoin、Ethereumなどを利⽤したパブリック型のネットワークは信頼性やリス
クの評価、必要とされるガバナンスの実現に困難があり、エンタープライズ領域で
の利⽤は現時点では多くはない
9
Oracle Database
Blockchain Table
Oracle Blockchain Platform
Cloud Service
「信頼できるデータ」でビジネスの課題を解決するふたつの”ブロックチェーン”テクノロジー
フルマネージドサービスとして提供されるブロックチェーン基盤Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceと
Oracle Databaseの機能の⼀部として使えるBlockchain Tableでブロックチェーン技術の活⽤を強⼒に推進
Oracleが提供するブロックチェーンソリューション
• 実績多数のOSS︓Hyperledger Fabricベース
• コンソーシアム型ブロックチェーン・ネットワークを形成し、複数企
業間で確実かつリアルタイムにデータとロジックの共有が可能
• 業界全体の抱える課題の解決や、集積したデータの活⽤による
新たなビジネスを創出をサポート
• ユースケースの例︓
• サプライチェーンのトレーサビリティ向上と全体効率化
• 発注/請求/⽀払業務の⾃動化
• データの追記のみを許し、削除/修正不可の特殊なテーブル
• 外部からの攻撃はもちろん、管理者を含めた内部による改ざんも
防⽌し、データの検証可能性により監査も容易
• 既存のデータベース資産とスキルを活かしてすぐに、容易に、ピン
ポイントでの利⽤開始が可能
• ユースケースの例︓
• 契約情報や会計/財務データ、CO2排出量などの法律上
確実な保管が要求される情報の保持
• セキュリティログや監査証跡の保存
分散/分権 集中管理
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エンタープライズでの活⽤を前提としたサービスと、広がるエコシステム
オラクルのブロックチェーンへの取り組み
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Oracle Blockchain Platform
/Blockchain Table
Oracle Cloud
Infrastructure
On-Premise
Deployment
Custom
Applications
Partner
Solutions
Oracle
SaaS/Other
Applications Marketplace
Oracle Consulting Service
Oracle Cloud Infrastructure
⾼速、セキュア、コストパフォーマンスに
すぐれたインフラストラクチャ
Oracle Blockchain Platform
Hyperledger Fabricをベースに、エンタープライズ利⽤向け
プラットフォームとして提供
Cloudでもオンプレミスでも利⽤可能
Oracle Consulting Service
ブロックチェーン含めた最適なシステム・アーキテクチャの策定、
構築、開発⽀援
Partner Solutions/Marketplace
プラットフォームを活⽤したパートナー様による、ソリューション
のサービス展開
Blockchain Table (Oracle Database機能)
レコードに耐改ざん性と証跡性を付与する特別な
データベース・テーブル
11
ブロックチェーン/DLTと改ざん不能型データベース︓それぞれの⽤途
対応する
主要なニーズ
例となる
ユースケース
§ 複数の企業間で⽔平に確実かつリアルタイムに
データを持ち寄り共有したい
§ 企業をまたいだワークフローを信頼できるかたち
で実⾏したい
§ 原材料〜製造〜輸送〜⼩売までの⼀貫した
データ持ち寄りによるサプライチェーンの全体最
適化
§ スマートコントラクトによる取引約定〜決済まで
の企業間ワークフローの
⾃動化、効率化、迅速化
§ 台帳上での価値交換
分権/分散, ブロックチェーン/DLT
Oracle Blockchain Platform
§ 法律上確実な保存が要求される契約情報や会
計、財務データの保持
§ 重要なアクセス情報や操作履歴などの
システムログを監査証跡として保存
§ データを外部犯⾏、内部犯⾏両⾯から保護し、
セキュリティ確保
§ 保存して以降、誰にも変更・削除できないよう
データを保持したい
§ 監督機関、監査法⼈などに対し、改ざんされて
いないことを証明したい
中央集権, 改ざん不能型データベース
Oracle Database Blockchain Table
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12
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Oracle Blockchain Platform概要
13
エンタープライズでブロックチェーン基盤に求められるもの
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• 「誰でも参照可能」はNGとなるケースが多い
• コンソーシアム内で更に共有範囲を分割したいというニーズも
データの公開範囲を限定できる
• エンタープライズ利⽤に相応の耐障害性・可⽤性、
運⽤・保守性、セキュリティ、スケーラビリティ
⾮機能要件
• ある程度の実績はやはり重要
• 本番利⽤が始まってから基盤を切り替えることは容易ではない
基盤技術としての成熟度・信頼性、将来性
14
Hyperledger Fabricをベースにエンタープライズ利⽤向けPaaSとオンプレミスで提供
• 数ステップで構築完了、GUIコンソールで管理・運⽤も容易
• エンタープライズグレードの耐障害制、堅牢性
• マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、
オープンなネットワーク構成が可能
• Oracle独⾃の付加価値︓
• State DBとしてBerkeley DBを利⽤︓パフォーマンスとクエリ利便性向上、
Hyperledger FabricのPhantom Read問題に係る制約も解消
• 多機能なREST API︓スマートコントラクトの利⽤を容易に
• 台帳のデータをRDBに複製︓⼤量照会、分析、データ統合
Oracle Blockchain Platform
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DC
15
エンタープライズ⽤途を⽬的として開発されたブロックチェーン
Hyperledger : Linux財団がホストするオープンなコミュニティ
• 世界で最も成功したOSS=Linuxでの成功実績に基づいた運営
• さまざまな業種の企業およびIT企業、研究機関が240以上参加
• Fabricをはじめ、複数ブロックチェーン/DLT基盤およびツール等をOSSとして開発
Fabric : 汎⽤ビジネス利⽤のためのブロックチェーン基盤
• メンバー管理サービスを備えたパーミッションドブロックチェーンを実装
• セキュリティ、機密性/プライバシーを強化するための多様な機能
• スマートコントラクトによって業務を⾃動化
• ⼤量処理をサポートするためのスケーラブル、プラガブルな設計
• マイニングなどの⼤規模コンピューターパワー投⼊は不要&ファイナリティ有
Hyperledger Fabric
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16
使⽤ユーザー様、パートナー様からいただいたコメント⼀例
Oracle Blockchain Platform
・GUIベースや、豊富なAPIなど、⾮常に使いやすい
・最初のハードルが低い
・ブロックチェーン未経験者が2週間でPoC環境構築
・環境構築から、メンバー追加などの拡張、設定変更など、
⾃分たちでできる
・⾃分たちで理解できているので、システム構築会社に対して、
依頼がしやすい
・Database連携、 Phantom Read問題対応、既存システム
との連携機能など、製品コンセプトがエンタープライズ活⽤
を想定している
・PaaSとしての完成度が⾼い
・ロードマップや、実装機能含めて、他社クラウドベンダーより進ん
だものを提供している
・使ってみたら、まじ「ネ申」だった
・これこそFull Managed
・簡単すぎて、エンジニアをだめにする
・ビジネス要件定義や、アプリ開発に専念できる
・エンジニアがアプリケーションの開発に専念できるちゃんとした
PaaS
・ブロックチェーンプロジェクトで、本来⼯数をかけるべきビジネス検
討タスクに集中できる
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5つの特⻑によりエンタープライズでのブロックチェーン活⽤を加速
Oracle Blockchain Platform
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Pre-Assembled︓
簡単、⾼速に⾼機能なインフラを構築
Easy to Use︓
運⽤、管理の⼿間を削減
Open︓
マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、
オープンで柔軟なネットワーク構成が可能
Enterprise Grade︓
エンタープライズ要件を満たすために
独⾃に強化された基盤
Quick Integration︓
他システム連携、アプリ開発を容易にする
独⾃の機能とサポートツール
Oracle Blockchain Platformの特⻑ 提供する価値
ü 独⾃機能によりエンタープライズ⽤途に最適
化された基盤をすぐに利⽤可能
ü 環境構築やアプリ開発、運⽤管理の⼯数を
削減し、業務検討に注⼒可能
ü 迅速な⽴ち上げとスケールを実現、
エコシステムの拡⼤を促進
18
• 数ステップ、数分で構築完了
• 必要なブロックチェーンネットワーク構成要素は⾃動でセットアップ
• 構築後すぐにコンソール画⾯の利⽤やスマートコントラクトのデプロイが可能
Pre-Assembled︓簡単、⾼速に⾼機能なインフラを構築
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19
• 基盤の運⽤
• 使いやすいコンソールと多機能なサービスAPI
• 動的なスケールアウトとスケールアップ
• セキュリティ管理
• クラウドID管理と統合された認証・認可
• 送受信データ、保存データの⾃動暗号化
• 可⽤性とメンテナンス
• ビルトインされたHA構成
• ゼロダウンタイムでのパッチ⾃動適⽤、アップグレード
Easy to Use︓運⽤、管理の⼿間を削減
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20
使いやすいコンソール画⾯と多機能なサービスAPIで運⽤、管理をサポート
• 運⽤、監視、管理のための使いやすいコンソール画⾯および多機能なサービスAPIを提供
• 必要となる運⽤、管理タスクをコンソール画⾯とAPI両⽅でカバー︓
…Hyperledger Fabricの難解な設定ファイル、コマンド、⼿順は習得不要
• ノードの起動/停⽌
• 設定の変更
• ブロックチェーンネットワークのメンバー追加
• 監視とトラブルシューティングも︓
• ネットワークの視覚化
• リソース使⽤状況やノード死活情報
• トランザクション処理状況
Easy to Use︓運⽤、管理の⼿間を削減
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21
• Oracle Blockchain Platformだけでなく、
他のHyperledger Fabricとのオープンなネットワーク構成が可能
• オンプレミスバージョンの提供︓
Oracle Blockchain Platform Enterprise Edition(OBPEE)
• ⾃社データセンターやOracle以外のクラウド(IaaS)上にOBPを構築
• ブロックチェーン環境に必要な機能を事前定義、数クリックで環境構築
• サポートするVM基盤︓Oracle VirtualBoxとVMware vSphere
• Oracle Blockchain Platform Cloud Service (OBPCS) と同等の機能を提供
• APIは共通、アプリケーション移植性あり
• アップデートもOBPCSと⾜並みを揃えて提供
Open︓オープンで柔軟なネットワーク
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22
オンプレミス、マルチクラウド、ハイブリッドクラウドでの構成が可能
Open︓オープンで柔軟なネットワーク
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オンプレミスベースの
ブロックチェーンネットワーク
3rd Party Cloud 3rd Party Cloud 3rd Party Cloud
マルチクラウドの
ブロックチェーンネットワーク
ハイブリッドクラウドの
ブロックチェーンネットワーク
Oracle Blockchain Platform Cloud Service (クラウドサービス)
Oracle Blockchain Platform EE (オンプレミス)
オープンソースのHyperledger Fabric (⼿組ベース)
23
Enterprise Grade︓エンタープライズ要件を満たす
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運⽤/保守性
• 使いやすいコンソール画⾯と
多機能なサービスAPI
• モニタリングダッシュボードを通じ
システムの状態を把握
• OracleマネージドPaaS
セキュリティ/機密性
• ID管理サービスとの統合
• より細やかな権限分割が可能
• 送受信/保存データ暗号化
処理性能/スケーラビリティ
• 並⾏処理/⾼速なコンセンサス
• 動的なスケールアップ/アウト
• 低遅延のネットワーク
耐障害性/可⽤性
• HA構成のVMを標準で提供
• ⾃動再起動
• 台帳、設定の常時バックアップ
24
State DB Berkeley DB パフォーマンス&ロジック表現⼒を強化
・パフォーマンスの向上
• スマートコントラクトの同時実⾏性の強化
・SQLリッチクエリのサポート
• JSONの属性を指定してのSQL-Likeクエリが可能
• CouchDB形式のJSONクエリへの互換性も保持
・CouchDB適⽤時の技術的な問題の解決/回避
• リッチクエリ使⽤時のPhantom Read問題を解消
• ⼤量レコード取得時のPagination指定が不要に
Enterprise Grade︓エンタープライズ要件を満たす
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+
ブロックチェーン︓
トランザクションと
値の履歴を格納
State DB
(World State)︓
現在の値を格納する
データベース
Hyperledger Fabricにおける
台帳(Ledger)構成
※通常のHyperledger Fabricでは、
State DBはLevelDBかCouchDB
25
エンタープライズ活⽤で重要なシステム間の連携をサポートする機能を提供
Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現
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• REST APIでブロックチェーンが利⽤可能。
アプリケーション開発および既存システムとの連携
が容易に
• Oracle Integration Cloudの事前定義済アダプ
ターを⽤いることで、ERPなどの基幹システムや各種
SaaSとの連携を更に迅速に実現
アプリケーション連携
• ブロックチェーン上のデータをデータベースに複製す
る機能が付属。複雑な集計、分析なども⾼速かつ
容易に開発可能
• ブロックチェーンのデータと他システムのデータをデータ
ベース上で統合することで、
より⾼度なデータ活⽤も可能に
Blockchain
Integration Database
データ連携
他システム BIツール等
26
REST APIでのブロックチェーン利⽤でアプリケーション開発が容易に
Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現
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Oracle Blockchain
Platform
Fabric Peerノード
台帳
スマートコントラクト
アプリケーション
Fabric SDK
Fabric Peerノード
台帳
スマートコントラクト
RESTプロキシー
Fabric SDK
アプリケーション
gRPC
REST API
27
Fabricの証明書
Fabricの証明書
gRPC
Oracle CloudのID管理
サービスを利⽤して認証
• Fabric SDKの
組み込みが必須
• アプリで管理する秘密
鍵&証明書で認証
⇨アプリケーション開発者
はFabricアプリ開発の習
熟が必須
通常のFabric利用アプリ開発 Oracle Blockchain Platform利用アプリ開発
• アプリはREST APIで
ブロックチェーンを容易
に利⽤可能
• クラウドのIDを⽤いて容
易&セキュアに認証・認
可
⇨Webアプリ開発の⼀般
的なスキルがあればOK
Oracle Integration Cloud
ERP SCM SaaS
Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現
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ブロックチェーンネットワーク
A社 B社 C社 D社
既存
システム
システム
連携層
Oracleはもちろん、他社のクラウド/オン
プレミスのソフトウェアとの豊富なアダプター
を利⽤
例︓SAP、Salesforce、 NetSuite
Oracle SCM Cloud、
申請→承認などのワークフローの作りこみ
や、 API管理も可能
Integration
28
リッチヒストリーデータベース︓Oracleデータベースにブロックチェーンのデータを複製
• 台帳のデータをブロックチェーン外部のリレーショナルデータベースに複製
• ブロックチェーンが苦⼿とする複雑な参照処理(集計、分析)を、
データベース側で実装可能に
• 多くの開発者が慣れ親しんでいるOracleデータベースでの開発
• Oracle Analytics Cloudをはじめとした多種多様なBIツールの利⽤
• 他システムとのデータ統合も⼀般的なツールとノウハウで容易に実現可能
• ERP、SCMなどの基幹システムとブロックチェーンのデータを
統合することで、データの価値を最⼤限に活⽤
Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現
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ブロックチェーン︓
トランザクション
と値の履歴を格納
State DB
(World State)︓
現在の値を格納
台帳(Ledger)
29
現在および過去のデータを複製することで、様々な⽤途と⾓度で利⽤可能
リッチヒストリーデータベースによるブロックチェーン上のデータの複製
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ブロックチェーン
台帳
• State Key-Value
※ World State/State DB
• History Private Data
• Transaction Details
Last
alpha History
alpha State
beta State
beta History
alpha
beta
複
製
beta
Transaction Details
alpha
Transaction Details
詳細は以下のドキュメントを参照:
https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/create-rich-history-database.html
30
複製先テーブルとしてBlockchain Tableに対応&チャネルごとにDBを分けられるように
• データベース上にデータを複製する際に、格納先として
Blockchain Tableを選択可能に
• 複製データにも更新や削除をできない耐改ざん性、更新や削
除されていないデータとしての証跡性を付与
• 複製データもブロックチェーン台帳上のデータと同様、信頼に⾜
る情報、証跡として扱うことが可能に
• 対象は履歴を追記で蓄積していくHistoryおよび
Transaction Details
• 併せて、チャネルごとに複製先に別々のデータベースを
設定可能に
• 分析⽤データベース、監査証跡蓄積⽤データベースなど、チャ
ネルのデータのタイプごとに⽤途別データベースを使い分けるなど
リッチヒストリーデータベースの機能拡張
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ブロックチェーン
台帳
alpha
beta
Database A
Database B
History
on Blockchain Table
State
State
History
on Blockchain Table
Transaction Details
on Blockchain Table
Transaction Details
on Blockchain Table
複
製
複
製
31
台帳上のレコード(Key-Valueセット)の現在の値を格納
リッチヒストリーデータベースのテーブル︓State
カラム データ種別 説明
chaincodeId VARCHAR2(256) レコードを書き込んだChaincodeのID
key VARCHAR2(1024) レコードのKey
value VARCHAR2(4000) レコードのValue(JSON型でない場合にこちらのカラムに格納)
valueJson CLOB レコードのValue(JSON型の場合にこちらのカラムに格納)
blockNo NUMBER 更新トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか
txnNo NUMBER 更新トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか
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台帳上のレコードの値の履歴(過去バージョン〜現在バージョン)を格納
リッチヒストリーデータベースのテーブル︓History
カラム データ種別 説明
chaincodeId VARCHAR2(256) レコードを書き込んだChaincodeのID
key VARCHAR2(1024) レコードのKey
txnIsValid NUMBER(1) 更新トランザクションが有効だったか
value VARCHAR2(4000) レコードのValue(JSON型でない場合にこちらのカラムに格納)
valueJson CLOB レコードのValue(JSON型の場合にこちらのカラムに格納)
blockNo NUMBER 更新トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか
txnNo NUMBER 更新トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか
