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1. 「健康寿命」に踏み込む!
２０１８．３月後半の重点テーマ
続編

2. 「健康寿命」とは？
平均寿命が目覚しく延び、単に寿命が長いだけで
なく、健康で長生きであることを示す指標を
2000年 WHO(世界保健機関)が提唱した
つまり
「健康に生きている期間」＝
「健康で自立して暮らすことができる期間」

3. 平均寿命と健康寿命の差が縮まらないとどうなる？
→平均寿命と健康寿命の差は約 男性９年、女性12年
年金、介護、医療などの社会保障は現役世代（20歳～64歳）
2.4人で一人の老齢者（歳65以上）を支える「騎馬戦型」
不健康な期間がのびると、介護費用、医療費用が膨大なる
2050年に、現役世代1.2人で1人を支える「肩車型」
自立した幸せな人生は、日本の社会を維持していくこと
⇒健康寿命をのばして平均寿命との差を縮めることが重要！

4. そもそも健康とは
WHO(世界保健機関）：オタワ・バンコク憲章に健康とは？
ヘルスプロモーションによると・・・
医薬や薬によって創られるのではなく、人々が生活する場
⇒家庭・学校・職場・地域・余暇など愛を持って創られて
いる場にある
人権(Human Right)を前提とした上で、健康権(Health Right)を認めること
健康とは人権である！

5. WHO(世界保健機関）：オタワ・バンコク憲章
ヘルスプロモーションの考え方
Quality of Life（生活や人生の質）=の向上とは？
新しい健康づくりの取組み

6. 健康かどうかは個人に責任がある？
•
•
•
⇒だから病気になる？！
日本の発想はアメリカを参考にしているので自己責任、
あなたがタバコを吸うからガンになるという論調。
国の責任ではないから、規制・法制度が遅れる。
ヨーロッパ的発想は 自己責任＜公的責任 健康は人権である

7. アメリカ的健康観とヨーロッパ的健康観の違い
アメリカ的発想
・自己責任
・個人のライフスタイルつくり重視
例えば道路整備で言えば、
穴埋めする発想、リスクマネージメント
ヨーロッパ的発想
・健康は人権である→公的責任
・社会・環境つくり重視
例えば道路整備で言えば、
美化する発想、ハピネスマネージメント
穴
埋
め
道路
両方のアプローチが大切

8. •限られた条件の中で、一生懸命生きようとする姿
に健康がある。Health for ALL
Q『タバコを吸うとガンになるからやめてほしい』
A:人は禁止や制限に反発してしまうので、そのまま
言っても効果がない。言い方を変えてみるなど伝え
続けてみては。。。
Q『お金がかかる病人にとっての健康とは』
A:病気や障がいがあっても生き生きと
生きること！

9. あなたは健康に暮らすために何をしますか？
あなたにとって健康的な行動を具体的に
ホワイトボードに書いてください。