非言語コミュニケーション
- 24. さんを 石田 丸裸 Q&A
・ JOCV での経歴、体験談
・ JOCV に応募した動機
・ 帰国後の経歴
・ 駒ヶ根 MAGIC!!
Editor's Notes
- ・ライオン
・郵便ポスト
・たくみさん
- コミュニケーションの第一歩は、送り手が受け手に対して何らかのメッセージを伝達しようと
することから始まる。送り手はさまざまな方法で、自分の伝えたいメッセージを受け手に伝達し
ようとする。しかし、何らかの情報が伝達されただけではコミュニケーションは成立しない。受
け手への伝達が達成されるだけでなく、受け手がその伝達内容を理解して初めて、コミュニケー
ションは成立したと考えることができる。送り手のメッセージを理解できない場合は、受け手は
どこが理解できないのかを、もとの送り手に伝達しようとする。今度は受け手と送り手の立場が
変化する。そして、これを連続して行うことによって、我々は意思疎通や議論といった社会生活
を営むことが可能になるのである。つまり、コミュニケーションの目的は、相手に理解させるこ
とに他ならない。
- 相手に与える影響として発せられるメッセージよりも、その際の表情や口調のほうが強い影響力を持つというもの
実験内容
1.メラビアンが行ったのは、感情や態度(すなわち、好意や反感)の伝達を扱う実験であった。すなわち、一般的な会話や事実を伝える、要望を伝える、指示命令をするなどのコミュニケーションの場合は当てはまらない。
2.メッセージの送り手が、“どちらとも取れるメッセージを送った状況下”での実験であった。
メラビアンが実験で確かめたかったのは、「視覚」「聴覚」「言語」で矛盾した情報が与えられたときに、人はどれを優先して受け止め、話者の感情や態度を判断するのか?ということ。そして、その結論は、「好き嫌いなどの感情的なコミュニケーションを取る場合、言っていることと声のトーンやボディランゲージに矛盾がある時、人は、言っている内容よりも、声のトーンやボディランゲージで表現されているものを信じる。」
例えば、「笑いながら叱る」とか、「浮かない表情で褒める」とか。⇒前者は、話し手が笑っている以上「叱りの言葉」よりも「笑い」が優先され、聞き手は反省しない。⇒後者は、浮かない表情の与える印象が強く「褒め言葉」が伝わらず、聞き手は落ち込む。
- ノンバーバルコミュニケーションの例
①「身体動作」:身振り、姿勢、表情、視線、瞬目、瞳孔反応など、体の動き
②「身体特徴」:スタイル、頭髪、皮膚の色、体臭、容貌など
③「接触行動」:自分や他人の体に触れる行動、スキンシップなど
④「近言語」:発話に伴う形式特徴、音声の音響学的特徴、泣き・笑い、間投詞など
⑤「プロクセミックス」:近接学 空間の認知、対人距離、パーソナルスペース、なわばりなど
⑥「人工物の使用」:化粧、洋服、装飾品など
⑦「環境」:建築様式、インテリア、照明、標識、温度など。「環境」