Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

20170911 API Meetup Tokyo #21

1,619 views

Published on

API Meetup Tokyo #21 〜金融イノベーションとAPI〜で発表させていただいた資料です。
https://api-meetup.doorkeeper.jp/events/64354

Published in: Technology
  • Be the first to comment

20170911 API Meetup Tokyo #21

  1. 1. API Meetup Tokyo #21 〜金融イノベーションとAPI〜 「事例で理解する。 レガシーモダナイゼーションを下支えするAPI」 2017/9/11 NTTデータ 正野勇嗣 https://api-meetup.doorkeeper.jp/events/64354/
  2. 2. 自己紹介 • NTTデータ 第三金融事業本部 入社13年目 • 国内4業態(信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク)の協同 組織金融機関がお客様 • 好きなもの • Java(7年ほど社内FW/IDEのR&Dと普及展開していました) • ログ/統計をずっと見ること(スレッドダンプ/TCPダンプ/実行計画) • 文字を書くこと(マイナビさん ITSearch+) • レガモダ http://www.bcm.co.jp/site/2015/05/ntt-data/
  3. 3. 今日お話したいこと • API(とレガモダ) • レガシー/MFと関係あるの? • レガシー? • 古くからシステムの特徴(MFとオープンは言葉からして結構違う) • マイグレーション? • やり方は色々ある • APも全て作り直す -> リビルド(再構築) • 安く -> 単純ハード更改 • APIとして提供すべき機能とは? • その先は?
  4. 4. 今日お話ししないこと • API(の技術的な部分) • リアクティブ/クラウドネイティブ • ツール/ライブラリ • OAuth2/Swagger/Kibana/Zipkin/Prometheus • MSAのいろは
  5. 5. 目次 1. DX/デジタル 2. APIを取り巻く環境(事例と基幹系の歴史) 3. レガシーモダナイゼーションの7つの手法から2つ紹介 • リインタフェース • リドキュメント • (+リビルド) 4. APIの事例と今後 • APIマーケットプレイス • 共同組織のAPI
  6. 6. API・レガモダの話に行く前に、 外せないキーワードとして、 DX・デジタルの話をします レガシ ー API DX
  7. 7. DX • DX(Digital Transformation) • Information Technology and the Good Life • Prof. Erik Stolterman, Umea Univ, 2004 • ITの浸透が人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる http://www8.informatik.umu.se/~acroon/Publikationer%20Anna/Stolterman.pdf
  8. 8. DXの例 • Uber Eats(’16/9/29〜) • レストランの料理をUberに登録された配達員が配達 • これまで配達を行っていなかったレストランの料理を自宅で楽しめる • Trips(’16/11/17〜) • Airbnb • 「体験(Experiences)」「スポット(Places)」といった機能 • Tripsは旅に関わる様々な機能 • 例)「体験」:東京での盆栽ツアーなどその土地ならではの体験が楽し める • 体験型のサービスは他にも「仕事旅行」「tabica」「asoview」など
  9. 9. デジタルビジネス • ガートナーの定義 • 「仮想世界と物理的世界が融合され、モノのインターネット (IoT) を通 じてプロセスや業界の動きを変革する新しいビジネス・デザイン」 • SMACSを中心としたデジタル技術を組み合わせてビジネス創生 • Social service • Mobile • big data Analytics • Cloud • Security • +AI/IoT
  10. 10. 作らない・持たないビジネススキー ム • 作らない • APIエコノミー • Uberの「配車API」とFoursquareの連携 • 持たない • シェアリングエコノミー • 個人の住宅を民宿として貸し出すAirbnbの「民泊」 • ’17/8/29 民泊新法 来年6月施行へ 届出により年間180日まで • クラウド
