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法人向けオンラインストレージ
マルチデバイスファイル共有ソリューション
株式会社ビーグッド・テクノロジー
BeGood Technology
まずはじめに。
この度はご来場
いただき、誠に
ありがとうございま
す。
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構成
 前半(20分)
担当:矢野
内容:owncloudの成り立ち、機能
 後半(20分)
担当:高橋
内容:性能検証の検証結果報告
 質疑(5分)
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自己紹介
 経歴 : システム運用 10年・ネットワーク 6年・SI 8年
近頃はownCloud 営業、翻訳を担当
 あだ名 : 矢野さん
 ownCloudの好きな機能: Server to Server Sync
 その他 : 全く上達しないRubyist
一番最初のPCは、OKI if-800 でした…。
矢野 哲朗 (やの てつろう)
1972年5月13日生まれ
愛媛県松山生まれ松山育ち
tetsurow.yano
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〜概要紹介・構築編〜
 owncloudってなんですか?
ひと言で言うと。。。。。
Linuxで動く、ファイルを保存する
ユーザーインターフェースを提供
するオープンソースのサーバーソ
フトウェアです。
わかりずらい。。
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〜概要紹介・構築編〜
ようするに
Dropboxみたいな機能を
提供するオープンソー
スソフトウェアです。
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操作画面
 操作画面はこんな感じです。
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動作環境
 owncloudを動かすのに必要なソフトウェアです。
Linux
(RedHat,Debian,CentOS,Ubuntu)
WindowsServer
(2008)
Apache
MySQL/Mariad
b
php
apc/xcache/opcacheはお好みで
ownCloud
IISNginx
PostgreSQL
その他、Lighthttpdとか
Oracle
OS
データベース
Webサーバ
APサーバ
アプリ
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ファイル保存?共有?
 ファイル保存、共有と言えば有名なのがありますよね。
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そうなんです。
世の中には、いくつもの優れ
た
「ファイル保存/共有
サービス」が存在します。
じゃあ、なんで今更そんな車輪の再発明を???
それを説明するには、ownCloudの歴史を遡ります。
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ownCloudの歴史
ownCloudの歴史は、(といってもたかだか
126227704秒ほど昔の話)をさかのぼりま
す。。
#すみません、4年前です。
2010年1月に CampKDEというのがSanDiego
で開催されました。
そこで、Frank Karlitschek さんというひとが
こう言いました
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ownCloudの歴史
 Frankさん(Frank Karlitschek)
この人です。
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ownCloudの歴史
便利なファイル共有サービスがあるが、
データのプライバシーについては、気をつける必要
がある。
クラウドベンダーからのデータが漏れるということ
の危険性について注意しなければ!!!
データはプライベートであるべきだ。
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ownCloudの歴史
じゃあ、おまえ作れよ~
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ownCloudの歴史
わかった、オレつくるわ。
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ownCloudの歴史
出展:
Why I Built OwnCloud and Made It Open Source | Linux.com
http://www.linux.com/news/enterprise/cloud-computing/777158-why-i-built-owncloud-on-open-source
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その後
Frankさんは、2011年にownCloud社を設立
v3.0を2012年1月リリース
v4.0を2012年5月リリース
v5.0を2013年5月リリース(日本語対応が完了)
v6.0を2013年11月リリース
v7.0を2014年7月リリース
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user data manifestなんてのを発表
User Data Manifesto
http://userdatamanifesto.org/
1. データを自分で保持できること。
2. どこにデータがあるか明確にできること。
3. データストレージがどこにあるか選択できること。
4. 権限を管理できること。
5. データの権限情報を自分で選べること。
6. データが保持されて秘匿されていること。
7. いつでも自由に使えること。
8. サーバーのソフトウェアは、透明性を持っていること。
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そうこうしていると
世界を震撼させる事件発生
2013年6月、エドワード・スノーデンがNSA
を告発
NSAの「PRISM」が世界中のデータを監
視
ヨーロッパは、大混乱(アメリカが俺たちを
監視してた。友達だと思ってたのに。)
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そうは言ってもね。
データ共有のWebサービスって便利ですよね…。
そうです。便利です。
「一回使ってしまって、
その便利さを知ってしまうと
後戻りすることは難しい。」
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そこで、
「owncloud」です!
