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新教養7冊
- 2. 経済学・都市分析
『クルーグマン教授の経済入門』
ピケティ『21世紀の資本』
ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』
科学&技術
レイモンド『伽藍とバザール』
『Linux日本語環境』『コンピュータのきもち』
レッシグ『CODE』『Free Culture』他
翻訳・解説・書評屋
『訳者解説』『断言』
本業は、開発援助のコンサルタ
ント(が、コロナで開店休業状態)
2022/3/9
(c) H. Yamagata. Some Rights Reserved 2
- 3. はじめに:
2022/3/9
教養にも2種類のとらえかたが……
大学で、専門課程の前に教養課程 :レベルの高くないざっ
くりした入門
「教養人」:何やら物事を深く知っていそうな人
もともと、貴族のたしなみ的な「教養」があり、市民
社会の中でなりあがりがそれにあこがれた、という経
緯あり。
その伝達者として大学/知識人みたいなものができた
反文明的なポーズ 「豊かさが本当の幸せをもたらしたか
見直す」
左翼支持 隠れファシスト
そうした流れとはちがう、もっときちんとした啓蒙主
義の流れ的な「教養」のあり方が可能なはず
(c) H. Yamagata. Some Rights Reserved 3
- 11. 7. 最後はむちゃくちゃな
想像力のパワーを!
劉 慈欣『三体』
2022/3/9
読んでない人は人生無駄にしているとすら
言える得体の知れない本
小説の別の流派に連なりつつも
中国のパワーを見せつける小説でもある。
その他、鄭義『神樹』とか残雪の小説とか、
すごい作家が目白押し。産業発展とも無関
係ではないはず
(すると次はどこだ? イラン?)
(c) H. Yamagata. Some Rights Reserved 11