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佐々木友里111213~education in finland2
- 2. 前回
フィンランドってこんな国
森と湖の国。サンタクロース、ムーミンの故郷
人材こそ国の資源
世界トップレベルの教育を確立。
PISAについて
毎回好成績を収める。
地域レベルでの学習カリキュラム
生徒のことを良く知っているのは学校の先生。
- 3. 今回
フィンランドの教育内容
授業時間、学校生活、教師の質など
日本とフィンランドの教育比較
授業の違い、先生のモチベーションなど
※前回と尐し重複する部分があります
- 5. 授業時間
おおよその年間平均標準授業時間の比較
日本 フィンランド
7~8歳 709時間 530時間
9~11歳 761時間 673時間
12~14歳 875時間 815時間
※日本は朝礼、掃除の時間、部活動も含まれている
↓
そう考えるとそんなに差はないかもしれない?
「図表でみる教育 OECDインディケータ(2004年
版)」から
- 7. 教師一人当たりの生徒数
『図表でみる教育 OECDインディケータ(2010 年版)』
(Education at a Glance)の概要より
- 8. フィンランド 日本
教師は毎年テストを受ける 先生によって教え方がちが
授業中に全ての質問を解決 う
するように努める。それを モチベーションがちがう
クラス全体で共有する (自分の経験より)
教え方を統一しているので
先生による授業内容の差が
出ないようにしている
(フィンランド一日大学講演
より)
先生の質のちがいその1
- 10. フィンランド 日本
教える時間が短く学ぶ時間 朝からみんな一緒(授業)
を多くとる グループに属している(集
一人ひとり授業違う(高校 団主義)
~) 高校まで決められた時間割
独立している、個人主義 点数主義
他人と比較しない
フィンランドと日本の教育比較
- 12. 小学校では
外国語の勉強が3年生から始まる
テレビでは音声が英語、字幕がフィンランド語
で流れているのが一般的
英語を使って授業
基礎的な文法はフィンランド語で説明
ペアワークで習った文法を使う
ほとんどフィンランド語は使わない
- 13. 中学校では
中学一年生からスウェーデン語スタート
生徒が自分で選べる授業が尐しある
日本のような部活動はないところが多い
地域のスポーツチームがある
学校の先生ではなく地域の人がチームの顧問を
務めることが多い。
- 14. 高校では
自分で選べる授業が尐しずつ増えている
数学・外国語・心理学など
ずっと自分のクラスと授業を取るわけではない
→日本とちがう?
私服、頭髪自由
板書よりもPowerPointなどから自分なりに
メモをとる
高校卒業資格試験がある
- 15. 「楽しんで学ぶ」を貫く
現場の裁量に任せたのがフィンランドの
教育制度
授業の組み立て方、教科書の選定などの教育内容
の大部分を校長、教師が決めている
落ちこぼれをつくらないと言うだけではなく
楽しんで学ぶことがフィンランドの
教育の特徴
『Teach less, learn more
Test less, learn more 』の精神