  11. 11. APIエコノミーとは ぐるなび アプリ 新宿駅周辺の座標 新宿駅周辺の地図 会計システム Foursquare Uber 配車依頼 配車結果 システム・ビジネス プログラム 凡例 「プログラム間」から「システム間」へ マイクロサービス 集計 プログラム 加算 プログラム 2、3 5 集計サービス 配車サービス Uber Google Map 地図サービス レシート情報 1ヶ月の支出金額 画面 プログラム 会計アプリ APIで繋ぐ対象を単なる「プログラム」ではなく、「システム」「ビジネス」 とすることで、素早く新たな価値を生み出す経済圏(エコノミー)を生み出す https://news.mynavi.jp/itsearch/article/devsoft/2182
  12. 12. 参考:MSA vs SOA REST /API Gateway SOAP/WSDL /ESB/BPEL 中央集権分散統治 サービス化 MICROSERVICES SOA • これまでもSOAというキーワードでサービス化(API化)は語られてきました • SNS、Google Map APIやTwitter API等、外部のシステムとサービスを通じて深く連携し ていく時代 https://news.mynavi.jp/itsearch/article/devsoft/1598
  13. 13. 目次 1. DX/デジタル 2. APIを取り巻く環境(事例と基幹系の歴史) 3. レガシーモダナイゼーションの7つの手法から2つ紹介 • リインタフェース • リドキュメント • (+リビルド) 4. APIの事例と今後 • APIマーケットプレイス • 共同組織のAPI
  14. 14. ビジネスを実現する上でDX/デジタルは欠かせない存在 例えそれがレガシー・基幹系の領域であっても ここからは、APIを取り巻く環境について説明します。 Fintech/法改正などの外部環境も見逃せません。 基幹系の歴史的経緯の部分も踏まえて説明します。 MF オープ ン化 クラウ ド化 API API API
  15. 15. APIを取り巻く状況 1. クラウド化・オープン化 • ’17/1三菱UFJが全面クラウド化を発表(AWS)※1 • 富士通MF -> Linux(静岡銀行)※2 2. API化(オープンAPI) 一. Fintech企業 • 会計・家計簿ソフト × API 二. 法律 • ’15/10/8 欧州委員会がPSD2を採択 ※3 • 口座へのアクセス(XS2A:Access to Account)API公開義務化 • ’17/5/26 改正銀行法が参議院で可決・成立 ※4 • API公開努力義務化 ※3 http://europa.eu/rapid/press-release_IP-15-5792_en.htm?locale=en/ ※4 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/052500990/ ※2 http://www.fina-sol.com/handbook/bank/core/core-regional/ ※1 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/022400847/
  16. 16. MFは終わる? • 安定性・既存資産等から一定の規模は残っていく MF オープン クラウド MF オープン クラウド
  17. 17. API公開の流れは基幹系も例外ではない Twillio 通話・SMS API Airbnb 民泊ビジネス GoogleMaps API 基幹系 APIs Foursquare お店検索ビジネス ビジネス Apigee APIs Twitter API プリミティブ 決済API 残高照会 API安定 高速ビジネスそのものを APIとして利用 APIを束ねて プラットフォーム化 マネーフォワード 会計アプリ Uber 配車ビジネス
  18. 18. 基幹系更改の歴史とAPIの関係 • 三次まで:フルスクラッチ(再構築・リビルド)が多かった • 第三次オンラインの頃で10MStep弱程度 • ポスト三次以降:バブル崩壊後システム延命が多く見られる • 合併(メガバンクなど)に伴う片寄せなども多い • 地銀などでは共同化が進展 • API(リインタフェース)は基幹系を太らせない方法論の一つ • 随所で大規模更改真っ最中 • DX × レガシーモダナイゼーション = ? ’60 ’70 ’80 ’90 ’00 ’10 ’20 一次 二次 三次 ポスト 三次 合併 共同化 レガモダ/DX
  19. 19. 参考:科目単位のAP構造 • 一次オンラインでは科目単位でのみ取引 • 二次オンラインにてCIFによる科目間連携処理を実現 預金 融資 日計為替 顧客 管理 CIF 連携 • CIF(Customer Information File)
  20. 20. 参考:CMFデータ構造 • 第三次オンラインにてCIF方式からCMF方式に変更 • ファイル数が少ない方が高性能という論理 • この頃外為や情報系も登場 CMF 預金 為替 CIF 融資 顧客 預金 為替 融資 • CIF(Customer Information File) • CMF(Customer Management File)
  21. 21. コスト制約 • 100億〜数千億 • 東京スカイツリー7基分(日経コンピュータ8月17日号) • ⇨リビルド(再構築)を選択できる企業は限られている • 費用を抑える例:ハードウェアやOS/ミドルウェアの保守切れ対 応のみを行う「リホスト/単純更改」
