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130729 30説明会質問
- 1. 川内村 2 区・3 区(7/29)
、田村市都路 10 区(7/30)の説明会でいただいた
ご質問・ご意見の概要
(凡例:○川内村、◎田村市、●両自治体)
1.事業実施場所
● どうして田村市・川内村に仮設焼却施設をつくろうとしているのか。
○ 運搬の効率性を考えると、南いわき開閉所より対象地域中央付近の方が適地で
はないか。
● 旧警戒区域等で事業を実施できないのか。
● 南いわき開閉所での集約処理をやめて、自治体ごとに処理すべき。まずは、既
存施設の活用や能力増強を検討すべき。
○ 福島県内では、南いわき開閉所以外にどこで事業を実施しようとしているのか。
2.事業実施時期
◎ 現在は、住民が帰ろうとしている時期である。このような時期は避けるべき。
3.処理対象物
○ 除染廃棄物も処理対象となるのか。
4.安全対策
(1)大気
○ 焼却処理をすると、放射性物質が大気中に拡散するのではないか。
◎ 24 時間連続で運転すれば、バグフィルターが頻繁に破れるのではないか。
○ バグフィルター出口の放射性セシウム濃度は、不検出(検出下限値未満)であ
ってもゼロではない。そのような排ガスが排出され続けると、どれくらい被ばく
することになるのか。
(2)水
○ 焼却施設からの排水により、地下水が汚染されるのではないか。
○ 本事業で大量の地下水を汲み上げたら、飲料水として使用されている井戸水や
農業用水が枯渇するのではないか。
(3)設計・緊急時対策
○ 例えば、配管が壊れても放射性物質の拡散を防げるようにコンクリートで設備
を囲むなど、住民が安心できる施設となるのか。
○ 可燃性廃棄物の前処理において火災が起きた場合に、放射性物質が拡散するの
ではないか。
(4)作業員の安全
○ 焼却施設で働く作業員の被ばく放射線量の管理は環境省がするのか。作業者が
下請け、孫請け、玄孫受けになり、管理されなくなることはないか。また、原子
力発電所のように内部被ばくを防ぐ措置がとられるのか。
- 2. (5)モニタリング
○ 目に見えない放射性物質・放射線をどうやってモニタリングするのか。
○ 原子力発電所のように、空気中の放射性物質濃度を詳細に分析すべき。
5.焼却灰の処分
● 焼却灰の最終処分場はどこか。
● 焼却灰の最終処分場として想定している既存の民間処分場について、地元の了
解が得られず、焼却灰をずっと南いわき開閉所の敷地内に置いておくことになら
ないか。
6.廃棄物等の運搬
● 廃棄物の運搬車両の通行により、地元住民が影響を受けるのではないか。狭い
道路が多く、
トラックが連なって通ると、
地元住民が通れなくなるのではないか。
7.農産物等の風評被害、住民帰還への影響
◎ 万全の安全対策と情報公開の徹底を行っても、農作物等の風評被害は生じるの
ではないか。
○ 処理施設ができることで、住民が帰ってこなくなるのではないか。
8.情報公開
◎ 環境省のホームページにモニタリングデータ等を掲載しても確認できる者は
ほとんどいないので、端末の配布など確認できるようにするための対応を考える
べき。
9.事業実績
● 鮫川村での実証事業の状況を説明すべき。
● 本事業のように、8,000 Bq/kg 超の廃棄物を焼却した実績はあるのか。
10.事業の進め方
● 地元住民が反対しても事業を行うのか。事業の実施にあたり、制度上、住民合
意は必要とされるのか。
◎ 避難している若い人逹の意見を聞いて決めるべき。
○ 村全体の問題であり、住民説明会の対象地域を限定すべきではない。
11.賛成の立場からの意見
● 1日も早く地域の廃棄物を処理すべき。施設を早く設置して、道端の除染廃棄
物を処理してから、住民に帰ってもらうようにすべき。
○ 「双葉は一つ」というのであれば、川内村もこのような施設に協力すべき。
○ 迷惑施設であるものの必要な施設であり、事前調査結果も情報公開し、意見に
対して具体的に提案すべき。