1. データを外に預けなくていい。
2. 自社で管理できる。
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今、こんな方面で使われ始めています。
ユーザー数が半端ないお客さん
学校(大学)、塾
データ量がとても多いお客さん
画像データ屋さんとか。
データ屋さんとか。
写真データ保存が必要な会社さん
コンテンツIPが厳しいお客さん
デジタルコンテンツ屋さん
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ファイル共有
• 柔軟な共有/権限設定
• 複数のファイルやフォルダの一括ダウンロード
• アカウントを持たない相手へのファイル共有
• クオータ(容量制限)機能
マルチデバイス対応
• ブラウザだけでなくPC(Windows/Mac)、スマートデバイ
ス(iOS、Android)用アプリからの利用
• PCからエクスプロラーと同様の操作でのファイル、フォル
ダごとのファイルアップロード
セキュリティ
• IP/ドメインアクセス制限機能
• ファイル暗号化、SSLへの対応
• アンチウィルス連動
• 時限公開制御
同期
• PC内のファイルを自動で同期
• ファイルの世代管理(バージョニング)
• 他のメンバーのファイルの競合判定
LDAP/AD連携
• 既存のLDAPやActiveDirectoryとの連携
• SAML/Shibboleth認証も対応可能
プラグイン/API
• APIを利用した連携アプリケーション開発
• プラグイン形式によるownCloudへの機能追加
ownCloudの主な機能
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機能紹介 ファイル共有
 ownCloudは、ブラウザ上でのドラッグ&ドロップによるアップロード、ワンクリック
でのデータ共有等、直感的な操作性での利用が可能です。
 ownCloudの中でグループを形成し、グループに所属しているメンバー間でのリ
アルタイムなファイル共有を行うことが可能です。
 また、ownCloudのアカウントを持たない相手にもファイルの共有が可能です。簡
単な操作でダウンロードURLを生成でき、パスワードの設定、URLのメール通知
やダウンロードの有効期限の設定も可能です。
ファイルをブラウザへドラッグ&ドロップ 画像ファイルはサムネイルで確認が可能PDFはownCloud上で直接閲覧が可能
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機能紹介 同期機能
 ownCloud専用のデスクトップ用クライアントアプリケーションを使用すると、お使
いのパソコンからWindowsエクスプローラーやMac OSのFinderのフォルダを
ownCloudと自動で同期させることが可能となります。
 フォルダごとに同期されるため、ファイル単体をアップロード・ダウンロードすると
いった運用から、アップロードやダウンロードを意識せずともownCloudでの共有
が可能になります。
 メンバー間でのリアルタイムなファイル共有だけ
でなく、バージョニング機能を活用した自身の作
業ファイルの世代管理、または作業ファイルの
自動バックアップ先といった利用が可能となりま
す。
 また、ownCloud vesion6からは既にアップされ
ているファイルと同一のファイル名のファイルを
アップした場合のファイルコンフリクト制御が可
能です。
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機能紹介 セキュリティ
 ownCloudはオンラインストレージとして最も重要な要素であるセキュリテイーを
担保するために様々な仕組みが用意されています。
 暗号化
 SSL暗号化技術を利用した拠点間のセキュアなファイ
ル交換が可能です。また、ownCloudはファイルを暗号
化してからストレージに格納させることが可能です。
 アンチウィルス
 オープンソースのサーバー用アンチウィルスソフト
「Clam AntiVirus」が標準サポートされています。
 選択可能な共有方法
 ownCloudのアカウントを持たない相手とのファイルの
共有も可能です。簡単な操作でダウンロードURLを生
成でき、パスワード設定はもちろん、必要以上に公開し
続けるといったセキュリティ事故を防ぐダウンロードの
有効期限の設定(時限公開制御)も可能です。
 よりセキュアな環境へ
 ownCloudはインターネットに接続できる環境であれば
どこからでも利用可能です。さらにIPアドドレスを使用し
たフィルタリングやVPNや専用線等を利用したよりセキ
ュアなシステム構成で構築することも可能です。
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機能紹介 マルチデバイス対応
 ownCloudはブラウザから利用するだけではありません。PC(Windows・Mac・Linu
x)やスマートデバイス(iOS・Android)それぞれのデバイスに合わせた専用のアプ
リをご用意しています。
 PCではエクスプローラーと同じ使い勝手のまま、スマートデバイスではその直感
的に利用可能なユーザインターフェースをそのまま業務に利用できるため、マニ
