2019 05-05のLILO/東海道らぐオフラインミーティングで発表した資料です（一部修正済み）

1. 榎 真治 (shinji.enoki@gmail.com)
in LILO/ 東海道らぐオフラインミーティング
2019-05-05 This work is licensed under a Creative Commons
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アジアカンファレンスについて
-LibreOffice Asia Conference 2019 を例として -

2. 自己紹介：榎真治
● LibreOfficeプロジェクト立ち上げ時に参加(2010-)
● LibreOffice日本語チームメンバー(2011-)
● The Document Foundationメンバー(2014-)
● TDF認定マイグレーションプロフェッショナル

3. アジアカンファレンス
● グローバルカンファレンスと国別カンファレンスとの間
● アジアは地理的に大きい
● 東アジアだけなら近いが...
● GNOME.Asia Summit, openSUSE.Asia Summitなどは
毎年開催

4. なぜ開催するか？(想像)
● コントリビュータやユーザ同士の交流
● ナレッジのシェア
● お祭り的な意味も
● 地域的には
● グローバルカンファレンスは遠い
● 国ごとのカンファレンスは、国を越えた交流になりに
くい

5. LibreOffice Asia Conferenceの目的
● ナレッジ・ノウハウの共有
● CJKなどの地域の課題の共有
● 交流やコントリビュータのモチベーションの向上
● 貢献者やユーザを増やす

6. LibreOffice Asia Conference 2019
● 初めての開催を東京で
● そもそもLibreOfficeでは、ヨーロッパカンファレンスや
その他の地域カンファレンスもない
● グローバルカンファレンスのみだった（年1回ヨーロッ
パ）

7. LibreOffice Asia Conference概要
● 日時：2019/05/25(土)-26(日)
● 場所：サイボウズ株式会社 東京オフィス
● 参加するメンバ：台湾、韓国、インドネシア、中国、イ
ンド、アルバニアなど
● LTは5/14まで受付中
● https://conf.libreoffice.jp/

8. LibreOffice Asia Conference 2019
● 1日目：セミナー3トラック
● https://libojapan.connpass.com/event/127969/
● 2日目：ビジネスワークショップとハックフェスト
● https://libojapan.connpass.com/event/128782/

9. 開催までの経緯：日本では毎年国内イベントを開催
● 2013. 2：LibreOffice mini conference
● OSC東京のコミュニティ企画トラック
● 2014. 6：LibreOffice mini conference
● ここから単独イベント
● 2016. 1：LibreOffice mini conference
● 2016.12：LibreOffice Kaigi 2016
● 2017.10：LibreOffice mini conference
● openSUSE.Asiaと一緒に
● 2018. 5：LibreOffice Kaigi 2018

10. 開催までの経緯2
● 最近は台湾や韓国など交流が増えてきた
● 2017: miniconf: openSUSE.Asia Tokyoと一緒に
● 2018:Debconfに参加：LibreOfficeメンバで晩御飯
● 2018: COSCUP/Gnome Asia/openSUSE.Asiaに参加
● LibreOffice Asia Community Meetup
● ミートアップでAsia Conもありではという話をした
● 2018:LibreOffice Meetup in Fukuoka 2018
● OSC福岡の翌日。台湾や韓国から参加

11. Debconf2018でのLibreOffice勢ディナー

12. LibreOffice Asia Community Meetup

13. COSCUP 2018 日本コミュニティブース

14. 九州LibreOffice勉強会: LibreOffice Meetup in Fukuoka

15. アジアカンファレンスの面白さ
● 東アジアだとCJKの問題など協力しやすい
● 近いので行きやすい：ヨーロッパやっぱり遠い
● タイムゾーンも近い
● フルスペックでない国際カンファレンスが出来る

16. 国際カンファレンス運営
● 全体的には国内イベントとそれほど変わらない
● 会場確保とスピーカーの参加が大事
● 国際カンファレンスならでは
● VISAサポート
● 食事：ハラル・ビーガン対応
● 観光ツアー：どこに行くか迷う
● 旅費サポート（金額が大きくなった）

17. まとめ：イベントまだ終わっていませんが...
● opneSUSE.Asia Summit2017でスタッフした経験は役
にたっている
● Asiaカンファレンスということで、コミュニティ内では
それなりに盛り上がり
● 手間は国内カンファレンスよりかかる（特に慣れない部
分）