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吉岡の里・壮年就農Gate
その後、どうなった?
2020/1/11@NSP
農業法人合同会社吉岡の里
嶋﨑剛志
今日の目次
1. 吉岡の里紹介
2. 失敗・経験談
3. 思うところ
4. 反省と今後の作戦
5. 壮年就農GATE
6. まとめ
吉岡の里
循環型農業推進プロジェクト
(農業・畜産・陸上養殖・道の駅・温泉・障害者就労・医療・介護関連)
農業法人合同会社 吉岡の里
〒370-3605群馬県北群馬郡吉岡町大字北下58-1-A
代表 嶋﨑 剛志
TEL:070-4223-0118
E-mail:Takeshi.Shimazaki@bakture.or.jp
WEB:https://yoshiokanosato.com
詳しくはWEBで!
「吉岡の里」プロジェクト
群馬県吉岡町を主体とする農産業・観光・農医福連携・若者就労人口
拡大に貢献する社会的に意義のあるプロジェクトです。
世界初のバイオレメディエーション技術(バクチャー)で完全循環型の
モデルファームを創ります。
農 業
畜 産
陸上養殖
観光(体験農業等)
社会福祉(医療含)
従来では無かった技術で有機農業を簡素化します。
牛・豚・鶏の糞尿の匂いを大幅に軽減し、有料な肥料にします。
海水魚・淡水魚にかかわらず低コストで養殖を行います。
道の駅・温泉施設と連動したビジネス
農・医福連携で生産物から取り組みます。
「吉岡の里」プロジェクトで
世界が注目する群馬県
若者が根付く地域環境を目指します。
「バクチャー」は、この有用微生物を活性化し
汚染された水や土を正常に戻し、良質に維持させる天然素材です。
微生物の環境適応能力で地球の自然環境は守られています。
有用微生物が存在します。
地球の自浄能力は微生物の働きです。
バクチャー
「微生物活性素材バクチャー(BAKTURE)」、Back to the Natureを略した造語です。
人類か犯した自然環境を正常に戻す天然素材です。
■地球の自浄能力は微生物の働きによる
バクチャーは火山礫を主成分とし、当社独自の熱加工技術と処理工程で
造ったのが「バクチャー」です。地球の自浄能力となる根源は微生物の働き
によるもので、土着菌と呼ばれるそこに存在する微生物が自然環境の乱れを
を正常に戻す働きをしています。バクチャーは、世界中どこにでも存在する
土着菌を活性化する働きがあり、汚染された土や水を正常な状態に戻す働き
があり、農業や陸上養殖では低コストで良質な生産物を生産しています。
水の浄化 土壌改良 悪臭対策
肥料や化学物質で汚染
された土壌を改善します。
<農業用地>
無農薬生産
農産物の生産力向上
牧草地の確保
河川・湖・海洋浄化
家庭用・工業用排水浄化
農業用水
<陸上養殖>
ろ過装置なしに曝気のみで
清水を維持
(海水・淡水)
匂い成分を分解または
大幅に軽減します。
排泄処理
<畜 産>
家畜の糞尿の匂いを削減し
更に堆肥化します。
■バクチャーは巻く(混ぜる)だけで効果を発揮します。
Vol 1 農 業 バクチャーの微生物反応と農業活用
<使用方法>
バクチャーを土に混ぜて
放置しておくと微生物の
働きで土の性質が変わり
ます。すると良質な土に
変わり農業に適した土に
なります。
■アクアポニックスの参考Photo
▲水槽の水面上で野菜などの植物を栽培
(魚介類の糞尿が栄養成分となる)
■露地栽培・ハウス栽培・等、島を耕地整理し、新たな農業を目指します。
<参考動画>
https://search.yahoo.co.jp/video/search;_ylt=A2Riol4R7HRbwgQA
ZjiHrPN7?p=%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E
3%83%BC%E3%80%81%E8%BE%B2%E6%A5%AD&aq=-
1&oq=&ei=UTF-8
高品質な野菜、高効率な生産
Vol 2 陸上養殖 ろ過装置を不要とするバクチャーの浄化能力
海水魚・淡水魚・貝類・全て新鮮な水質を維持するため、安全な陸上養殖が可能
バクチャーを水に散布する
だけで、水質を最良な状態
に維持し続けエアレーション
のみで、ろ過装置を必要と
