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欧米におけるデータ基盤拡充の動
き:
SciSIP と RISIS 科学技術振興機構 -CRDS
1
2
米国 NSF/SciSIP データ情報基盤
米国 SciSIP 関連データ基盤の変遷
2010-2015
2012-
2015-
NCSES: 2010-  
1958 年 CIC 設立
2012 から STAR METRICS に参加
Fastlane:2000  Research.gov: 2015-  
資金は省庁( NSF, NIH) と大学から
資金は大学から
資金は省庁( NSF, NIH) から
資金は財団・大学から
特許局(データ、アプリケーショ
ン)
国勢調査局データ(賃金、企業情
報)
ORCID (Open Researcher and
Contributor ID) project
VIVO project
国際的研究者データベース
CRDS 作成
3
米国 NSF/SciSIP データ情報基盤の現状①
 STAR METRICS *
は、 2009 年米国復興・再投資法により、公的研究開
発投資の雇用に与える影響を測定する目的で始まった。その後、同デー
タベースは、 NSF と NIH から資金援助を受け大学と省庁 (NSF, NIH,
EPA, DOE, USDA) のデータを連結することにより発展した。
   * Science and Technology for America’s Reinvestment: Measuring the EffecTs of    
     Research on Innovation, Competitiveness and Science)
 当初、 STAR METRICS は公的研究開発費によって生み出される大学・
研究機関における雇用と関連企業への資金波及を把握する STAR
METRICS レベルⅠから始まった。その後、 特許情報や論文情報等を連
結した STAR METRICS レベルⅡへ移行した。
  注) STAR METRICS の予算は、 2009 年から NSF に年間 100 万ドルが計上されており( NSF Strategic   
    Plan で2018年まで計画に入っている)、 NIH や他省庁からも予算措置されている可能性がある。
4
3
米国 NSF/SciSIP データ情報基盤の現状②
 STAR METRICS レベルⅡ: 2015-2016 年の動向
  ① NIH のホームページにおいて、ツールとしての機能
(研究  
   情報の検索や図表の作成機能の充実化)に特化した 
 
    STAR METRICS レベルⅡ /Federal RePORTER
  ②レベルⅠの方向性を継承し研究開発投資の社会的影響
の  
   測定を目指す、 UMETRICS として独立
*   STAR METRICS/Federal RePORTER の検索画面 *   UMETRICS の運用図
5
米国: UMETRICS によるデータ基盤連結の動き
 2015 年 1 月 STAR METRICS から分離独立した
UMETRICS(Universities: Measuring the ImpacTs of Research on
Innovation, Competitiveness, and Science) はミシガン大学に拠点を設
けた。
 目立った動きでは、国勢調査局 (Census Bureau) の持つ雇用と家計デ
ータ( Longitudinal Employer-Household Dynamics )との連結から、
博士課程修了者の卒業後の追跡についての 計量分析を行い、 2015
年 12 月にサイエンス誌、 2016 年 5 月に American Economic Review
誌に論文掲載。
6
7
欧州におけるデータ基盤ネットワーク
欧州におけるデータ基盤ネットワーク:      
  Research Infrastructure for Science and Innovation
Policy Studies ( RISIS )
8
RISIS の参加団体は 10 ヶ国 13 大学・研究所で
あり
主幹事はパリ大学東校である。
欧州連合( EU )の 7th Framework
Programme によって 2014 年から
2017 年
までの 4 年間資金提供を受けている。
総資金は 5 百万ユーロ( 2016 年 7 月
平均 レートによる換算だと約 5 億
7500 万円)。
既存のデータベースの活用と連結
による研究インフラとしての 利
用可能性の拡大と European
Research Area への対応、人材育
成プログラムの充実が見られる。
データを運用するための 2 つのプ
ラットフォームの創設
RISIS ではデータのオープンアクセス化を
図るだけでなく、独自の視点からデータの
再構築も計画している。
 欧州: RISIS 事業内容
