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災害情報&コミュニケーション演習DICE2023指導者向けスライド.pdf
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災害情報&コミュニケーション演習「D.I.C.E(ダイス)」の指導者向けスライドです。詳細については文末記載のメールアドレスへご連絡ください。
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災害情報&コミュニケーション演習DICE2023指導者向けスライド.pdf
1.
DISASTER INFORMATION &
COMMUNICAITON EXERCISE 2023 災害情報&コミュニケーション演習 宮﨑 賢哉 災害支援・防災教育コーディネーター/社会福祉士 災害救援ボランティア推進委員会 防災教育部長 (一社)防災教育普及協会 教育事業部長 D.I.C.E(ダイス) 2023指導資料 DICE PROGRAM Disaster Information & Communication Exercise 災害情報収集 & コミュニケーション演習
2.
本資料について (C)2010-2023 Kenya Miyazaki この資料は災害情報&コミュニケーション 演習(以下「DICE」)を実践・指導される 方向けの資料です。 事前指導、ルール説明、事後指導などを 想定していますが、こちらの資料を使った 説明を行わなくても実施は可能です。 ※本資料の主な想定対象者は高校生以上~ 防災関係者です。 出典を明記していただければ、複製や転載 等は可能です(ご連絡も不要です)。
3.
○ はじめに ○ 期待する学習効果 ○
事前指導資料 ○ DICEの準備・ルール ○ 事後指導資料 ○ 参考資料 ・情報カードサンプル ・指摘事項 ○ おわりに 目次 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki DICE PROGRAM Disaster Information & Communication Exercise 災害情報収集 & コミュニケーション演習
4.
無線機の操作訓練から始まり DICE(ダイス)は2010年に「無線機の操作方法を楽しく、分かりやす く、実戦的に習得する」ことを目的に、筆者が考案したゲーム型の演習 プログラムです。 ゲーム性を維持しながら、消防分野における災害情報の扱い方による 指導プログラム、災害救援ボランティア活動の経験から災害情報を扱う 担当者に求められるコンピテンシー(評価可能な行動特性)などを取り入 れ、改訂を行ってきました。 はじめに SNS・AI時代の情報訓練へ この10年間で「災害情報」を取り巻く状況は大きく変化しました。誰 もがスマートフォンやウェアラブルデバイスを持ち、防災アプリやSNS で情報を収集・伝達し、AIを活用したコミュニケーションも生まれてい ます。 「DICE2023」はこうした新しい時代の流れに対応し、従来の無線機 を用いた訓練に加え、スマホやタブレット端末、コミュニケーションア プリ等を活用した訓練を取り入れました。 本教材が皆様の災害対応力向上の一助となれば幸いです。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
5.
02 01 03 様々な情報の種類、整理の方法、デマ情報等につ いて学ぶことで、適切な情報収集ができるように なる コミュニケーションの過程でおきるミスやトラブ ルを疑似体験することで、予防や対策ができるよ うになる リーダーシップの必要性や優先順位の重要性、記 録の大切さなどを学び、適切な情報伝達ができる ようになる 期待する学習効果 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
6.
事前指導 資料 警視庁警備部災害対策課主催「大学生向け一泊サバイバルプログラム」での実践 ここからの資料は、DICEの事 前指導として使用することを想 定したものです。 高校生以上~防災関係者までを 想定した内容となりますので、 発達段階に応じて指導内容は調 整してください。 (事前指導資料を使用しなくて もDICEは実施できます) (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
7.
災害情報と 危機対応 大規模災害などの危機対応には「情報」が欠かせない 様々な危機に迅速かつ適切に対応するためには、速やか な意思決定が必要です。 意思決定には「情報」が欠かせませんが、発災直後は 情報が不足したり、不正確なことがあります。 日常的なプロセスでは時間をかけて情報を集め、精査 することができます。 ですが、危機対応では情報収集や精査に時間をかけてし まうと状況が変わり、そのためにまた必要な情報が生ま れて…と対応が後手に回ってしまいます。 限られた時間と労力で『本当に必要な情報』を見極め、 収集・伝達、意思決定することが求められます。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
8.
Ⅰ. 基本的コミュニケーションが可能 1.読む:メモ、文書等に書かれた情報の意味を理解することができる。 2.書く:理解した情報を文字、文章にすることができる。 3.聞く:言動による情報の意味を理解することができる。 4.話す:理解した情報を話すことができる。 Ⅱ. 円滑にコミュニケーションをとる 5.要約する:理解した情報のうち重要な点を見つけて簡潔に要約することができる。 6.伝える:要約した内容を分かりやすく、正確に相手に伝えることができる。 7.整理する:複数の情報に優先順位をつけて整理することができる。 Ⅲ.