しません。
吉岡産の天然アユや海産物を生産
■廃校跡地のプール利用の参考Photo
■陸上養殖の他、利根川の環境を生かし、環境を壊さない養殖も可能です。
<参考動画>
https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=%E3%83%90%E3%82%AF%E3
%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%80%81%E9%99%B8%E4%B8%8A%
E9%A4%8A%E6%AE%96&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa
Vol 3 畜 産 糞尿の臭気を大幅に軽減し、優良な堆肥に変化
バクチャーは家畜の糞尿から
発する臭気を大幅に軽減します。
更に、微生物の働きで最良な
堆肥となります。
糞尿はリン・窒素・カリを多く含み
無農薬の農業を実現します。
<参考動画>
https://www.youtube.com/watch?v=KwlWAQDWgo
0
■殆ど臭気のない畜産業と衛生的な施設管理が可能となります。
吉岡ブランドの牛・豚・鶏の生産を目指します。
Vol 4 循環型農業 微肥料有機栽培のイメージ図
②炭バクチャーをまいて
土に混ぜ込みます。
約1ヶ月で優良な土壌へと
変化します。
①飼育場の臭がなくなります。
更に家畜の糞尿や農業で出た
廃棄物をバクチャーで優良な
堆肥にします。
③その地に存在する微生物が
活性化した結果、無農薬農業
に適した環境下で作物の発育
を促します。
また、害虫が寄ってこない強
い作物となります。
※ハウス栽培の場合、連作障
害がおきません。
④成長速度が早く、大きさも大きく
味も美味しい野菜に育ちます。
(高品質でワンランク上の野菜)
⑤一般野菜と異なる高級野菜として
出荷・販売が可能となります。
⑥本事業では予め買手の検討を
付けて高級ホテル・高級スーパー
等に販売することも視野にいれて
います。
(年間買取契約または契約栽培)
⑦独自店舗やネット通販等
独自の販路も構築します。
●畜産 ●陸上養殖
畜産業で排出される糞尿を堆肥化し、微肥料有機農業を完成します。
世界モデルとなる町民一体となる農業・生産事業を目指します。
・持続可能性
・排出ゼロ
・微肥料栽培
・独立電源
露天風呂・足
湯
水力発電
牧場
醸造所 菌類培養所
養殖
発酵蔵
たい肥化施設
浄化設備
オーガニックカフェ
臭わない
トイレ
風力発電
果樹園
みそ
漬物
梅干し
母屋と宿泊施設
5年後のバクチャービレッジ
失敗・経験談
まずは、規模の変化
• 耕地面積
• 7反(約2100坪)→15反(約4500坪)
• 売上金額(農作物)
• 約200万円→300万円
※2倍にならない理由
・露地畑が増加したが、全ての露地畑を使い切れていない。
・露地栽培の効率、生産性が極めて悪い。
アマとプロは決定的に違う
黒川農園の延長
• 少量多品種は非効率極まりない!
• 有機栽培で売れる野菜は1割
• 機械を使わずにネギ5000本(2.5畝)を作るのは不可能!
• なぜ機械化し効率化しているか実感
• 少量多品種の栽培・収穫・袋詰め・販売
→すべて手作業、生産性が最悪!!!!
完璧主義
• 除草剤を使わないで、3000坪は無理!
• しかも、完璧主義者は草刈りでも100点を求めるため、100点を
とれないとなると、0点=草ぼうぼうになってしまう。
傲慢な自分
• 何でもできる(と勘違いしている)自分
→一人になる。
→すべて自分でやらねばならなくなり、結局、何もできなくなる
依頼心
• 頭が全く回らなくなる→盲従。
弱い自分
• 恵まれた環境→逃げ道
農業の怖さ
• 充実感と停滞
とにかく時間がかかる
• 作物は年1回
• 就農準備
• 就農
• 実績
• 申請
• 認定
5年は覚悟する必要あり
過信:腹腔内出血で救急車&入院
• 原因不明の腹痛、腹腔内出血
• おそらく極度のストレスが原因
• 極度のストレスとは
1. 固執・執着の中で解決策を探すこと
2. 他人の頭で考えねばならないこと
• 気づき
• 個人の限界を認識
• 機械化、組織化、システム化の重要性を改めて認識
状況と環境は必ず変わる。諸行無常!