1. データセットの拡充 
1-1 欧州研究領域に関連するもの: European Research Area  
( ERA )
i. EUPRO データベース(欧州のプロジェクトベースの協力関係につい
ての
  データ)オーストリア工科大学 (AIT)
ii.   JOREP データベース(国境を越えた研究資金プログラムに関するデ
ータ)  
  イタリア学術会議持続的経済成長研究所 (CNR)
iii.  ナノテクノロジーデータベース パリ大学東校 (UPEM)
1-2 大学および人材に関するもの
i.  ライデン大学ランキング ライデン大学 (UL)
ii.   EUMIDA (EUropean MIcroDAta collection) と ETER (European
Tertiary
Education Register) :欧州の研究者人材に関するデータベース 
9
 欧州: RISIS 事業内容
1. データセットの拡充  ( 続き)
1-3 企業イノベーション 
i.Corporate Board Invention: 大企業の発明に関するデータベース 
   パリ大学東校 (UPEM)
ii.    VICO データベース:スタートアップ企業とベンチャーキャピタ
ルに関する
   データベース ミラノ工科大学 (POLIMI)
10
 欧州: RISIS 事業内容
2 .データを運用するための 2 つのプラットフォームの創設
既存のデータだけでなく、ソーシャルネットワークサービス( SNS )に
代表されるインターネット上の様々なテキスト、データを取り込み、研究
者がコミュニケーションと協働をし易くするためのソフトウェア・プラッ
トフォームを創設する。
2-1 Semantically Mapping Science (SMS) platform : インターネットを活用
したデータセットの運用 
アムステルダム自由大学ネットワーク・インスティチュート (VUA)
2-2 CorTexT Manager platform: 膨大で様々な言語の科学技術関連のテキ
ストから、関連する単語、表現をヒントに科学技術イノベーションにおけ
る「知」の伝播や発展を分析する、としている。様々なデータセットに対
応するためのオンラインプラットフォーム パリ大学東校 (UPEM)
11
 欧州: RISIS 事業内容
3. データの再構築のための共同研究
RISIS ではデータのオープンアクセス化を図るだけでなく、独自の視点
からデータの再構築も計画している。
再構築は欧州研究領域 (ERA: European Research Area) を推進すること
を
  大きな目的としている。
RISIS の共同研究として、前述した既存の9つのデータを、企業、評価
、欧州研究領域、公的研究、人材資源、そしてデータの活用支援の 6 つ
の観点から再編集する取組みが 2016 年から開始されている。     
           ( WP20 ~ WP25 の 6 プロジェクト)
12
 欧州: RISIS 事業内容
3. データの再構築のための共同研究  ( 続き)
3-1 企業に関するデータセットの深化と連結  (WP20)
  サセックス大学科学技術政策研究所 (UoS)
3-2 欧州における政策評価のための Science and Innovation Policy
Evaluations Repository の構築  (WP21) マンチェスター大学
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3-3 欧州研究領域関連の EUPRO データベースと JOREP データベースの
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13

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「欧米におけるデータ基盤拡充の動き: SciSIPとRISIS」

  • 3. 米国 SciSIP 関連データ基盤の変遷 2010-2015 2012- 2015- NCSES: 2010-   1958 年 CIC 設立 2012 から STAR METRICS に参加 Fastlane:2000  Research.gov: 2015-   資金は省庁( NSF, NIH) と大学から 資金は大学から 資金は省庁( NSF, NIH) から 資金は財団・大学から 特許局(データ、アプリケーショ ン) 国勢調査局データ(賃金、企業情 報) ORCID (Open Researcher and Contributor ID) project VIVO project 国際的研究者データベース CRDS 作成