  22. 22. 目次 1. DX/デジタル 2. APIを取り巻く環境(事例と基幹系の歴史) 3. レガシーモダナイゼーションの7つの手法から2つ紹介 • リインタフェース • リドキュメント • (+リビルド) 4. APIの事例と今後 • APIマーケットプレイス • 共同組織のAPI
  23. 23. DX、APIエコノミー、オープン化、クラウド化、Fintech、法改正 MFの歴史、莫大なコスト これらを踏まえ やっとですが、システムを確実・安全に更改するための レガシーモダナイゼーションについてお話しします。 巨大な システ ム 高齢化 退職 システムの 寿命・延命 COBOL PL/1 JCL DX ビジネススピード 加速
  24. 24. レガシーシステムの課題 AP仕様 AP構造 HW/OS/M W プログラム 言語 • 巨大化に伴う分業化 • 新規開発した際は「規模」が小さく、全体仕様を 把握できていたが、機能追加等で「分業化」が進 み「AP仕様全体」を把握している有識者が減少 • AP構造スパゲッティコード化 • 機能追加の繰り返し • テストのないコード • COBOL技術者の減少 • サポート期限から、HW/OS/MW更改が必要 • ハード部材の確保、ソフトのEOL
  25. 25. システムのどこにアプローチするか AP仕様 AP構造 HW/OS/M W リファクタリング リドキュメント リホスト /単純更改 プログラム 言語 リライト リプレイス リインタフェース リビルド
  26. 26. レガシーモダナイゼーションの7つの手法 No. 手法 目的 概要 1 リドキュメント ・システムの可視化 リエンジニアリング手法により古いドキュメントを再構築 2 リインタフェース ・新規ビジネスへの対応 HW/OS/MWから、APまで既存資産を極力生かし、 API/SOA技術などを用いてフロント画面部分のみ刷新 3 リファクタリング ・保守性の向上 APの仕様は変えずにコードの見通しや、処理効率の改善 4 リライト ・技術者(Javaなど)の確保 ハードウェアやOS/ミドルウェアを刷新し、 APの仕様を変えずにJavaなどの別の言語で再構築 5 リホスト /単純更改 ・HW/OS/MW保守切れ対応 HW/OS/MWを刷新し、APを極力そのまま載せ替え。 AP再構築に関わるコストを極力かけない 6 リプレイス ・アウトソーシング SaaS/ASP/パッケージなどを用いて既存資産を置き換え 7 リビルド (再構築) ・保守性の向上 ・HW/OS/MW保守切れ対応 ・新規ビジネスへの対応 ・技術者(Javaなど)の確保 ハードウェアやOS/ミドルウェアから、 APの仕様も含めてまで全て見直して再構築
  27. 27. リインタフェース • <目的> • 新規ビジネスへの対応 • <概要> • HW/OS/MWから、APまで既存資産を極力生かし、API/SOA技術な どを用いてフロント画面部分のみ刷新
  28. 28. メンテナンス領域の拡大に伴う課題 ノンコア 業務 初期構築 保守運用 今後 (APIエコノミー) :理解が深い :理解が浅い 凡例 コア業務攻めのIT • 有識者の確保・品質の担保
  29. 29. ノンコア 業務 理解が深い (API化) 攻めのIT API呼出 :理解が深い :理解が浅い 凡例 コア業務 メンテナンス領域の局所化 初期構築 保守運用 今後 (APIエコノミー) • 攻めのITとして必要な業務部分はAPI化し外出し • コア業務のインタフェース部のノウハウは蓄積
  30. 30. アプローチ <どうやってAPI化するか> • Step1:MonolithをAPI公開 • Step2:API Gatewayパターン • OpenCanvas • 非機能の集約 • 基幹系連携 <どの部分をAPI化するか> • Step1:切り出す業務の特定(どうやって?) • Step2:そもそも業務がどういう仕様になっているかを把握しているか • リドキュメント/リエンジニアリング
  31. 31. Microservice Architecture(Martin FowlerGuardianの例) Monolith AP 業務A 業務 B 業務C Microservice AP 業務D A P I A P I • 新しい機能をマイクローサビスで構築する際、既存のMonolith APIを活用 • スポーツイベントの特設サイトのような一過性のイベントサイトを構築する際に有効 • Webサイトを構築する際は高生産性が期待できる言語を用いて開発 • イベント終了後削除するのも容易 • 金融機関の事例も:マーケティング用のサイトを構築。数ヶ月/週間にて削除 当初Monolith で構築 既存のMonolith APIを活用
  32. 32. 参考:Monolith Architectureの課題 本番 開発 ビルド デプロイメント Monolith AP 開発 ステー ジング 本番 業務A 一枚岩単位での ハード増強 A 業務 B 業務C B C A B C A B C A B C 修正時 一枚岩単位の 再ビルド 画面 ロジック DB 画面 ロジック DB 画面 ロジック DB