(⇒blockNo+txnNoでバージョン情報として機能)
txnId VARCHAR2(128) 更新トランザクションのトランザクションID
txnTimestamp TIMESTAMP 更新トランザクションのタイムスタンプ
txnIsDelete NUMBER(1) レコードを消去するトランザクションかどうか
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台帳上のトランザクションの履歴を格納
リッチヒストリーデータベースのテーブル︓Transaction Details①
カラム データ種別 説明
CHAINCODEID VARCHAR2(256) トランザクションのChaincodeのID
BLOCKNO NUMBER トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか
TXNNO NUMBER トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか
TXNID VARCHAR2(128) トランザクションID
TXNTIMESTAMP TIMESTAMP トランザクションのタイムスタンプ
SUBMITTERCN,
SUBMITTERORG,
SUBMITTEROU
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512)
トランザクション送信者の識別情報
CHAINCODETYPE VARCHAR2(32) Chaincodeの記述⾔語(Go、Java、JavaScript)
VALIDATIONCOD
ENAME
VARCHAR2(32) トランザクションのValidation結果のコード(VALID or INVALID+理由コード)
ENDORSEMENTS CLOB トランザクションにEndorseしたPeerノードの識別情報
INPUTS CLOB Chaincodeに引き渡された⼊⼒パラメーター
EVENTS CLOB Chaincodeから発出したカスタムイベント名
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台帳上のトランザクションの履歴を格納
リッチヒストリーデータベースのテーブル︓Transaction Details②
カラム データ種別 説明
RESPONSESTATUS NUMBER(0) Chaincodeが返却したレスポンスのステータス
RESPONSEPAYLOAD VARCHAR2(1024
)
Chaincodeが返却したレスポンスのペイロード
RWSET CLOB トランザクションのRWSet(Read-Write Set…読み書きした台帳上のレコードのKeyとバー
ジョンやValueの値)
BLOCKCREATORCN,
BLOCKCREATORORG,
BLOCKCREATOROU
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512)
ブロックを⽣成したOrdererノードの識別情報
CONFIGBLOCKNUMBER NUMBER(0) トランザクション時点で有効となっていたConfig Blockのブロックナンバー
CONFIGBLOCKCREATO
RCN,
CONFIGBLOCKCREATO
RORG,
CONFIGBLOCKCREATO
ROU
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512),
VARCHAR2(512)
トランザクション時点で有効となっていたConfig Blockを⽣成したOrdererノードの識別情報
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35 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
Chaincodeのオンチェーンアクセス権限制御ライブラリを提供
• ブロックチェーン台帳上のデータへのアクセス権限を
ブロックチェーン台帳上に記述して管理
• Hyperledger Fabricの標準機能よりも細かく、かつ、
扱いやすいアクセス権限制御を容易に実現
以下の要素で権限を制御
• リソース︓アクセスを制御する対象
• アイデンティティ︓アクセスする企業やユーザー
• グループ︓アイデンティティのグループ
• アクセス制御リスト︓
• どのアイデンティティ/グループに
• どのリソースに対し
• どのような操作(CREATE、READ、UPDATE、DELETE、etc.)を
• 許可する/しない
Fine Grained On-Chain Access Control
Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
詳細は以下のドキュメントを参照︓
https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/using-fine-grained-access-control-library.html
36
Chaincodeの開発、テスト、デプロイを容易にする開発補助ツール
• Visual Studio Codeの拡張機能、およびCI/CD⽤のCLIツールとして提供
• Chaincodeの⼀連のライフサイクル(開発、パッケージング、デプロイ、アップデート)をサポート
• ローカルなHyperledger Fabricネットワークを⾃動構成してデプロイ、テスト
• Chaincodeのステップ実⾏によるデバッグが可能
• リモートのOracle Blockchain Platformにデプロイ、テストも可
• アセット仕様からChaincodeを⾃動⽣成
• 宣⾔的に記述アセットの属性とメソッドの仕様をもとに
Chaincodeのコード、プロジェクトを⾃動⽣成
Blockchain App Builder
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詳細は以下のドキュメントを参照︓
https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/using-chaincode-development-tools.html
37
RAFT Ordering Serviceに対応
• 別々の組織によって管理される複数のインスタンスに
Ordererノードを分散させ、より⽔平なコンソーシアムを組成
することが可能に
• Ordererノードの分散によりコンソーシアム全体としての可⽤
性、耐障害性も向上
インスタンスの可⽤性、耐障害性を向上
• インスタンス内のコンポーネントを複数AD(単⼀ADのデータ
センターでは複数FD)に⾃動的に分散、複製(※)
動的なスケールアップ/アウト
• インスタンスを稼働したまま、ノードへのリソース追加によるス
ケールアップ、ノード追加によるスケールアウトおよびストレージ
追加が可能に(※)
より計画しやすいリソースベースの課⾦
• 以前のバージョンのトランザクション数ベースの料⾦体系から、
インスタンスで使⽤しているOCPU数および追加ストレージサ
イズによるリソースベースの料⾦体系に変更
• これにより、⼤量トランザクションを扱うユースケースや、トラン
ザクション数の予期が難しいユースケースでも、より容易に料
⾦が計画可能に
インスタンス停⽌モードを追加
• 曜⽇や時間帯などでのネットワーク利⽤に偏りがあるユース
ケースのために、インスタンスを停⽌することが可能に
• インスタンスの停⽌中は、インスタンスへのOCPU部分の課⾦
は25%まで減額
※Enterpriseタイプのみに適⽤
Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceのアップデート(Gen2版)
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本番利⽤に向けたインフラ機能の強化 利⽤しやすい料⾦体系への改善
38
利⽤料⾦の構成は、選択したインスタンスタイプにより ① or(②+③)のどちらかになります:
• 2つのインスタンス・タイプ(CPU数×使⽤時間)
• ①Standard︓2 OCPUで固定、ストレージは50GB付属で追加不可、⾮HA構成
• ②Enterprise︓OCPU拡張可能(最⼩4 OCPU)、ストレージは150GB付属で追加可能、HA構成可能
• ③追加ストレージ(TB/⽉)…Enterpriseのみ追加可能(オプショナル)
インスタンス停⽌中のOCPU分の料⾦は25%に低減されます
• 例︓インスタンスを⽉20⽇×8時間稼働(残りは停⽌)させた場合の⽉額︓
• Standardの場合…2×(25.8×8×20+25.8×0.25×(16×20+24×11))= 15789.6 (円)
• Enterprise最⼩構成の場合…4×(51.612×8×20+51.612×0.25×(16×20+24×11))= 63173.088(円)
Oracle Blockchain Platform Cloud Service の価格体系
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サービス名 単価 メトリック 最⼩構成 参考⽉額費⽤(※)
①Oracle Cloud Infrastructure
– Oracle Blockchain Platform Cloud Service –Standard ¥25.8 OCPU/Hour 2 OCPU(固定) ¥38,390
②Oracle Cloud Infrastructure
– Oracle Blockchain Platform Cloud Service –Enterprise ¥51.612 OCPU/Hour 4 OCPU(拡張可能) ¥153,597
③Oracle Cloud Infrastructure
– Oracle Blockchain Platform Cloud Service -Storage ¥8,448 TB/Month 1 TB単位で追加可能 ¥8,448
※最⼩構成の24時間×31⽇
稼働で計算
39
凡例
D社
C社
B社
A社
ノード
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SC L
ノード
SC L
ノード
SC L
ノード
SC L
個社
アプリ
ブロックチェーン
プラットフォーム
個社
アプリ
共有
アプリ
オペレーター
他システム
SC スマート
コントラクト
L 台帳
40
Oracle Blockchain Platform
ノード
ノード
ブロックチェーン
ノード
Oracle Blockchain Platformを利⽤したシステムのイメージ
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台帳
Chaincode
(スマート
コントラクト)
REST
Proxy
アプリ
ケーション
Oracle
データベース
既存
データベース
API
ユーザー
アプリ連携
データ統合
データ複製
BIツール
ERP、SCM等
基幹システム
ERP、SCM等
基幹システム
ERP、SCM等
基幹システム
既存
データベース
既存
データベース
呼び出し
41
Oracle
Integration Autonomous DB
Oracle Blockchain Platform
ノード
ノード
ブロックチェーン
ノード
Oracle Cloudのサービスを利⽤して簡易に実現する例
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台帳
Chaincode
(スマート
コントラクト)
REST
Proxy
APEXアプリ
データベース
既存
データベース
API
ユーザー
アプリ連携
データ統合
データ複製
Oracle Analytics
ERP、SCM等
基幹システム
ERP、SCM等
基幹システム
ERP、SCM等
基幹システム
既存
データベース
既存
データベース
Oracle REST
Data Service
(ORDS) 呼び出し
42
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Oracle Database Blockchain Table概要
43
• データの不変性、耐改ざん性
• データベースの持ち主であっても、
⼀旦書き込まれたデータを更新、削除できないようにする仕組みを備えている
• 検証可能性と監査性、証跡性
• 更新、削除されていないことを検証できる仕組みを備えている
• 検証可能であることにより改ざんされていないことの監査も容易に
• 中央集権型(NOT分散/分権)
• 複数組織で所有や管理を分散できるようにはなっていない
• (「分散データベース」は複数組織で分散できるわけではない)
改ざん不能型データベースとは︖
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44
耐改ざん性を追加、監査性を強化した特別なデータベース・テーブル
データベース上のレコードに耐改ざん性と監査性を付与
• 追記オンリーの不変なデータ…テーブル所有者も特権ユーザも改ざん不能
• ハッシュチェーンで⾏をリンク…整合性の検証、改ざんされていないことの証明が可能
Oracle Databaseの⼀部として⾼度で多彩な機能とともに容易に利⽤可能
• 他のテーブルと組み合わせたトランザクション
• 容易にデータ統合、多様なBIツールを⽤いての分析
• データベーストリガー、PL/SQLプログラムを利⽤したロジック表現
• レプリケーション、バックアップなどの耐障害性/⾼可⽤性機能、
アクセスコントロールなどのセキュリティ保護機能も併⽤可能
※19cではRU19.11アップデートを適⽤することで利⽤可能に。
データベースの基本機能として含まれており追加ライセンスは不要(SE2でも利⽤可能)。
Blockchain Table︓Oracle Database 21c&19cで利⽤可能(※)
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45
追記オンリーのテーブルで、イミュータブル/不変なデータを保持
• ⾏のDELETEの制約(前述の通りn⽇〜無制限の保持期間を設定可能)
• データ量を削減したい場合、適切な保持期間を設定しておいたうえで、
保持期間を過ぎた⾏を整合性を検証した上で(必要に応じて外部にアーカイブしつつ)削除する
• 保持期間を過ぎた⾏の⼀括削除⽤PL/SQLパッケージファンクション
DBMS_BLOCKCHAIN_TABLE.delete_expired_rows()
• ⾏のUPDATEとMERGEが不可
• テーブルのDROPの制約(前述の通りn⽇〜無制限の保護期間を設定可能)
• テーブルDROPは⾏のINSERT前なら常に可能(誤ってテーブル作成した場合すぐなら消せる)
• テーブルのTRUNCATEが不可
• カラムの追加、削除および名前変更が不可
• データ型の変更や⼀部の⻑さ、精度の変更、NULL制約変更も不可
• Blockchain Tableの通常のテーブルへの変換、およびその逆の変換は不可
• パーティションのDROPが不可
Blockchain Tableの特性①︓データの削除、変更を制約
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46
ハッシュ値によるデータの検証可能性により、テーブルの中で完結した監査性を提供
Blockchain Tableの特性②︓ハッシュチェーン
• ⾏のINSERT時、⾃動的に
{⾏データ+前の⾏のハッシュ値}
に対して計算したハッシュ値を隠しカラムに保持
• ある⾏のハッシュ値はその前の⾏のハッシュ値に依存し、その前
の⾏のハッシュ値はその前の前の⾏のハッシュ値に依存し…
→ハッシュチェーンのつながりで改ざんが検知可能に
• ハッシュチェーンと⾏データを突合しながら辿っていくことで、整合
性(INSERT以降、⾏データが変更、削除されていないこと)
の検証が可能
• 検証⽤PL/SQLパッケージファンクション
DBMS_BLOCKCHAIN_TABLE.verify_rows()
ID User Value
1 Tom 500
2 Carol 176
3 Steve 500
4 John 176
5 Mike 332
6 Sarah 632
7 Eve 25
8 Prisha 850
Hash
ADSJS
%SHS
SH@1
DHD3
*EGG
AH11
LIO$
SHS4
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47
ブロックチェーン/DLT基盤や専⽤データベースと⽐較して……
利⽤のハードルが低い
• ⼀般的なOracle Databaseのスキルで⼗分使いこなせるため、学習コストが低い
• 通常のテーブルとの使い勝⼿の差異が⼩さく、アプリケーション透過的な利⽤が可能
• 通常テーブルからの乗り換えに必要な改修はゼロ〜最⼩限
アプリケーション側の負担が⼩さい
• ふつうアプリケーションはイミュータブル(変更/削除しない)データのみを扱うわけではない
• イミュータブルデータ専⽤のデータベースを使う場合、
アプリケーションは少なくともふたつのデータベースを扱わなくてはならない
• 同⼀DB上で通常のテーブルとBlockchain Tableを扱えるためトランザクション、整合性担保が容易
データ分析、データ統合が容易
• Blockchain Table上でそのまま集計、分析が可能
• 他テーブル上のデータとのJOINやVIEW、多様なデータ統合ツールやBIツールも利⽤可能
処理性能
• Oracle Databaseの様々な処理性能向上⼿段を適⽤可能(例︓Exadataを利⽤)
Oracle Databaseの1テーブルとして使えることのメリット
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アプリケーションの負担を減らし、分析のための余分な⼿間も削減
単⼀⽤途データベース vs Oracle Database
App
BI
DIツール
イミュータブル
データ専⽤DB
(⼜はブロックチェーン/DLT)
通常データ⽤
DB
トランザクション
トランザクション
複製
複製
分析
分析⽤
DB
整合性担保は
アプリの責任
単⼀⽤途データベースの場合 Oracle Databaseの場合
App
BI
分析のための
データ統合に
余分な⼿間
トランザクション
Oracle
Database
分析
DB機能で
整合性担保
同⼀DB上で
容易に分析
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• セキュリティ担保や監査上、証跡として利⽤するログ
(例︓⼊退室ログ、アクセスログ)に耐改ざん性を付与
• 保存先を変えるだけで活⽤可能
• ログファイル→Blockchain Table
• 通常のテーブル→Blockchain Table
• アプリケーション側の変更はゼロ〜最⼩限
• 元々データベースに保存している場合は保存先の
テーブルをBlockchain Tableとして作り直すだけで
OK
• 参照、検索、分析も通常のテーブルにあるレコードの
場合と同様の使い勝⼿
• コンプライアンスに関わる様々な業務データの保存にも
活⽤可能(例︓会計や財務、契約などの情報)
• ブロックチェーン台帳と違い、⼤きなデータサイズ、
複雑なデータモデルにも対応可
• JSON形式で業務データを保存
• あとからのカラムの追加削除が不能なため、JSON
形式を上⼿に使うのが実践的
• (21cバージョン以降では)21cで追加された
JSON形式カラムを利⽤可能
• CLOB、BLOB形式でドキュメントファイルや画像ファイ
ルを保存
• 紙原本保存の慣⾏を不要に
Blockchain Tableを活⽤する際の実装イメージ
重要なログの保存先をBC Tableに変更 様々な業務データ、ドキュメントを保存
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CREATE BLOCKCHAIN TABLE + 3つの必須句
Blockchain Tableの作成
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CREATE BLOCKCHAIN TABLE table_name(columns,constraints)
NO DROP [ UNTIL number DAYS IDLE ]
NO DELETE [ LOCKED ] | NO DELETE UNTIL number DAYS AFTER INSERT [LOCKED]
HASHING USING sha2_512 VERSION v1
テーブルのDROPに対しての制約を記述する句。
• UNTIL n DAYS IDLEを付けておいた場合、テーブル上の最新の行がINSERT後n日経っていないと
DROPできない(→付けない場合は常にDROP不可)。nの最小は0(16以上の指定を推奨)。
• 後からALTER TABLEでUNTIL~~は付けられない&nを減らせない(制約を緩められない)。
行のDELETEに対しての制約を記述する句。
• UNTIL n DAYS AFTER INSERTを付けておいた場合、INSERT後n日経っていないとDELETEできない
(→付けない場合は常にDELETE不可)。nの最小は16。
• 後からALTER TABLEでUNTIL~~は付けられない&nを減らせない(制約を緩められない)。
• LOCKEDを付けておくとnを増やすことも不能。
利用するハッシュアルゴリズムとデータフォーマットを記述する句。現状、値は固定。
シンプルなCREATE BLOCKCHAIN TABLEの例
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CREATE BLOCKCHAIN TABLE bank_ledger (bank VARCHAR2(128), deposit_date DATE,
deposit_amount NUMBER)
NO DROP UNTIL 31 DAYS IDLE
NO DELETE LOCKED
HASHING USING "SHA2_512" VERSION "v1";
• NO DROP UNTIL 31 DAYS IDLE
…テーブル上の最新の行がINSERT後31日経っていないとDROPできない
• NO DELETE LOCKED
…行はDELETEできない
App Database
• 書き込んだBlockchain Table上の⾏データに対し、エンドユー
ザーが⾃⾝の秘密鍵を⽤いて⽣成したデジタル署名を付与可能
• 秘密鍵は(DBには引き渡さず)アプリケーション側で保持し、
署名の⽣成もDB外で実⾏
• エンドユーザーのデジタル証明書はDBに事前に登録
• 証明書に照らして署名が有効かチェックされる
• 署名と併せて証明書IDも⾏に格納
• 「誰が書き込んだか」を確実に区別、記録することでセキュリティを
向上し、否認防⽌にも利⽤可能
• さらに応⽤編として、書き込まれた⾏内容および署名に対して
DB側の秘密鍵を⽤いて署名(Countersign、副署)した
結果を受領証としてアプリケーションに返却することで、書き込
み成功の確実性の担保および双⽅向の否認防⽌が可能
エンドユーザーによるデータへのデジタル署名(オプショナル)
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CertID
GRTE
SOQP
OPRT
ID User Value
1 Tom 500
2 Carol 176
3 Wang 500
TRADE LEDGER
Signature
RT#E
GI(!