  • 4. 3 米国 NSF/SciSIP データ情報基盤の現状①  STAR METRICS * は、 2009 年米国復興・再投資法により、公的研究開 発投資の雇用に与える影響を測定する目的で始まった。その後、同デー タベースは、 NSF と NIH から資金援助を受け大学と省庁 (NSF, NIH, EPA, DOE, USDA) のデータを連結することにより発展した。    * Science and Technology for America’s Reinvestment: Measuring the EffecTs of          Research on Innovation, Competitiveness and Science)  当初、 STAR METRICS は公的研究開発費によって生み出される大学・ 研究機関における雇用と関連企業への資金波及を把握する STAR METRICS レベルⅠから始まった。その後、 特許情報や論文情報等を連 結した STAR METRICS レベルⅡへ移行した。   注) STAR METRICS の予算は、 2009 年から NSF に年間 100 万ドルが計上されており( NSF Strategic        Plan で2018年まで計画に入っている)、 NIH や他省庁からも予算措置されている可能性がある。 4
  • 5. 3 米国 NSF/SciSIP データ情報基盤の現状②  STAR METRICS レベルⅡ: 2015-2016 年の動向   ① NIH のホームページにおいて、ツールとしての機能 (研究      情報の検索や図表の作成機能の充実化)に特化した        STAR METRICS レベルⅡ /Federal RePORTER   ②レベルⅠの方向性を継承し研究開発投資の社会的影響 の      測定を目指す、 UMETRICS として独立 *   STAR METRICS/Federal RePORTER の検索画面 *   UMETRICS の運用図 5
  • 6. 米国: UMETRICS によるデータ基盤連結の動き  2015 年 1 月 STAR METRICS から分離独立した UMETRICS(Universities: Measuring the ImpacTs of Research on Innovation, Competitiveness, and Science) はミシガン大学に拠点を設 けた。  目立った動きでは、国勢調査局 (Census Bureau) の持つ雇用と家計デ ータ( Longitudinal Employer-Household Dynamics )との連結から、 博士課程修了者の卒業後の追跡についての 計量分析を行い、 2015 年 12 月にサイエンス誌、 2016 年 5 月に American Economic Review 誌に論文掲載。 6
  • 8. 欧州におけるデータ基盤ネットワーク:         Research Infrastructure for Science and Innovation Policy Studies ( RISIS ) 8 RISIS の参加団体は 10 ヶ国 13 大学・研究所で あり 主幹事はパリ大学東校である。 欧州連合( EU )の 7th Framework Programme によって 2014 年から 2017 年 までの 4 年間資金提供を受けている。 総資金は 5 百万ユーロ( 2016 年 7 月 平均 レートによる換算だと約 5 億 7500 万円)。 既存のデータベースの活用と連結 による研究インフラとしての 利 用可能性の拡大と European Research Area への対応、人材育 成プログラムの充実が見られる。 データを運用するための 2 つのプ ラットフォームの創設 RISIS ではデータのオープンアクセス化を 図るだけでなく、独自の視点からデータの 再構築も計画している。
  • 9.  欧州: RISIS 事業内容 1. データセットの拡充  1-1 欧州研究領域に関連するもの: European Research Area   ( ERA ) i. EUPRO データベース(欧州のプロジェクトベースの協力関係につい ての   データ)オーストリア工科大学 (AIT) ii.   JOREP データベース(国境を越えた研究資金プログラムに関するデ ータ)     イタリア学術会議持続的経済成長研究所 (CNR) iii.  ナノテクノロジーデータベース パリ大学東校 (UPEM) 1-2 大学および人材に関するもの i.  ライデン大学ランキング ライデン大学 (UL) ii.   EUMIDA (EUropean MIcroDAta collection) と ETER (European Tertiary Education Register) :欧州の研究者人材に関するデータベース  9
  • 10.  欧州: RISIS 事業内容 1. データセットの拡充  ( 続き) 1-3 企業イノベーション  i.Corporate Board Invention: 大企業の発明に関するデータベース     パリ大学東校 (UPEM) ii.    VICO データベース:スタートアップ企業とベンチャーキャピタ ルに関する    データベース ミラノ工科大学 (POLIMI) 10
