データ管理に重要なことは
事業と組織の理解だった
Data Engineering Study #11「6社のデータエンジニアが振り返る2021」
株式会社MonotaRO IT部門 データ基盤グループ 吉本 直人
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2021.12.13
© 2021 MonotaRO Co., Ltd. All Rights Reserved.
● “データ管理を推進するために
今年やってきたこと”を振り返った
● うまく行かなかった原因を探る中で、
自社の事業と組織の理解が重要だった
● 事業と組織構造を踏まえた上で
来年何をTryするか
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発表内容
● 名前:吉本 直人(よしもと なおと)
● 2020年2月にMonotaRO入社
○ BigQueryを中心としたデータ基盤の構築・運用
○ 好きなGCPのサービス:Cloud Asset Inventory
● 採用広報(編集)もしています
○ “モノタロウ ブログ” で検索すると
noteとはてなブログがでます!
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自己紹介
データ管理を立ち上げた2021年
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詳しくは10月に実施した
イベントのスライドを
見てね!
● 定義の集約管理とデータ活用推進のため、
データ管理にフォーカスする体制を構築
● 他社事例を参考に、データ基盤グループで
Looker導入とDWH構築を実施
結果どうだった?
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導入/構築は進んだ! が想定以上に工数がかかった
● データ基盤メンバーはデータ仕様がわからない...
○ コミュニケーションコストの増大
● 業務側からもらったクエリとシステム側
のデータ仕様にミスマッチがある
○ 検証して仕様の合意を取りに行く...
振り返りを行う中で事業と組織を見てみることに
モノタロウの事業
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● 主にBtoBを対象とした間接資材のEC
● 在庫を持ち、物流、商品採用、商品開発なども
自社でやっている
○ 単一事業だが、ドメインが複数にまたがる
■ データがBtoCサービスに比べて
レコード数は少ないが、テーブル数は多い
● 2000年創業(今年で21年)
● 2021年の売上が1,800億超を見込んでいる
● 売上成長率が10年連続で約20% (3年半で2倍)
システムの移行、刷新を
定期的に実施
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モノタロウの事業
組織構造
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● ドメインに沿った組織構成になっている
○ 2021年12月現在、単一事業ながら12部門ある
○ ナレッジが特化的になりやすい
管理
サプライ
チェーン
物流 IT
EC
システムエ
ンジニアリ
ング
海外事業
マーケ
ティング
CX
マネジ
メント
商品 商品開発
エンタープ
ライズビジ
ネス
カスタマー
サポート
参考:https://corp.monotaro.com/organization.html
商品管理システム
エンジニア
● ドメインが幅広く、要件が複雑なため必要な知識
も異なる→ナレッジが局所化しやすい
○ 事業全体のデータ仕様の把握が困難
○ とはいえ分析時にはクロスドメインで集計を行う
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事業と組織を理解してわかったこと
商品の仕入単価は
こう入っているよ
受注のデータは
こう入っているよ
過去に受注した商品の
仕入単価は〇〇を集計
したらとれるよ
分析官
受注システム
エンジニア
データ基盤
なんか集計結果
が変だよな...
①
② ③
ドメイン毎にエンジニアと業務担当者を
巻き込めるプラットフォームを作る
● エンジニアがDWHの構築/運用に主体的に貢献できるよう
な仕組みの整備
○ dbtを使ってSQLのみで品質の高いDWHの構築/運用
● システム側と業務側で相互に
コミュニケーションをとるための体制づくり
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データ基盤の2022年
● K: データ管理の第一歩として
  Looker導入とDWH構築を実施した
● P: 想定以上にリソースを使った
○ 自社の事業や組織を理解せずに他社事例を
参考にするとうまくいかなかった
● T: DWH構築だけでなく、
 プラットフォームづくりを行う
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まとめ
やることがありすぎて人が足りない!
もっと事例を出していきたい!
採用やってます!
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データ管理に重要なことは事業と組織の理解だった(Data Engineering Study #11 発表資料)