  33. 33. ビルド 参考:MicroService Architectureの利点 本番 Microservice AP Microservice AP Microservice AP 業務A 業務 B 業務C 開発 ステー ジング 本番 開発 ステー ジング 本番 開発 ステー ジング 本番 A A A C C C B B B C 業務単位での ハード増強 業務単位で 再ビルド 画面 ロジック DB 画面 ロジック DB 画面 ロジック DB 開発 デプロイメント
  34. 34. API Gatewayの位置付け • OpenCanvas 各種API注2ならびにAPIの管理機能等を備え、「ANSER」が持つ本人認 証機能や金融機関システムとの接続基盤を活用する信頼性の高いクラ ウドサービスとなります。 金融機関は「OpenCanvas」を利用することで、Fintech関連技術を有 する企業と各金融機関サービスを、APIを通じて連携させることが可 能となり、新たなFintechサービスを、効率的かつスピーディーに提供 可能となります。 http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/051201.html
  35. 35. 非機能の集約 監視 製品情報 API レコメンド API レビュー API 集約DB API API コンシューマ 流量 制御 セキ ュリ ティ 監視 流量 制御 セキ ュリ ティ 監視 流量 制御 セキ ュリ ティ 監視 流量 制御 セキ ュリ ティ API コンシューマ 製品情報 API レコメンド API レビュー API 集約DB API API Managem ent 監視 流量 制御 セキ ュリ ティ API Gateway無し API Gateway有り
  36. 36. • 場合によってはAPI Gatewayに業務ロジック・業務データを配置 • 攻めのITを実現するスピーディーな開発を実現 勘定系業務の一部外出し ノンコア 業務 理解が深い (API化) 攻めのIT :理解が深い :理解が浅い 凡例 コア業務 API Gateway 勘定系
  37. 37. どの業務を外出しするか https://advancedbankingsystem.wordpress.com/2014/02/28/[スクープ]みずほの次期システムはマルチベン-2/ 預金 対外 接続 融資 情報系日計為替 信託証券 生損保 • CRM • SFA • DWH • BI 顧客 管理 外為 • 全銀 • 統合ATM • ANSER • CAFIS ノンコア業務コア業務 • クラウド化 • オープン化 • API化
  38. 38. 本部・営業店 ① 顧客から ② 営業店から ③ 外部システムへ データセンター アクセス経路 TM ATM HUB 勘定系 • 預金 • 為替 • 融資 情報系 • CRM • SFA • DWH • BI 外部システム 全銀 統合ATM ANSER CAFIS 顧客 PC 周辺系
  39. 39. 勘定系 • 預金 本部・営業店 • 勘定系の一部業務 • 外接、周辺系、及びSoE領域 データセンター コア業務領域の巻き取り TM ATM HUB 外部システム 全銀 統合ATM ANSER CAFIS 顧客 PC API Gate way 情報系 • CRM • SFA • DWH • BI 周辺系 • 為替 • 融資
  40. 40. データセンター 勘定系 • 預金 • 為替 • 融資 • 自前のIBだけでなくFintech企業等のアプリからの経路有 • ウェブスクレイピングの課題 • 画面仕様変更に弱い • 認証のためにID/Passを渡す必要有り • API接続へ方式が移行されつつある 顧客からの3種類の経路 HUB 顧客 PC API Gate way 情報系 • CRM • SFA • DWH • BI 周辺系 Fintech企業 アプリ IB ウェブスクレイピング API接続
  41. 41. • IBのHTMLを解析し、アプリに表示するデータに変換 参考:ウェブスクレイピング <html><head> <title>入出金照会画面</title> <body> <table> <tr><td>日付</td><td>種別</td><td>金額</td></tr> <tr><td>9/10</td><td>入金</td><td>200</td></tr> <tr><td>9/11</td><td>出金</td><td>100</td></tr> ※後略 日付 種別 金額 9/10 入金 200 9/11 出金 100
  42. 42. リドキュメント • <目的> • システムの可視化 • <概要> • リエンジニアリング手法により古いドキュメントを再構築