  • 11.  欧州: RISIS 事業内容 2 .データを運用するための 2 つのプラットフォームの創設 既存のデータだけでなく、ソーシャルネットワークサービス( SNS )に 代表されるインターネット上の様々なテキスト、データを取り込み、研究 者がコミュニケーションと協働をし易くするためのソフトウェア・プラッ トフォームを創設する。 2-1 Semantically Mapping Science (SMS) platform : インターネットを活用 したデータセットの運用  アムステルダム自由大学ネットワーク・インスティチュート (VUA) 2-2 CorTexT Manager platform: 膨大で様々な言語の科学技術関連のテキ ストから、関連する単語、表現をヒントに科学技術イノベーションにおけ る「知」の伝播や発展を分析する、としている。様々なデータセットに対 応するためのオンラインプラットフォーム パリ大学東校 (UPEM) 11
  • 12.  欧州: RISIS 事業内容 3. データの再構築のための共同研究 RISIS ではデータのオープンアクセス化を図るだけでなく、独自の視点 からデータの再構築も計画している。 再構築は欧州研究領域 (ERA: European Research Area) を推進すること を   大きな目的としている。 RISIS の共同研究として、前述した既存の9つのデータを、企業、評価 、欧州研究領域、公的研究、人材資源、そしてデータの活用支援の 6 つ の観点から再編集する取組みが 2016 年から開始されている。                 ( WP20 ~ WP25 の 6 プロジェクト) 12
  • 13.  欧州: RISIS 事業内容 3. データの再構築のための共同研究  ( 続き) 3-1 企業に関するデータセットの深化と連結  (WP20)   サセックス大学科学技術政策研究所 (UoS) 3-2 欧州における政策評価のための Science and Innovation Policy Evaluations Repository の構築  (WP21) マンチェスター大学 (UniMan) 3-3 欧州研究領域関連の EUPRO データベースと JOREP データベースの 拡充       (WP22) イタリア学術会議持続的経済成長研究所 (CNR) 3-4 EU における公的研究機関についてのデータセット構築 (WP23)     スペイン国立研究協議会 (CSIC) 3-5 研究者人材のキャリア分析のためのデータセット構築 (WP24)     ドイツ国立情報学研究所 (IFQ) 3-6 データ活用のための支援:洗浄、統合、分析、品質管理  (WP25) 13

Editor's Notes

  1. UMETRICS (概要) 2015年1月STAR METRICSから分離独立したUMETRICS(Universities: Measuring the ImpacTs of Research on Innovation, Competitiveness, and Science)はミシガン大学に拠点 を設け、より多くの大学間の運営データ共有を目指している。全米の大学は4800近くあるが、トップレベルの大学は120大学程であり、その全てが政府の研究開発費を受けている。したがってUMETRICSはこの120大学を網羅することを目指している。また、目立った動きでは、国勢調査局(Census Bureau)の持つ雇用と家計データ(Longitudinal Employer-Household Dynamics)や職歴データ、新規公開株のデータといった社会経済的データと共に、特許局のデータベース、出版物や引用数のデータを連携させることで、研究開発投資の社会における成果を多角的に捉えようとしている。以下はUMETRICSが発表したデータ連結のデザインである。 データには、UMETRICSに参加した機関の研究者のみがアクセス出来るが、UMETRICSチームが研究者の研究対象を精査し必要と思われる範囲のデータのみを共有する方針である。UMETRICSについては、現在一般に公開されているデータはない。 (成果) 2015年12月UMETRICSのデータ(従来のSTAR METRICSのデータと国勢調査局センサスデータの連結)を使った初めての研究成果がサイエンス誌に掲載された。 公的および民間の研究投資が行われたプログラムの博士課程の学生が労働市場でどのような待遇をうけているか、雇用機会と給与にどのような影響があるのかを分析したもので、STAR METRICSレベルⅠの当時から蓄積した研究者個人のデータ(例えば、研究資金の受託履歴、研究における雇用関係、成果としての論文や特許等)とセンサスデータ(雇用や待遇に関する情報、企業情報等)がUMETRICSにより連結したため、博士号所得者の卒業以降の動向を90日ベースで追跡できるようになった(センサスは90日間隔なので転職しても追跡が可能)。