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テーマ・プラグイン 公開のススメ WordCampTokyo2012

  1. WordCampTokyo 2012 テーマ・プラグイン 公開のススメ 無料公開のメリットとマネタイズ
  2. 自己紹介
  3. 名前:石川栄和 Twitter : @kurudrive 愛知県のあま市(名古屋の西隣)で ベクトル という会社をやっています。 WordPressを使ってウェブサイト制作を しながら生きています。
  4. テーマ・プラグイン作ってます テーマ:BizVektor(ビズベクトル) プラグイン:VK Block Editor
  5. このセッションの内容
  6. テーマを無料配布していると・・・ こんなに高機能なのに本当に無料なの? 何で無料なの? ご存知の通り、WordPressでは 無料でテーマやプラグインが 沢山配布されてます。
  7. このセッションの内容 • 開発の経緯 • BizVektorテーマとは • どうして無料なの? • 具体的なマネタイズ • テーマ配布の効果 • テーマやプラグインを作ってみよう • 宣伝しよう • まとめ
  8. 開発の経緯
  9. 起業したての方や 個人事業主など小規模案件への対応
  10. つまり
  11. 予算が無い! 既存のテーマで対応するしかない
  12. 既存のテーマの問題点 • 多すぎて探すのに時間がかかる。 • 海外のテーマはそもそも英語なので 修正箇所が多くて時間がかかる。 • 企業サイトとして使えるのが少ない。 • 画像編集やテーマファイルの編集な どはコストがかかる。
  13. 従来のテーマでは どんなに頑張っても それなりに作業時間がかかるので、 安く作るにも限界がある。 もっと簡単にサイト構築を実現する テーマが必要
  14. ホームページ作成講座用に 受託で作ると制作費用が合わない。 作成講座でもやって自分で作って貰おう! 画像編集やテーマファイルの編集箇所が多い。 簡単とは言えない 管理画面から全て完了する必要がある。
  15. テーマファイルの共通化 運用していると・・・ FacebookのOGPやSNSのパーツ対応要望、 仕様変更への対応など 確かに必要なのはわかる、でも作業費は・・・ 1案件だけならまだしも・・・ 企業情報などをテーマ個別に直接記入するので はなく、DB管理にする事でファイルを共通化し たい。
  16. 自作するしか・・・
  17. 企業サイト向け レスポンシブウェブデザインの WordPress用テーマ。
  18. BizVektorテーマの特徴 ・テーマファイルを触る事なく、 管理画面からの設定だけで企業サイトが完成する。 ・企業サイトに徹底的に最適化した構成 ・レスポンシブウェブデザイン ビズベクトル 検索 bizvektor.com
  19. どうして無料なの?
  20. 逆に有料販売する?
  21. ライセンスの問題 WordPressはGPL GPL GPLの解釈にもよるし、 有料販売の是非は実際 よくわからん・・・。
  22. 品質保証の壁 有料ならば当然それ相応の 品質保証やドキュメントの整備を しなければならない。 リリースが遅れる。 先を越される可能性。
  23. 「Done is better than Perfect」 完璧を目指すより まず終わらせろ とにかく、早いことが大事。 完璧なものでなくてもいいから、出せ。
  24. 売れるの?どうやって宣伝するの? 知名度が無いので宣伝コストがかかる。 既に沢山テンプレートを出して実績のあるデベロッパーが有料販売するなら まだしも、知名度が無いので宣伝コストがかかる。 無料テーマが溢れてるのによくわからん企業の 有料テーマなんてなかなか買わない。
  25. 無料配布のメリット
  26. お金を掛けなくても認知させ易い。 モノさえ良ければtwitterやfacebook などを通じて拡散され易い。 【無料】と書いてあると とりあえずクリックされやすい。 BizVektorは今の所有料の広告掲載は一切していま・・・ WordCamp東京のスポンサー料払ってました・・・
  27. 広告チャンネルの構築 一度使ってもらえれば、 それを経由してお知らせを流せる。
  28. ユーザーの管理画面に告知 公式サイトで告知 ・facebookページでフィードを流す ・ダッシュボードにお知らせが表示されるようにする ・設定画面に広告を掲載する などなど
  29. 広告塔になる! 次のサービスや 有料化への足場が出来る!
