State of the Map Tokyo 2014 
自治会と共同で作る 
OpenStreetMap 
Code for SAITAMA 
古田武士
自己紹介 
ふるた@さいたまっぱ~ 
合同会社マップクエスト 
ソリューションズ代表取締役 
• 創業23年のGISエンジンメーカー 
の開発・営業 
• 大阪のLinuxコミュニティ活動に 
参加 
• OpensourceとしてのGISソフト 
FOSS4Gに出会う 
• Google MapsやOpenstreetMap 
を使ったGIS開発 
• Code for SAITAMAの立ち上げメ 
ンバー 
• メールアドレス 
furuta@mq-sol.jp 
• Twitter 
@QCask 
• Facebook 
https://facebook.com/qcask 
2014/8/9 2
Code for SAITAMAとは 
設立2013年12月準備会・2014年1月設立 
目的さいたまのITの力で、社会課題の解決を図 
ることで、市民をわくわくさせる。 
エリア埼玉県内(活動拠点:さいたま市大宮区) 
特徴 
• 大宮のコワーキングスペースOffice7Fを利用す 
るIT技術者の参加が多い 
• GIS系技術者が比較的多い 
• 行政職員の個人的な参加も多い。
Code for Saitamaロゴについて 
• 埼玉県の県章にも使われている勾玉(まがた 
ま)と、地図のマーカーをモチーフに制作。
これまでのあゆみ 
13年12月設立準備ミーティング 
14年1月設立準備会発足 
14年3月大宮公園マッピングパーティ 
14年4月JOSM勉強会 
14年5月さいたま新都心マッピングパーティ 
14年6月クリテリウムアイデアソン 
14年7月Hack for クリテリウムハッカソン 
14年8月GIS キャンプ@立正大学でUshahidi勉強会 
14年8月さいたま市浦和区前地自治会と協働での街歩き調査 
14年9月D3.js勉強会 
14年10月らぶさいイベント(おおみや宝さがし)・・・雨天中止 
14年10月第2回自治会街歩き調査 
14年11月第3回自治会街歩き調査結果報告 
14年11月マジビジアイデアソン協力 
出来る限り月11回のイベントを計画
新聞にも取り上げられました。
自治会での地図の取扱について 
• 自治会で地図を使う機会は多い 
• ゼンリンの住宅地図を使うとなると許諾費用が膨大 
(証紙1枚216円) 
• 市は包括契約で許諾を受けているが、自治会には 
その契約範囲に含まれない 
• 自治会予算ではライセンス費用の工面が難しい 
• 印刷して配布が出来ない 
• 著作権・利用条件にあう地図が見当たらない 
OOppeennssttrreeeett MMaappがあるじゃないか。
Code for SAITAMAとの協同 
市民活動サポートセンターから前地自治会を紹介 
前地自治会の「緑の回廊まちづくりを推進する会」と「Code for 
SAITAMA」が主体となって地図作りを推進 
地元の人にもわかるように「街歩き調査隊」の腕章をして街の 
調査を実施
実施期間 
• 事前作業 
– 前地1丁目~3丁目をアームチェアマッピングにて建物を記載 
• 第1回8月23日(Code for SAITAMAスタッフのみの参加) 
– 市民活動サポートセンターでの概要説明 
– 実際に街歩きをして道路種別について調査 
– 道路属性について調査 
• 第2回10月19日(自治会員と一般参加者) 
– 建物の現状やトランスのある電柱、消火栓などをを調査 
– 背景地図をBingだけでなく地理院タイルも併用して描画 
• 第3回11月30日(自治会員とCode for SAITAMAで実施) 
– 作成した地図について説明および、iDの使い方について説明 
– OSM登録された地物を抽出した地図を提示 
– 今後の課題について協議
第1回の様子
第2回の様子
自治会館での告知
取り組みが新聞記事になっています。
事前作業で作成した地図
現在の前地の地図
OSMから必要な情報の抽出 
http://maeji.code4saitama.org/
今後の課題 
• 地図を作成したがメンテナンスを高齢者の多 
い自治会に委譲できるのかどうか。 
• OSMに載せることの出来ない要介護の方な 
どの災害弱者の世帯を記載 
• 自治会の希望している地域防災マップへの 
活用
地域防災マップの構想イメージ
Code for SAITMAとして 
• 今回の自治会のマッピング成果を他の自治会に 
広げていきたい 
• 「自治会クラウド」を構築して、前地自治会での 
知見をベースにした防災マップの作成 
• 災害に強いまちづくりのICTによる方法論の確立 
今後もCode for SAITAMAは攻めの 
姿勢で活動します。
今後の予定 
来年1月にオープンデータアイデアソン・ハッカ 
ソンを実施します。 
・1/16(金) アイデアソン@浦和 
・1/31(土)ハッカソン@大宮 
詳細決定次第Facebookなどで告知します。

自治会と共同で作る Open streetmap

  • 1.