本論文では、博士号取得者を雇用した企業の特性や勤務地、雇用条件の分析を行っており、学位取得後、どの地域でどのような企業や大学で就職し(もしくは起業し)、どのような待遇でどのような仕事に就いているかを知ることが出来るようになった。また博士号取得者の専門分野による給与や待遇の違い等も明らかにしている。 これにより、将来画期的なイノベーションが起こった時に、どのような学歴・キャリアパスを通ってきた人材により、イノベーションが引き起こされたかを掴めるようになる道筋が出来た。またどのような分野の博士号所得者が、どういった産業や企業で働いているかを知ることが出来、今後、研究開発投資の経済的・社会的インパクトを知るための基礎となると考えられる。この論文は、サイエンス誌で12月10日に公表されたが、11日にはワシントンポスト紙やネイチャー誌で詳しい内容が報じられている。
  2. 全米の大学は4800近くあるが、トップレベルの大学は120大学程であり、その全てが政府の研究開発費を受けている。したがってUMETRICSはこの120大学を網羅することを目指している。
  3. RISISの参加団体は9カ国13大学・研究所であり主幹事はパリ大学東校である。     (フランス)  パリ大学東校 Université Paris-Est Marne-la-Vallée(UPEM) – Institut Francilien Recherche, Innovation et Société     (イタリア) イタリア学術会議持続的経済成長研究所 Consiglio Nazionale delle Ricerche (CNR) – Research Institute on Sustainable Economic Growth ミラノ工科大学経営経済学および工業エンジニアリング学部 Politenico di Milano (POLIMI) – Department of Management Economics and Industrial Engineering ルガーノ大学 Università della Svizzera italiana (USI) – Unit on Performance and Management of Research and Higher Education Institutions  (オランダ)  アムステルダム自由大学ネットワーク・インスティチュートVU University Amsterdam – The Network Institute (VUA)  ライデン大学科学技術研究センター Leiden University (UL)– Centre for Science and Technology Studies      (ドイツ) ドイツ国立情報学研究所 Institute for Research Information and Quality Assurance (IFQ)       (イギリス) マンチェスター大学イノベーションリサーチインスティチュートThe University of Manchester – Manchester Institute of Innovation Research (UniMan) サセックス大学科学技術政策研究所 University of Sussex (UoS)– Science and Technology Policy Research      (オーストリア) オーストリア工科大学 Austrian Institute of Technology (AIT)      (ノルウェー) 北欧イノベーション・リサーチ・教育研究所 Nordic Institute for Studies in Innovation, Research and Education (NIFU)      (スペイン) スペイン国立研究協議会 Spanish National Research Council (CSIC) – Institute of Public Goods and Policies & Instituto de gestió n de la innovació n y del conocimiento     (イスラエル) サミュエル・ニーマン研究所 Samuel Neaman Institute for National Policy Research (SNI)
  4. RISISプロジェクトはPRIME Networkによる研究者コミュニティから発展し、  科学技術イノベーション政策に必要なエビデンスを準備するためのデータ基盤構築のために事業を実施している。 この事業で特筆すべき点は、既存のデータベースをネットワークで結び、資金を少なく抑える工夫をしていることに加え、欧州研究領域(ERA)やRISISが設定した研究テーマに沿う形でデータ基盤を再構築している点である。 行政関係者、研究者を問わずソフトウェア利用やデータ分析方法などのワークショップが頻繁に開かれており、様々なレベルでの人材育成による今後の裾野の広がりが想定できる 。