ュアルの作成やトレーニングにかかる手間を軽減することが可能です。
 利用シーン例
 社内のファイルを取引先でのプレゼンに利用する
 工場の生産ラインや工事中の建設現場でもリアルタイムの情報共有
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機能紹介 既存アカウント管理システムとの連携
 既に導入されているLDAPやActive Directory等のアカウント管理システムと
ownCloud間でID連携する事が可能です。それによりownCloud側でのユーザー
登録は不要になります。
ID/PW問合せ
権限可否応答
既存アカウント管理システムとの連動
Active Directory
 LDAPやActive Directoryだけではなく、 SAML/Shibboleth認証への対応が可能です。
また、独自のアカウント管理システムを利用されている場合は、ビーグッド・テクノロジ
ーにて開発が行えますのでご相談ください。
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機能紹介 プラグイン/APIによる機能拡張
 ownCloudは機能拡張や他システムとの連携のためのAPIやプラグインによる機
能追加といった仕組みが用意されています。ownCloudは他のシステムからアク
セスや管理機能を制御するためのREST API(Representational State Transfer
API)が用意されています。
ownCloud Applications -
http://apps.owncloud.com
 また、機能追加に関してはプラグイン形式
による機能追加が可能です。
 プラグインに関しては、ownCloudが運営
するサードパーティー製のプラグインのダ
ウンロード可能なサイト (ownCloud
Applications)も存在し、管理画面より導入
が可能です。
 ビーグッド・テクノロジーでは、ownCloud内
のファイルに対して日本語による全文検
索機能プラグイン等を独自開発しており、
弊社との契約者に提供を行っています。
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機能紹介 既存ストレージとの連携
 ownCloudは外部のストレージサービスとの連携機能が搭載されています。NFS
ストレージ、iSCSIストレージ、FTPサーバー、Windows共有フォルダや、Amazon
S3、Dropbox、Google Drive等の既存のストレージに接続することが可能です。
 Amazon Web Service S3互換のインターフェイスを有する環境であれば標準で
接続が行えるため、後から導入した分散ストレージや、ownCloudへ乗り換る際
に既にご利用中のストレージサービスと連動させるといった使い方が可能です。
設定は管理者用設定画面より設定が可能です。
データ保存
データ読込
外部ストレージ
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ownCloud Community Editionのライセンス
 ownCloud Community Editionのライセンス
ownCloud Community Editionは、GNU Affero General
Public License Version 3(以下AGPLv3)です。
AGPLv3はサーバープログラムとして動作しているソフ
トウェアに対し、ネットワーク経由の利用者に対しても
ソースコードを開示しなければならないという性質をも
ったライセンスです。
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ownCloud導入のご相談・お見積もりのお問い合わせ
ビーグッド・テクノロジーは、ownCloudの国内唯一の
正式パートナーです。
株式会社ビーグッド・テクノロジー ownCloud 担当
0 3 - 5 8 4 6 - 2 1 5 1
電話でのお問い合わせ
受付時間:平日9:00~17:00
メールでのお問い合わ
せ
受付時間:24時間受付中
株式会社ビーグッド・テクノロジー
〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目31−6 大塚ビル 3F
http://www.begood-tech.com/
http://owncloud.jp
info@owncloud.jp
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ownCloudのエコシステム
ownCloudは、エコシステムを築きつつあります。
・ownCloudのプラグインアプリケーションが190(古いのも含
む)
・ownCloudをAPI経由で接続して利用するアプリが41
続々増加中
<引用元>
・ownCloud Applications - apps.ownCloud.com
http://apps.owncloud.com/
・Apps · owncloud/core Wiki · GitHub
https://github.com/owncloud/core/wiki/Apps
