Design and Innovation Consulting firm "kurimimi"が最低限必要とする能力を育成するための、トレーニングプログラムです。

1. kurimimi
トレーニングプログラム
Design & Innovation Consulting Firm
Training program

2. 観察力
分析力
集中力
抽象力 地力内省力
理解力
構造把握力
構成力
主観／客観力
質問力
行動力
見る力
考える力 出す力
発想力
kurimimiに
求められる能力

3. プログラムを行うにあたって
能力とは
「分析力」や「構造把握力」など、能力は言葉で示すだけでは自分の思い込みで評価しがち。
自分の考える最大限が、世の中における最大値とは違うことを認識し、可能性を制限しないようにする。
まずは自分が出来ると思っていることも一度強ばりをほぐしてあげる必要がある。
たとえどんな人でも「成長」や「良い議論」などには素直さが重要なので
この教育プログラムを正面から実行できなければチームとして仕事はできない。
素直になること
と考え、その数や距離を常に高めていく。
「発想力がある」 「たくさんの遠い距離の幅広い概念を組み合わせられる発想力がある」→

4. プログラム１. 自分の立ち位置を把握する
① 「好き」に引っかかるものを書けるだけ書き出す
② 「嫌い」に引っかかるものを書けるだけ書き出す
③ 図書館の隅々を歩き興味を持った本を片っ端から見て
自分が何に興味を持つのかを明らかにする
④ 過去の自分を振り返り、選択の傾向を見つける
CHECK
Date.
嫌い好き
興味がある
興味がない
⑤ 今の自分がいる場所に傾向が適用できるか検証する
⑥ 今後の選択を予測する
「好き」と「嫌い」は「興味がある」の軸上
にある。「興味」という枠組みで大きく捉え
ることで自分の性質が見えてくる。
do ポートフォリオを作る
point
自分をいかに伝えるか工夫してポートフォリオを作る 一人では難しいので対話から導く

5. 最低限のスキルをまとめて伸ばす
・純粋に楽しむ、発見した喜びを人に伝える
→好奇心を解放する
３
日
１
週
間
１
ヶ
月
３
ヶ
月
６
ヶ
月
１
年
Date.
・見る力ー考える力ー出す力
最低限必要なスキルをまとめて伸ばす
見る力
考える力 出す力
do 発見を人に教える
point
対象をどんなふうにみるか、そもそも対象に気づく事ができるか、
その情報からどんなことを読み取れるのか、どんな推論を展開し結論を出すのか、
それが自分にとってどんな意味をもつのか、どんな変化を起こしたのか、どんな新しさがあったのか
どうすれば相手が自分の言いたい事を正確に理解してくれるのか、どうすれば魅力的に伝える事ができるのか。
単純だけど簡単じゃない
プログラム２.

6. point
本質的な視点を手に入れる
④読み終わった後、結局何が伝えたかったのか、
自分にとってどんな価値があったのか（何を得たのか）を考える
②逐次、考えたことをメモする
本とは関係ない考え事になってもとことん考え事を突き進める
①本の途中（区切り）で、それまでどんな話だったか要点を思い出す
本の選択 〜解釈ではなく本質を
・見栄や偏見のある（感情論なども）ものは避け、純粋さを重視
→言葉遣いなど所々に見られる
例えば「○○の最も優れた一つである」のように、断定しない・メモするときの記号を決めておく
本と関係ないことは別の紙にメモする
プログラム３.
３
日
１
週
間
１
ヶ
月
３
ヶ
月
６
ヶ
月
１
年
Date.
・しおりを使わない
→中断して再度開いたときに振り返るきっかけになる
do
③気になる文章を抜き出す
どうしてそこが気になったのか理由も考える
推奨本リスト
『思考の整理学』(ちくま文庫)
『窓ぎわのトットちゃん』(講談社文庫)
『辺境から世界を変える』(ダイヤモンド社)
『経済ってそういうことだったのか会議』(日経ビジネス人文庫)
『私たちにたいせつな生物多様性のはなし』(かんき出版)
『ニッポン・プロダクト』(美術出版社)
『カタツムリが食べる音』(飛鳥新社)
『青い光が見えたから』(講談社)
『スティーブ・ジョブズ』(講談社)
『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』(講談社)
『コミュニティ・デザイン』(学芸出版社)
『ゼロからトースターを作ってみた』(飛鳥新社)
『ファッションデザイナーの創作スケッチブック』
(スペースシャワーネットワーク)
✔ ️
本を読む
・どこに根拠があるのかを考える（憶測の場合もあるから）

7. 頭の中の言葉の流れをスローペースに
整理する力を高める
①頭に流れる言葉を口語体でメモをする
→うまくまとめようとしないで素直に吐き出す
②手持ち無沙汰のとき、音楽やテレビに逃げない
考え事（テーマ）を先に進めたり、新しい発見を探す
③ささいな感覚を言語化する、感情分析をする
④自分の話した人との会話を振り返り再生する
プログラム４.
３
日
１
週
間
１
ヶ
月
３
ヶ
月
６
ヶ
月
１
年
Date.
do 頭の声を聞く
point
・つらく考えこまず、なるべく冷静に。
実は、頭の回転が早いというのは、
・引き出しを開ける反射速度が速いこと
・丁寧な論理的積み上げができること（その推論の速度が速いこと）
からなっている。
!
がむしゃらに頭の中に流れる言葉のパーツを速く流しても繰り返し
同じ場所を辿ったり、立っている場所を見失ったりして無駄が多く
結果的にはいつまでも質の高い推論ができない。
頭の中で流れる言葉の速度を遅くしても文章として成り立つことを
意識することで思考を無駄になぞったり迷走することがなくなり、
的確に論理を積み上げることができるようになる。
頭の中で話言葉と同じように文章を作り上げることができるように
なれば、自然とその機動力や瞬発力もあがってくる。
また自問自答ができ、常に誰かと議論をしているのと同じになる。