HV*P
⾏内容 ハッシュ
署名&
証明書ID
⾏内容 ハッシュ
①書き込み
②署名
③副署
受領証
53
Blockchain Table: 主なユースケース
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54
内外からの攻撃に対してデータを保護
・勘定系システム、決済系システムなどのトランザクションログ
・証券や各種アセットの所有権を管理する原簿
セキュリティ上重要な記録の保存
・アプリケーションのアクセスログや監査ログ
・⾼セキュリティエリアへの⼊退室記録
種々の認定、証明のエビデンス、法律上確実な保存が要求される情報
・従業員の出退勤記録、企業の会計、財務のデータ
・⾒積、契約、請求や⽀払のやり取りに係るドキュメント
・原産地証明、検査証、品質認証、RE100証明、CO2排出量証明など
情報の真正性の担保=確実な保管と監査、証明を⼤幅にシンプル化
Blockchain Tableを⽤いることで…
情報の
確実な保管
監査と証明
様々な情報を収集し、突き合わせて整合性を確認
複雑で⼿間のかかる監査プロセス
データベースに情報を保存しつつ、
耐改ざん性のために紙原本や別媒体での記録
→記録、保管に余分なコスト
Blockchain Tableに保存し、
データ活⽤の利便性と耐改ざん性を両⽴
Blockchain Tableで完結した検証可能性により
監査、証明が容易
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55
Blockchain Tableのご利⽤事例
GDPR関連データへのアクセスなど、
銀⾏の法的に重要な業務について
のレポートおよび監査ログを
Blockchain Tableに保存
管理ワークフロー(申請、確認、
データ暗号化)の法的な記録を⾼
い監査性で保持できるように
コーポレート・ガバナンスに係るワークフ
ローの作業をBlockchain Tableに記
録して追跡可能にすることで、信頼性、
不変性を担保し、また、証書を発⾏
ドキュメントへのデジタル印の⽣成を可
能に︓
• ドキュメントの初版
• ドキュメントのレビュー
• 承認ワークフロー 等
匿名化された(ある距離内/持続時間
以上の)接触の記録をBlockchain
Tableに保管
アプリユーザーがCOVID19陽性となった
場合には、X-RINGのボタンを押すことで、
濃厚接触した可能性があるすべてのユー
ザーに警告通知を送ることができる
スマートコンプライアンス
法律×テクノロジー 接触追跡ソリューション
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⽂書の内容および履歴をBlockchain Tableで保持することで、真正性を担保し監査性も向上
Blockchain TableはOracle Databaseのテーブルなので︓
• ドキュメントファイルそのものを登録可能
(WORD、EXCEL、PDF、画像形式など)
• 登録したドキュメントの中⾝の⽂章も検索可能
(Oracle Textによる全⽂検索)
⽂書に付随する履歴も併せて保存可能︓
• 修正、更新に伴う複数のバージョンを保存
• 申請〜承認のようなワークフローの操作履歴を保存
監査も容易に︓
• 保存されて以降不変な内容、登録⽇時、履歴をチェック
• 整合性検証機能を利⽤することで改ざんされていないことを容易に
確認、証明可能
Blockchain Table応⽤例︓
⽂書の確実な保存とその証明
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A部⾨ B部⾨ C部⾨
作成 更新 承認
監査
履歴
情報
⽂書
内容
電⼦取引保存およびスキャナ保存の要件を満たしたシステムを短期間、低コストでシンプルに構築
電⼦取引保存
• 真実性の要件︓Blockchain Tableの耐改ざん性を活かし、記録事項の
訂正・削除をできないようにする、あるいは訂正・削除の履歴を確実に保存
し確認可能に
• 可視性の要件︓検索機能も容易に実装可能
スキャナ保存
• 「電磁的記録について訂正⼜は削除を⾏った場合に、これらの事実及び内
容を確認することができる」
「⼊⼒期間内にその電磁的記録の保存を⾏ったことを確認することができる」
の条件を満たすシステムを開発することで、原本保存を廃⽌(ペーパーレ
ス)&タイムスタンプサービスを利⽤したタイムスタンプ付与が不要に
既存ERPの補助システムとして開発・利⽤
• 上記について必要となる範囲でピンポイントに実装し、監査を含めた追加・変
更オペレーションも最⼩限に
• データベースに含まれるOracle APEX機能を活⽤することで、UIも簡易に開
発・運⽤が可能
Blockchain Table応⽤例︓
改正電⼦帳簿保存法への対応に活⽤
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スキャナ保存
電⼦取引
ERP
Blockchain
Tableにも保存
APEX
58
品質情報に関わる内部の不正を防⽌し、真正性を証明
Blockchain Table応⽤例︓
品質検査結果データへの耐改ざん性付与および外部証明
検査装置
2.データの分析、検索
1.検査結果ファイル、ファイルのハッシュ、検査値を、
耐改ざん性の⾼いBlockchain Tableに登録
4. 真正性を証明するために、品質証明書
の情報とハッシュ値をブロックチェーン上で共有
5.品質証明書を取引先に開⽰
取引先
3.品質証明書を作成、
Blockchain Tableに登録
6.品質証明書の真正性を
ハッシュ値で確認
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求められる「データの正当性」、「詳細かつリアルタイムでの可視化」、「データドリブンなアクションと経営判断」
Blockchain Table応⽤例︓
脱炭素社会への取り組みの信頼できるデータ基盤に利⽤
60
CO2排出量DB
可視化
予測
アクション
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CO2排出量DB
CO2排出量、品質検査/品質認証、RE100証明、原産地証明
などへの展開
1.⾃社の稼働実績に基づいた
CO2排出量を算出、集約
2.集約されたCO2排出量を可視化、
詳細な改善アクションへ
4.LCAでの排出量正当性のため、
他社企業とのデータ開⽰、
ユーザー使⽤の排出把握
3.CO2排出量の正当性証明のため
取引先、投資家、監査機関へ共有
⾃社 他社
取引先、投資家、
監査機関
• すぐに、簡単に使える
• 耐改ざん性と監査性の課題をシンプルに、最低限のコストだけで解決
• アプリケーションの改修はゼロ〜最⼩限、学習コストも極⼩
• ピンポイントソリューション
• 他の箇所に影響を与えることなく、データベースの⼀部分、アプリケーションの⼀部分のみにセキュリティ
向上を適⽤可能
• 参照、分析、データ統合、BIツール等は通常テーブルと同様にそのまま使える
• どこでも利⽤可能
• クラウドでもオンプレミスでも利⽤可能
• 追加ライセンス不要︓データベースのすべてのエディションで利⽤可能
Blockchain Tableまとめ
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DB管理者職務分掌
/アクセスパス制限
(Database Vault)
内部犯⾏や悪意ある操作によるデータ抽出、破壊、改竄を保護
知財・機密情報、個⼈情報を守るデータベースセキュリティソリューション
ユー
ザー
データベー
ス
管理者
イベント
DF11233 U*1
$5Ha1qui %H1
HSKQ112 A14
FASqw34 £$1
DF@£!1ah HH!
データの暗号化
(Transparent
Data Encryption)
⾏列レベルのアクセス制御
(Virtual Private DB,
Real Application Security)
不正検知・証跡管理
(Audit Vault and
Database Firewall)
通信暗号化
(標準機能)
レポー
ト
アラート
ポリシー
開発
データの伏字化
(Data Masking
and Subsetting)
多要素認証
(Identity CS)
改ざん対策
(Blockchain Table)
セキュリティアセスメント、監査・
検知の可視化・⾃動化
(Data Safe CS)
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テーブル作成時に”Immutable”キーワードを追加するだけでインサート
オンリーの不変なテーブルを作成
• リレーショナルデータ、JSONやLOBドキュメントも格納可能
• 帳簿データだけでなく参照情報もテーブルに保管
通常のテーブルと同様に利⽤が可能だが、以下の操作には制約:
• ⾏のUPDATEとDELETE
• テーブル定義の変更
• Immutable Tableの通常のテーブルへの変換、およびその逆
• データベースディクショナリでテーブルメタデータの修正
アプリケーションに変更を加えることなくImmutable Tableを利⽤可能
Oracle Immutable Table
CREATE IMMUTABLE TABLE
trade_ledger (…);
ID User Value
1 Tom 500
2 Carol 176
3 Wang 500
4 Eve 25
TRADE LEDGER
データベース19.11, 21.3で利用可能
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Oracle Blockchain Platform
事例・ユースケース
64
Oracle Blockchain Platform & PoC 1/2
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電気⾃動⾞バッテリーのコバルトの
トレーサビリティ(Circulor)
製造業、サプライチェーン
⾷品の証跡、サステナビリティ
バージンオイルのトレーサビリティ、
品質証明(Certified Origins)
⽜⾁のトレーサビリティ(ICBF)
パーム油の持続可能なリワードシステム
⾼級品偽装対策
ダイヤモンドの正当性、所有権証明
(Everledger)
薬のトラッキング、偽装薬対策
(NITI Aayog, Apollo hospital)
物流、ロジスティクス
海上貿易、物流に関する⽂章管理、
イベントトラッキング(CargoSmart)
企業間の決済と請求業務
複数のERPにおけるリコンサイルと
決済のための企業間台帳(GE)
物流、配送のトラッキング(Intelipost)
⼤⼿⾃動⾞会社における、
サプライヤーの認証、登録、検証
教育履歴管理
⼤学単位取得履歴管理(Taibah Valley)
学位認証、履歴管理証明(CDEL)
商流、物流データの共有と効率化
含有物質管理、規制対応、品質検査管理
カッコ内︓事例社名
Oracle Blockchain Platform & PoC 2/2
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証券におけるアセットトークン
(Standard Chartered PLC)
国際間資⾦送⾦
(Arab Jordan Investment Bank)
⾦融、ファイナンス
⼤⼿国際銀⾏におけるe-KYC
ファクタリング、リコンサイルサービス
ヘルスケア
複数プロバイダをまたいだ患者の
医療情報の⼀元ビュー
遠隔患者管理( HealthSync)
データ連携
アクセスコントロール、データ連携基盤
ポイント、ロイヤリティー
地域ポイント、社内ポイント
既存ロイヤルティポイントのトークン化
(PRAVICI)
IoTセキュリティ
IoTデバイスセキュリティ管理
政府、パブリックセクター
犯罪調査の証拠品管理、⽂章管理
難⺠管理、ID管理
輸出⼊管理、関税管理
エネルギー
電⼒取引、電⼒証明
CO2排出権証明
カッコ内︓事例社名
特性
• 多くの関係者が登場
• 各社で分断されたデータ(サイロ化)
• N対Nの関係での情報のやり取り
• 紙やFAX、独⾃フォーマットでのやり取りの残存
• 物流と商流の存在
• 需要〜発注〜出荷〜納品に時間差
• 製造〜在庫〜発注〜⽀払に時間差
多数の関係者からなる複雑なビジネスプロセスならではの多くの課題が存在
サプライチェーンの抱える⼀般的な課題のパターン
トレーサビリティの課題︓履歴の可視性
• 上流まで材料、部品などをたどっていくことが難しい
• 品質や真正性の担保が難しい
• 規制や新たなビジネス潮流対応が難しい
(輸出⼊規制、エシカル購買、ESG、CO2排出権、etc.)
情報共有の課題︓時間差、正確性、効率、信頼性
• 紙、FAXや各社独⾃のフォーマットでデータ取り込みが⼿間
• 在庫数の把握に時間差、到着予定⽇時が曖昧
• 共有された情報の正確性が微妙、都度突合や確認が必要
商流と⾦流の課題︓分断した情報
• 発注〜納品〜請求〜⽀払いに⼿間がかかる、時間がかかる
• サプライヤーの審査と登録が⼿間、幅が狭い
• 納品から⽀払いに時間差がありキャッシュフロー上の負担が⼤きい
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やり取りされる情報の正確性と鮮度を向上、ビジネスプロセスを全体最適に再デザイン
データの共有によるサプライチェーンの課題解決
サプライチェーン全体の情報の可視化
• 偽装品の排除と品質不正の検知
• リコール対応︓影響範囲の容易かつ迅速な特定
• 規制への確実かつ効率的な対応
• 品質や原産地、製造過程の証明と顧客への開⽰
• サプライチェーン全体での⽣産計画の最適化
情報共有とワークフローを効率化
• ⾃動発注、⾃動在庫調整、例外対応、後⼯程調整
• 新規企画や計画変更をスムーズに合意、即時反映
商流と⾦流の改善
• サプライヤー登録、認証、信⽤度の共有
• 新たなプレイヤーの加⼊
• サプライチェーンファイナンスの適⽤拡⼤
• キャッシュフローの時間差短縮、最適化
共通データプラットフォームで実現
• 共通化された形式の、⼀貫性があり、信頼できる
情報を共有
• 共有された確実なデータに基づいて企業間のワー
クフローを実⾏
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“当社は、イタリアのボトリング施設から⽶国の到着港までの
EVOOの出荷を追跡するためにOracle Blockchainを使⽤
しています。
Oracle Blockchain Platformはパートナーのもつ既存シス
テムと簡単に統合でき、供給と流通の関係者間で
スマートな契約を作成できるため、運⽤コストを削減することが
できます。“
Andrea Biagianti
Chief Information Officer, Certified Origins Italia Srl
• オリーブオイルの⽣産者のサプライチェーンを、⽣産、
包装、出荷の各段階で認証する
システム
• 品質管理の強化
• 許可された売り⼿と買い⼿かどうか、
確認をセキュアに
• 企業の信頼性をより確実に
Certified Origins –
オリーブオイルのトラッキング
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With Oracle blockchain technology we can take
the next step towards ensuring full traceability of
our supply chain and minimizing any related
risks, in close collaboration with our suppliers.”
Martina Buchhauser
Head of Procurement,
Volvo Cars
•
•
•
•
• OECD
• Volco Cars CATL Circulor
Oracle Blockchain Platform
2019
+
Volvo Cars
Circulor
https://blogs.oracle.com/blockchain/the-next-generation-of-electric-cars-verified-by-blockchain
https://youtu.be/PVp3BlzYDCg
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70
• Circulor社とVolvo社との取り組みについては、Hyperledger Global Forum2020 のオラクルセッショ
ンの資料でもご説明しております。
• 詳細資料は下記からダウンロード、参照ください
• セッション資料、Youtubeによるセッション録画( Hyperledger Global Forum サイト)
https://hgf20.sched.com/event/XodL
• 参考資料
• Oracle Blog
https://blogs.oracle.com/blockchain/the-next-generation-of-electric-cars-verified-by-
blockchain
• Oracle 動画(Youtube)
https://youtu.be/PVp3BlzYDCg
Sustainable Supply Chain Tracking for Volvo Carsʼ Electric Vehicle
Batteries on Hyperledger Fabric Blockchain
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71 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
National Institution for Transforming India Aayog、 Apollo Hospitals、オラクルの取り組み
背景
• インド市場全体の10%とも⾔われる、偽装薬
• 世界の偽装薬の35%はインド(WHO)
課題
• 複雑なサプライチェーン、偽装が起きても分かりづらい
• サイロ化されたデータ
• トレース可能なラベリングの不在
• 輸送状況の温度、管理状態が重要
課題
• 医薬品の製造から最終消費まで、サプライチェーン全体を
ブロックチェーンで完全に追跡
• IoTデバイスによる、輸送状況の、温度や位置情報も取得
• 偽造薬を検出、市⺠を偽造薬の脅威から守る取り組み
インドにおけるブロックを⽤いた薬剤サプライチェーン管理による、偽造薬の撲滅
病院、患者、
薬局、顧客
物流、代理店
原材料+ 製薬会社
Order Flow
Order Flow
0
1
2
3
Block Chain
医者
患者
病院
販売代理店
製薬会社
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72
ブロックチェーンを⽤いた企業間データ連携
COVID-19に関する医療情報の共有、分析プラットフォーム
Mipasa
• COVID-19のためのデータ分析、データコンソーシアムプラット
フォーム。HACERAがWHO、Oracle、IBM、Microsoftなどと
連携して構築。
• WHOや医療関係、研究機関から、COVID-19に関する検証
データを収集、統合、提供、分析可能に
• Oracle Blockchain Platformを利⽤し、スマートコントラクト
を実⾏し、グローバルな研究コミュニティが使⽤するデータを検証
https://blogs.oracle.com/blockchain/oracle-and-hacera-team-up-on-multi-cloud-blockchain-based-mipasa-data-platform-to-strengthen-covid-19-response
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73
まずはグループ会社内の会社間取引から
会社間元帳による、会社間取引の照合・突合(リコンサイル)
売掛⾦
買掛⾦
売掛⾦
買掛⾦
売掛⾦
買掛⾦
売買
売買
注⽂
・売掛⾦のファクタリング、早期
現⾦化、キャッシュフロー改善
・グループ会社の売掛⾦を束ねての
ファクタリング、マーケットプレイス化
・連結管理業務における会社間
取引の照合と突合業務
ü 決算とレポーティングの早期化
ü 単⼀情報源により照合コストを削減
ü グローバル会社間契約業務の強化
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• GE社との取り組みについて、Oracle Open World2019のセッションの資料で
ご説明、しておりますご説明しました。
• 詳細資料は下記からダウンロード、参照ください
• Oracle Open World2019のブロックチェーン資料(の中の[PAN6441])
https://events.rainfocus.com/widget/oracle/oow19/catalogow19?search=Blockc
hain
Modernizing Intercompany Billing
Using a Permissioned Blockchain Platform
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製品の品質、資産価値とエコシステムを巡る多くの課題が存在
製品ライフサイクル管理における⼀般的な課題のパターン
製造
販売
・
リース
使用
点検
・
修理
廃棄
リユース
リサイクル
二次流通
ライフサイクルの可視性の課題
• メーカーは製造以降の、販社は販売以降の情報の収集が難しく、
製品品質向上やセールス拡⼤のためのフィードバックを得られない
• リコール対応、各種廃棄・リサイクル・輸出⼊規制対応等が難しい
使⽤とメンテナンスにおける課題
• 認証、推奨されていない不適格な業者による検査や修理による、
余分な故障や使⽤者への被害の発⽣
• 資産価値に結びつかないため、使⽤者に対して適切な使⽤とメン
テナンスを動機づけられない
エコシステム拡⼤・拡張における課題
• 製造、使⽤状況、メンテナンス状況の情報が適切に確認できない、
あるいは信頼できないため……
• 健全な⼆次流通市場が作れない、機能しない
• ⾦融サービス(保険、担保にしての融資など)の参⼊が困難
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76
販売・契約履歴
顧客情報
保険
ファイナンス
資産を中⼼としてデータを集約、ユーザーと企業双⽅にとってメリットのあるエコシステムを形成
データの共有による製品ライフサイクル管理の進化
ユーザーにとってのメリット
• 各種⼿続きの簡略化と
サービス品質の向上
• よりよい製品の利⽤
• 使⽤状況、メンテナンス履歴
の証明による品質保証サー
ビスや保険の利⽤
• ⾼品質かつプロアクティブな
メンテナンスサービスの利⽤
• 資産価値の証明により製品
を担保としてファイナンス利⽤
• 健全な⼆次流通市場での
売買
参加企業にとってのメリット
• フィードバック収集による製
品、セールスの改善
• 適正な保守品質の実現
• リコール対応、規制対応の
ために必要な情報の把握
• 顧客の囲い込み
• データを活⽤した新サービス
の実現
エコシステム拡⼤のメリット
• 保険、ファイナンスなど⾦融
サービス導⼊と、それによる
市場の拡⼤
• ⼆次流通市場の実現、
健全化による市場の拡⼤
製造履歴
品質情報
廃棄
リサイクル
リユース
⼆次流通
使⽤状況
メンテナンス
履歴情報
正規店登録
認証業者
共通データPF
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77
ブロックチェーン技術を応⽤した、⾏政⽂章の情報公開に係る実証実験
熊本市 様
実証実験の範囲と公開⽂書へのブロックチェーン応⽤イメージ
ブロックチェーン技術を応⽤し、開⽰可能な⾏政⽂
書をインターネット上に安全かつ透明性の⾼い情報
として公開し、⼆次利⽤等の
促進につなげるための実証実験
• ⽂章のハッシュ値、閲覧履歴、更新履歴を
ブロックチェーンに登録
• ハッシュ値の突き合わせにより、⽂章の改ざん有無を確認
• 期待される効果
• ⾏政⽂章公開プロセスの業務負荷低減
• Web上での開⽰請求、閲覧の利便性向上
• 改ざんなどの不正の抑⽌
• ⾏政⽂章の透明性が⾼まり、信頼度向上と
⼆次利⽤促進
• ⽇本オラクルと協業しながら実⽤化に向けた検証を実施
詳細ドキュメントより抜粋
https://go.oracle.com/LP=99119
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過疎地域の活性化を⽬指すISOU PROJECT、地域通貨の流通基盤としてオラクルのブロックチェーンを採⽤
ISOU PROJECT
地域通貨流通から地域間連携までを視野に⼊れ
た柔軟かつ安全な地域通貨プラットフォームをブ
ロックチェーン技術で実現
• ISOU PROJECT推進協議会は、株式会社INDETAIL、TIS
株式会社の2社が事務局を運営し、⽇本オラクルをはじめとする8
社の賛同企業が参画
• 地域課題への取り組みとして、電気⾃動⾞や再⽣エネルギー、さ
らにはブロックチェーン技術を⽤いた次世代交通システムおよびエネ
ルギープラットフォームの実現により、新たな移動⼿段の提供や地
域の活性化、エコ社会の実現を⽬指す
• ⽤途を限定した地域通貨を発⾏し、再⽣エネルギーを燃料とする
EV⾞両へ乗⾞や地域内施設利⽤に地域通貨を利⽤することが
想定
• 2019年8⽉、北海道檜⼭郡厚沢部町で実証実験を実施 Oracle Blockchain Platform Cloudを利⽤
2019/7/23 ⽇本オラクル プレスリリースより抜粋
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20190723.html
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事業創出に向けた社員の意識改⾰およびビジネス・クリエーション⽂化を醸成するために、
独⾃トークンを⽤いたゲーミフィケーション基盤を構築
TIS様の新たな取り組み
• 社員の意識改⾰や⽂化醸成につながるさまざまな⾏動に対
してトークンが付与される仕組みを構築
ü ビジネス・プレゼン⼤会での施策企画
ü チーム内への新たな働きかけ
ü 新サービスのアイデア投稿など
• モチベーションの向上と意識改⾰の加速
につなげることを⽬的
• Oracle Autonomous Database、
