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プログラミング必修化と魔法学校
- 2. ©2018 AMG Solution inc. 2
プログラミング必修化の背景
目先の解決策ではなく、社会的な課題の根本解決を目ざす
Webエンジニアを
はじめとする、
IT人材の不足
- 3. プログラミング必修化の目標
©2018 AMG Solution inc. 3
①IT人材の育成
②プログラミング的思考の育成
プログラミング的思考とは?
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せ
が必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせ
たらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した
活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力
(文部科学省での定義)
- 7. おすすめポイント③
©2018 AMG Solution inc. 7
意欲を引き出して
自然な形で
繰り返し学習できる
自走型学習サイクル
LESSON PARTSTORY PART
【動機形式】
ストーリー&謎解き
【実践学習】
実力試し
【導入学習】
スキルレッスン
【反復学習】
メインレッスン
Editor's Notes
- お疲れ様です。
わたしは「プログラミング必修化と魔法学校」というタイトルで話をさせていただきます。
最近話題になっているので、みなさんご存知だとは思いますが、
プログラミング教育が2020年度から、小学校で必修化されます。
まずはその背景と、目標を紹介します。
- プログラミング教育の必修化を推進する背景として、WebエンジニアをはじめとするIT人材の不足があります。
経済産業省が発表した、IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によると、
2020年に36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足すると予測しています。
今回のプログラミング必修化は、目先の解決策ではありませんが、
社会的な課題の根本解決を目指すものとして実施されることになりました。
- そして、プログラミング教育の必修化には、2つの目的があります。
1つが今後不足することが予想される「IT人材の育成」。
もう1つが、IT業界にとどまらない普遍的な力である「プログラミング的思考の育成」です。
プログラミング的思考については、文部科学省で次のように定義されています。
要約すると、物事を論理的に考えたり、目的を達成するための手順を明確に描いたり、知識や情報を整理したりする力を指します。
小学校ではプログラミングそのものを扱うことはありませんが、中学・高校では授業内で扱いますし、
プログラミングとは何なのか、どのようなものなのかを知るために、小学生のうちからプログラミングを体験しておくといいと思います。
- そこで、今回は、ディズニーのプログラミング学習教材である、「テクノロジア魔法学校」をおすすめしたいと思います。
あのディズニーが、プログラミング教材を提供しているということにまず驚き、興味を持ったのがきっかけで、
体験版が9/30まで無料キャンペーン中ということで、実際に体験してみました。
体験談を交えながら、テクノロジア魔法学校について、紹介していきます。
まずはおすすめするポイントを3つ紹介します。
- おすすめポイント1つめは、「3つの分野を複数のプログラミング言語で総合的に学べる、クロスカテゴリ型カリキュラム」です。
プログラミングやインターネットの入り口に立つのに最適な「JavaScript」「HTML/CSS」「Processing」「Shader」の
複数のプログラミング言語を用いて、「Webデザイン」「メディアアート」「ゲーム制作」の3つの制作テーマを学習できます。
複数の言語と3つの制作テーマを横断的に学習することで、一つの学びから沢山の応用が生まれるという実感を伴った、
プログラミングへの深い理解とモチベーションを醸成するカリキュラムとなっています。
- おすすめポイント2つめは、紙教材や書籍、動画を使った従来の学習方法と比べて○子供も大人も興味と自信と集中力をより維持できて○より深い理解を得て○学習速度は5倍以上にになる方法として、「3秒ステップ・バイ・ステップ式」の対話型オンライン学習システムです。
学ぶべきトピックだけを適切に小出しにすることで「夢中になってプレイしていたら知らず知らずのうちにとても多くの情報量を学んでいた」
という状態を生み出しています。
- おすすめポイント3つめは、意欲を引き出して自然な形で繰り返し学習できる「自走型学習サイクル」です。
魔法学校を舞台とした重厚なストーリーや謎解きが学習する目的を設定し、
1レッスン 5〜10分程度で終了するスキルレッスンをクリアすると、メインレッスンが受けられるようになり、
メインレッスンをクリアするごとに物語に関係のあるディズニー作品のポストカードが届きます。
そして、ストーリー上の関門を突破するために、習得済みの魔法を実践的に使用する実力試しがあります。
プログラミング=魔法という世界で、RPGのようにプログラミングを楽しく学習できるサイクルとなっています。
- こちらは実際に体験版を行った時の画面です。
このように、プレビュー画面、ヒント画面、コーディング画面の3画面があり、
サポートキャラクターのミーミルが説明をしてくれます。
レッスンパートでは、入力内容を丁寧に教えてくれるので、難しいことはありませんでした。
実際に入力した内容をすぐにプレビュー画面で見ることができ、
子どもやプログラミング初体験の人でも楽しく学習できるなと感じました。
実力試しでは、実際にコードを書いたり、どのコードを使うか?など、考えさせられることもあり、
実践的な力が身に付けられるなと感じました。
ちなみにこのレッスンでは、「ellipse」関数で円を作り、色や大きさを変えてみたり、マウスの動きについてくるようにする体験をしました。
- 最後におさらいです。
・プログラミング必修化の背景にはIT人材不足がありました。
・プログラミング的思考の育成のため、プログラミング必修化が実施されます。
・こうした動きがある中で、子どもにプログラミングへ興味を持ってもらえるような教材を提供することが必要不可欠です。
わたしたちSEにも、プログラミング教育へ貢献していくことが必要だと感じました。
ちなみに弊社AMG Solutionでは、おやこものづくり体験という機会を設けています。
こうした活動をよりよく、積極的に関わっていきたいと思いました。