2016/10/23 伝道館礼拝

1. 「本当の神と本当の王」
使徒の働き 12:1-25
使徒の働きシリーズ_20

2. 今回の章の流れ
• 本当の神の御子であり、王である
キリストの使徒として派遣された
ペテロを神が救われる
• ユダヤの王が自分を神だと考え、
神が裁かれる

3. 使徒の働きの折り返し地点
• イエスの十字架からおよそ16年
が経過
• ヘロデ・アグリッパ１世は44年
に死亡
–前半はエルサレムとユダヤの地を
中心に
–後半はそれ以外の場所で

4. エルサレムのクリスチャンたち
• ペテロを筆頭に彼らは、イエスが
正当なユダヤ人の王で、救い主で
あるキリストと教え始めていた
• この地上の王が彼らを止めようと
したが、本当の王が偽物の王を止
めた

5. ペテロの危機
• ヤコブに伝言「他の場所に」
–次の朝には逃亡者扱い
–教会に居場所を教えると彼らにも
危険
–彼がいない間にリーダーシップを
ふるえる人としてヤコブを選択
–ルカが場所を知らなかった、教え
たくなかった、重要ではなかった

6. 初代教会の有様
• 宗教を始めるような完璧な人たち
ではなく、真剣でありながら、半
信半疑な信仰を持った人たちの集
まり
• もし、これが宗教を始めるための
作り話であれば、教会とペテロの
間抜けなやり取りは書かない

7. 当時の人たちの考え方
• ペテロでさえ、神の働き方に慣れて
いなかった
–現実だとは思わなかったのは、そのよ
うなことが当時でも普段でも使徒たち
の間でありえないことだったから
–人は死んだら、肉体の復活を体験する
まで霊・御使いの状態でいる
–当時でも死んで霊になることを復活と
は呼ばなかった

9. アグリッパ一世の死
• ヨセフスが記録
–カイザリヤで祭りの日に
–フクロウの幻を見て死を悟る
–腹部に激しい痛みを覚え、五日間
苦しんだ後に死ぬ

10. 福音の前進
• 正義が勝って、悪が負けた話では
なく、イエスがまことの神が用意
された救い主であり、正当なイス
ラエルの王であり、イスラエルの
民と世界の全ての人に救いを与え
ることができる方である真理をだ
れも止めることができない

11. 最後に（1/3）
• 使徒の働きのパターン
–イエスの証人たちが何も悪を働い
ていないのに、不当に扱われる
–福音を語り続け、神に信頼する
–神が彼らを救い出し、彼らの無実
を証明し、福音の言葉を前進させ
る

12. 最後に（2/3）
• 祈りとは自分たちが欲しいものを神
に求めることではなく、神の計画の
中で欠けているいるものを満たして
くれるように祈るもの
–その答えは、必ずしも自分たちの期待
していた形と同じわけではない
–けれども、神は必ずその欠けていると
ころを神の知恵と力によって満たす

13. 最後に（3/4）
• 神の計画は人間には理解不可能で
あり、神が絶対にしないといけな
いことはない
–なぜ、ヤコブは処刑され、ペテロ
は解放されたのか
–なぜ、番兵たちが処刑されること
を許されたのか

14. 最後に（4/4）
• 神の働きは、人間の歴史と同時進
行に動いている
–人が勝手にしていると思われる出
来事の背後には神がすでに働かれ
ている
–神の知らないところで何一つ起ら
ない