Oracle Blockchain Platform、
Oracle APEXで構築
2019/8/1 日本オラクル プレスリリースより抜粋
https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20190801-1.html
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n
NikuQ
n ,
n
,
,
n Oracle Blockchain Platform Cloud Service
n Oracle Database Cloud Service
n Oracle Cloud Infrastructure ( Compute, Storage, Network)
n
70
Oracle
Blockchain Platform Cloud
n
Oracle Cloud
Service on Oracle Cloud
nikuQ
u 1998 2
u 633 2020 4
u
www.system-exe.co.jp/
Oracle Cloud
Why Oracle Cloud Oracle Cloud
【既存ビジネス】
SI、パッケージ、
ソリューションサービス
【新規ビジネス】
SaaSサービス
新たなビジネスの確立と拡大
Oracle Cloud
Oracle Cloud SaaS
Oracle Blockchain Platform Cloud
DB
Oracle
Cloud
ORACLE CLOUD INFRASTRUCTURE (Tokyo REGION)
Availability Domain
Object Storage
Client WAF
Database Cloud Service
(Standard)
Block Chain Cloud Service
Oracle Cloud
Compute
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n 5G IoT IoT
PKI IoT
kusabi IoT
SaaS
Oracle Blockchain Platform Cloud
kusabi
IoT SaaS
Oracle Cloud
Oracle ISV Cloud Program
IoT
n Oracle Blockchain Platform Cloud
n Oracle Cloud Infrastructure ( Compute, Storage, Network)
n GUI kusabi
n REST API State DB Berkeley DB
n SaaS
Oracle ISV Cloud Program
Service on Oracle Cloud
Oracle Cloud IoT
SaaS
u 1996 7
u 75 2019 10
u IoT
www.ibc21.co.jp/company/outline.html
IoT
kusabi SaaS Oracle Cloud
【既存ビジネス】
パッケージサービス
【新規ビジネス】
SaaSサービス
kusabi™ アプリケーションと
稼働するクラウドを別々に
ご契約いただくビジネスモデル
限られた技術者リソースで
SaaSサービスの構築が可能であり
新たなビジネスチャンネルの拡大
Why Oracle Cloud Oracle Cloud
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アーキテクチャの考慮ポイントと
プロジェクトの進め⽅
PF
誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか
共通データプラットフォーム実現の3つのモデル
PF PF
• プレイヤーのうち⼀社がPFを
サービスとして提供、運営
• 他プレイヤーはPFを利⽤
代表プレイヤーが提供
• 中⽴的な業界団体、公的機
関、ベンダーなどがPFをサービス
として提供、運営
• 利⽤者がPFと組織運営のコス
トを分担
第三者が提供
• コンソーシアム型ブロックチェーン
の参加者で⽔平にPFを実現
• データを⾃⾝で持ちつつ確実、
タイムリーに共有
ブロックチェーンで共同実現
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84
PF
誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか
共通データプラットフォーム実現の3つのモデル
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PF PF
• プレイヤーのうち⼀社がPFを
サービスとして提供、運営
• 他参加者はPFを利⽤
代表プレイヤーが提供
• 中⽴的な業界団体、公的機
関、ベンダーなどがPFをサービス
として提供、運営
• 利⽤者がPFと組織運営のコス
トを分担
第三者が提供
• コンソーシアム型ブロックチェーン
の参加者で⽔平にPFを実現
• データを⾃⾝で持ちつつ確実、
タイムリーに共有
ブロックチェーンで共同実現
• 1社のステークが相対的にとても⼤きく、競合関係が必要な企業の参
加を阻害しないユースケースでは有効
• 競合関係を越えて業界全体を巻き込む必要がある場合には向
いていない
• 代表プレイヤーには他参加者にフォローしてもらうだけのビジネス
上の⼒関係上の強さが必要
• 集まったデータは代表プレイヤーは全てアクセス可能
• 他参加者のアクセス可能範囲は適切に分割してコントロール
• 耐改ざんDBなどを利⽤することで、データを代表プレイヤー⾃⾝
も改ざんできないようにしておくことが重要になる場合も
85
PF
誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか
共通データプラットフォーム実現の3つのモデル
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PF PF
• プレイヤーのうち⼀社がPFを
サービスとして提供、運営
• 他参加者はPFを利⽤
代表プレイヤーが提供
• 中⽴的な業界団体、公的機
関、ベンダーなどがPFをサービス
として提供、運営
• 利⽤者がPFと組織運営のコス
トを分担
第三者が提供
• コンソーシアム型ブロックチェーン
の参加者で⽔平にPFを実現
• データを⾃⾝で持ちつつ確実、
タイムリーに共有
ブロックチェーンで共同実現
• 必要な参加者の多くが既に所属して
いる業界団体が既に存在するケース、
公的機関が提供するシステムが既に
存在するケースなどで有効
• 提供者には利害調整能⼒と業界内
での発⾔⼒が必要
• 実現までのスピード、および改善のス
ピードがネックになりやすい
86
PF
誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか
共通データプラットフォーム実現の3つのモデル
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PF PF
• プレイヤーのうち⼀社がPFを
サービスとして提供、運営
• 他参加者はPFを利⽤
代表プレイヤーが提供
• 中⽴的な業界団体、公的機
関、ベンダーなどがPFをサービス
として提供、運営
• 利⽤者がPFと組織運営のコス
トを分担
第三者が提供
• コンソーシアム型ブロックチェーン
の参加者で⽔平にPFを実現
• データを⾃⾝で持ちつつ確実、
タイムリーに共有
ブロックチェーンで共同実現
• 第三者機関なしで⽔平なかたちでデータ共有ができ、多くの参加者を巻き
込める可能性
• 業界全体の課題を解決したいケースや、競合関係を越えた参加者の拡⼤
が必要な場合に有効
• データの共有範囲やビジネスロジックの妥当性は参加者に対して透明性が
ある(確認、検証ができる)
• 最初から多数の参加者で開始しようとすると、仕様の調整、合意などに時
間がかかりがち
• 役割ごとに1社ごとなど、ミニマムなかたちでスタートして拡⼤を図ってい
くアプローチが主流
87
共通プラットフォームを構想するうえで検討すべき問い
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課題はなにか︖
誰にとっての課題か︖
課題を解くのにどのようなデータが必
要か︖
誰がデータを持っているか︖
課題を解くことでメリットを享受するの
は誰か︖
誰がコストを負担するべきか︖
現在どのようにデータを持っている
か︖
誰が、いつ、どのようにデータを⼊⼒
できるか︖
集まったデータで他に可能になること
はないか︖
そのデータはどの範囲で共有する
か︖
そのデータは誰に秘密にすべきか︖
最低限必要な参加者は誰か︖
88
プロジェクト進め⽅例
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構想、
アイデアの
策定
<ビジネス>
・ビジネス課題と⽬的の定義と明
確化、優先順位の決定
・データ、リソースの準備
・PoCの⽬的、内容、評価軸、
ゴールの定義
・PoCを実施する企業の選定
<システム>
・PoC実施の基本構成の決定
ビジネスプラン、
初期コンソーシアム策
定
<ビジネス>
・初期コンソーシアム、ビジネスモデル策定
・参加企業の選定、役割、インセンティブの明確化
・ビジネスプロセスの決定
・運営⽅式の決定
<システム>
・必要な技術要素の明確化
・初期リリースのシステム構成の決定
・アプリやシステム連携の実装
・基幹システムとの連携
ビジネスプロセス決定、コ
ンソーシアム運営⽅式の
決定
初期コンソーシアム
本番運⽤
コンソーシアム
拡⼤
PoCの準備 PoCの実施
<ビジネス>
・PoCの実施
<システム>
・PoC環境構築
<ビジネス>
・初期コンソーシアム
運⽤
<システム>
・システム運⽤
<ビジネス/シ
ステム>
・ビジネス、シ
ステム⾯での
⾒直し、実装
PoC準備 PoC実施 商⽤稼働検討 商⽤稼働
ビジネス
システム
基本構成の
確認
PoC環境構築
リリースへ向けて環境の⾒直しと構築
既存システムとの連携
運⽤⽀援
システム
⾒直し
主タスク
PoC評価、
課題抽出と
対策検討
PoC評価
<ビジネス>
・PoCの評価
・課題抽出、対策と優
先度の検討
・投資対効果の策定
・コンソーシアム参加企
業策定
<システム>
・PoCの評価
・課題抽出、対策と優
先度の検討
• ”Think Big, Start Small, Scale Fast”
• ビジネスとシステムは必ず両輪で検討
• 基幹システムとの連携も必ず考慮
プレス
89
Appendix
Blockchain 関連情報
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90 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
• エンタープライズ領域でのブロックチェーン活⽤の、実際の事例での苦労話や
技術ノウハウなどを共有できる、エンジニアのためのコミュニティ
• 企業の枠組みを超えたオープンな知識、ノウハウ共有が⽬的
• 資料、動画も公開
• これまでの実施のまとめはこちら
• CONNPASSで “Oracle Code Night”グループに登録を︕
Blockchain GIGの紹介
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91
オラクルのブロックチェーンへの取り組み、ブロックチェーン概要ご紹介
Oracle Blockchain Platform 関連情報
ブロックチェーンと
Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceのご紹介
https://youtu.be/efUTDWxEMkU
Oracleのブロックチェーンへの取り組み
https://youtu.be/HZ0Si8Xcz_8
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92
Oracle Blockchain Platform
• Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceサイト、ドキュメント、事例
• https://www.oracle.com/jp/application-development/cloud-services/blockchain-platform/
• Oracle Blockchain Platform Enterprise Edition サイト、ドキュメント
• https://www.oracle.com/database/technologies/blockchain-platform-enterprise-edition.html
Oracle Blockchain Platform Cloud Service デモンストレーション動画
Oracle Blockchain Platform 関連技術情報
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93
Oracle Blockchain Platform Cloud Service
の概要紹介(⽇本語字幕)
https://youtu.be/wDrYM9ecYz4
Oracle Blockchain Platform Cloud Service
の⼀連のデモ、実際の利⽤⽅法(⽇本語)
https://youtu.be/IuUrqBQ2bXY
Blockchain GIG#9 Hyperledger Fabric(再)⼊⾨ (Blockchain GIG#9)
• 資料
• https://speakerdeck.com/gakumura/blockchain-gig-number-9-hyperledger-fabric-zai-ru-men
• 動画
• https://www.oracle.com/database/technologies/blockchain-platform-enterprise-edition.html
Hyperledger Fabric アプリケーション設計⼊⾨ガイド
• 資料
• https://speakerdeck.com/gakumura/ochacafe-number-4-hyperledger-fabric
クイックスタートHyperledger Fabric(Blockchain GIG#4)
• 資料
• https://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-blockchain-platform20191219-207690184
Hyperledger Fabric 関連 技術ご参考資料
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94
Blockchain Table 関連情報
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95
ブロックチェーンから⽣まれた技術で、データの耐改ざん性を⾼めるメリットとは︖(2021/4/8実施)
内部不正対応、監査対応、法律規制対応、品質検査対応、脱炭素対応、企業内には様々な⽬的のために、「耐改ざん性が必要」
なデータが存在します。もちろん、すでに様々なセキュリティ対応を実施されていらっしゃる⽅が多いと思いますが、それでもなお、改ざんさ
れるリスクにさらされたデータが存在しているのが実情ではないでしょうか。
そのような⾼まる耐改ざん性へのニーズにシンプルに対応するため、オラクルはブロックチェーンの思想からうまれた技術を、Blockchain
Tableとしてデータベースに実装し、様々なデータの耐改ざん性と証跡性を、シンプルかつ容易に実現可能としています。
本セミナーではそのBlockchain Tableについて、その⽣まれた背景をユースケースやデモをまじえてご紹介します。
動画
https://go.oracle.com/LP=96105#On-Demand-Webinars-2
資料
https://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-blockchain-
tableoracle-cloud-202148
• 【公式ブログ】Blockchain TableによるOracle Databaseのコンバージドデータベースの拡張
• Blockchain Tableの技術的な特⻑およびユースケースの紹介記事
https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/blockchain-table
• 【公式ドキュメント】 Oracle Database 21cドキュメント
• https://docs.oracle.com/en/database/oracle/oracle-database/21/admin/managing-tables.html#GUID-43470B0C-
DE4A-4640-9278-B066901C3926
• https://docs.oracle.com/en/database/oracle/oracle-database/21/nfcon/details-oracle-blockchain-table-
282449857.html
• 【イベントスライド】 Oracle Databaseの新機能 Blockchain Tableのご紹介
• https://speakerdeck.com/gakumura/oracle-databasefalsexin-ji-neng-blockchain-tablefalsegoshao-jie
• 【イベントスライド】 2021/3/17 BlockchainGIG Exhibition
• 動画
https://www.youtube.com/watch?v=6ZNLZj-os5Y
• 改ざん不能データベース登場の背景とOracle Blockchain Platformのご紹介
https://speakerdeck.com/gakumura/gai-zanbu-neng-detabesudeng-chang-falsebei-jing-to-oracle-blockchain-
platformfalsegoshao-jie
• Blockchain GIG Exhibition Blockchain Tableセッション資料
https://www.slideshare.net/oracle4engineer/20210317-blockchain-gig-exhibition-blockchain-table
Blockchain Table 関連技術情報
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96
• 【ご参考ブログ】Oracle CloudでOracle Database 20c(プレビュー)のBlockchain Tableを使ってみた話
• Blockchain Tableを作成し、基本的な操作をテスト
https://bit.ly/34lFSQr
• 【ご参考ブログ】Oracle CloudのAlways FreeのATPのAPEXを使って作った我が家の体重管理アプリを、
Blockchain Tablesで改ざんできないようにした
• Blockchain Tableを作成し、APEXで操作
https://qiita.com/maato/items/4a43841132074aa35d81
• 【ご参考ブログ】21cのブロックチェーン 表を使ってみる
• Blockchain TableにネイティブJSON型(21cで追加)でデータを保存し、APEXから表⽰
https://apexugj.blogspot.com/2020/12/blockchain-table-with-json.html
• 【ご参考ブログ】 Blockchain TableにドキュメントのPDFファイルを保存してOracle Textで全⽂検索してみた
• https://gakumura.hatenablog.com/entry/how-to-store-files-into-blob-and-use-oracletext-on-
blockchain-tables
• 【ご参考ブログ】 OracleDBにブロックチェーン︖21c新機能Blockchain Tableとは
(アシスト様ブログ、Oracle Database 19c Release Update 19.10への実装)
• https://www.ashisuto.co.jp/db_blog/article/oracle-blockchain-table.html
Blockchain Tableについての参考Webサイト
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97
Appendix
Oracle Cloud Free Tierを使った、Blockchain Tableのテスト
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98 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
Oracle Cloud Free Tier: Free TrialとAlways Free
Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates
99
Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です
• https://www.oracle.com/jp/cloud/free/
Free Trial
30 300 +
Always Free
Oracle Cloudでは以下いずれかのサービスのOracleデータベース上で
Blockchain Tableの利⽤が可能です︓
• Autonomous Database
• フルマネージド型のデータベース
• ワークロードごとに以下のタイプを選択︓
• Autonomous Data Warehouse︓分析ワークロード、データウェアハウス
• Autonomous Transaction Processing︓オンライントランザクション処理
• Database Cloud Service
• カスタマーマネージド型のデータベース
Oracle Cloud Free TierでBlockchain Tableを試⽤する⽅法
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100
• データベースバージョンの制約︓現状、21cバージョンを選択して構築したAutonomous Databaseで
のみBlockchain Tableの利⽤が可能です
• サービスの制約︓現状、21cバージョンを選択して構築するには以下の制約があります
• ①Always Free枠で構築するAutonomous Databaseに限定
• ②Ashburn、Phoenixなどのいくつかのリージョンに限定
• 上記の制約を満たすためには、Free Trial環境としてクラウドテナントをサインアップする際に選択するホー
ムリージョン(Home Region)を②に含まれるリージョンにしておく必要があります
• 理由︓Always Free枠でのサービスの利⽤はホームリージョン内に限られる、また、サインアップ以降
ホームリージョンの変更ができないため
• 以上から、Ashburnをホームリージョンとして指定することを推奨します
Autonomous DatabaseでのBlockchain Table試⽤(2021年3⽉時点)
Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
101
• データベースバージョンの制約︓以下いずれかでBlockchain Tableを利⽤可能です
• 21cバージョンを選択して構築したDatabase Cloud Service ←おすすめ
• 19cバージョンを選択して構築し、RU19.10アップデートおよび個別パッチ32431413を適⽤した
Database Cloud Service
• サービスの制約︓Database Cloud ServiceはAlways Free枠で提供されていないため、Free Trial
クレジット範囲内での使⽤が必要です
• Database Cloud Serviceを試⽤する場合は、リージョンの制約はありません
Database Cloud ServiceでのBlockchain Table試⽤(2021年3⽉時点)
Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
102
Blockchain Tableと通常のテーブルでの基本的な操作の⽐較で耐改ざん性を体験
このシナリオでは…
• 通常のテーブルとBlockchain Tableを作成し、品質情報に⾒⽴てたデータを格納する
• 両者に対してデータのUPDATE/更新(→改ざん)、DELETE/削除(→隠蔽)の操作結果を⽐較する
• Blockchain Table独特の隠しカラムに⾃動的に保存されるデータの有⽤性を理解する
サンプルSQLスクリプトシナリオ︓品質情報の保存
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103
QUALITY
製品の品質検査の
結果データを保存する
通常のテーブル
QUALITY_BCT
製品の品質検査の
結果データを保存する
Blockchain Table
・UPDATE
・DELETE
・UPDATE
・DELETE
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)
【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)

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【旧版】オラクルのブロックチェーンソリューションご紹介(2021/08版)

  • 2. Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates ブロックチェーン及び オラクルのブロックチェーンへの取り組み