  43. 43. レガシーモダナイゼーションの7つの手法 再掲 No. 手法 目的 概要 1 リドキュメント ・システムの可視化 リエンジニアリング手法により古いドキュメントを再構築 2 リインタフェース ・新規ビジネスへの対応 HW/OS/MWから、APまで既存資産を極力生かし、 API/SOA技術などを用いてフロント画面部分のみ刷新 3 リファクタリング ・保守性の向上 APの仕様は変えずにコードの見通しや、処理効率の改善 4 リライト ・技術者(Javaなど)の確保 ハードウェアやOS/ミドルウェアを刷新し、 APの仕様を変えずにJavaなどの別の言語で再構築 5 リホスト /単純更改 ・HW/OS/MW保守切れ対応 HW/OS/MWを刷新し、APを極力そのまま載せ替え。 AP再構築に関わるコストを極力かけない 6 リプレイス ・アウトソーシング SaaS/ASP/パッケージなどを用いて既存資産を置き換え 7 リビルド (再構築) ・保守性の向上 ・HW/OS/MW保守切れ対応 ・新規ビジネスへの対応 ・技術者(Javaなど)の確保 ハードウェアやOS/ミドルウェアから、 APの仕様も含めてまで全て見直して再構築
  44. 44. N字モデル • V字型開発モデルの前段部分を補完した開発 • 復元フェーズを新設 復元フェーズ 開発フェーズ
  45. 45. リエンジニアリング • プログラムから自動生成し易いのはPDレベル • 上流成果物:自動生成+有識者ヒア 復元フェーズ 開発フェーズ • 処理設計書(PD) • 業務設計書(BD) • 機能設計書(DD)
  46. 46. リエンジニアリングツール • TERASOLUNA Reengineering※1 • 「ソースコードから設計書を生成するソリューションです。現行 システムを正確に素早く分析します。 • これによって、お客様業務・システムの正しい理解や課題の発見 を助け、お客様と共にあるべき姿を描きます。」 • z/OS Connect※2 • 「あらゆる z/OS 資産に到達するための、安全で信頼性の高い高 速コネクターを提供」 • COBOL、PL/I、C などに対応 ※1 http://www.terasoluna.jp/product/tool/reengineering.html ※2 https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS7K4U_8.5.5/com.ibm.websphere.wlp.nd.multiplatform.doc/ae/cwlp_zconnect_overview_dup.html
  47. 47. TERASOLUNA Reengineering ※1 http://www.terasoluna.jp/product/tool/reengineering.html
  48. 48. z/OS Connectによる変換イメージ • 既存資産をINPUTにREST APIを構築 PC 勘定系AP • COBOL • PL/I • C • など API Gateway z/OS Connect JSON バイナリ https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS7K4U_8.5.5/com.ibm.websphere.wlp.nd.multiplatform.doc/ae/cwlp_zconnect_overview_dup.html http://conferences.gse.org.uk/attachments/presentations/ZrFzUz_1477992660.pdf
  49. 49. 参考:Feature Location • ソースコードから対象の機能が実装されている箇所を検出 • API化箇所の特定補助 • コスト制約から、全てをリビルドするのではなく、部分的な変更に とどめる ノンコア 業務 コア業務 API Gateway http://www.cs.wm.edu/~denys/pubs/JSME-FL-SurveyCRCV1.pdf https://www3.nd.edu/~cmc/papers/armaly_icsme16ind.pdf
  50. 50. 参考:プロセスマイニング • 実行ログを解析し、以下の単位で利用頻度を集計 • 「メソッド」 • メソッドを集約した「機能」 • データが流れる量から正常系と異常系を識別 • API化の優先順位づけに利用
  51. 51. 目次 1. DX/デジタル 2. APIを取り巻く環境(事例と基幹系の歴史) 3. レガシーモダナイゼーションの7つの手法から2つ紹介 • リインタフェース • リドキュメント • (+リビルド) 4. APIの事例と今後 • APIマーケットプレイス • 共同組織のAPI
  52. 52. • API化の課題を踏まえ、事例を中心に紹介します • 昨今主に語られてきているのは①顧客API • 今後の方向性 • 今後は②本部営業店APIへ • 様々なシステムとの連携③を集約 勘定系 • 預金 本部・営業店 データセンター TM ATM HUB 外部システム 全銀 統合ATM ANSER CAFIS 顧客 PC API Gate way 情報系 • CRM • SFA • DWH • BI 周辺系 • 為替 • 融資 ② ① ③
  53. 53. 再利用の課題 • 生産性を高める手段として、自動化と再利用が挙げられます <再利用をする際よくあること> • パッケージ製品を採用したがお客様の要求により変更多発 • 予めAPIを用意していたが結局使われなかった • 用途に合わず使えない・共通化できない • 細かいライブラリ部品が多すぎて理解できない 再利用しやすい形態・粒度とは?
