課題深掘り

1. 「ダブルケア」の課題に
踏み込む! その②
※アーカイブズにその①があります。
２０１７．7月後半の重点テーマ

2. 「ダブルケア」への関心の高まり
•ダブルケアの課題への関心が高まってい
ます。
※厚生労働省が行った調査によると、「ダブルケア（晩
婚化と出産年齢の高齢化により、育児と介護に同時に携
わる際の負担等の問題）はあなたにとって身近な問題だ
と思いますか」という設問に対して、全国の 40 歳以上の
男女の半数近くが「思う」または「どちらかというとそ
う思う」と答えています。

3. 前回のホワイトボードへの記入状況

4. 「ダブルケア」を想定している??
晩産カップルにおける子育てと親の健康・介護問題 ～晩産女
性の３人に１人が、子どもが小学生以下の時期に親の健康・
介護問題を経験～ 妻が 35 歳以上で出産した40～50 代既婚男女
へのアンケート調査(第一生命経済研究所)より
妻が 35 歳以上で子どもをもった40～50 代の晩産カップルのう
ち、子どもの誕生に際して「子育ての期間中に家族に介護が
必要になるかもしれないこと」を意識していた人は、女性で
12.6％、男性で 3.5％に過ぎません。

5. なぜ介護が「想定外」な出来事なのか①
•内閣府の推計では、全国にダブルケに直
面している人は少なくとも約253,000人い
るとされています。
•ソニー生命の調べでは、介護は「誰の身
にも起こり得る普通のこと」との約7割が
認識しています。

6. なぜ介護が「想定外」な出来事なのか②
•なのに、なぜ想定外になってしまうのか??
•仮説としては、起こることは想像してい
るが、「いつ」起きてくるかが想像でき
ないのではないでしょうか。

7. 介護が必要となってくる年齢
厚生労働省「介護保険事業状況報告（暫定）（平成28年9月）」
総務省「人口推計（平成28年9月確定値）」
要介護者の発生率

8. ダブルケアの仮説
•出産・子育てに対してはライフデザインに組
み込みやすい。
•介護に関しては、起きることは想定できるが、
いつ起きるかが想定しにくい。
⇒そのため、ダブルケアの課題は、いかに介
護問題に準備しておくかではないでしょうか。

9. まだまだありそう「ダブルケアの課題」
•しかし・・・介護が必要となるライフデザインだ
けでなく、介護費用がどれくらいかかるのかとい
う想定も必要です。
•もしかしたら他にもあるかも知れませんね。
⇒再度、ダブルケアの課題について思うことを
ホワイトボードに書いてください!