  • 3. ブロックチェーン/分散台帳技術* • 分散︓複数の組織で分散して所有、管理されるノードによりブロックチェーン・ネットワークが構成さ れる。ノードは相互に通信し、確実に同⼀なデータを共有する。 • 台帳︓保持されたデータは削除や改変ができないような仕組み(耐改ざん性) を備えており、台帳(Ledger)と呼ばれる。 データの整合性は検証可能となっており、そのため証跡性を有する。 • スマートコントラクト︓あらかじめ合意され、検証されたロジック によってのみ台帳の更新が可能。これにより、⾃動化された契約の締 結やその履⾏を実現できる。 *)正確にはブロックチェーン技術は、分散台帳技術の⼀種だが、 両者を「ブロックチェーン」と呼ぶことが多い Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 3 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 4. 仮想通貨の基盤として始まり、適⽤領域を拡⼤ Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates • 2008年にサトシ・ナカモトを名乗る⼈物が特定の管理者がいないネットワーク上に分 散した台帳上で管理されるビットコインという新たな通貨(を実現するシステム)に係 る論⽂をネット上に発表 • 仮想通貨を実現する基盤の特⻑に徐々に注⽬が集まり、 より⼀般的な⽤途への応⽤が進み、 「ブロックチェーン/DLT(分散台帳技術)」の適⽤領域が拡⼤ • エンタープライズ領域では「データ活⽤のための信頼できる企業間データ共有基盤」、 「ビジネスプロセス効率化のための企業間ワークフロー基盤」としてユースケースが 続々 4
  • 5. ⾼い耐改ざん性を持つ台帳を複数企業で分散して保持、信頼できる企業間データ共有基盤を実現 ブロックチェーンによるデータ共有 従来の世界 ブロックチェーンの世界 XXX YYY AAA ZZZ 特定組織にデータを集中し共同利⽤ 改ざんできないデータを皆で⽔平に共有 ・権限が集中、責任も集中 ・中央が強く、競合関係が障害に ・関係者が、確実に⾃分と同じデータを保持 ・透明性と検証可能性を実現 ・企業が対等な関係に、エコシステムを形成しやすい SSoT SSoT SSoT︓ Single Source of Truth SSoT SSoT Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 5 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 6. 信頼のある共有データと合意されたロジックによる、効率的な企業間ワークフローを実現 ブロックチェーンによるビジネスプロセス効率化 XXX YYY ZZZ AAA ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ 従来の世界 ブロックチェーンの世界 複雑で遅い企業間ビジネスプロセス スマートコントラクトによるプロセスの⾃動化 ・企業間ワークフローの⾃動化、効率化 ・価値(所有権)の移転 ・取引→決済、商流→物流→⾦流など 多段階のプロセスを統合して効率化実現 ・遅延、不整合を招くデータのバケツリレー ・バラバラのフォーマット、多くの⼈⼿作業 ・ミスや不正を防ぐため、情報を照合する⼿間が多⼤ SSoT SSoT SSoT︓ Single Source of Truth SSoT SSoT Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 6 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 7. 有⼒な適⽤領域 エンタープライズでのブロックチェーンの適⽤領域例 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 公共 • 投票システム • ⼟地や資格の管理 • ⾏政記録管理、市⺠サービス ⾃動⾞ • サプライチェーン効率化 • 偽装品対策、原産地証明 • 所有権証明 通信 • ローミング決済 • メディア、ゲーム • セキュリティと不正対策 ⼩売 • トレーサビリティーとリコール対応 • 製品認証、ブランド証明 • ワランティ管理 教育/研究機関 • 学歴履歴 • デジタル著作権管理 • 教育コンテンツマーケットプレイス メディア/エンターテイメント • ロイヤリティポイント • C2C/P2P コンテンツ共有 • デジタル著作権管理 ハイテク/製造 • サプライチェーン効率化 • トレーサビリティー、 偽装対策 • IP、著作権管理 ヘルスケア • 医薬品のトレーサビリティー • 医療費管理 • 資格管理 ⾦融 • 国際間決済、送⾦ • 認証管理、KYC • 取引管理 企業間データ共有/ ワークフロー基盤 • 契約、請求⽀払、会計、リコンサイル • 在庫、受発注、取引 7
  • 8. ブロックチェーンの利⽤形態(ネットワーク)の分類 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates パブリック 公開制のネットワークを 不特定多数で運⽤ コンソーシアム 許可制のネットワークを 複数組織で運⽤ プライベート 許可制のネットワークを 単⼀組織で運⽤ パーミッションレス← →パーミッションド 8
  • 9. エンタープライズでのブロックチェーン利⽤の主流はコンソーシアム型 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates • 必ずしも「エンタープライズ=コンソーシアム型」ではないが、 現時点の実態としてはエンタープライズ領域でのユースケースの⼤半〜ほとんどが コンソーシアム型ネットワークを利⽤ →Oracle Blockchain Platform • 複数組織ではなく単⼀組織でデータを保持するプライベート型の利⽤形態につ いては、ブロックチェーンではなく、それにインスパイアされた技術を⽤いることが多く なっている →Oracle Database Blockchain Table • BitCoin、Ethereumなどを利⽤したパブリック型のネットワークは信頼性やリス クの評価、必要とされるガバナンスの実現に困難があり、エンタープライズ領域で の利⽤は現時点では多くはない 9
  • 10. Oracle Database Blockchain Table Oracle Blockchain Platform Cloud Service 「信頼できるデータ」でビジネスの課題を解決するふたつの”ブロックチェーン”テクノロジー フルマネージドサービスとして提供されるブロックチェーン基盤Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceと Oracle Databaseの機能の⼀部として使えるBlockchain Tableでブロックチェーン技術の活⽤を強⼒に推進 Oracleが提供するブロックチェーンソリューション • 実績多数のOSS︓Hyperledger Fabricベース • コンソーシアム型ブロックチェーン・ネットワークを形成し、複数企 業間で確実かつリアルタイムにデータとロジックの共有が可能 • 業界全体の抱える課題の解決や、集積したデータの活⽤による 新たなビジネスを創出をサポート • ユースケースの例︓ • サプライチェーンのトレーサビリティ向上と全体効率化 • 発注/請求/⽀払業務の⾃動化 • データの追記のみを許し、削除/修正不可の特殊なテーブル • 外部からの攻撃はもちろん、管理者を含めた内部による改ざんも 防⽌し、データの検証可能性により監査も容易 • 既存のデータベース資産とスキルを活かしてすぐに、容易に、ピン ポイントでの利⽤開始が可能 • ユースケースの例︓ • 契約情報や会計/財務データ、CO2排出量などの法律上 確実な保管が要求される情報の保持 • セキュリティログや監査証跡の保存 分散/分権 集中管理 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  • 11. エンタープライズでの活⽤を前提としたサービスと、広がるエコシステム オラクルのブロックチェーンへの取り組み Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Oracle Blockchain Platform /Blockchain Table Oracle Cloud Infrastructure On-Premise Deployment Custom Applications Partner Solutions Oracle SaaS/Other Applications Marketplace Oracle Consulting Service Oracle Cloud Infrastructure ⾼速、セキュア、コストパフォーマンスに すぐれたインフラストラクチャ Oracle Blockchain Platform Hyperledger Fabricをベースに、エンタープライズ利⽤向け プラットフォームとして提供 Cloudでもオンプレミスでも利⽤可能 Oracle Consulting Service ブロックチェーン含めた最適なシステム・アーキテクチャの策定、 構築、開発⽀援 Partner Solutions/Marketplace プラットフォームを活⽤したパートナー様による、ソリューション のサービス展開 Blockchain Table (Oracle Database機能) レコードに耐改ざん性と証跡性を付与する特別な データベース・テーブル 11
  • 12. ブロックチェーン/DLTと改ざん不能型データベース︓それぞれの⽤途 対応する 主要なニーズ 例となる ユースケース § 複数の企業間で⽔平に確実かつリアルタイムに データを持ち寄り共有したい § 企業をまたいだワークフローを信頼できるかたち で実⾏したい § 原材料〜製造〜輸送〜⼩売までの⼀貫した データ持ち寄りによるサプライチェーンの全体最 適化 § スマートコントラクトによる取引約定〜決済まで の企業間ワークフローの ⾃動化、効率化、迅速化 § 台帳上での価値交換 分権/分散, ブロックチェーン/DLT Oracle Blockchain Platform § 法律上確実な保存が要求される契約情報や会 計、財務データの保持 § 重要なアクセス情報や操作履歴などの システムログを監査証跡として保存 § データを外部犯⾏、内部犯⾏両⾯から保護し、 セキュリティ確保 § 保存して以降、誰にも変更・削除できないよう データを保持したい § 監督機関、監査法⼈などに対し、改ざんされて いないことを証明したい 中央集権, 改ざん不能型データベース Oracle Database Blockchain Table Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 12
  • 13. Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Oracle Blockchain Platform概要 13
  • 14. エンタープライズでブロックチェーン基盤に求められるもの Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates • 「誰でも参照可能」はNGとなるケースが多い • コンソーシアム内で更に共有範囲を分割したいというニーズも データの公開範囲を限定できる • エンタープライズ利⽤に相応の耐障害性・可⽤性、 運⽤・保守性、セキュリティ、スケーラビリティ ⾮機能要件 • ある程度の実績はやはり重要 • 本番利⽤が始まってから基盤を切り替えることは容易ではない 基盤技術としての成熟度・信頼性、将来性 14
  • 15. Hyperledger Fabricをベースにエンタープライズ利⽤向けPaaSとオンプレミスで提供 • 数ステップで構築完了、GUIコンソールで管理・運⽤も容易 • エンタープライズグレードの耐障害制、堅牢性 • マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、 オープンなネットワーク構成が可能 • Oracle独⾃の付加価値︓ • State DBとしてBerkeley DBを利⽤︓パフォーマンスとクエリ利便性向上、 Hyperledger FabricのPhantom Read問題に係る制約も解消 • 多機能なREST API︓スマートコントラクトの利⽤を容易に • 台帳のデータをRDBに複製︓⼤量照会、分析、データ統合 Oracle Blockchain Platform Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates DC 15
  • 16. エンタープライズ⽤途を⽬的として開発されたブロックチェーン Hyperledger : Linux財団がホストするオープンなコミュニティ • 世界で最も成功したOSS=Linuxでの成功実績に基づいた運営 • さまざまな業種の企業およびIT企業、研究機関が240以上参加 • Fabricをはじめ、複数ブロックチェーン/DLT基盤およびツール等をOSSとして開発 Fabric : 汎⽤ビジネス利⽤のためのブロックチェーン基盤 • メンバー管理サービスを備えたパーミッションドブロックチェーンを実装 • セキュリティ、機密性/プライバシーを強化するための多様な機能 • スマートコントラクトによって業務を⾃動化 • ⼤量処理をサポートするためのスケーラブル、プラガブルな設計 • マイニングなどの⼤規模コンピューターパワー投⼊は不要&ファイナリティ有 Hyperledger Fabric Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 16
  • 17. 使⽤ユーザー様、パートナー様からいただいたコメント⼀例 Oracle Blockchain Platform ・GUIベースや、豊富なAPIなど、⾮常に使いやすい ・最初のハードルが低い ・ブロックチェーン未経験者が2週間でPoC環境構築 ・環境構築から、メンバー追加などの拡張、設定変更など、 ⾃分たちでできる ・⾃分たちで理解できているので、システム構築会社に対して、 依頼がしやすい ・Database連携、 Phantom Read問題対応、既存システム との連携機能など、製品コンセプトがエンタープライズ活⽤ を想定している ・PaaSとしての完成度が⾼い ・ロードマップや、実装機能含めて、他社クラウドベンダーより進ん だものを提供している ・使ってみたら、まじ「ネ申」だった ・これこそFull Managed ・簡単すぎて、エンジニアをだめにする ・ビジネス要件定義や、アプリ開発に専念できる ・エンジニアがアプリケーションの開発に専念できるちゃんとした PaaS ・ブロックチェーンプロジェクトで、本来⼯数をかけるべきビジネス検 討タスクに集中できる Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 17 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 18. 5つの特⻑によりエンタープライズでのブロックチェーン活⽤を加速 Oracle Blockchain Platform Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Pre-Assembled︓ 簡単、⾼速に⾼機能なインフラを構築 Easy to Use︓ 運⽤、管理の⼿間を削減 Open︓ マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、 オープンで柔軟なネットワーク構成が可能 Enterprise Grade︓ エンタープライズ要件を満たすために 独⾃に強化された基盤 Quick Integration︓ 他システム連携、アプリ開発を容易にする 独⾃の機能とサポートツール Oracle Blockchain Platformの特⻑ 提供する価値 ü 独⾃機能によりエンタープライズ⽤途に最適 化された基盤をすぐに利⽤可能 ü 環境構築やアプリ開発、運⽤管理の⼯数を 削減し、業務検討に注⼒可能 ü 迅速な⽴ち上げとスケールを実現、 エコシステムの拡⼤を促進 18
  • 19. • 数ステップ、数分で構築完了 • 必要なブロックチェーンネットワーク構成要素は⾃動でセットアップ • 構築後すぐにコンソール画⾯の利⽤やスマートコントラクトのデプロイが可能 Pre-Assembled︓簡単、⾼速に⾼機能なインフラを構築 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 19
  • 20. • 基盤の運⽤ • 使いやすいコンソールと多機能なサービスAPI • 動的なスケールアウトとスケールアップ • セキュリティ管理 • クラウドID管理と統合された認証・認可 • 送受信データ、保存データの⾃動暗号化 • 可⽤性とメンテナンス • ビルトインされたHA構成 • ゼロダウンタイムでのパッチ⾃動適⽤、アップグレード Easy to Use︓運⽤、管理の⼿間を削減 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 20
  • 21. 使いやすいコンソール画⾯と多機能なサービスAPIで運⽤、管理をサポート • 運⽤、監視、管理のための使いやすいコンソール画⾯および多機能なサービスAPIを提供 • 必要となる運⽤、管理タスクをコンソール画⾯とAPI両⽅でカバー︓ …Hyperledger Fabricの難解な設定ファイル、コマンド、⼿順は習得不要 • ノードの起動/停⽌ • 設定の変更 • ブロックチェーンネットワークのメンバー追加 • 監視とトラブルシューティングも︓ • ネットワークの視覚化 • リソース使⽤状況やノード死活情報 • トランザクション処理状況 Easy to Use︓運⽤、管理の⼿間を削減 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 21
  • 22. • Oracle Blockchain Platformだけでなく、 他のHyperledger Fabricとのオープンなネットワーク構成が可能 • オンプレミスバージョンの提供︓ Oracle Blockchain Platform Enterprise Edition(OBPEE) • ⾃社データセンターやOracle以外のクラウド(IaaS)上にOBPを構築 • ブロックチェーン環境に必要な機能を事前定義、数クリックで環境構築 • サポートするVM基盤︓Oracle VirtualBoxとVMware vSphere • Oracle Blockchain Platform Cloud Service (OBPCS) と同等の機能を提供 • APIは共通、アプリケーション移植性あり • アップデートもOBPCSと⾜並みを揃えて提供 Open︓オープンで柔軟なネットワーク Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 22
  • 23. オンプレミス、マルチクラウド、ハイブリッドクラウドでの構成が可能 Open︓オープンで柔軟なネットワーク Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates オンプレミスベースの ブロックチェーンネットワーク 3rd Party Cloud 3rd Party Cloud 3rd Party Cloud マルチクラウドの ブロックチェーンネットワーク ハイブリッドクラウドの ブロックチェーンネットワーク Oracle Blockchain Platform Cloud Service (クラウドサービス) Oracle Blockchain Platform EE (オンプレミス) オープンソースのHyperledger Fabric (⼿組ベース) 23
  • 24. Enterprise Grade︓エンタープライズ要件を満たす Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 運⽤/保守性 • 使いやすいコンソール画⾯と 多機能なサービスAPI • モニタリングダッシュボードを通じ システムの状態を把握 • OracleマネージドPaaS セキュリティ/機密性 • ID管理サービスとの統合 • より細やかな権限分割が可能 • 送受信/保存データ暗号化 処理性能/スケーラビリティ • 並⾏処理/⾼速なコンセンサス • 動的なスケールアップ/アウト • 低遅延のネットワーク 耐障害性/可⽤性 • HA構成のVMを標準で提供 • ⾃動再起動 • 台帳、設定の常時バックアップ 24
  • 25. State DB Berkeley DB パフォーマンス&ロジック表現⼒を強化 ・パフォーマンスの向上 • スマートコントラクトの同時実⾏性の強化 ・SQLリッチクエリのサポート • JSONの属性を指定してのSQL-Likeクエリが可能 • CouchDB形式のJSONクエリへの互換性も保持 ・CouchDB適⽤時の技術的な問題の解決/回避 • リッチクエリ使⽤時のPhantom Read問題を解消 • ⼤量レコード取得時のPagination指定が不要に Enterprise Grade︓エンタープライズ要件を満たす Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates + ブロックチェーン︓ トランザクションと 値の履歴を格納 State DB (World State)︓ 現在の値を格納する データベース Hyperledger Fabricにおける 台帳(Ledger)構成 ※通常のHyperledger Fabricでは、 State DBはLevelDBかCouchDB 25
  • 26. エンタープライズ活⽤で重要なシステム間の連携をサポートする機能を提供 Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates • REST APIでブロックチェーンが利⽤可能。 アプリケーション開発および既存システムとの連携 が容易に • Oracle Integration Cloudの事前定義済アダプ ターを⽤いることで、ERPなどの基幹システムや各種 SaaSとの連携を更に迅速に実現 アプリケーション連携 • ブロックチェーン上のデータをデータベースに複製す る機能が付属。複雑な集計、分析なども⾼速かつ 容易に開発可能 • ブロックチェーンのデータと他システムのデータをデータ ベース上で統合することで、 より⾼度なデータ活⽤も可能に Blockchain Integration Database データ連携 他システム BIツール等 26
  • 27. REST APIでのブロックチェーン利⽤でアプリケーション開発が容易に Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Oracle Blockchain Platform Fabric Peerノード 台帳 スマートコントラクト アプリケーション Fabric SDK Fabric Peerノード 台帳 スマートコントラクト RESTプロキシー Fabric SDK アプリケーション gRPC REST API 27 Fabricの証明書 Fabricの証明書 gRPC Oracle CloudのID管理 サービスを利⽤して認証 • Fabric SDKの 組み込みが必須 • アプリで管理する秘密 鍵&証明書で認証 ⇨アプリケーション開発者 はFabricアプリ開発の習 熟が必須 通常のFabric利用アプリ開発 Oracle Blockchain Platform利用アプリ開発 • アプリはREST APIで ブロックチェーンを容易 に利⽤可能 • クラウドのIDを⽤いて容 易&セキュアに認証・認 可 ⇨Webアプリ開発の⼀般 的なスキルがあればOK
  • 28. Oracle Integration Cloud ERP SCM SaaS Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates ブロックチェーンネットワーク A社 B社 C社 D社 既存 システム システム 連携層 Oracleはもちろん、他社のクラウド/オン プレミスのソフトウェアとの豊富なアダプター を利⽤ 例︓SAP、Salesforce、 NetSuite Oracle SCM Cloud、 申請→承認などのワークフローの作りこみ や、 API管理も可能 Integration 28
  • 29. リッチヒストリーデータベース︓Oracleデータベースにブロックチェーンのデータを複製 • 台帳のデータをブロックチェーン外部のリレーショナルデータベースに複製 • ブロックチェーンが苦⼿とする複雑な参照処理(集計、分析)を、 データベース側で実装可能に • 多くの開発者が慣れ親しんでいるOracleデータベースでの開発 • Oracle Analytics Cloudをはじめとした多種多様なBIツールの利⽤ • 他システムとのデータ統合も⼀般的なツールとノウハウで容易に実現可能 • ERP、SCMなどの基幹システムとブロックチェーンのデータを 統合することで、データの価値を最⼤限に活⽤ Quick Integration︓他システムとの連携を迅速に実現 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates ブロックチェーン︓ トランザクション と値の履歴を格納 State DB (World State)︓ 現在の値を格納 台帳(Ledger) 29
  • 30. 現在および過去のデータを複製することで、様々な⽤途と⾓度で利⽤可能 リッチヒストリーデータベースによるブロックチェーン上のデータの複製 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates ブロックチェーン 台帳 • State Key-Value ※ World State/State DB • History Private Data • Transaction Details Last alpha History alpha State beta State beta History alpha beta 複 製 beta Transaction Details alpha Transaction Details 詳細は以下のドキュメントを参照: https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/create-rich-history-database.html 30