  30. 覚えて貰える WordPress関連のイベントに出席しても、 名刺交換する人が多すぎて覚えられない。 普通に会って名刺交換しただけ → 他にも沢山の人に会うので、 その中の一人なんて覚えて貰えない。 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺 名刺
  31. イベントが終わると じょにーデザイン事務所 いしかわ じょにー 〒000-0000 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯ 誰だっけ・・・ (=w=;
  32. LTで登壇したり、名刺交換の時に 「●●●テーマ(プラグイン)作ってます。」 って言うと覚えてもらいやすい。 め組テーマのデジタルキューブさん ケータイプラグインの池田百合子さん 確認画面付き問い合わせフォームプラグインの『確認さん』こと堀家さん ContactForm7の三好さん BizVektorの石川さん / BizVektorの中の人 覚えて貰えると・・・ 交流が深まる! 困った時もアドバイスが貰いやすい!
  33. ブランド構築(会社・事業主) あの有名なテーマ・プラグインを作ってる人 (会社)なら信頼出来そう。 本当の実力はさておき、技術力が高いように 『見える』ので、仕事が来やすくなる! 指名で来る仕事は無茶な要求は少ないし、 不毛な価格競争をしなくて良いので やりやすい。
  34. テーマ名に社名を冠しているのは ブランド構築のひとつ。 配布しているテーマが自社のプロダクトの全てではないので、 テーマ名だけでなく社名も覚えて貰いたい。
  35. ブランド構築(個人) 就職・転職の際、 エントリーシートに書ける! 実際リリースしているモノはさておき、「WordPressのプラグ インやテーマを公開している」と書いてあると、エントリーシート から“デキる人”そうなオーラが発せられる。 こいつはデキるヤツっぽそうだ! 冗談はさておき、やはり自発的に何かを開発・公開 WordPressのプラグイン するような積極性について、少なくとも弊社は大い ◯◯◯◯を開発・配布 に評価の対象にします。
  36. 仕事の種になる 配布テーマ・プラグインの カスタマイズ案件 利用企業が大きくなって リニューアルする時に声がかかる
  37. 被リンク獲得 テーマなどで自社サイトへのリンクを 設定すれば被リンクを獲得出来る。 SEO対策 Powerd by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology. まぁSEOとしてどれだけ効果があるのかは微妙ですが、 普通にクリックされる事も多いです。
  38. メリットまとめ • 拡散・認知されやすい • 広告チャンネルの構築に繋がる。 • 覚えられやすい。知名度が上がる。 • 企業・個人のブランディングになる。 • 仕事の種になる。 • 被リンク獲得してSEO効果も得られる。
  39. 具体的なマネタイズ BizVektorの場合の参考例
  40. アクティベーションプラグイン 管理画面にベクトル及びBizVektorからの お知らせが表示されたり、公開サイト側にも フッターにコピーライトが表示される。 消す事は制限していないが、 本体のバージョンアップをガンガンかけるので、 毎回修正しないといけない。 広告やコピーライトを非表示にする アクティベーションプラグインを販売 実際には出来ているのですが、アップデートの際の扱いなど検討の為ずっと販売保留中・・・
  41. 拡張テーマ 拡張デザインを選択出来るプラグインの販売 無名の有料テーマにはお金を出して貰うのは 難しいが、実績のあるテーマで評価されていれば 購入される確率は格段に上がる。 無料版を配布して有料版を用意しているプラグインも多い。 WPTouchなど
  42. Penetrate 受注案件多忙につき scene 開発保留中・・・
  43. マルチサイトによるASPサービス ブログサービスみたいに、 オンラインで申し込みして、 そのままウェブサイトが作れる ASPサービスによる課金 受注案件多忙につき構築保留中・・・
  44. ブランドによる受注/ 設置代行/カスタマイズサービス BizVektorを無料配布する事によって 得られた知名度による新規受注や、 BizVektorの設置代行・カスタマイズ
  45. テーマ配布の効果
  46. 覚えがめでたくなりました! 「BizVektorの人」として定着 地元以外の地域に行っても、 「BizVektor使ってます」 と声をかけて貰える。 沢山宣伝いただいています m(_ _)m
  47. 受託案件の増加 BizVektorの公式サイト経由による、 新規WordPress案件の問い合わせ・受注 BizVektorの設置代行、カスタマイズ依頼
  48. いい事ばかりじゃありません。
