アトリエフレームワークスがおくる「ヒカリノアトリエ」演出シリーズ！今回はkinectで人を検知し、描画した図形が人を避けるような演出の実装方法をまとめました！

1. avoiding Object
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2. 『avoiding Object』完成イメージ
右図のように、実行画面内に、
カラフルな丸、三角、四角のオ
ブジェクトが一定数存在し、そ
れがKinectでとった人のシル
エットを避ける、というような
イメージで実装していきます。
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3. 使用するアドオン－ ofxBox2d
Box2Dとは…
質量、速度、摩擦といった。古典力学的な法則をシミュレーショ
ンするゲーム用の2D物理演算エンジン。
(Wikipediaより【https://ja.wikipedia.org/wiki/Box2D】)
ofxBox2dは、このBox2DをopenFrameworksで使用できるよう
に移植したもの。
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4. 使用するアドオン－ ofxBox2d
右はGitHubのサンプル画
像。
写真のほとんどは
example内のサンプル
コードのものです。
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5. ofxBox2dを追加する
実はこれを作る前にも、ofxBox2dを使ったことがあるのですが、
アドオン内でエラーが出てしまって挫折していました。私の環境
にバージョンがあっておらず、エラーが出ていたようです。
今回は、以下のサイトの通りにアドオンを追加してみたところ成
功したので参考にしてください。
Honky Tonk Sudara Bluse【openFrameworks 冒険記16】
アドオンofxBox2dを使ってみる！バウンドするカラフルな円たち。
http://sudara-
bluse.hatenablog.com/entry/openframeworks_16
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6. 使用するアドオン－ ofxOpenNI
OpenNIとは…
Kinectのセンサー部を開発したPrimeSence社が中心となって開発し
たオープンソースのライブラリ。非公式のドライバを用いることで、
OpenNIからKinectの機能にアクセスできるようになる。 RGB画像、
深度データ、ユーザトラッキング、スケルトントラッキングなどの諸
機能を有している。
(Kinectwikiより【http://www.kinect-wiki.info/OpenNI】)
ofxOpenNIは、このOpenNIをopenFrameworksで使用できるように
移植したもの。
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7. ofxOpenNIを追加する
以下のサイトの「ofxOpenNI による Kinect の利用」 を参考にア
ドオンを追加しました。何か所か書き換えなど必要で手間がかか
りますが、問題なく使えます。
こじ研(小嶋研究室) oF応用編(3)
https://www.ei.tohoku.ac.jp/xkozima/lab/ofTutorial5.html
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8. 使用するアドオン－ ofxOpenCV
OpenCVとは…
画像処理・画像解析および機械学習等の機能を持つライブラリ。
ofxOpenCVは、このOpenCVをopenFrameworksで使用できるように
移植したもの。
以上に挙げた3つをプロジェクトを作る際に入れておきます。
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9. Main.cpp
Kinectがとったシル
エットの表示範囲と、
オブジェクトの表示範
囲を合わせるために、
画面サイズを640×480
に変更していますが、
もっと賢いやり方があ
ると思います。
右のofApp.cppのdraw
にあるコードで表示範
囲を全画面にできます。
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10. F_triangleShape.h(1/2)
丸と四角はアドオン内に
コードがもともとあるの
ですが、三角はないため
exampleのexample-
shapeTexturing/src/
TextureShape.hを改変
して、正三角形を生成で
きるようにしました。
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11. F_triangleShape.h(2/2)
前のスライドの続きです。
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12. ofApp.h(1/2)
KinectとOpenCVの仕様
については、以下のサイ
トの「雪のなかで人影が
遊ぶ」を参考にしていま
す。
こじ研 oF 応用編(5)
https://www.ei.tohoku.a
c.jp/xkozima/lab/ofTuto
rial5plus2.html
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13. ofApp.h(2/2)
前のスライドの続きです。
オブジェクトの丸の生成に
ついては、以下のサイトを
参考にしています。
Honky Tonk Sudara Bluse
アドオンofxBox2dを使ってみ
る！バウンドするカラフルな円
たち。
http://sudara-
bluse.hatenablog.com/entr
y/openframeworks_16
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14. ofApp.cpp(1/4)
オブジェクトの四角の生
成については以下のサイ
トを参考にしています。
サイトでは四角を静止さ
せていますが、重さをい
じるだけで動き出します。
Honky Tonk Sudara Bluse
ofxBox2dで障害物を作る
http://sudara-
bluse.hatenablog.com/e
ntry/openframeworks_21
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15. ofApp.cpp(2/4)
前のスライドの続きで
す。
今回は各オブジェクト
の大きさを一様にしま
したが、ランダムにし
てもきれいだと思いま
す。
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16. ofApp.cpp(3/4)
前のスライドの続きです。
こちらはupdateメソッド。
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17. ofApp.cpp(4/4)
前のスライドの続きです。
こちらはdrawメソッド。
オブジェクトの色は6色
に定め、各オブジェクト
における色の割合はラン
ダムにしています。
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18. 完成！
実行画面は右のとおりです。
画質が悪くて申し訳ないです。
オブジェクトの挙動がおかし
くなることや、謎のアドオン
のエラーが出ることがあるの
でまだまだ改善点が多いです
が、一応イメージ通りに実装
することができました。
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