写実主義しゃじつしゅぎと
その小説家
坪内逍遥つぼうちしょうよう
二葉亭四迷ふたばていしめい



          2012年1月5日
坪内逍遥つぼうちしょうよう
坪内逍遥つぼうちしょうよう
1859年~1935年
岐阜県ぎふけん生まれ
非常に多くの江
戸の戯作げさくを
読んでいた
坪内逍遥つぼうち しょうよう
1859年~1935年
東京帝国ていこく大学
政治経済科
坪内逍遥つぼうち しょうよう
1859年~1935年
東京帝国ていこく大学
政治経済科
友人の影響
西洋文学に夢中
小説
英文学の評論
ひょうろん critical essay
芸術げいじゅつの価値かち
芸術げいじゅつの価値かち
西洋     高
芸術げいじゅつの価値かち
西洋     高

日本     低
芸術げいじゅつの価値かち
 西洋    高

 日本    低
日本の芸術の価値を
高める!
小説=芸術
啓蒙思想けいもうしそう
政治小説
戯作げさく
小説=芸術
啓蒙思想けいもうしそう
政治小説
戯作げさく

         反対
功利主義こうりしゅぎ
功利主義こうりしゅぎ
政治的利用
功利主義こうりしゅぎ
政治的利用
儒教じゅきょうConfucianism
道徳どうとく moral
功利主義こうりしゅぎ
政治的利用
儒教じゅきょうConfucianism
道徳どうとく moral
 芸術は実用の技ではない
小説=芸術
「小説の主脳しゅのうは人情にん
じょうなり、世態せたい風俗ふうぞく

はこれに次つぐ」
写実主義しゃじつしゅぎ realism
人間の内面の感情を
そのまま書く。
写実主義しゃじつしゅぎ realism
人間の内面の感情を
そのまま書く。

普通の人の複雑な内面を
正確に写す
坪内逍遥つぼうち しょうよう
1885(明治18)年
『当世書生気質』
とうせいしょせいかたぎ
『小説神髄』
しょうせつしんずい
『小説神髄』
しょうせつしんずい

小説の理論(写実主義)
小説の具体的な書き方
『当世書生気質』
とうせいしょせいかたぎ

写実主義しゃじつしゅぎに基もとづ
いて書かれた

江戸の戯作げさくのような書き
方の中に「小説」の書き方を
少しずつ入れている。
『当世書生気質』
とうせいしょせいかたぎ

服の様子から登場人物とうじょ
うじんぶつの生活を推測すいそく


顔の様子を詳くわしく書いて、
性格を判断はんだん
功利主義こうりしゅぎ
儒教じゅきょうConfucianism
  道徳どうとく moral
功利主義こうりしゅぎ
儒教じゅきょうConfucianism
  道徳どうとく moral

     写実主義
  しゃじつしゅぎ realism
功利主義こうりしゅぎ
儒教じゅきょうConfucianism
  道徳どうとく moral

     写実主義
  しゃじつしゅぎ realism

 人間の内面を書く
二葉亭四迷ふたばてい しめい
 1864~1909
東京生まれ
学生時代にロシ
ア語を学ぶ
ロシア文学に興
味を持つ
1886(明治19)年

 文学で仕事をしたい
1886(明治19)年

 文学で仕事をしたい

    逍遥を訪ねる
逍遥
逍遥
彼と私とがまるで正反対だった
ことが私にとっては自己の欠陥
けっかんをてらす鏡になった。
1886(明治19)年~1889(明治22)年

『浮雲』うきぐも
逍遥の指導で書き始める。
『浮雲』うきぐも
写実主義しゃじつしゅぎの小説
『浮雲』うきぐも
写実主義しゃじつしゅぎの小説
言文一致体げんぶんいっちたい
『浮雲』うきぐも
写実主義しゃじつしゅぎの小説
言文一致体げんぶんいっちたい
話し言葉に近いことばを使って
書くこと。
ロシア文学の翻訳の中で
小説家を続けなかった四迷
ロシア語教師・英語教師
小説家を続けなかった四迷
ロシア語教師・英語教師
役人
小説家を続けなかった四迷
ロシア語教師・英語教師
役人
実業家
小説家を続けなかった四迷
ロシア語教師・英語教師
役人
実業家
新聞記者
小説家を続けなかった四迷
ロシア語教師・英語教師
役人
実業家
新聞記者
四迷の最期さいご
ロシアのペテルブルグ
petersburgで病気
四迷の最期さいご
ロシアのペテルブルグ
petersburgで病気

ベンガル湾わん bay of Bengalの
船上で亡くなった。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした

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