  54. 54. Credit Agricole • フランスの銀行 • CA Storeと呼ばれるAPIマーケットプレイス • REST API • https://www.creditagricolestore.fr/castore-data-provider/docs/V1/rest.html • 更新/参照系 • 入出金、口座照会など
  55. 55. CA Store REST API一覧
  56. 56. Credit APIドキュメント
  57. 57. Fidor Bank • ドイツの銀行 • REST API • http://docs.fidor.de • 例: • POST /sepa_credit_transfers • Send money to another bank account through SEPA
  58. 58. Fedor Banking API
  59. 59. BBVA • スペインの銀行 • BBVA API Marketと呼ばれるAPIマーケットプレイスを’17/5に開放 • https://www.bbvaapimarket.com/products • 8つのカテゴリ • Customers (authenticated users to recover key profile data to enhance engagement levels) • Accounts (access key account data and enhance your financial management services) • Cards (integrate pre-authorized bank card data and improve your ecommerce potential) • Payments (third party apps to offer money transfer services to pre-authorized users) • Loans (consensual access to customers pre-approved loans and conditions) • Notifications (real time notifications of operations performed in BBVA by pre-authorized users) • Business Accounts (download the account statements of your business customers) • PayStats (dive into BBVA cards purchase data and drive your business intelligence)
  60. 60. BBVA API MARKET
  61. 61. Citibank • アメリカの銀行 • 「Citi Mobile Challenge」というオープンイノベーションの取り組みの中でバンキングに関わ るAPIを提供 • https://developer.citi.com • 7つのカテゴリ • Customer (access their profile information.) • Accounts (access their account summaries in an innovative way) • Cards (manage their credit and debit cards while overseas) • Money Movement (move money across accounts and institutions) • Onboarding (Tap into the power of Citi acquisitions partner services) • Authorize (access to their account data for more streamlined transactions) • Pay with Points (use points to cover purchases with statement credits)
  62. 62. Capital One • アメリカの銀行 • https://developer.capitalone.com/products/ • 4つのカテゴリ • Bank Account Starter(BETA) • Credit Offers • Rewards • SwiftID
  63. 63. Capital One DevExchange
  64. 64. メガバンク • みずほ • Fintech共通API(API Connect) • API Meetup #17 • 三菱東京UFJ • MUFG{APIs} • BizSTATION API • 振込申請API 会計ソフト(freee) • リテールAPI • 三井住友 • ミライハッカソン • 個人向け残高照会・入出金明細API http://www.smbc.co.jp/news/j601339_01.html http://www.smbc.co.jp/mirai_hack/ https://bizstation.bk.mufg.jp/info/170424.html http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1703/13/news050.html https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20170523release_jp.pdf http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1702/02/news016_2.html http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1060883.html
