すべての人にチームワークを
サイボウズのアクセシビリティ
Cybozu Meetup#5
小林大輔
自己紹介
▌小林大輔 (@sukoyakarizumu)
▌2012年 東京第2開発部 kintoneチーム プログラマー
▌2016年 デザイングループ兼務
アクセシビリティとは
障がい者・高齢者を含めて
「すべての人」が 製品・建物・サービスなどを
利用できること
本日お話しすること
取り組む
理由
社内啓蒙 製品反映
サイボウズの理想
チームワークあふれる社会を創る
Accessibility = Access + Ability
ユーザは、わたしたちの製品にアクセスすることで
何にアクセスしようとしているのか?
ユーザ サイボウズ製品 チーム
サイボウズにとって、アクセシビリティとは
「ユーザがチームにアクセスできる能力」
アクセシビリティを確保することは
「チームに参加したい」というユーザのねがいを
尊重すること
もくじ
取り組む
理由
社内啓蒙 製品反映
グループウェアでの啓蒙
アクセシビリティ勉強会
▌参加メンバー約20人
• プログラマー
• デザイナー
• プロダクトマネージャー
• ドキュメントライター
▌ 輪講形式で章ごとに発表
外部の方による講演
障がい者の方と一緒に学ぶ
障がい者の方と一緒に学ぶ
啓蒙活動のポイント
▌既存の情報共有の方法を利用する
▌コストが低くできる勉強会から開催する
「今できること」からはじめよう
▌開発の視点だけでない観点も盛りこむ
多くの人をまきこもう
もくじ
取り組む
理由
社内啓蒙 製品反映
既存の問題を減らす
新規開発で
アクセシビリティを
確保する
「今できること」からはじめよう
アクセシビリティDay
▌WCAG2.0を読んで製品の問題点を洗い出す
▌さまざまな支援技術を使って製品を操作する
製品のアクセシビリティについての問題点を把握
基準ごとに整理した場合の問題点
プロダクトにどんな価値を与えるかがわかりづらい
ユーザーストーリーの形式にして整理する
<役割:ロービジョンのユーザー> として、
私は<目的:ヘッダーのアイコンを簡単に見分け> たい。
なぜなら<利益:ヘッダーの操作箇所を特定しやすくなる>
からだ。
[ヘッダー] アイコンのコントラスト比を上げる
kintoneの優先順位づけ
新規開発
ユーザーストーリー
アクセシビリティ
ユーザーストーリー
…
…
統合
既存の問題を減らす
新規開発で
アクセシビリティを
確保する
新規開発でアクセシビリティの問題を防ぐには?
要件定義 デザイン 実装 テスト
新規開発でアクセシビリティの問題を防ぐには?
要件定義 デザイン 実装 テスト
▌たくさんの要件に対応しきれない
▌レビューした要件の内容が変更されることがある
▌チームの知見が育たない
自分ひとりで完璧にこなそうとすると…
チームメンバーがレビューできるようにする
デザイン
チェックリスト
実装
チェックリスト
実装
チェックリスト
詳説
▌見出し
▌キーボード操作
▌画像と代替テキスト
▌感覚非依存
▌リサイズ
▌動きのあるコンテンツ
▌コントラスト比
デザインチェックリストの項目
▌実装するUIはキーボード操作できる用意がある
▌フォーカスしたときのスタイルが決まっている
▌フォーカスしたときにコンテキストが変化しない
(別ウィンドウが開く, 別のコンポーネントの内容が大きく変化するなど)
キーボード操作
▌マークアップの原則
▌画像
▌ボタンとリンク
▌入力フォーム
▌見出し
▌ホバーとフォーカス
実装チェックリストの項目
▌キーボードのみで操作可能にする
▌ページ遷移する場合: a要素を使う.必ずhref属性をつける.
▌ページ遷移しない処理を行う場合: button要素を使う
(div要素やspan要素を使わない)
ボタンとリンク
▌多くの項目を一度に守ることは難しい
▌すべてのプロセスですべてのチェックが必要なわけではない
▌チームのスキルが高まったときにリストを更新すればよい
完全性よりチームが運用可能かどうかを重視する
ベストよりベターを求めよう
製品反映の事例
アプリストア再利用画面
キーボード操作可能
Webhook一覧・詳細画面
色のみに依存しないアイコン
(モノクロにしても情報が伝わる)
アプリストア画面
見出し&代替テキスト
本日お話ししたこと
取り組む
理由
社内啓蒙 製品反映
取り組む
理由
社内啓蒙 製品反映
①「今できること」を続けよう
② ベストよりベターを求めよう
③ 多くの人をまきこもう
大事な視点
おわり

すべての人にチームワークを サイボウズのアクセシビリティ

Editor's Notes

  • #6 サイボウズの理想は、チームワークあふれる社会をつくる、というものです。 最も身近なチームとして、わたしたちは「会社」を思い浮かべがちですが、 それ以外にも、学校、地域、家庭、ボランティア、公共団体など、世界にはさまざまなチームがあります。 様々な組織のチームワークを向上し、よりよい社会生活が実現されること、それがサイボウズの理想です。 チームワークを向上させるためには、チーム内で情報を共有し、コミュニケーションを活性化させることが必要です。 スケジュール管理や、ファイル共有などの機能は、この目的を達成するためにつくられたものです。
  • #22 アクセシビリティDay 頻度:週1回1時間〜 参加者:自分とデザイナー1名 事前準備:なし