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ブースでデモしています。
owncloudサーバー間を同期するソリューション
「写シンク」をデモンストレーションしています。
 ブースのIntelNUC上でownCloudを動かしていま
す。
 GoogleCloud上でownCloudを動かしています。
ブースのownCloudとGoogleCloudのownCloudを同期
しています。
双方向に同期していますので、どちらにファイルを
書き込んでも両方とも同じ状態になります。
ブースのownCloudは、Raspberry Piから、
GoogleCloudは、Android端末からファイルをアップし
てそれぞれ同期されるのをご体験ください。

オープンソースカンファレンス osc 2014 関西@京都 ownCloud説明

Editor's Notes

  • #2 それでは、 ownCloudで構築する大規模オンラインストレージ といことでセミナーを開始させて頂きます。
  • #3 まずはじめに、お暑い中、ご来場いただきまして、まことにありがとうございます。 まさか、こんなに満員になるとは、夢にも思っておりませんでした。 はい、そこの方、押し合わないでくださいね。どうぞ譲り合って、座って頂ければと思います。 まあ、この暑い中ですね。来て頂けるのは非常にありがたいと思います。 よっぽどのアーリーアダプターな方か、、まちがって迷い込んでしまわれたか。 のどちらかだと思います。後者でないと思いたいです。 さて、45分間ではございますが、いろいろowncloudについてお話させて頂ければと思います。
  • #4 前半と後半に分かれておりまして、前半は、矢野が担当させて頂きます。 後半は、高橋が担当いたします。 前半は、owncloudについて、まずは成り立ちと機能についてお話させていただきます。 後半は、owncloudを構築して、性能の検証をさせていただいたデータがございますので、 それを報告させて頂きます。 最後に5分間質疑をとらせて頂きたいと思いますけれども、時間がなければブースの方におりますので、そちらに来て頂ければご相談に乗ることができると思います。
  • #5 まずは、自己紹介です。 矢野と言います。 松山生まれ、松山育ちです。 システム運用とか、ネットワーク周りですとかをいろいろとやっております。 最近はですね、owncloudの宣伝担当として営業や、翻訳作業をさせて頂いております。 owncloudの好きな機能は、サーバーとサーバーを同期させるのがあるのですが、この「サーバーツーサーバーシンク」というのが気に入っております。
  • #6 まず、owncloudってなんですか?ちょっと初歩的なところから入りたいと思います。 ひと言で言うと。。。。。 Linuxで動く、ファイルを保存するユーザーインターフェースを提供するオープンソースのサーバーソフトウェアです。 わかりずらいですよね。
  • #7 ようするに、Dropboxみたいな機能を提供するオープンソースソフトウェアです。
  • #8 まあ、画面はこんな感じなっています。 こちらは向かって右側が、フォルダが見えていますね。 こう言うような形でファイルを保存できるサーバー。 いうことになります。
  • #9 じゃあ、owncloudを動かすにはどういうものが必要か?というこで、必要なコンポーネントをスタックして表現してみました。 したから、OSでLinuxとWindows、がございます。FreeBSDでもですね。FreeNASというのがあるんですが、そちらでも動いておりますので公式ではありませんが、問題なく動くと思います。 究極的には、PHPと上記のデータベースが動く環境であれば動かせると思います。 ちょっと腕力が必要な場合もあるかもしれません。
  • #10 さて、「ファイル保存サービス?」と思われたかたもいらっしゃると思います。 そうですよね。ファイル保存や共有といえば、言わずと知れた、有名なのがありますよね。 Dropboxです。 他にもありますが、例えば、どうですか? ご存じの方いらっしゃいますか?
  • #11 そうなんですよ。世の中には、いくつもの優れた「ファイル共有サービスがあります。」 じゃあ、なんで今さらそんな車輪の再発明をしなきゃいけないんですか? ね?ファイル共有サービス使えばいいじゃん。 それを説明するには、owncloudの歴史をさかのぼる必要があります。
  • #12 いまから、時間をさかのぼること、1億二千6ひゃく…。すみません。4年まえのことです。 2010年1月にキャンプケーデーイーというのがサンディエゴで開催されました。 そこで、フランク カーリチェックさんが、こういいました。
  • #13 フランクカーリチェックさんは、この人です。
  • #14 世の中には、便利なファイル保存サービスがありますと。しかし、データのプライバシーについては、充分気をつける必要がありますよ。 ファイル保存サービスを提供している会社から情報が漏れる。そういう危険性がありますよ。 サンディエゴで行われたキャンプケーデーイーでフランクさんはそう言ったんですね。 フランクさんは、ドイツの人らしいんですが、まあ、なんか、ドイツ人の言いそうなことですよね。