  • 31. 複製先テーブルとしてBlockchain Tableに対応&チャネルごとにDBを分けられるように • データベース上にデータを複製する際に、格納先として Blockchain Tableを選択可能に • 複製データにも更新や削除をできない耐改ざん性、更新や削 除されていないデータとしての証跡性を付与 • 複製データもブロックチェーン台帳上のデータと同様、信頼に⾜ る情報、証跡として扱うことが可能に • 対象は履歴を追記で蓄積していくHistoryおよび Transaction Details • 併せて、チャネルごとに複製先に別々のデータベースを 設定可能に • 分析⽤データベース、監査証跡蓄積⽤データベースなど、チャ ネルのデータのタイプごとに⽤途別データベースを使い分けるなど リッチヒストリーデータベースの機能拡張 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates ブロックチェーン 台帳 alpha beta Database A Database B History on Blockchain Table State State History on Blockchain Table Transaction Details on Blockchain Table Transaction Details on Blockchain Table 複 製 複 製 31
  • 32. 台帳上のレコード(Key-Valueセット)の現在の値を格納 リッチヒストリーデータベースのテーブル︓State カラム データ種別 説明 chaincodeId VARCHAR2(256) レコードを書き込んだChaincodeのID key VARCHAR2(1024) レコードのKey value VARCHAR2(4000) レコードのValue(JSON型でない場合にこちらのカラムに格納) valueJson CLOB レコードのValue(JSON型の場合にこちらのカラムに格納) blockNo NUMBER 更新トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか txnNo NUMBER 更新トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 32 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 33. 台帳上のレコードの値の履歴(過去バージョン〜現在バージョン)を格納 リッチヒストリーデータベースのテーブル︓History カラム データ種別 説明 chaincodeId VARCHAR2(256) レコードを書き込んだChaincodeのID key VARCHAR2(1024) レコードのKey txnIsValid NUMBER(1) 更新トランザクションが有効だったか value VARCHAR2(4000) レコードのValue(JSON型でない場合にこちらのカラムに格納) valueJson CLOB レコードのValue(JSON型の場合にこちらのカラムに格納) blockNo NUMBER 更新トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか txnNo NUMBER 更新トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか (⇒blockNo+txnNoでバージョン情報として機能) txnId VARCHAR2(128) 更新トランザクションのトランザクションID txnTimestamp TIMESTAMP 更新トランザクションのタイムスタンプ txnIsDelete NUMBER(1) レコードを消去するトランザクションかどうか Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 33 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 34. 台帳上のトランザクションの履歴を格納 リッチヒストリーデータベースのテーブル︓Transaction Details① カラム データ種別 説明 CHAINCODEID VARCHAR2(256) トランザクションのChaincodeのID BLOCKNO NUMBER トランザクションが何番⽬のブロックに格納されたか TXNNO NUMBER トランザクションがブロック内の何番⽬の位置に格納されたか TXNID VARCHAR2(128) トランザクションID TXNTIMESTAMP TIMESTAMP トランザクションのタイムスタンプ SUBMITTERCN, SUBMITTERORG, SUBMITTEROU VARCHAR2(512), VARCHAR2(512), VARCHAR2(512) トランザクション送信者の識別情報 CHAINCODETYPE VARCHAR2(32) Chaincodeの記述⾔語(Go、Java、JavaScript) VALIDATIONCOD ENAME VARCHAR2(32) トランザクションのValidation結果のコード(VALID or INVALID+理由コード) ENDORSEMENTS CLOB トランザクションにEndorseしたPeerノードの識別情報 INPUTS CLOB Chaincodeに引き渡された⼊⼒パラメーター EVENTS CLOB Chaincodeから発出したカスタムイベント名 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 34 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 35. 台帳上のトランザクションの履歴を格納 リッチヒストリーデータベースのテーブル︓Transaction Details② カラム データ種別 説明 RESPONSESTATUS NUMBER(0) Chaincodeが返却したレスポンスのステータス RESPONSEPAYLOAD VARCHAR2(1024 ) Chaincodeが返却したレスポンスのペイロード RWSET CLOB トランザクションのRWSet(Read-Write Set…読み書きした台帳上のレコードのKeyとバー ジョンやValueの値) BLOCKCREATORCN, BLOCKCREATORORG, BLOCKCREATOROU VARCHAR2(512), VARCHAR2(512), VARCHAR2(512) ブロックを⽣成したOrdererノードの識別情報 CONFIGBLOCKNUMBER NUMBER(0) トランザクション時点で有効となっていたConfig Blockのブロックナンバー CONFIGBLOCKCREATO RCN, CONFIGBLOCKCREATO RORG, CONFIGBLOCKCREATO ROU VARCHAR2(512), VARCHAR2(512), VARCHAR2(512) トランザクション時点で有効となっていたConfig Blockを⽣成したOrdererノードの識別情報 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 35 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 36. Chaincodeのオンチェーンアクセス権限制御ライブラリを提供 • ブロックチェーン台帳上のデータへのアクセス権限を ブロックチェーン台帳上に記述して管理 • Hyperledger Fabricの標準機能よりも細かく、かつ、 扱いやすいアクセス権限制御を容易に実現 以下の要素で権限を制御 • リソース︓アクセスを制御する対象 • アイデンティティ︓アクセスする企業やユーザー • グループ︓アイデンティティのグループ • アクセス制御リスト︓ • どのアイデンティティ/グループに • どのリソースに対し • どのような操作(CREATE、READ、UPDATE、DELETE、etc.)を • 許可する/しない Fine Grained On-Chain Access Control Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 詳細は以下のドキュメントを参照︓ https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/using-fine-grained-access-control-library.html 36
  • 37. Chaincodeの開発、テスト、デプロイを容易にする開発補助ツール • Visual Studio Codeの拡張機能、およびCI/CD⽤のCLIツールとして提供 • Chaincodeの⼀連のライフサイクル(開発、パッケージング、デプロイ、アップデート)をサポート • ローカルなHyperledger Fabricネットワークを⾃動構成してデプロイ、テスト • Chaincodeのステップ実⾏によるデバッグが可能 • リモートのOracle Blockchain Platformにデプロイ、テストも可 • アセット仕様からChaincodeを⾃動⽣成 • 宣⾔的に記述アセットの属性とメソッドの仕様をもとに Chaincodeのコード、プロジェクトを⾃動⽣成 Blockchain App Builder Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 詳細は以下のドキュメントを参照︓ https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/blockchain-cloud/usingoci/using-chaincode-development-tools.html 37
  • 38. RAFT Ordering Serviceに対応 • 別々の組織によって管理される複数のインスタンスに Ordererノードを分散させ、より⽔平なコンソーシアムを組成 することが可能に • Ordererノードの分散によりコンソーシアム全体としての可⽤ 性、耐障害性も向上 インスタンスの可⽤性、耐障害性を向上 • インスタンス内のコンポーネントを複数AD(単⼀ADのデータ センターでは複数FD)に⾃動的に分散、複製(※) 動的なスケールアップ/アウト • インスタンスを稼働したまま、ノードへのリソース追加によるス ケールアップ、ノード追加によるスケールアウトおよびストレージ 追加が可能に(※) より計画しやすいリソースベースの課⾦ • 以前のバージョンのトランザクション数ベースの料⾦体系から、 インスタンスで使⽤しているOCPU数および追加ストレージサ イズによるリソースベースの料⾦体系に変更 • これにより、⼤量トランザクションを扱うユースケースや、トラン ザクション数の予期が難しいユースケースでも、より容易に料 ⾦が計画可能に インスタンス停⽌モードを追加 • 曜⽇や時間帯などでのネットワーク利⽤に偏りがあるユース ケースのために、インスタンスを停⽌することが可能に • インスタンスの停⽌中は、インスタンスへのOCPU部分の課⾦ は25%まで減額 ※Enterpriseタイプのみに適⽤ Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceのアップデート(Gen2版) Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 本番利⽤に向けたインフラ機能の強化 利⽤しやすい料⾦体系への改善 38
  • 39. 利⽤料⾦の構成は、選択したインスタンスタイプにより ① or(②+③)のどちらかになります: • 2つのインスタンス・タイプ(CPU数×使⽤時間) • ①Standard︓2 OCPUで固定、ストレージは50GB付属で追加不可、⾮HA構成 • ②Enterprise︓OCPU拡張可能(最⼩4 OCPU)、ストレージは150GB付属で追加可能、HA構成可能 • ③追加ストレージ(TB/⽉)…Enterpriseのみ追加可能(オプショナル) インスタンス停⽌中のOCPU分の料⾦は25%に低減されます • 例︓インスタンスを⽉20⽇×8時間稼働(残りは停⽌)させた場合の⽉額︓ • Standardの場合…2×(25.8×8×20+25.8×0.25×(16×20+24×11))= 15789.6 (円) • Enterprise最⼩構成の場合…4×(51.612×8×20+51.612×0.25×(16×20+24×11))= 63173.088(円) Oracle Blockchain Platform Cloud Service の価格体系 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates サービス名 単価 メトリック 最⼩構成 参考⽉額費⽤(※) ①Oracle Cloud Infrastructure – Oracle Blockchain Platform Cloud Service –Standard ¥25.8 OCPU/Hour 2 OCPU(固定) ¥38,390 ②Oracle Cloud Infrastructure – Oracle Blockchain Platform Cloud Service –Enterprise ¥51.612 OCPU/Hour 4 OCPU(拡張可能) ¥153,597 ③Oracle Cloud Infrastructure – Oracle Blockchain Platform Cloud Service -Storage ¥8,448 TB/Month 1 TB単位で追加可能 ¥8,448 ※最⼩構成の24時間×31⽇ 稼働で計算 39
  • 40. 凡例 D社 C社 B社 A社 ノード Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates SC L ノード SC L ノード SC L ノード SC L 個社 アプリ ブロックチェーン プラットフォーム 個社 アプリ 共有 アプリ オペレーター 他システム SC スマート コントラクト L 台帳 40
  • 41. Oracle Blockchain Platform ノード ノード ブロックチェーン ノード Oracle Blockchain Platformを利⽤したシステムのイメージ Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 台帳 Chaincode (スマート コントラクト) REST Proxy アプリ ケーション Oracle データベース 既存 データベース API ユーザー アプリ連携 データ統合 データ複製 BIツール ERP、SCM等 基幹システム ERP、SCM等 基幹システム ERP、SCM等 基幹システム 既存 データベース 既存 データベース 呼び出し 41
  • 42. Oracle Integration Autonomous DB Oracle Blockchain Platform ノード ノード ブロックチェーン ノード Oracle Cloudのサービスを利⽤して簡易に実現する例 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 台帳 Chaincode (スマート コントラクト) REST Proxy APEXアプリ データベース 既存 データベース API ユーザー アプリ連携 データ統合 データ複製 Oracle Analytics ERP、SCM等 基幹システム ERP、SCM等 基幹システム ERP、SCM等 基幹システム 既存 データベース 既存 データベース Oracle REST Data Service (ORDS) 呼び出し 42
  • 43. Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Oracle Database Blockchain Table概要 43
  • 44. • データの不変性、耐改ざん性 • データベースの持ち主であっても、 ⼀旦書き込まれたデータを更新、削除できないようにする仕組みを備えている • 検証可能性と監査性、証跡性 • 更新、削除されていないことを検証できる仕組みを備えている • 検証可能であることにより改ざんされていないことの監査も容易に • 中央集権型(NOT分散/分権) • 複数組織で所有や管理を分散できるようにはなっていない • (「分散データベース」は複数組織で分散できるわけではない) 改ざん不能型データベースとは︖ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 44
  • 45. 耐改ざん性を追加、監査性を強化した特別なデータベース・テーブル データベース上のレコードに耐改ざん性と監査性を付与 • 追記オンリーの不変なデータ…テーブル所有者も特権ユーザも改ざん不能 • ハッシュチェーンで⾏をリンク…整合性の検証、改ざんされていないことの証明が可能 Oracle Databaseの⼀部として⾼度で多彩な機能とともに容易に利⽤可能 • 他のテーブルと組み合わせたトランザクション • 容易にデータ統合、多様なBIツールを⽤いての分析 • データベーストリガー、PL/SQLプログラムを利⽤したロジック表現 • レプリケーション、バックアップなどの耐障害性/⾼可⽤性機能、 アクセスコントロールなどのセキュリティ保護機能も併⽤可能 ※19cではRU19.11アップデートを適⽤することで利⽤可能に。 データベースの基本機能として含まれており追加ライセンスは不要(SE2でも利⽤可能)。 Blockchain Table︓Oracle Database 21c&19cで利⽤可能(※) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 45
  • 46. 追記オンリーのテーブルで、イミュータブル/不変なデータを保持 • ⾏のDELETEの制約(前述の通りn⽇〜無制限の保持期間を設定可能) • データ量を削減したい場合、適切な保持期間を設定しておいたうえで、 保持期間を過ぎた⾏を整合性を検証した上で(必要に応じて外部にアーカイブしつつ)削除する • 保持期間を過ぎた⾏の⼀括削除⽤PL/SQLパッケージファンクション DBMS_BLOCKCHAIN_TABLE.delete_expired_rows() • ⾏のUPDATEとMERGEが不可 • テーブルのDROPの制約(前述の通りn⽇〜無制限の保護期間を設定可能) • テーブルDROPは⾏のINSERT前なら常に可能(誤ってテーブル作成した場合すぐなら消せる) • テーブルのTRUNCATEが不可 • カラムの追加、削除および名前変更が不可 • データ型の変更や⼀部の⻑さ、精度の変更、NULL制約変更も不可 • Blockchain Tableの通常のテーブルへの変換、およびその逆の変換は不可 • パーティションのDROPが不可 Blockchain Tableの特性①︓データの削除、変更を制約 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 46
  • 47. ハッシュ値によるデータの検証可能性により、テーブルの中で完結した監査性を提供 Blockchain Tableの特性②︓ハッシュチェーン • ⾏のINSERT時、⾃動的に {⾏データ+前の⾏のハッシュ値} に対して計算したハッシュ値を隠しカラムに保持 • ある⾏のハッシュ値はその前の⾏のハッシュ値に依存し、その前 の⾏のハッシュ値はその前の前の⾏のハッシュ値に依存し… →ハッシュチェーンのつながりで改ざんが検知可能に • ハッシュチェーンと⾏データを突合しながら辿っていくことで、整合 性(INSERT以降、⾏データが変更、削除されていないこと) の検証が可能 • 検証⽤PL/SQLパッケージファンクション DBMS_BLOCKCHAIN_TABLE.verify_rows() ID User Value 1 Tom 500 2 Carol 176 3 Steve 500 4 John 176 5 Mike 332 6 Sarah 632 7 Eve 25 8 Prisha 850 Hash ADSJS %SHS SH@1 DHD3 *EGG AH11 LIO$ SHS4 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 47
  • 48. ブロックチェーン/DLT基盤や専⽤データベースと⽐較して…… 利⽤のハードルが低い • ⼀般的なOracle Databaseのスキルで⼗分使いこなせるため、学習コストが低い • 通常のテーブルとの使い勝⼿の差異が⼩さく、アプリケーション透過的な利⽤が可能 • 通常テーブルからの乗り換えに必要な改修はゼロ〜最⼩限 アプリケーション側の負担が⼩さい • ふつうアプリケーションはイミュータブル(変更/削除しない)データのみを扱うわけではない • イミュータブルデータ専⽤のデータベースを使う場合、 アプリケーションは少なくともふたつのデータベースを扱わなくてはならない • 同⼀DB上で通常のテーブルとBlockchain Tableを扱えるためトランザクション、整合性担保が容易 データ分析、データ統合が容易 • Blockchain Table上でそのまま集計、分析が可能 • 他テーブル上のデータとのJOINやVIEW、多様なデータ統合ツールやBIツールも利⽤可能 処理性能 • Oracle Databaseの様々な処理性能向上⼿段を適⽤可能(例︓Exadataを利⽤) Oracle Databaseの1テーブルとして使えることのメリット Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 48
  • 49. アプリケーションの負担を減らし、分析のための余分な⼿間も削減 単⼀⽤途データベース vs Oracle Database App BI DIツール イミュータブル データ専⽤DB (⼜はブロックチェーン/DLT) 通常データ⽤ DB トランザクション トランザクション 複製 複製 分析 分析⽤ DB 整合性担保は アプリの責任 単⼀⽤途データベースの場合 Oracle Databaseの場合 App BI 分析のための データ統合に 余分な⼿間 トランザクション Oracle Database 分析 DB機能で 整合性担保 同⼀DB上で 容易に分析 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 49
  • 50. • セキュリティ担保や監査上、証跡として利⽤するログ (例︓⼊退室ログ、アクセスログ)に耐改ざん性を付与 • 保存先を変えるだけで活⽤可能 • ログファイル→Blockchain Table • 通常のテーブル→Blockchain Table • アプリケーション側の変更はゼロ〜最⼩限 • 元々データベースに保存している場合は保存先の テーブルをBlockchain Tableとして作り直すだけで OK • 参照、検索、分析も通常のテーブルにあるレコードの 場合と同様の使い勝⼿ • コンプライアンスに関わる様々な業務データの保存にも 活⽤可能(例︓会計や財務、契約などの情報) • ブロックチェーン台帳と違い、⼤きなデータサイズ、 複雑なデータモデルにも対応可 • JSON形式で業務データを保存 • あとからのカラムの追加削除が不能なため、JSON 形式を上⼿に使うのが実践的 • (21cバージョン以降では)21cで追加された JSON形式カラムを利⽤可能 • CLOB、BLOB形式でドキュメントファイルや画像ファイ ルを保存 • 紙原本保存の慣⾏を不要に Blockchain Tableを活⽤する際の実装イメージ 重要なログの保存先をBC Tableに変更 様々な業務データ、ドキュメントを保存 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 50
  • 51. CREATE BLOCKCHAIN TABLE + 3つの必須句 Blockchain Tableの作成 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 51 CREATE BLOCKCHAIN TABLE table_name(columns,constraints) NO DROP [ UNTIL number DAYS IDLE ] NO DELETE [ LOCKED ] | NO DELETE UNTIL number DAYS AFTER INSERT [LOCKED] HASHING USING sha2_512 VERSION v1 テーブルのDROPに対しての制約を記述する句。 • UNTIL n DAYS IDLEを付けておいた場合、テーブル上の最新の行がINSERT後n日経っていないと DROPできない(→付けない場合は常にDROP不可)。nの最小は0(16以上の指定を推奨)。 • 後からALTER TABLEでUNTIL~~は付けられない&nを減らせない(制約を緩められない)。 行のDELETEに対しての制約を記述する句。 • UNTIL n DAYS AFTER INSERTを付けておいた場合、INSERT後n日経っていないとDELETEできない (→付けない場合は常にDELETE不可)。nの最小は16。 • 後からALTER TABLEでUNTIL~~は付けられない&nを減らせない(制約を緩められない)。 • LOCKEDを付けておくとnを増やすことも不能。 利用するハッシュアルゴリズムとデータフォーマットを記述する句。現状、値は固定。
  • 52. シンプルなCREATE BLOCKCHAIN TABLEの例 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 52 CREATE BLOCKCHAIN TABLE bank_ledger (bank VARCHAR2(128), deposit_date DATE, deposit_amount NUMBER) NO DROP UNTIL 31 DAYS IDLE NO DELETE LOCKED HASHING USING "SHA2_512" VERSION "v1"; • NO DROP UNTIL 31 DAYS IDLE …テーブル上の最新の行がINSERT後31日経っていないとDROPできない • NO DELETE LOCKED …行はDELETEできない
