202205_v1_NutanixMeetup_share.pptx

1. Nutanix Files 4.1の新機能紹介
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@masago_Omuomu

2. 2
• FSVMのリソース上限が拡張
• NFSでHA発生時、クライアント接続の早期復旧
• ファイル/フォルダ名の文字数増加
• 上書き不可のWORMフォルダが作成可能
• CVMとFSVM間のiSCSIネットワークの隔離
• クライアントネットワークのマルチVLAN（）
Files4.1で追加された新機能

3. 3
FSVMのリソース上限が拡張

4. 4
FSVMのリソース上限が12vCPU、96Memoryから24vCPU、512Memoryに
拡張されました。
なお、以前でも1FSVM4000ユーザーに対応とかなり大規模でしたが、
今回人数が変わらずランダム読み込みのパフォーマンスが改善されるようです。
FSVMのリソース上限が増加

5. 5
ファイル/フォルダ名の文字数増加

6. 6
これまではファイル名を255バイトで扱っていたため、日本語だと80文字前後の
ファイル名しか設定が出来ませんでしたが、1023バイトに拡張されたことにより、
日本語でも255文字のファイル名設定が可能になりました。
ファイル/フォルダ名の文字数増加
○Files4.0まで
日本語表記だと80文字前後。
一部の業界では長い文字数のファイルを扱う場合あり、運用が難しかった。
○Files4.1以降
日本語表記だと255文字。
以前から大きく文字数が増加し、様々な要件で活用可能に。

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WORM機能を持った共有フォルダの作成

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ファイルの上書きを防止するWORM（WriteOnce Read Many）機能をもつ
共有フォルダの作成が可能になりました。
長期保存や昨今だとランサムウェア対策の用途で注目されている。
書き換え不可のWORMフォルダが作成可能
ファイル保存 上書きが禁止されているため
暗号化を拒否

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WORMを利用する際は、「クールオフタイマー」と「保持期間」を指定します。
ユーザーが最後に更新してからクールオフタイマーで指定した時間を経過すると
書き込み不可の状態（ロック）に変更します。
そこから書き込み不可状態をどこまで維持するかを保持期間で指定します。
WORMを使うとどのように書き込み不可になるか
ファイル保存 クールオフ
タイマー経過
（デフォルト10分）
まだ上書き可能
上書き不可に変更
（削除も不可）
保持期間を満了
（デフォルト52週間）
削除可能に

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WORM関係の処理はFSMVから行うことがおすすめ。
WORM機能をもった共有フォルダを作成するには、以下のコマンドを実行します。
afs share.add "共有フォルダ名" worm_enabled=true
オプション（上記コマンドの後ろに追記）
保持期間：worm_retention_period=”秒単位で指定”
クールオフタイム：worm_cooloff_interval=”秒単位で指定”
WORM設定は現状コマンドから実施

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なお、WORMは共有フォルダを作成するタイミングのみ有効化することができます。
すでに作ってしまった共有フォルダでは有効化できないため、注意してください。
WORM設定は現状コマンドから実施
既存共有フォルダにも
WORMのステータスが確認
できるようになっているが、
恐らく変更不可

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意図せず書き込み不可の状態になってしまったファイルを例外的に
削除することができます。
afs worm.priv_delete ”共有フォルダ名” path="パスとファイル名"
※この削除方法を禁止するオプションもあるようです。
WORMで書き込み不可のファイル削除

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クライアントネットワークのマルチVLAN

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これまではFilesに複数のクライアントネットワークを割り当てることが
出来なかったため、分離された複数のネットワークからアクセスする場合は
Filesを複数展開するしかなく、非効率な構成になってしまう場合がありました。
クライアントネットワークのマルチVLAN
192.168.1.0/24
クライアント側
ストレージ側
172.16.1.0/24
Filesが2セット
必要だった

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Files4.1からはクライアントからアクセスされるクライアントネットワークに
複数VLAN指定することができるようになりました。
クライアントネットワークのマルチVLAN
192.168.1.0/24
クライアント側
ストレージ側
172.16.1.0/24
一つのFilesでOK

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192.168.1.0/24 172.16.1.0/24
ホスト名 IPアドレス
Files 192.168.1.101
Files 192.168.1.102
Files 192.168.1.103
Files

17. 17
192.168.1.0/24
172.16.1.0/24
ホスト名 IPアドレス
Files 192.168.1.11
Files 192.168.1.12
Files 192.168.1.13
Files 172.16.1.101
Files 172.16.1.102
Files 172.16.1.103
DNSレコードの一覧
192.168.1.11-13
172.16.1.101-103 DNS
サーバー
Files
[Files]
名前解決
[Files]
名前解決
[Files]
192.168.1.11
[Files]
192.168.1.11
FSVMのIPアドレスを全てDNSに登録しても、
名前解決のランダムで行われるため、
異なるNWのIPアドレスで解決されると疎通できない。

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マルチVLANの設定は先程と同じくFSVMからコマンドにて実施する必要があります。
まずは従来の手順にてFilesを展開します。
（展開時は従来どおり1つのみ指定します）
設定方法
コマンドからクライアント
ネットワークが追加可能と
注意書き

19. 19
設定方法
実機での動作を確認していましたが、時間切れに・・・
途中までの設定内容だけでも説明・・・

20. 20
FSVMに接続し以下のコマンドを実行します。
afs net.add_external <input-json-file-path>
コマンドを実行する際に設定内容を記載したJSONファイルを作成して、コ
マンドの引数として指定する必要があります。
設定方法

21. 21
以下のコマンドでJSONファイルの構文を確認できます。
afs help net.add_external
設定方法
追加するVLANのUUID
ゲートウェイ
サブネットマスク
FSVMのIPアドレス

22. 22
正常に実行できればネットワークが追加されるはずですが・・・
何故かここでうまくいかず。。。
（JSONファイルの記載が恐らくおかしい・・・）
マルチVLANの設定方法についてはブログにて紹介させて頂きますm(_ _;)m
設定方法