• バクチャーとの関わり方の変化
• バクチャー:唯一資材から複数ある革新資材の一つへ
• バクチャーパークである義務がなくなる
• 農家である高橋さんの離脱
• 農業・地元人脈、農業技術、農業機械の所有者
• 髙橋独自の強烈な目標
• 最大のコスト
• 本拠地ハウスの解体・移転決定(2020/6月までに)
想いは実現する。
トラクター欲しい
販路を増やしたい
独り立ちしたい
資金繰りを改善したい
声が掛かるようになりたい
しがらみも含めて整理整頓したい
トラクター2台で38万円
現行+ネギ市場+JR+ルミネ
できる!2020
できる!2020
山活用、遊休農地・施設活用、特産
品の復活企画など多数
ハウスを移築することに!
想うところ
藤原先生のお話:2020年は勉強から行動へ
勉強する 行動する
道が開ける
ドンドン進む
状況変化
窮する窮すれば通ず?
易窮則変 変則通 通則久
窮する 変ずる 通ず 久し
「窮すれば通ず」ではない!
擬態その1:蛾がスズメバチ?
ホーネット・モス(Hornet Moth)」は、ススメバチとほぼ同じ大きさで、飛ぶ
時の音もスズメバチに似せているスカシバガ科の蛾。
擬態その2:トケイソウ
トケイソウと毒蝶の応酬
トケイソウ
• 蝶の幼虫に葉っぱを食べられる
• 葉っぱに毒を盛って虫に食べられ
ないようにする
• 毒蝶の習性を再度把握する
習性=毒蝶はすでに卵が産んである葉
には卵を産まない。
• 葉に毒蝶の卵の形状を作り、既に
卵が産んであると錯覚させ、卵を
産ませないようにする。
毒蝶
• 幼虫はその毒を把握する
• 幼虫はその毒を克服する
• 幼虫はその毒を体内に蓄積するこ
とにより、鳥などに食べられない
ようなる
「変ずる」とは?
• 固執・執着からの脱却
• バクチャーが無いと、
• ハウスが無いと、
• 髙橋さんが居ないと、 この事業は続けられない。
• 既成概念からの脱却(擬態からの学び)
• 自分はハエだ、ハチにはなれない?
• 植物には目がないから見えない、感情もない?
• そもそも自分の身体の構造を変えるなんてできない?
易窮則変 変則通 通則久
易は窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し
窮する 変ずる 通ずる 久し
「変ずる」とは、
固執・執着、既成概念からの脱却
勉強する 行動する
道が
開ける
状況
変化
易窮則変 変則通 通則久
易は窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず、通ずれば則ち久し
窮する 変ずる 通ずる 久し
勉強する 行動する
道が
開ける
状況
変化
これが持続可能なプロセス
「持続可能性」について考えた。
• 持続可能性とは昔に戻ることでもなければ、発展を止めること
でもない。変化の継続である。
• 勉強し行動すると壁にぶつかり窮する。だから行動しないでは
なく、窮したら変わればよい。変われば通じ、通ずれば久し。
• これまで人類も日本も、進歩して問題にぶつかり、その問題を
発展的に解決して調和してきた。進歩と調和の連続であり、こ
れこそが持続可能性である。
• 大それたことの中だけでなく、平凡な毎日のルーティンの中に
も、窮則変 変則通 通則久はあり、このプロセスの中にある人
は成長し続け、若い。
• 人生を消化試合にしない秘訣だと思う。
ご質問などあればどうぞ。
反省と今後の作戦
理想から現実へ!
イノベーションと世代間継承
マクロ、ミクロの視点
マクロ
• 農業人口の激減
• 農地の供給過多(放棄地激増)
• 中古農業機械の供給過多
• 農業への関心の高まり
• さらなる参入規制緩和
• さらなる参入支援=補助金
• 貿易自由化と輸入野菜穀物激増
• 気候変動によるスーパー台風の襲来、頻
度の増加など
• AI、IOTの普及
ミクロ
• まだ、肌身では感じられない。
• トラクターなどはお蔵入り状態
• まだ、「さらなる」は具体的にはない。
• まだ、具体的にわからない。
• 洪水、作物の病気、北限南限の変化など
ではよくわかる。
• 大規模農業には顕著なはず!
• 先進大規模地域とその他地域の格差が拡大
なので、まずは足元を固める作戦!