  • 53. App Database • 書き込んだBlockchain Table上の⾏データに対し、エンドユー ザーが⾃⾝の秘密鍵を⽤いて⽣成したデジタル署名を付与可能 • 秘密鍵は(DBには引き渡さず)アプリケーション側で保持し、 署名の⽣成もDB外で実⾏ • エンドユーザーのデジタル証明書はDBに事前に登録 • 証明書に照らして署名が有効かチェックされる • 署名と併せて証明書IDも⾏に格納 • 「誰が書き込んだか」を確実に区別、記録することでセキュリティを 向上し、否認防⽌にも利⽤可能 • さらに応⽤編として、書き込まれた⾏内容および署名に対して DB側の秘密鍵を⽤いて署名(Countersign、副署)した 結果を受領証としてアプリケーションに返却することで、書き込 み成功の確実性の担保および双⽅向の否認防⽌が可能 エンドユーザーによるデータへのデジタル署名(オプショナル) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates CertID GRTE SOQP OPRT ID User Value 1 Tom 500 2 Carol 176 3 Wang 500 TRADE LEDGER Signature RT#E GI(! HV*P ⾏内容 ハッシュ 署名& 証明書ID ⾏内容 ハッシュ ①書き込み ②署名 ③副署 受領証 53
  • 54. Blockchain Table: 主なユースケース Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 54 内外からの攻撃に対してデータを保護 ・勘定系システム、決済系システムなどのトランザクションログ ・証券や各種アセットの所有権を管理する原簿 セキュリティ上重要な記録の保存 ・アプリケーションのアクセスログや監査ログ ・⾼セキュリティエリアへの⼊退室記録 種々の認定、証明のエビデンス、法律上確実な保存が要求される情報 ・従業員の出退勤記録、企業の会計、財務のデータ ・⾒積、契約、請求や⽀払のやり取りに係るドキュメント ・原産地証明、検査証、品質認証、RE100証明、CO2排出量証明など
  • 56. Blockchain Tableのご利⽤事例 GDPR関連データへのアクセスなど、 銀⾏の法的に重要な業務について のレポートおよび監査ログを Blockchain Tableに保存 管理ワークフロー(申請、確認、 データ暗号化)の法的な記録を⾼ い監査性で保持できるように コーポレート・ガバナンスに係るワークフ ローの作業をBlockchain Tableに記 録して追跡可能にすることで、信頼性、 不変性を担保し、また、証書を発⾏ ドキュメントへのデジタル印の⽣成を可 能に︓ • ドキュメントの初版 • ドキュメントのレビュー • 承認ワークフロー 等 匿名化された(ある距離内/持続時間 以上の)接触の記録をBlockchain Tableに保管 アプリユーザーがCOVID19陽性となった 場合には、X-RINGのボタンを押すことで、 濃厚接触した可能性があるすべてのユー ザーに警告通知を送ることができる スマートコンプライアンス 法律×テクノロジー 接触追跡ソリューション Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 56
  • 57. ⽂書の内容および履歴をBlockchain Tableで保持することで、真正性を担保し監査性も向上 Blockchain TableはOracle Databaseのテーブルなので︓ • ドキュメントファイルそのものを登録可能 (WORD、EXCEL、PDF、画像形式など) • 登録したドキュメントの中⾝の⽂章も検索可能 (Oracle Textによる全⽂検索) ⽂書に付随する履歴も併せて保存可能︓ • 修正、更新に伴う複数のバージョンを保存 • 申請〜承認のようなワークフローの操作履歴を保存 監査も容易に︓ • 保存されて以降不変な内容、登録⽇時、履歴をチェック • 整合性検証機能を利⽤することで改ざんされていないことを容易に 確認、証明可能 Blockchain Table応⽤例︓ ⽂書の確実な保存とその証明 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 57 A部⾨ B部⾨ C部⾨ 作成 更新 承認 監査 履歴 情報 ⽂書 内容
  • 58. 電⼦取引保存およびスキャナ保存の要件を満たしたシステムを短期間、低コストでシンプルに構築 電⼦取引保存 • 真実性の要件︓Blockchain Tableの耐改ざん性を活かし、記録事項の 訂正・削除をできないようにする、あるいは訂正・削除の履歴を確実に保存 し確認可能に • 可視性の要件︓検索機能も容易に実装可能 スキャナ保存 • 「電磁的記録について訂正⼜は削除を⾏った場合に、これらの事実及び内 容を確認することができる」 「⼊⼒期間内にその電磁的記録の保存を⾏ったことを確認することができる」 の条件を満たすシステムを開発することで、原本保存を廃⽌(ペーパーレ ス)&タイムスタンプサービスを利⽤したタイムスタンプ付与が不要に 既存ERPの補助システムとして開発・利⽤ • 上記について必要となる範囲でピンポイントに実装し、監査を含めた追加・変 更オペレーションも最⼩限に • データベースに含まれるOracle APEX機能を活⽤することで、UIも簡易に開 発・運⽤が可能 Blockchain Table応⽤例︓ 改正電⼦帳簿保存法への対応に活⽤ Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates スキャナ保存 電⼦取引 ERP Blockchain Tableにも保存 APEX 58
  • 59. 品質情報に関わる内部の不正を防⽌し、真正性を証明 Blockchain Table応⽤例︓ 品質検査結果データへの耐改ざん性付与および外部証明 検査装置 2.データの分析、検索 1.検査結果ファイル、ファイルのハッシュ、検査値を、 耐改ざん性の⾼いBlockchain Tableに登録 4. 真正性を証明するために、品質証明書 の情報とハッシュ値をブロックチェーン上で共有 5.品質証明書を取引先に開⽰ 取引先 3.品質証明書を作成、 Blockchain Tableに登録 6.品質証明書の真正性を ハッシュ値で確認 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 59
  • 60. 求められる「データの正当性」、「詳細かつリアルタイムでの可視化」、「データドリブンなアクションと経営判断」 Blockchain Table応⽤例︓ 脱炭素社会への取り組みの信頼できるデータ基盤に利⽤ 60 CO2排出量DB 可視化 予測 アクション Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates | CO2排出量DB CO2排出量、品質検査/品質認証、RE100証明、原産地証明 などへの展開 1.⾃社の稼働実績に基づいた CO2排出量を算出、集約 2.集約されたCO2排出量を可視化、 詳細な改善アクションへ 4.LCAでの排出量正当性のため、 他社企業とのデータ開⽰、 ユーザー使⽤の排出把握 3.CO2排出量の正当性証明のため 取引先、投資家、監査機関へ共有 ⾃社 他社 取引先、投資家、 監査機関
  • 61. • すぐに、簡単に使える • 耐改ざん性と監査性の課題をシンプルに、最低限のコストだけで解決 • アプリケーションの改修はゼロ〜最⼩限、学習コストも極⼩ • ピンポイントソリューション • 他の箇所に影響を与えることなく、データベースの⼀部分、アプリケーションの⼀部分のみにセキュリティ 向上を適⽤可能 • 参照、分析、データ統合、BIツール等は通常テーブルと同様にそのまま使える • どこでも利⽤可能 • クラウドでもオンプレミスでも利⽤可能 • 追加ライセンス不要︓データベースのすべてのエディションで利⽤可能 Blockchain Tableまとめ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 61
  • 62. DB管理者職務分掌 /アクセスパス制限 (Database Vault) 内部犯⾏や悪意ある操作によるデータ抽出、破壊、改竄を保護 知財・機密情報、個⼈情報を守るデータベースセキュリティソリューション ユー ザー データベー ス 管理者 イベント DF11233 U*1 $5Ha1qui %H1 HSKQ112 A14 FASqw34 £$1 DF@£!1ah HH! データの暗号化 (Transparent Data Encryption) ⾏列レベルのアクセス制御 (Virtual Private DB, Real Application Security) 不正検知・証跡管理 (Audit Vault and Database Firewall) 通信暗号化 (標準機能) レポー ト アラート ポリシー 開発 データの伏字化 (Data Masking and Subsetting) 多要素認証 (Identity CS) 改ざん対策 (Blockchain Table) セキュリティアセスメント、監査・ 検知の可視化・⾃動化 (Data Safe CS) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 62
  • 63. テーブル作成時に”Immutable”キーワードを追加するだけでインサート オンリーの不変なテーブルを作成 • リレーショナルデータ、JSONやLOBドキュメントも格納可能 • 帳簿データだけでなく参照情報もテーブルに保管 通常のテーブルと同様に利⽤が可能だが、以下の操作には制約: • ⾏のUPDATEとDELETE • テーブル定義の変更 • Immutable Tableの通常のテーブルへの変換、およびその逆 • データベースディクショナリでテーブルメタデータの修正 アプリケーションに変更を加えることなくImmutable Tableを利⽤可能 Oracle Immutable Table CREATE IMMUTABLE TABLE trade_ledger (…); ID User Value 1 Tom 500 2 Carol 176 3 Wang 500 4 Eve 25 TRADE LEDGER データベース19.11, 21.3で利用可能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 63
  • 64. Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates Oracle Blockchain Platform 事例・ユースケース 64
  • 65. Oracle Blockchain Platform & PoC 1/2 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 65 電気⾃動⾞バッテリーのコバルトの トレーサビリティ(Circulor) 製造業、サプライチェーン ⾷品の証跡、サステナビリティ バージンオイルのトレーサビリティ、 品質証明(Certified Origins) ⽜⾁のトレーサビリティ(ICBF) パーム油の持続可能なリワードシステム ⾼級品偽装対策 ダイヤモンドの正当性、所有権証明 (Everledger) 薬のトラッキング、偽装薬対策 (NITI Aayog, Apollo hospital) 物流、ロジスティクス 海上貿易、物流に関する⽂章管理、 イベントトラッキング(CargoSmart) 企業間の決済と請求業務 複数のERPにおけるリコンサイルと 決済のための企業間台帳(GE) 物流、配送のトラッキング(Intelipost) ⼤⼿⾃動⾞会社における、 サプライヤーの認証、登録、検証 教育履歴管理 ⼤学単位取得履歴管理(Taibah Valley) 学位認証、履歴管理証明(CDEL) 商流、物流データの共有と効率化 含有物質管理、規制対応、品質検査管理 カッコ内︓事例社名
  • 66. Oracle Blockchain Platform & PoC 2/2 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 66 証券におけるアセットトークン (Standard Chartered PLC) 国際間資⾦送⾦ (Arab Jordan Investment Bank) ⾦融、ファイナンス ⼤⼿国際銀⾏におけるe-KYC ファクタリング、リコンサイルサービス ヘルスケア 複数プロバイダをまたいだ患者の 医療情報の⼀元ビュー 遠隔患者管理( HealthSync) データ連携 アクセスコントロール、データ連携基盤 ポイント、ロイヤリティー 地域ポイント、社内ポイント 既存ロイヤルティポイントのトークン化 (PRAVICI) IoTセキュリティ IoTデバイスセキュリティ管理 政府、パブリックセクター 犯罪調査の証拠品管理、⽂章管理 難⺠管理、ID管理 輸出⼊管理、関税管理 エネルギー 電⼒取引、電⼒証明 CO2排出権証明 カッコ内︓事例社名
  • 67. 特性 • 多くの関係者が登場 • 各社で分断されたデータ(サイロ化) • N対Nの関係での情報のやり取り • 紙やFAX、独⾃フォーマットでのやり取りの残存 • 物流と商流の存在 • 需要〜発注〜出荷〜納品に時間差 • 製造〜在庫〜発注〜⽀払に時間差 多数の関係者からなる複雑なビジネスプロセスならではの多くの課題が存在 サプライチェーンの抱える⼀般的な課題のパターン トレーサビリティの課題︓履歴の可視性 • 上流まで材料、部品などをたどっていくことが難しい • 品質や真正性の担保が難しい • 規制や新たなビジネス潮流対応が難しい (輸出⼊規制、エシカル購買、ESG、CO2排出権、etc.) 情報共有の課題︓時間差、正確性、効率、信頼性 • 紙、FAXや各社独⾃のフォーマットでデータ取り込みが⼿間 • 在庫数の把握に時間差、到着予定⽇時が曖昧 • 共有された情報の正確性が微妙、都度突合や確認が必要 商流と⾦流の課題︓分断した情報 • 発注〜納品〜請求〜⽀払いに⼿間がかかる、時間がかかる • サプライヤーの審査と登録が⼿間、幅が狭い • 納品から⽀払いに時間差がありキャッシュフロー上の負担が⼤きい Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 67
  • 68. やり取りされる情報の正確性と鮮度を向上、ビジネスプロセスを全体最適に再デザイン データの共有によるサプライチェーンの課題解決 サプライチェーン全体の情報の可視化 • 偽装品の排除と品質不正の検知 • リコール対応︓影響範囲の容易かつ迅速な特定 • 規制への確実かつ効率的な対応 • 品質や原産地、製造過程の証明と顧客への開⽰ • サプライチェーン全体での⽣産計画の最適化 情報共有とワークフローを効率化 • ⾃動発注、⾃動在庫調整、例外対応、後⼯程調整 • 新規企画や計画変更をスムーズに合意、即時反映 商流と⾦流の改善 • サプライヤー登録、認証、信⽤度の共有 • 新たなプレイヤーの加⼊ • サプライチェーンファイナンスの適⽤拡⼤ • キャッシュフローの時間差短縮、最適化 共通データプラットフォームで実現 • 共通化された形式の、⼀貫性があり、信頼できる 情報を共有 • 共有された確実なデータに基づいて企業間のワー クフローを実⾏ Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 68
  • 69. “当社は、イタリアのボトリング施設から⽶国の到着港までの EVOOの出荷を追跡するためにOracle Blockchainを使⽤ しています。 Oracle Blockchain Platformはパートナーのもつ既存シス テムと簡単に統合でき、供給と流通の関係者間で スマートな契約を作成できるため、運⽤コストを削減することが できます。“ Andrea Biagianti Chief Information Officer, Certified Origins Italia Srl • オリーブオイルの⽣産者のサプライチェーンを、⽣産、 包装、出荷の各段階で認証する システム • 品質管理の強化 • 許可された売り⼿と買い⼿かどうか、 確認をセキュアに • 企業の信頼性をより確実に Certified Origins – オリーブオイルのトラッキング Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 69
  • 70. With Oracle blockchain technology we can take the next step towards ensuring full traceability of our supply chain and minimizing any related risks, in close collaboration with our suppliers.” Martina Buchhauser Head of Procurement, Volvo Cars • • • • • OECD • Volco Cars CATL Circulor Oracle Blockchain Platform 2019 + Volvo Cars Circulor https://blogs.oracle.com/blockchain/the-next-generation-of-electric-cars-verified-by-blockchain https://youtu.be/PVp3BlzYDCg Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 70
  • 71. • Circulor社とVolvo社との取り組みについては、Hyperledger Global Forum2020 のオラクルセッショ ンの資料でもご説明しております。 • 詳細資料は下記からダウンロード、参照ください • セッション資料、Youtubeによるセッション録画( Hyperledger Global Forum サイト) https://hgf20.sched.com/event/XodL • 参考資料 • Oracle Blog https://blogs.oracle.com/blockchain/the-next-generation-of-electric-cars-verified-by- blockchain • Oracle 動画(Youtube) https://youtu.be/PVp3BlzYDCg Sustainable Supply Chain Tracking for Volvo Carsʼ Electric Vehicle Batteries on Hyperledger Fabric Blockchain Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 71 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 72. National Institution for Transforming India Aayog、 Apollo Hospitals、オラクルの取り組み 背景 • インド市場全体の10%とも⾔われる、偽装薬 • 世界の偽装薬の35%はインド(WHO) 課題 • 複雑なサプライチェーン、偽装が起きても分かりづらい • サイロ化されたデータ • トレース可能なラベリングの不在 • 輸送状況の温度、管理状態が重要 課題 • 医薬品の製造から最終消費まで、サプライチェーン全体を ブロックチェーンで完全に追跡 • IoTデバイスによる、輸送状況の、温度や位置情報も取得 • 偽造薬を検出、市⺠を偽造薬の脅威から守る取り組み インドにおけるブロックを⽤いた薬剤サプライチェーン管理による、偽造薬の撲滅 病院、患者、 薬局、顧客 物流、代理店 原材料+ 製薬会社 Order Flow Order Flow 0 1 2 3 Block Chain 医者 患者 病院 販売代理店 製薬会社 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 72
  • 73. ブロックチェーンを⽤いた企業間データ連携 COVID-19に関する医療情報の共有、分析プラットフォーム Mipasa • COVID-19のためのデータ分析、データコンソーシアムプラット フォーム。HACERAがWHO、Oracle、IBM、Microsoftなどと 連携して構築。 • WHOや医療関係、研究機関から、COVID-19に関する検証 データを収集、統合、提供、分析可能に • Oracle Blockchain Platformを利⽤し、スマートコントラクト を実⾏し、グローバルな研究コミュニティが使⽤するデータを検証 https://blogs.oracle.com/blockchain/oracle-and-hacera-team-up-on-multi-cloud-blockchain-based-mipasa-data-platform-to-strengthen-covid-19-response Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 73
  • 75. • GE社との取り組みについて、Oracle Open World2019のセッションの資料で ご説明、しておりますご説明しました。 • 詳細資料は下記からダウンロード、参照ください • Oracle Open World2019のブロックチェーン資料(の中の[PAN6441]) https://events.rainfocus.com/widget/oracle/oow19/catalogow19?search=Blockc hain Modernizing Intercompany Billing Using a Permissioned Blockchain Platform Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 75 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 76. 製品の品質、資産価値とエコシステムを巡る多くの課題が存在 製品ライフサイクル管理における⼀般的な課題のパターン 製造 販売 ・ リース 使用 点検 ・ 修理 廃棄 リユース リサイクル 二次流通 ライフサイクルの可視性の課題 • メーカーは製造以降の、販社は販売以降の情報の収集が難しく、 製品品質向上やセールス拡⼤のためのフィードバックを得られない • リコール対応、各種廃棄・リサイクル・輸出⼊規制対応等が難しい 使⽤とメンテナンスにおける課題 • 認証、推奨されていない不適格な業者による検査や修理による、 余分な故障や使⽤者への被害の発⽣ • 資産価値に結びつかないため、使⽤者に対して適切な使⽤とメン テナンスを動機づけられない エコシステム拡⼤・拡張における課題 • 製造、使⽤状況、メンテナンス状況の情報が適切に確認できない、 あるいは信頼できないため…… • 健全な⼆次流通市場が作れない、機能しない • ⾦融サービス(保険、担保にしての融資など)の参⼊が困難 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 76
  • 77. 販売・契約履歴 顧客情報 保険 ファイナンス 資産を中⼼としてデータを集約、ユーザーと企業双⽅にとってメリットのあるエコシステムを形成 データの共有による製品ライフサイクル管理の進化 ユーザーにとってのメリット • 各種⼿続きの簡略化と サービス品質の向上 • よりよい製品の利⽤ • 使⽤状況、メンテナンス履歴 の証明による品質保証サー ビスや保険の利⽤ • ⾼品質かつプロアクティブな メンテナンスサービスの利⽤ • 資産価値の証明により製品 を担保としてファイナンス利⽤ • 健全な⼆次流通市場での 売買 参加企業にとってのメリット • フィードバック収集による製 品、セールスの改善 • 適正な保守品質の実現 • リコール対応、規制対応の ために必要な情報の把握 • 顧客の囲い込み • データを活⽤した新サービス の実現 エコシステム拡⼤のメリット • 保険、ファイナンスなど⾦融 サービス導⼊と、それによる 市場の拡⼤ • ⼆次流通市場の実現、 健全化による市場の拡⼤ 製造履歴 品質情報 廃棄 リサイクル リユース ⼆次流通 使⽤状況 メンテナンス 履歴情報 正規店登録 認証業者 共通データPF Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 77