効率的に危機に対応する 8.状況を理解する:整理された情報を用いて、置かれた状況を理解することができる。 9.環境を整える:状況に対応するために有効な環境を整えることができる。 10.問題を認識する:置かれた状況で発生している問題を認識することができる。 11.解決する:整理された情報を問題と照らし合わせ、問題解決の手段を見つけることができる。 12.指示する:優先順位に基づき必要な対象に問題解決の作業手順を指示することができる。 Ⅳ. 速やかに状況を安定させる 13.把握する:作業手順の進捗状況を把握できる。 14.予測する:状況で次に起こり得る問題をある程度予測することができる。 15.予防する:予測された問題を未然に防ぐための手段を見つけることができる。 16.想像する:未知の情報を想像し、長期的な視点で行動することができる。 災害情報担当者に求められる資質 DICEで意識する資質 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
9.
被害の程度 多い 対応人員が多い 情報(発信)量が多い 情報の緊急度が低い 被害が小さいほど 対応人員が少ない 情報(発信)量が少ない 情報の緊急度が高い 被害が大きくなるほど 対応人員数 情報発信量 少ない 小さい 大きい 情報発信量と被害の程度の関係 (C)2010-2023 Kenya
Miyazaki
10.
災害時の組織活動 ◆災害の初動期は、複数の活動が同時に 要求されるため、組織的な対応が必要 です。 ◆被害の全容など、状況を短時間で確認 する必要があります。 ◆災害対応に必要な資源(人員、機材等) は限られています。 ◆効率的に情報、資源を管理する的確な 対応が求められます。 ◆いち組織内ので活動だけでなく、複数の 様々な組織間の連携が必要とされます。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
11.
情報の区分と流れ 「情報」には大きく3つの種類があります。 1.データ(雑多な情報) 現場やネット上に飛び交う、様々な情報です。 デマやうわさも、不正確な情報も含まれます。 2.インフォメーション (集められた情報) ある目的のために集められ、ある程度整理され た情報です。すぐに必要な情報と、そうでない情 報が含まれます。 3.インテリジェンス (分析された情報) "インフォメーション"を分析・比較することに よって客観的に認められた情報です。 意思決定の判断材料として望ましい"情報" (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
12.
情報の"3つの箱" 情報は事実・伝聞・意見に整理できる 事実の箱 伝聞の箱 意見の箱 誰が見聞きしても同じで、 明確な情報。何らかの形 で証明ができる。 ~らしい。~と聞いた。等 見聞きはしたが、確認して いない情報。 ~すべき。~かもしれない等 主観的・感情的なこと。 【仕分けのヒント】 大小、善悪、多少など形容詞 がついていたら注意! 災害現場にはさまざまな情報があふれています。 間違った判断や、混乱を防ぐためには「事実(fact)」 と「意見(opinion)」の整理と、事実に基づく意思 決定が重要です。 (C)2010-2023
Kenya Miyazaki
13.
緊急度 高 緊急度
低 重 要 度 高 重 要 度 低 優先順位① 生命に関わることなど、 迅速かつ適切な情報や対 応が必要。 優先順位② 後回しにすると状況 が悪化するので、スピー ド重視で対応。 優先順位③ 対応を誤ると状況が 悪化するので、慎重に対 応。 優先順位④ 後回しでも良いが放置す ると②・③から①になる ので注意。 災害情報整理のマトリクス (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
14.
情報の収集 目的をもって情報を集める 被害規模や優先して対応すべきこと を把握するためには「何のために」 集めるかを意識する 『いつ、どこで、誰が』 『どんな内容を』 ・火災、負傷者、逃げ遅れ ・災害状況、被害状況 ・応急処置、活動可能人数 ・救援物資数量、医療救護 など 『どうやって』 ・目視 ・自衛消防団、自主防災組織 ・スマホアプリ、SNS ・インターネット(各種システム) ・マスメディア など (C)2010-2023
Kenya Miyazaki
15.
情報の管理 情報の「鮮度」を意識して管理する (1)いつ ・情報の発生や把握した日時など (2)どこで、誰が ・本部や、情報統括担当部署 (2)どんな内容を ・内部の被害、活動、資源 ・周囲の被害、ライフライン、交通 ・メディア、行政 (3)どのような手段で(伝達・共有) ・ホワイトボード ・掲示板、模造紙、付箋 等 <どのように整理・管理するか> ・種別で整理(人命・火災・インフラ等) ・時系列順に被害情報、活動情報、 資源情報等に整理 ・記憶より記録、掲示(共有) (C)2010-2023 Kenya
Miyazaki
16.