    State of theMap Tokyo 2014 自治会と共同で作る OpenStreetMap Code for SAITAMA 古田武士
  • 2.
    自己紹介 ふるた@さいたまっぱ~ 合同会社マップクエスト ソリューションズ代表取締役 • 創業23年のGISエンジンメーカー の開発・営業 • 大阪のLinuxコミュニティ活動に 参加 • OpensourceとしてのGISソフト FOSS4Gに出会う • Google MapsやOpenstreetMap を使ったGIS開発 • Code for SAITAMAの立ち上げメ ンバー • メールアドレス furuta@mq-sol.jp • Twitter @QCask • Facebook https://facebook.com/qcask 2014/8/9 2
  • 3.
    Code for SAITAMAとは 設立2013年12月準備会・2014年1月設立 目的さいたまのITの力で、社会課題の解決を図 ることで、市民をわくわくさせる。 エリア埼玉県内(活動拠点:さいたま市大宮区) 特徴 • 大宮のコワーキングスペースOffice7Fを利用す るIT技術者の参加が多い • GIS系技術者が比較的多い • 行政職員の個人的な参加も多い。
  • 4.
    Code for Saitamaロゴについて • 埼玉県の県章にも使われている勾玉(まがた ま)と、地図のマーカーをモチーフに制作。
  • 5.
    これまでのあゆみ 13年12月設立準備ミーティング 14年1月設立準備会発足 14年3月大宮公園マッピングパーティ 14年4月JOSM勉強会 14年5月さいたま新都心マッピングパーティ 14年6月クリテリウムアイデアソン 14年7月Hack for クリテリウムハッカソン 14年8月GIS キャンプ@立正大学でUshahidi勉強会 14年8月さいたま市浦和区前地自治会と協働での街歩き調査 14年9月D3.js勉強会 14年10月らぶさいイベント(おおみや宝さがし)・・・雨天中止 14年10月第2回自治会街歩き調査 14年11月第3回自治会街歩き調査結果報告 14年11月マジビジアイデアソン協力 出来る限り月11回のイベントを計画
  • 6.
  • 7.
    自治会での地図の取扱について • 自治会で地図を使う機会は多い • ゼンリンの住宅地図を使うとなると許諾費用が膨大 (証紙1枚216円) • 市は包括契約で許諾を受けているが、自治会には その契約範囲に含まれない • 自治会予算ではライセンス費用の工面が難しい • 印刷して配布が出来ない • 著作権・利用条件にあう地図が見当たらない OOppeennssttrreeeett MMaappがあるじゃないか。
  • 8.
    Code for SAITAMAとの協同 市民活動サポートセンターから前地自治会を紹介 前地自治会の「緑の回廊まちづくりを推進する会」と「Code for SAITAMA」が主体となって地図作りを推進 地元の人にもわかるように「街歩き調査隊」の腕章をして街の 調査を実施
  • 9.
    実施期間 • 事前作業 – 前地1丁目~3丁目をアームチェアマッピングにて建物を記載 • 第1回8月23日(Code for SAITAMAスタッフのみの参加) – 市民活動サポートセンターでの概要説明 – 実際に街歩きをして道路種別について調査 – 道路属性について調査 • 第2回10月19日(自治会員と一般参加者) – 建物の現状やトランスのある電柱、消火栓などをを調査 – 背景地図をBingだけでなく地理院タイルも併用して描画 • 第3回11月30日(自治会員とCode for SAITAMAで実施) – 作成した地図について説明および、iDの使い方について説明 – OSM登録された地物を抽出した地図を提示 – 今後の課題について協議
  • 10.
  • 11.
  • 12.
  • 13.
  • 14.
  • 15.
  • 16.
  • 17.
    今後の課題 • 地図を作成したがメンテナンスを高齢者の多 い自治会に委譲できるのかどうか。 • OSMに載せることの出来ない要介護の方な どの災害弱者の世帯を記載 • 自治会の希望している地域防災マップへの 活用
  • 18.
  • 19.
    Code for SAITMAとして • 今回の自治会のマッピング成果を他の自治会に 広げていきたい • 「自治会クラウド」を構築して、前地自治会での 知見をベースにした防災マップの作成 • 災害に強いまちづくりのICTによる方法論の確立 今後もCode for SAITAMAは攻めの 姿勢で活動します。
  • 20.
    今後の予定 来年1月にオープンデータアイデアソン・ハッカ ソンを実施します。 ・1/16(金) アイデアソン@浦和 ・1/31(土)ハッカソン@大宮 詳細決定次第Facebookなどで告知します。