  49. デメリット 不毛な問い合わせも多い・・・。 「コピーライトの消し方を教えて下さい。」 おまえは何を言っているんだ(=w=? 不具合報告に対する対応も結構手間・・・。
  50. 作ってみよう
  51. どんなものを作ればいい? ・自分が必要なもの ・みんなが必要なもの
  52. プラグインの作り方 functions.phpに書くコード... それは既にプラグイン! 例) 管理画面の「投稿」画面で、カスタムフィールドを 表示しないようにするコード function remove_default_post_screen_metaboxes() { // カスタムフィールド remove_meta_box( ‘postcustom’,‘post’,‘normal’ ); } add_action('admin_menu','remove_default_post_screen_metaboxes');
  53. 別のファイルに書いてアップ! plugin-sample.php プラグイン識別用の記述 /* Plugin Name: ★プラグイン名★ Plugin URI: ★プラグインの説明サイトURL★ Description:★プラグインの説明★ Version: ★バージョン★ Author: ★作者名★ Author ★作者ウェブサイトURL★ License: GPL2 */
  54. plugin-samplephp /* Plugin Name: ★プラグイン名★ Plugin URI: ★プラグインの説明サイトURL★ Description:★プラグインの説明★ Version: ★バージョン★ Author: ★作者名★ Author ★作者ウェブサイトURL★ License: GPL2 */ function remove_default_post_screen_metaboxes() { // カスタムフィールド remove_meta_box( ‘postcustom’,‘post’,‘normal’ ); } add_action('admin_menu','remove_default_post_screen_metaboxes'); /wp-content/plugins にアップロード!
  55. いろんな機能をつけたり 改良したくなる 楽しくスキルアップ出来る!
  56. 宣伝しよう
  57. 説明サイトを作る 面倒ですが・・・ やはり使い方などを説明するページは 必須だと思います。
  58. ソーシャルメディアで拡散 王道ですが、twitterやfacebookに。 ここで「◯◯◯の作者」というブランドをもってして、 WordPressコミュニティの有名な方と顔見知りになれていたりすると、 応援リツイートいただきやすくなります。 とっても助かります m(TーT)m クオリティあってのお話。 とは言え、 まずはいいものを作りましょう!
  59. イベントでLTなどに登壇! WordPressユーザーが集まる イベントのライトニングトークなどで、 積極的に話しましょう! 実際に話す事で プロダクト、顔、名前を より覚えて貰えます。 Photo by @lilyfanjp
  60. 公式ディレクトリ登録 メリット 管理画面から簡単にインストール& 自動更新出来るのは魅力! 世界中の人に使って貰える! デメリット 英語が・・・(=w=; はじめてやるといろいろ面倒・・・ 登録方法参考 http://wpgogo.com/development/wordpress-plugin-directory.html
  61. プレスリリース 有料のプレスリリース・・・ と言うより、モノが良ければ紹介して貰えるので、 いろいろ当たってみるのもありかも。 WordPress系の記事を書いている 有名なブロガーさんなど。 紹介していただけるとかなり強力な 威力を発揮します。 ウェブ制作関連・WordPress関連の記事で有名なKACHIBITO.netさんに 掲載依頼をした結果、紹介していただけたおかげでブレイク。 ※個人的に反省するべきところもあったのですが、くれぐれも失礼のないように依頼す る事、紹介に値するクオリティまでブラッシュアップしてから依頼しましょう。
  62. まとめ
  63. テーマやプラグインを公開すると 技術力が上がる 仕事が増える 仲間も増える 社会・コミュニティ貢献 良い事ばかり!
  64. どんどん作って公開しよう! m9つ>w<)ノ
  65. 最後に
  66. WordPressコミュニティの皆様には、 本当に沢山宣伝していただいたり、 技術面でもサポートいただくなど、 多くの支援を頂いています。 この場を借りてお礼申し上げます。
  67. ご清聴ありがとうございました。
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