情報の分析 決断や意思決定に必要な情報を得るために 未確認・不確実な情報だけでの判断を 避けるために「分析」の過程を入れる 『どうやって分析するか』 ○情報発信者、発信源から情報の”質”を補う 例) 消防・防災関係機関の情報と他を照合する ○状況や傾向から情報の”背景・根拠”を補う 例)ハザードマップから水害の可能性を考慮 『情報トリアージ』 信頼できる情報か? Yes
/ No 承認できる情報か? Yes / No 必要な情報か? Yes / No 緊急性が高い情報か? Yes / No 分析やトリアージを踏まえて、 重要情報、非重要情報として整理する (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
17.
情報の伝達 多様化、複雑化していく情報の伝達手段 ○ 誰に ○ どんな内容を ○
どうやって ・口頭 ・メモ、文書、回覧 ・非常回線、非常放送 ・無線機(MCA/IP等) ・携帯電話(メール) ・スマートフォン(SNS/アプリ) ・インターネット(HPほか) ・マスメディア 等 誤った伝達が、混乱やトラブルを招くことも… SNSと情報の扱いに関する おすすめ教材 「情報防災訓練(無料)」 LINEみらい財団 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
18.
DICEの 準備 ここからの資料は、DICEの 実施方法に応じた準備やタイム テ ー ブ
ル の 例 を ま と め て い ま す。 無線機(オリジナル)版 スマホ版 口頭版 があります。それぞれの詳しい ルールは次項をご覧ください。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
19.
DICE無線機版 (オリジナル)準備 無線機やトランシーバを楽しみながら学ぶために 実践に必須な準備物 ・無線機またはトランシーバ ✕ 5台※以上 (※内訳:本部に2台、ABC地区に1台ずつ) ・情報カード
✕ 一式 あると理解が深まる、分かりやすくなる準備物 ・無線機やトランシーバの使い方(基本操作) ・説明用の資料 タイムテーブル(90分の例) 事前講義 15分 機材の配布と説明 5分 演習の実施 45分 事後講義・成果確認 15分 まとめ・質疑応答 10分 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
20.
DICEスマホ版 準備 市民、児童生徒・学生に身近なツールを活用して 実践に必須な準備物 ・スマートフォン ✕ 5台※以上 (※内訳:本部に2台、ABC地区に1台ずつ) ・チャット系アプリ(LINE、Google等)インストール ・情報カード
✕ 一式 あると理解が深まる、分かりやすくなる準備物 ・DICE説明用の資料 タイムテーブル(90分の例) 事前講義 15分 アプリの使い方説明 5分 演習の実施 45分 事後講義・成果確認 15分 まとめ・質疑応答 10分 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
21.
DICE 口頭版 準備 避難所など人が大勢集まる場所での混乱を疑似体験 実践に必須な準備物 ・メモ用紙、筆記具 ・情報カード ✕
一式 あると理解が深まる、分かりやすくなる準備物 ・DICE説明用の資料 タイムテーブル(45分の例) 事前講義 5分 ルールの説明・移動 10分 演習の実施 20分 まとめ・質疑応答 10分 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
22.
DICEの ルール ここからの資料は、DICEの 実施方法に応じたルールをまと めています。 共通するルール・考え方 無線機(オリジナル)版 スマホ版 口頭版 があります。まず共通するルー ルや考え方をご確認ください。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
23.
本部 共通するルール と考え方 ②確認がとれた情報 (カード)を、移動 させる。 ①連絡手段は 本部とA及びB 本部とC でグループ分けする (無線/アプリ設定) ※A及びBとCは 直接連絡をとる ことができない ように!! 通信または物理的環境で連絡手段の途絶を再現 (カードのやりとりは全ての場所で可能) ④時間になるか 全てのカードの ペアを作れば終了 DICEの基本ルールはシンプルです。 目的は制限時間内に「本部、A(地区)、B、Cにちらばって いる情報を集め、正しい組み合わせをつくること」です。 ただし、いくつかのルールがあります。 ①連絡手段は本部とAB、本部とCの2種類を用意する。 (口頭版の場合は、同室内で行うため不要。代わりに 「大声での情報共有」は禁止) ②連絡で確認がとれた情報カードを、移動(持っていくor 持ってきてもらう)する。 (口頭版の場合は「カードの受け渡しと同時に、カード の内容についてのみ」情報交換できます。詳しくは後述) ③カードは1人1枚しか持てません(複数持っていくのはNG)。 また1箇所には同時に1枚しか持っていけません(まとめて数 人で持っていくのはNG)。 ④制限時間になるか全てのカードがペアになったら終了。 ③カードは1人1枚 しか持てない。 また1箇所には 同時に1枚しか 持っていけない。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
24.