  • 78. ブロックチェーン技術を応⽤した、⾏政⽂章の情報公開に係る実証実験 熊本市 様 実証実験の範囲と公開⽂書へのブロックチェーン応⽤イメージ ブロックチェーン技術を応⽤し、開⽰可能な⾏政⽂ 書をインターネット上に安全かつ透明性の⾼い情報 として公開し、⼆次利⽤等の 促進につなげるための実証実験 • ⽂章のハッシュ値、閲覧履歴、更新履歴を ブロックチェーンに登録 • ハッシュ値の突き合わせにより、⽂章の改ざん有無を確認 • 期待される効果 • ⾏政⽂章公開プロセスの業務負荷低減 • Web上での開⽰請求、閲覧の利便性向上 • 改ざんなどの不正の抑⽌ • ⾏政⽂章の透明性が⾼まり、信頼度向上と ⼆次利⽤促進 • ⽇本オラクルと協業しながら実⽤化に向けた検証を実施 詳細ドキュメントより抜粋 https://go.oracle.com/LP=99119 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 78 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 79. 過疎地域の活性化を⽬指すISOU PROJECT、地域通貨の流通基盤としてオラクルのブロックチェーンを採⽤ ISOU PROJECT 地域通貨流通から地域間連携までを視野に⼊れ た柔軟かつ安全な地域通貨プラットフォームをブ ロックチェーン技術で実現 • ISOU PROJECT推進協議会は、株式会社INDETAIL、TIS 株式会社の2社が事務局を運営し、⽇本オラクルをはじめとする8 社の賛同企業が参画 • 地域課題への取り組みとして、電気⾃動⾞や再⽣エネルギー、さ らにはブロックチェーン技術を⽤いた次世代交通システムおよびエネ ルギープラットフォームの実現により、新たな移動⼿段の提供や地 域の活性化、エコ社会の実現を⽬指す • ⽤途を限定した地域通貨を発⾏し、再⽣エネルギーを燃料とする EV⾞両へ乗⾞や地域内施設利⽤に地域通貨を利⽤することが 想定 • 2019年8⽉、北海道檜⼭郡厚沢部町で実証実験を実施 Oracle Blockchain Platform Cloudを利⽤ 2019/7/23 ⽇本オラクル プレスリリースより抜粋 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20190723.html Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 79 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 80. 事業創出に向けた社員の意識改⾰およびビジネス・クリエーション⽂化を醸成するために、 独⾃トークンを⽤いたゲーミフィケーション基盤を構築 TIS様の新たな取り組み • 社員の意識改⾰や⽂化醸成につながるさまざまな⾏動に対 してトークンが付与される仕組みを構築 ü ビジネス・プレゼン⼤会での施策企画 ü チーム内への新たな働きかけ ü 新サービスのアイデア投稿など • モチベーションの向上と意識改⾰の加速 につなげることを⽬的 • Oracle Autonomous Database、 Oracle Blockchain Platform、 Oracle APEXで構築 2019/8/1 日本オラクル プレスリリースより抜粋 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20190801-1.html Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 80 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 81. n NikuQ n , n , , n Oracle Blockchain Platform Cloud Service n Oracle Database Cloud Service n Oracle Cloud Infrastructure ( Compute, Storage, Network) n 70 Oracle Blockchain Platform Cloud n Oracle Cloud Service on Oracle Cloud nikuQ u 1998 2 u 633 2020 4 u www.system-exe.co.jp/ Oracle Cloud Why Oracle Cloud Oracle Cloud 【既存ビジネス】 SI、パッケージ、 ソリューションサービス 【新規ビジネス】 SaaSサービス 新たなビジネスの確立と拡大 Oracle Cloud Oracle Cloud SaaS Oracle Blockchain Platform Cloud DB Oracle Cloud ORACLE CLOUD INFRASTRUCTURE (Tokyo REGION) Availability Domain Object Storage Client WAF Database Cloud Service (Standard) Block Chain Cloud Service Oracle Cloud Compute Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 81 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 82. n 5G IoT IoT PKI IoT kusabi IoT SaaS Oracle Blockchain Platform Cloud kusabi IoT SaaS Oracle Cloud Oracle ISV Cloud Program IoT n Oracle Blockchain Platform Cloud n Oracle Cloud Infrastructure ( Compute, Storage, Network) n GUI kusabi n REST API State DB Berkeley DB n SaaS Oracle ISV Cloud Program Service on Oracle Cloud Oracle Cloud IoT SaaS u 1996 7 u 75 2019 10 u IoT www.ibc21.co.jp/company/outline.html IoT kusabi SaaS Oracle Cloud 【既存ビジネス】 パッケージサービス 【新規ビジネス】 SaaSサービス kusabi™ アプリケーションと 稼働するクラウドを別々に ご契約いただくビジネスモデル 限られた技術者リソースで SaaSサービスの構築が可能であり 新たなビジネスチャンネルの拡大 Why Oracle Cloud Oracle Cloud Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 82 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 83. Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates アーキテクチャの考慮ポイントと プロジェクトの進め⽅
  • 84. PF 誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか 共通データプラットフォーム実現の3つのモデル PF PF • プレイヤーのうち⼀社がPFを サービスとして提供、運営 • 他プレイヤーはPFを利⽤ 代表プレイヤーが提供 • 中⽴的な業界団体、公的機 関、ベンダーなどがPFをサービス として提供、運営 • 利⽤者がPFと組織運営のコス トを分担 第三者が提供 • コンソーシアム型ブロックチェーン の参加者で⽔平にPFを実現 • データを⾃⾝で持ちつつ確実、 タイムリーに共有 ブロックチェーンで共同実現 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 84
  • 85. PF 誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか 共通データプラットフォーム実現の3つのモデル Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates PF PF • プレイヤーのうち⼀社がPFを サービスとして提供、運営 • 他参加者はPFを利⽤ 代表プレイヤーが提供 • 中⽴的な業界団体、公的機 関、ベンダーなどがPFをサービス として提供、運営 • 利⽤者がPFと組織運営のコス トを分担 第三者が提供 • コンソーシアム型ブロックチェーン の参加者で⽔平にPFを実現 • データを⾃⾝で持ちつつ確実、 タイムリーに共有 ブロックチェーンで共同実現 • 1社のステークが相対的にとても⼤きく、競合関係が必要な企業の参 加を阻害しないユースケースでは有効 • 競合関係を越えて業界全体を巻き込む必要がある場合には向 いていない • 代表プレイヤーには他参加者にフォローしてもらうだけのビジネス 上の⼒関係上の強さが必要 • 集まったデータは代表プレイヤーは全てアクセス可能 • 他参加者のアクセス可能範囲は適切に分割してコントロール • 耐改ざんDBなどを利⽤することで、データを代表プレイヤー⾃⾝ も改ざんできないようにしておくことが重要になる場合も 85
  • 86. PF 誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか 共通データプラットフォーム実現の3つのモデル Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates PF PF • プレイヤーのうち⼀社がPFを サービスとして提供、運営 • 他参加者はPFを利⽤ 代表プレイヤーが提供 • 中⽴的な業界団体、公的機 関、ベンダーなどがPFをサービス として提供、運営 • 利⽤者がPFと組織運営のコス トを分担 第三者が提供 • コンソーシアム型ブロックチェーン の参加者で⽔平にPFを実現 • データを⾃⾝で持ちつつ確実、 タイムリーに共有 ブロックチェーンで共同実現 • 必要な参加者の多くが既に所属して いる業界団体が既に存在するケース、 公的機関が提供するシステムが既に 存在するケースなどで有効 • 提供者には利害調整能⼒と業界内 での発⾔⼒が必要 • 実現までのスピード、および改善のス ピードがネックになりやすい 86
  • 87. PF 誰が運営するプラットフォームなのか=誰に/どこにデータを集めるのか 共通データプラットフォーム実現の3つのモデル Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates PF PF • プレイヤーのうち⼀社がPFを サービスとして提供、運営 • 他参加者はPFを利⽤ 代表プレイヤーが提供 • 中⽴的な業界団体、公的機 関、ベンダーなどがPFをサービス として提供、運営 • 利⽤者がPFと組織運営のコス トを分担 第三者が提供 • コンソーシアム型ブロックチェーン の参加者で⽔平にPFを実現 • データを⾃⾝で持ちつつ確実、 タイムリーに共有 ブロックチェーンで共同実現 • 第三者機関なしで⽔平なかたちでデータ共有ができ、多くの参加者を巻き 込める可能性 • 業界全体の課題を解決したいケースや、競合関係を越えた参加者の拡⼤ が必要な場合に有効 • データの共有範囲やビジネスロジックの妥当性は参加者に対して透明性が ある(確認、検証ができる) • 最初から多数の参加者で開始しようとすると、仕様の調整、合意などに時 間がかかりがち • 役割ごとに1社ごとなど、ミニマムなかたちでスタートして拡⼤を図ってい くアプローチが主流 87
  • 88. 共通プラットフォームを構想するうえで検討すべき問い Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 課題はなにか︖ 誰にとっての課題か︖ 課題を解くのにどのようなデータが必 要か︖ 誰がデータを持っているか︖ 課題を解くことでメリットを享受するの は誰か︖ 誰がコストを負担するべきか︖ 現在どのようにデータを持っている か︖ 誰が、いつ、どのようにデータを⼊⼒ できるか︖ 集まったデータで他に可能になること はないか︖ そのデータはどの範囲で共有する か︖ そのデータは誰に秘密にすべきか︖ 最低限必要な参加者は誰か︖ 88
  • 89. プロジェクト進め⽅例 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 構想、 アイデアの 策定 <ビジネス> ・ビジネス課題と⽬的の定義と明 確化、優先順位の決定 ・データ、リソースの準備 ・PoCの⽬的、内容、評価軸、 ゴールの定義 ・PoCを実施する企業の選定 <システム> ・PoC実施の基本構成の決定 ビジネスプラン、 初期コンソーシアム策 定 <ビジネス> ・初期コンソーシアム、ビジネスモデル策定 ・参加企業の選定、役割、インセンティブの明確化 ・ビジネスプロセスの決定 ・運営⽅式の決定 <システム> ・必要な技術要素の明確化 ・初期リリースのシステム構成の決定 ・アプリやシステム連携の実装 ・基幹システムとの連携 ビジネスプロセス決定、コ ンソーシアム運営⽅式の 決定 初期コンソーシアム 本番運⽤ コンソーシアム 拡⼤ PoCの準備 PoCの実施 <ビジネス> ・PoCの実施 <システム> ・PoC環境構築 <ビジネス> ・初期コンソーシアム 運⽤ <システム> ・システム運⽤ <ビジネス/シ ステム> ・ビジネス、シ ステム⾯での ⾒直し、実装 PoC準備 PoC実施 商⽤稼働検討 商⽤稼働 ビジネス システム 基本構成の 確認 PoC環境構築 リリースへ向けて環境の⾒直しと構築 既存システムとの連携 運⽤⽀援 システム ⾒直し 主タスク PoC評価、 課題抽出と 対策検討 PoC評価 <ビジネス> ・PoCの評価 ・課題抽出、対策と優 先度の検討 ・投資対効果の策定 ・コンソーシアム参加企 業策定 <システム> ・PoCの評価 ・課題抽出、対策と優 先度の検討 • ”Think Big, Start Small, Scale Fast” • ビジネスとシステムは必ず両輪で検討 • 基幹システムとの連携も必ず考慮 プレス 89
  • 90. Appendix Blockchain 関連情報 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 90 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 91. • エンタープライズ領域でのブロックチェーン活⽤の、実際の事例での苦労話や 技術ノウハウなどを共有できる、エンジニアのためのコミュニティ • 企業の枠組みを超えたオープンな知識、ノウハウ共有が⽬的 • 資料、動画も公開 • これまでの実施のまとめはこちら • CONNPASSで “Oracle Code Night”グループに登録を︕ Blockchain GIGの紹介 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 91
  • 92. オラクルのブロックチェーンへの取り組み、ブロックチェーン概要ご紹介 Oracle Blockchain Platform 関連情報 ブロックチェーンと Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceのご紹介 https://youtu.be/efUTDWxEMkU Oracleのブロックチェーンへの取り組み https://youtu.be/HZ0Si8Xcz_8 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 92
  • 93. Oracle Blockchain Platform • Oracle Blockchain Platform Cloud Serviceサイト、ドキュメント、事例 • https://www.oracle.com/jp/application-development/cloud-services/blockchain-platform/ • Oracle Blockchain Platform Enterprise Edition サイト、ドキュメント • https://www.oracle.com/database/technologies/blockchain-platform-enterprise-edition.html Oracle Blockchain Platform Cloud Service デモンストレーション動画 Oracle Blockchain Platform 関連技術情報 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 93 Oracle Blockchain Platform Cloud Service の概要紹介(⽇本語字幕) https://youtu.be/wDrYM9ecYz4 Oracle Blockchain Platform Cloud Service の⼀連のデモ、実際の利⽤⽅法(⽇本語) https://youtu.be/IuUrqBQ2bXY
  • 94. Blockchain GIG#9 Hyperledger Fabric(再)⼊⾨ (Blockchain GIG#9) • 資料 • https://speakerdeck.com/gakumura/blockchain-gig-number-9-hyperledger-fabric-zai-ru-men • 動画 • https://www.oracle.com/database/technologies/blockchain-platform-enterprise-edition.html Hyperledger Fabric アプリケーション設計⼊⾨ガイド • 資料 • https://speakerdeck.com/gakumura/ochacafe-number-4-hyperledger-fabric クイックスタートHyperledger Fabric(Blockchain GIG#4) • 資料 • https://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-blockchain-platform20191219-207690184 Hyperledger Fabric 関連 技術ご参考資料 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 94
  • 95. Blockchain Table 関連情報 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 95 ブロックチェーンから⽣まれた技術で、データの耐改ざん性を⾼めるメリットとは︖(2021/4/8実施) 内部不正対応、監査対応、法律規制対応、品質検査対応、脱炭素対応、企業内には様々な⽬的のために、「耐改ざん性が必要」 なデータが存在します。もちろん、すでに様々なセキュリティ対応を実施されていらっしゃる⽅が多いと思いますが、それでもなお、改ざんさ れるリスクにさらされたデータが存在しているのが実情ではないでしょうか。 そのような⾼まる耐改ざん性へのニーズにシンプルに対応するため、オラクルはブロックチェーンの思想からうまれた技術を、Blockchain Tableとしてデータベースに実装し、様々なデータの耐改ざん性と証跡性を、シンプルかつ容易に実現可能としています。 本セミナーではそのBlockchain Tableについて、その⽣まれた背景をユースケースやデモをまじえてご紹介します。 動画 https://go.oracle.com/LP=96105#On-Demand-Webinars-2 資料 https://www.slideshare.net/oracle4engineer/oracle-blockchain- tableoracle-cloud-202148
  • 96. • 【公式ブログ】Blockchain TableによるOracle Databaseのコンバージドデータベースの拡張 • Blockchain Tableの技術的な特⻑およびユースケースの紹介記事 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/blockchain-table • 【公式ドキュメント】 Oracle Database 21cドキュメント • https://docs.oracle.com/en/database/oracle/oracle-database/21/admin/managing-tables.html#GUID-43470B0C- DE4A-4640-9278-B066901C3926 • https://docs.oracle.com/en/database/oracle/oracle-database/21/nfcon/details-oracle-blockchain-table- 282449857.html • 【イベントスライド】 Oracle Databaseの新機能 Blockchain Tableのご紹介 • https://speakerdeck.com/gakumura/oracle-databasefalsexin-ji-neng-blockchain-tablefalsegoshao-jie • 【イベントスライド】 2021/3/17 BlockchainGIG Exhibition • 動画 https://www.youtube.com/watch?v=6ZNLZj-os5Y • 改ざん不能データベース登場の背景とOracle Blockchain Platformのご紹介 https://speakerdeck.com/gakumura/gai-zanbu-neng-detabesudeng-chang-falsebei-jing-to-oracle-blockchain- platformfalsegoshao-jie • Blockchain GIG Exhibition Blockchain Tableセッション資料 https://www.slideshare.net/oracle4engineer/20210317-blockchain-gig-exhibition-blockchain-table Blockchain Table 関連技術情報 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 96
  • 97. • 【ご参考ブログ】Oracle CloudでOracle Database 20c(プレビュー)のBlockchain Tableを使ってみた話 • Blockchain Tableを作成し、基本的な操作をテスト https://bit.ly/34lFSQr • 【ご参考ブログ】Oracle CloudのAlways FreeのATPのAPEXを使って作った我が家の体重管理アプリを、 Blockchain Tablesで改ざんできないようにした • Blockchain Tableを作成し、APEXで操作 https://qiita.com/maato/items/4a43841132074aa35d81 • 【ご参考ブログ】21cのブロックチェーン 表を使ってみる • Blockchain TableにネイティブJSON型(21cで追加)でデータを保存し、APEXから表⽰ https://apexugj.blogspot.com/2020/12/blockchain-table-with-json.html • 【ご参考ブログ】 Blockchain TableにドキュメントのPDFファイルを保存してOracle Textで全⽂検索してみた • https://gakumura.hatenablog.com/entry/how-to-store-files-into-blob-and-use-oracletext-on- blockchain-tables • 【ご参考ブログ】 OracleDBにブロックチェーン︖21c新機能Blockchain Tableとは (アシスト様ブログ、Oracle Database 19c Release Update 19.10への実装) • https://www.ashisuto.co.jp/db_blog/article/oracle-blockchain-table.html Blockchain Tableについての参考Webサイト Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 97
  • 98. Appendix Oracle Cloud Free Tierを使った、Blockchain Tableのテスト Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 98 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates
  • 99. Oracle Cloud Free Tier: Free TrialとAlways Free Copyright © 2020, Oracle and/or its affiliates 99 Oracle Cloudにサインナップいただくと、両⽅が利⽤可能です • https://www.oracle.com/jp/cloud/free/ Free Trial 30 300 + Always Free
  • 100. Oracle Cloudでは以下いずれかのサービスのOracleデータベース上で Blockchain Tableの利⽤が可能です︓ • Autonomous Database • フルマネージド型のデータベース • ワークロードごとに以下のタイプを選択︓ • Autonomous Data Warehouse︓分析ワークロード、データウェアハウス • Autonomous Transaction Processing︓オンライントランザクション処理 • Database Cloud Service • カスタマーマネージド型のデータベース Oracle Cloud Free TierでBlockchain Tableを試⽤する⽅法 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 100
  • 101. • データベースバージョンの制約︓現状、21cバージョンを選択して構築したAutonomous Databaseで のみBlockchain Tableの利⽤が可能です • サービスの制約︓現状、21cバージョンを選択して構築するには以下の制約があります • ①Always Free枠で構築するAutonomous Databaseに限定 • ②Ashburn、Phoenixなどのいくつかのリージョンに限定 • 上記の制約を満たすためには、Free Trial環境としてクラウドテナントをサインアップする際に選択するホー ムリージョン(Home Region)を②に含まれるリージョンにしておく必要があります • 理由︓Always Free枠でのサービスの利⽤はホームリージョン内に限られる、また、サインアップ以降 ホームリージョンの変更ができないため • 以上から、Ashburnをホームリージョンとして指定することを推奨します Autonomous DatabaseでのBlockchain Table試⽤(2021年3⽉時点) Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 101
  • 102. • データベースバージョンの制約︓以下いずれかでBlockchain Tableを利⽤可能です • 21cバージョンを選択して構築したDatabase Cloud Service ←おすすめ • 19cバージョンを選択して構築し、RU19.10アップデートおよび個別パッチ32431413を適⽤した Database Cloud Service • サービスの制約︓Database Cloud ServiceはAlways Free枠で提供されていないため、Free Trial クレジット範囲内での使⽤が必要です • Database Cloud Serviceを試⽤する場合は、リージョンの制約はありません Database Cloud ServiceでのBlockchain Table試⽤(2021年3⽉時点) Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 102
  • 103. Blockchain Tableと通常のテーブルでの基本的な操作の⽐較で耐改ざん性を体験 このシナリオでは… • 通常のテーブルとBlockchain Tableを作成し、品質情報に⾒⽴てたデータを格納する • 両者に対してデータのUPDATE/更新(→改ざん)、DELETE/削除(→隠蔽)の操作結果を⽐較する • Blockchain Table独特の隠しカラムに⾃動的に保存されるデータの有⽤性を理解する サンプルSQLスクリプトシナリオ︓品質情報の保存 Copyright © 2021 Oracle and/or its affiliates 103 QUALITY 製品の品質検査の 結果データを保存する 通常のテーブル QUALITY_BCT 製品の品質検査の 結果データを保存する Blockchain Table ・UPDATE ・DELETE ・UPDATE ・DELETE