呂布、陳門に戟を射て仲裁す
- 2. 第 10 集 轅門射戟(呂布、戟を射止めて劉備と袁術の仲裁をする) 4/3 更新
―「3時間で~」第 10 話参照
チャプター① 弓に矢をつがえた人物が映し出される。その人は最後に矢を放
つ~
チャプター② 許都。曹操が「劉備と呂布を防ぐ手だてはないか」と参謀らに
尋ねる~
チャプター③ 徐州。劉備が黄色い手紙(詔書)を読んだ後、
「袁術を討つぞ」と
言う~
チャプター④ 呂布、参謀の陳宮の前で大笑いする~
チャプター⑤ 寿春。袁術が部下紀霊の前で怒り出す~
~陳宮に言いくるめられた呂布、すぐに娘を袁術の許へ嫁がそう
と決意。
③元々呂布が嫌いな張飛、 呂布の前
で傲慢な態度を見せる。それに対
して呂布も張飛を目の敵にし、彼
のことを「どんぐり眼(中国語で
“環眼賊”)」とののしる。ところ
がそう言っている呂布自身、結構
目をカッと見開いてセリフを喋っ
ていることが多い。
これはこの役者さんの癖なのだ
ろうが、何となく矛盾しているよ
うに感じられた。
また、劉備が留守の時、呂布に夜襲をかけられ、劉備の家族を見捨てておめお
めと一人逃げ出した張飛、劉備にあわせる顔がない。思い余って自害しようと
すると、劉備はそれを止め、涙ながらに「兄弟とは手足のようなもの。妻子と
は衣服のようなもの。衣服は捨てれても、手足は切れない。(だから死んでく
れるな)」と言った。
なかなかの美談だが、よくよく考えてみると、この発言、妻子は捨てられると
言っているみたいなものだ。うーん、封建的! まあ、大昔の話だから仕方な
いか~