無線機版のルール 無線機のメリット、デメリットの理解が重要 無線機版では、無線機やトランシーバの 特性を理解して行うことが重要です。 以下の点を強調して伝えてください。 ★無線機は同時に多くの人に迅速に伝えられる 反面、正しく情報を伝えるには「誰から、 誰への情報なのか」を明確にしなければ 伝わらない。 ★無線機の通信は一方通行(同時に会話はでき ない)ので、会話の終わりに必ず「どうぞ」 をつけて、話す権利を相手に譲る。 ★誰かが話している間は、他の人が話せないの で要件は簡潔に伝え、長時間の通信は控える。 例)本部:こちら本部です。A班どうぞ。 A班:こちらA班です。本部どうぞ。 本部:○○が本部にあります。○○はA班で必要ですか。どうぞ。 A班:こちらA班です。○○はA班で必要です。どうぞ。 本部:こちら本部です。了解しました。○○をこれからA班に 持っていきます。どうぞ。 A班:こちらA班です。了解しました。〇〇到着時に連絡します。 どうぞ。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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スマホ版のルール コミュニケーションアプリの機能を有効活用 スマホではコミュニケーションアプリを 活用します。以下はLINEを使ったルール です。 ★LINEでオープンチャットを作成する。 (匿名参加が可能でテキストや写真の 保存ができるので便利) ★オープンチャットは2グループ作る。 本部・A・B用と本部・C用。 各班の担当者1~2名にオープンチャッ トへ入室してもらう(QRコード招待等)。 ★情報をチャットでやりとりする。 ただし「カード画像の送信」は禁止! 他は共通ルールと同様です。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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口頭版のルール 情報(カード)のやりとりを効果的に行う 口頭版では全ての班が同時に情報を交換 できる代わりに「そのカードの情報につい てしか情報が得られない※」設定を追加し ます。※情報カードを持ち込んだ時に、相手 の班のカードを調べたり話し合うのは禁止 ★手元のカード情報から、他の班に必要と思われる カードを選んで持っていき、必要ならその場で ペアを作り、戻る。必要でなければ持って帰る。 (その班にそのカードが不要=他の班に必要と いう情報を持ち帰ることになる) ★目当てがない場合は、いずれかの班にカードを 持っていき、その班での必要・不要を確認する ことを繰り返し、移動先を見つける。 ★コツは情報が集まりやすい「本部」を有効活用 し、本部がうまく情報を整理すること。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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事後指導 資料 ここからの資料は、DICEの 事後指導として使用することを 想定したものです。 DICEで想定される課題の予防 や対応策などを中心に、どのよ うにすればより効果的に災害情 報の収集・伝達やコミュニケー ションが行えるかをまとめてい ます。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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本部機能と リーダーシップ ミスコミュニケーションを防ぐために DICEでは「本部」がその機能とリーダー シップを発揮できるかどうかが重要です。 本部に求められる機能とリーダーシップは 以下のとおりです。 ● 災害情報に対する正しい知識と理解 (言葉や状況の意味が分かる) →思い込みや先入観がないか意識する ● 的確な分析と決断 (情報を仕分け優先順位をつける) →情報を簡潔・明瞭に整理する ●
本部としての役割を明確にする (混乱があれば率先して調整する) →会話のキャッチボールを意識する →復唱、誰から誰にを意識する (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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その他指導上のポイント ◆本部の役割は「被害の全体像」をいち早く掴むこと。 本部が、十分な情報を集めないまま、場当たり的に決断を 下すと本来必要とされる場所に必要な資源が届かない(以 下「ミスマッチ」)が起きてしまう。 ◆被害の大きさに比例して、情報が入りづらくなる。被害が 大きければ大きいほど、情報を発信する環境が整うのが遅 くなるか、断絶する。被害が小さければ小さいほど、人が 集まり、環境も整うため活発に情報が発信される。 ◆「情報の鮮度」を意識する。ある時点では「正しい」情報 もある時点から「正しくない」情報に変わることがある。 但し、スピードだけで決断するとミスマッチが起きる。 また、ミスマッチを恐れて情報の分析・収集に時間をかけ すぎると、情報の鮮度が落ち活用できなくなる。 「何を優先すべきか」を考え、情報処理を行う。 ◆「3つの箱(前述)」を意識する。本部は、はっきりしない 情報や伝聞だけで決断を下さない。本部が決定するときは、 確かな情報に基づいているか、判明している事実から確実 性が高いと判断できる情報を根拠とした意志決定を行う。 ◆「情報トリアージ」を意識する。正確な情報、必要な情 報、緊急性の高い情報を積極的に選別し、活用する。 ◆本部がリーダーシップを発揮して、本部が優先する情報 以外の送受信を待たせる時間を作ることも必要。 ◆全員がお互いの状況を考え、意識的に「情報のキャッチ ボール」を行う。