  • #15 それを聞いているちょうしゅうの皆さんが、「じゃあ、おまえつくれよ」 と言ったわけですね。 まあ、当然の話ですね。
  • #16 で、フランクさんはですね。 わかったと。おれつくるわ。 ということを言ったんですね。
  • #17 というようなことがですね。 こちらのリナックスコムに載っております。 その中に、 あい スターテッド 「マイオデッセイ」 あい スターテッド 「マイオデッセイ」 これが、「ぼくの冒険の始まりだった。」てな かっこいいことが書かれています。
  • #18 そのご、フランクさんは、2011年にowncloud社を設立 Version.3を2012年1月にリリース その後も、4,5,6,7とですね。順調にバージョンアップを重ねてきております。 で先日、7月23日なんですが、バージョン7がリリースされました。
  • #19 その間に、ユーザーデータマニフェストというのをフランクさんは発表しています。 これはですね、プライベートなデータというのは、このように扱われるべきである。 このような対処が必要ですよ。と言うようなことを宣言したものです。 当然、owncloudもこれを元に考えてつくられているということになります。
  • #20 ところがですね。こういった事件が起きました。 NSAのプリズムが、世界中のデータを監視してた。 エドワード・スノーデン氏がNSAを告発したんですね。 ヨーロッパの各国は大混乱。アメリカが、俺たちを監視してた。友達だと思ってたのに。 てな状況のようです。
  • #21 とは言ってもですね。 Webのデータ保存サービスというのは、便利です。 そうです。便利です。 「一回使ってしまってその便利さを知ってしまうと後戻りすることは難しい。」 まったくそのとおりです。
  • #22 そこで、「owncloud」! データを外に出さなくていい。 自社で管理できる。 というところから注目されはじめています。
  • #24 じゃあ、わかったと。 owncloudとは、どういうことが出来るの? それについては、まずは6つに分けてお話をしたいと思います。 まず、一つ目は、基本となる、「ファイル共有」  つぎに、それを「同期」したいですよね。ということで「同期機能」 じゃあ、「セキュリティ」はどうなってるの?セキュリティの説明をします。 いろんなデバイスで使いたい「マルチデバイス対応」について説明します。 管理面ではどうなっているんですか?「LDAP/AD連携」について説明します。 最後に「owncloudの拡張」について説明します。
  • #25 まず、一つ目。 ファイルのアップロード、ダウンロードができます。 それを共有することもできます。 そして、ブラウザー上であれば、ファイルのプレビュー、テキストやワードファイルの編集と言ったことも可能です。
  • #26 2つ目は、「owncloudデスクトップクライアント」という、常駐アプリがありますので、それをインストールしていただければ、 Windows,Mac,Linuxでファイルを自動的に同期しておくことが可能です。
  • #27 3つ目は、セキュリティです。 暗号化、権限管理、といったところの機能がございます。
  • #28 4つ目は、マルチデバイス対応ですね。 先ほどお話した、Windows、Mac、Linux以外の、Android、iOSにも対応したクライアントがあります。 他にも、接続プロトコルは、WebDAVですので、それに対応したクライアントであれば接続出来ます。
  • #29 5つ目は、管理面です。 エンタープライズ用途では、アカウントの管理というのは非常に大変だったりするわけですけれども、 権限の管理は、「LDAP」と「アクティブディレクトリ」といったアカウント管理システムを利用できますので、 沢山のユーザーをかかえているところでも、無理なく利用することが可能です。
  • #30 6つ目は、機能拡張です。 そもそも、owncloud自体がオープンソースなんですが、拡張しやすいアーキテクチャーかどうか? というのは非常に重要なポイントに昨今なってきています。 まず、APIがある。そして、プラグインの形式で拡張出来ること。 私たちもいくつか、プラグインを開発しております。
  • #31 6つ目の機能拡張の追加説明になりますが、owncloudが動いているシステムにもファイルを置くデータ領域ていうのはあります。 しかし、例えば、それが足りない場合、もしくは、既存のストレージがある場合、外部で管理したい場合。 エクスターナルストレージというプラグインがありますので、それを使って、 外部のストレージがあたかも、自分のowncloudのサーバー上にあるかのように見せることができます。 以上が、owncloudの機能概要です。 非常に様々な機能を有していることが分かると思います。 メリットの多いオープンソースソフトウェアであると、言うことができます。
  • #32 最後に、owncloudのライセンスについてです。 owncloudコミュニティエディションは、AGPLで公開されています。 owncloudエンタープライズエディションは、クローズドソースになっていて、デュアルライセンスです。 AGPLは、GPLに条件が追加されていまして、ネットワーク経由の利用者に対してもそのソースコードを提供しなければならないという性質をもったライセンスです。
  • #33 宣伝です。