  65. 65. 地銀など • 千葉銀行 • 「かんたん口座照会」 • SBIネット銀行 • 自動貯金アプリ(finbee) • 浜松信金など • 「アプリバンキング」 http://www.fina-sol.com/news/104148.html https://finbee.jp http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/011900.html
  66. 66. 事例まとめと今後 • REST APIとしてSwaggerライクな仕様公開 • Payment系以外のカテゴリも多数存在 • 海外事例だと更新系も多い • 国内でもハッカソン等のイベント限定等での動きが活発に • データ整合性・トランザクションの担保 • 個人顧客向けアプリ等の提供形態が多い • ⇔営業店向けAPIの動きは?(次頁以降) • マネタイズ • APIマーケットプレイス(国内版CAStore)(次頁以降)
  67. 67. 地銀などは共同化の流れ (≒パッケージ化) • 地銀共同 • BankingWeb21 • PROBANK • NEXTBASE • じゅうだん会/Chance/Flight21 • BankVision • BeSTA/BeSTA Cloud/MEJAR/STELLA CUBE • その他 • JAバンク:JASTEM • 労働金庫:R1 • 信用金庫:SBI21/信金共同など http://www.fina-sol.com/handbook/bank/core
  68. 68. 共同システムの特徴 • 意思決定に関する特徴 • 要不要が分かれる • 金融機関固有の自由な機能追加 • DX対応にも遅れを取りたくない • 要不要が分かれない • 法対応は安く済ませたい • 簡易に機能を選択できるスキーム • 共同システム版、業態横断APIマーケットプレイス? • TSUBASAアライアンス
  69. 69. 再利用の粒度と範囲に関する方向性 • より効率化のため、定型的な複数オペレーションを束ねる • より自由度を求め、基幹系資産へのプリミティブなAPIを拡充 A共同システム B共同システム Cメガバンク パッケージ オペレーション × n オペレーション CRUD プリミティブ API マーケットプレイス ベンダー提供パッケージ 広 狭
  70. 70. コスト制約からシステム全体を対象としたリビルドは困難 リドキュメント(N字モデル)を活用しつつ、 対象業務を選定(コア・ノンコア)API Gateway化 Fintech APIを中心に事例が出つつある 銀の弾丸はない(1986 フレデリック ブルックス) No Silver Bullet - essence and accidents of software engineering まとめ
  71. 71. ご静聴ありがとうございました
  72. 72. 参考資料 • オープンAPIのあり方に関する検討会報告書(2017/7/13, 全銀協) • https://www.zenginkyo.or.jp/news/detail/nid/8261/ • システム再構築を成功に導くユーザガイド(2017/1/31, IPA/SEC) • http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20170131.html • API接続チェックリスト(試行版)(2017/6/28, FISC) • https://www.fisc.or.jp/isolate/?id=919&c=topics&sid=356 • 進化する銀行システム 24時間365日動かすメインフレームの設計思想 • https://www.amazon.co.jp/進化する銀行システム-24時間365日動かすメインフレームの設計思想- Software-Design-plus/dp/4774187291/
  73. 73. AIM 参考:MFのシステムアーキテクチャ • AIMアーキテクチャ(Web3層モデルとの比較) TM VTAM IDCM DCMS DBMS RDB NDB オンライン AP バッチ AP データ層 アプリケ ーション層 プレゼンテ ーション層通信制御層
  74. 74. 参考:MFのアプリケーション構造 • 科目単位の構造 • 科目の振り分けを行う層 • 科目内ではテンプレートメソッドパターン • 入力チェック • DB更新 • 出力編集 • など
  75. 75. 参考:標準化の動き • API仕様の標準化 • BIAN(Banking Industry Architecture Network) • API仕様記述の標準化 • OAI(Swagger) • 通信仕様の標準化 • 全銀XML • 2020年を目処に国内送金指図について固定長電文の廃止
  76. 76. 参考:WebSphere z/OS Optimized Local Adapters WebSphere Optimized Local Adapters (or "WOLA") is a high-speed memory-to- memory transfer technology function provided with WebSphere Application Server for z/OS. It provides an excellent mechanism for communicating between WAS z/OS and other systems such as CICS, IMS and Batch programs. WOLA first came available in 7.0.0.4 and has been enhanced several times since then. With the release of WebSphere Liberty Profile z/OS 8.5.5.2, WOLA is also supported for use with Liberty Profile z/OS servers. See below for documentation on that functionality. http://www-03.ibm.com/support/techdocs/atsmastr.nsf/WebIndex/WP101490

×