一方的な送受信では、マッチングが遅 れる。自分は伝えたつもりでも、相手に正しく意味が 通じていない場合もある。分かりやすく、簡潔明瞭に 情報を伝える。 ◆情報カードに全ての情報が記載されている訳ではない点 に注意する。足りない情報があれば、他の被災地の状況 などから推察する(但し、推察した情報と、事実とを 混同しないよう注意する)。 ◆本部以外のグループも「本部に協力する」姿勢を持つ。 本部が機能しなくなれば、各グループの情報収集と伝達 にも影響が出るためである。 ◆二重マッチングや、マッチング忘れを防ぐため、情報 カードのやりとりは常に記録しておくこと。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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参考資料 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki DICE
PROGRAM Disaster Information & Communication Exercise 災害情報収集 & コミュニケーション演習
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情報カード及び管理表のイメージ DICEカードは本部・A・B・C それぞれの初期配置を記載し てあります。 Excelの対応表にはカードの 組み合わせ(マッチング)を 示しています。 カード及び対応表はフリーで ダウンロード及び編集が可能 です。実施環境や訓練内容に 応じて編集してください。 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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インストラクター用メモ(指摘事項) □情報を書かない(記録しない) カードに意識が集中してしまい、記録がおろそかになります。その結果「いつ」「どこから」「何のための」情報カードなのかが把握でき なくなり混乱します。情報は細かすぎるくらい記録するよう伝えます。適宜、質問したりすることも効果的です(○○の件はどうなりました か、など)。 □被害状況を確認せず、来た情報だけに対応している 重要な情報が先に来るとは限りません。入ってくる情報に順番に対応していては、重要な情報への対応が遅れてしまいます。「来た情報だ けに対応する」のではなく、全体の状況をある程度把握した上で「本部は対応にどんな情報を必要としているか」を他地区に指示すること で、他地区をリードするよう、伝えてください。 □本部要員があちこち動き回っている カードのやりとりのために、本部要員が動き回るのは最低限に留めます。本部要員が移動している間、本部機能が低下してしまし、それだ け全体の対応が遅れます。カードの内容に関わらず、各地区から担当者に来てもらうなどで調整しましょう。 □本部や各チームが”待ちの姿勢”になっている リーダーシップと待ちの姿勢を混同しないよう注意します。指示だけ出して待てばよいのではありません。本部から絶え間なく情報発信や 指示を出してもらい、全体のコミュニケーションを円滑にするよう伝えます。本部は最も忙しくしていなければならない立場であることを理 解してもらいます。 □ミスマッチ、ミスコミュニケーションを見逃した 誤った情報を組み合わせたり、カードの配置を間違えたり(Cに行くものがBで止まっている、その逆など)したのを見つけたら、なるべ くその場で指摘して解決方法を考えてもらってください。 □特定の人だけが情報伝達・収集の手段を独占している 時間が経つと、慣れている人などが無線機やスマホの情報を独占してしまいがちです。本部、各地区を問わず全員がで情報を確認できるよ う注意します。気付かない場合がほとんどですので、定期的に交代を促します。 (スマホ版のオープンチャットは、全員が参加する形でもできます) (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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おわりに (C)2010-2023 Kenya Miyazaki DICE
PROGRAM Disaster Information & Communication Exercise 災害情報収集 & コミュニケーション演習
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DICEについてのご感想やご意見、ご指摘などありましたら、下記製作者まで メール等でご連絡いただければ幸いです。改良の参考にさせていただきます。 マニュアル(本スライドの解説資料、主に指導者向け)やオリジナルの情報カー ドはデータでお配りしておりますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。 マニュアル、カード等を使用して実施される場合のご連絡等は不要ですが「こん なやり方がおもしろい」、「こんな使い方をしたら効果があった」など、DICE を使った教育訓練の方法についても募集しています。 ぜひ、皆さまのご意見をお寄せください。 製作・著作 : 災害支援・防災教育コーディネーター
宮﨑賢哉 (災害救援ボランティア推進委員会 防災教育部長) 連絡先 : k.miyazaki (アットマーク)saigai.or.jp 参考資料 :(財)日本消防設備安全センター、(社)東京消防設備保守協会 『自衛消防業務講習・防災センター要員講習テキスト』 (C)2010-2023 Kenya Miyazaki
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