理想から現実へ
• 何でも屋から農家へ
• 多品種から単品種へ
• 除草剤使用・減農薬農法へ
• 小作から庄屋へ
そして、現実から理想へ
何でも屋から農家へ
やめる
水・畜産
循環型農業
試す
天しま
やる
単作農業
減農薬農業
少量多品種から大量少品種へ
• 夏野菜全部 鷹の爪・ネギだけに
• 冬野菜全部 大根・カブ・ブロッコリーだけに
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
ネギ 播種 定植 栽培 収獲・販売
鷹の爪 播種 定植 栽培 収獲・乾燥・販売
大根・カブ 播種 収獲・販売 播種 播種 収獲・販売
ブロッコリー 播種 定植 収獲・販売
山菜 収獲・販売
天しま 週末開店(予約制)
草との戦いからの脱却
除草剤
使用
除草剤
不使用
90%
10%
小作から庄屋へ
自分で栽培して販売するだけではすぐに限界に到達
• 「自家生産」から「委託生産」・「買取」へ
• 「直接作業」から「間接作業」・「システム化」へ
• 「直販のみ」から「直販&流通」へ
これらにより、小規模から大規模農業へ
・持続可能性
・排出ゼロ
・微肥料栽培
・独立電源
露天風呂・足
湯
水力発電
牧場
醸造所 菌類培養所
養殖
発酵蔵
たい肥化施設
浄化設備
オーガニックカフェ
臭わない
トイレ
風力発電
果樹園
みそ
漬物
梅干し
母屋と宿泊施設
Sustainable Village構想
Sustainable
Village
一人での実現、
一か所への集約ではなく
緩やかな連携により実現予定
壮年就農GATE
・「耕作放棄地激増」と「壮年会社員生涯現役化」の解決提案
・「東京一極集中」と「地方衰退」の解決提案
農業法人合同会社 吉岡の里
代表 嶋﨑剛志
想い
• 壮年たちよ!人生の消化試合はあり得ない!
• 農業をやりたくない人がやらされて、農業をやりたい人が出来な
い!
• 耕作放棄の根本解決には農家の事業継承が必要。
(土地だけでなく、農機具も活用すべき)
• 農民の耕作放棄・壮年サラリーマンの疲弊(メンタル不調者含)
は表裏の問題・串刺解決でしか解決できない。
• 東京集中・地方衰退も同じ原因。
• 政府の陰謀?「夢のマイホーム作戦」に引っかかった人はすぐに
はやめられない。会社の奴隷を続けざるを得ない?
「既に起こった未来」-Drucker-
農業就業人口推移/80歳リタイア
農業就業人口
資料:農林業センサス、農業構造動態調査 (農林水産省統計部)2018/12/27DATA
注:「農業就業人口」とは、15歳以上の農家世帯員のうち、調査期日前1年間に農業のみに従事した
者又は農業と兼業の双方に従事したが、農業の従事日数の方が多い者をいう。
新規就農者=年間 約20千人
= 5年 100千人
=10年 200千人
=15年 350千人
農業就業人口推移/75歳リタイア
リタイア中!
就農形態別新規就農者数
区 分
計 新規自営農業就農者 新規雇用就農者 新規参入者
平成26年 27 28 29 平成26年 27 28 29 平成26年 27 28 29 平成26年 27 28 29
男女計 (1) 57,650 65,030 60,150 55,670 46,340 51,020 46,040 41,520 7,650 10,430 10,680 10,520 3,660 3,570 3,440 3,640
49歳以下 (2) 21,860 23,030 22,050 20,760 13,240 12,530 11,410 10,090 5,960 7,980 8,170 7,960 2,650 2,520 2,470 2,710
44歳以下 (3) 18,500 19,760 19,020 17,980 10,630 10,070 9,390 8,400 5,430 7,360 7,410 7,180 2,450 2,320 2,210 2,410
15~19歳 (4) 1,170 1,380 1,020 860 480 400 310 240 670 970 700 600 20 20 10 20
20~29 (5) 7,250 7,410 7,140 6,850 4,030 3,520 3,420 3,060 2,510 3,290 3,220 3,240 700 600 490 560
30~39 (6) 6,880 7,310 7,190 6,840 4,200 3,970 3,620 3,280 1,440 2,170 2,450 2,340 1,250 1,170 1,120 1,220
40~44 (7) 3,210 3,660 3,680 3,430 1,920 2,190 2,040 1,810 810 930 1,050 1,000 480 540 590 620
45~49 (8) 3,360 3,270 3,040 2,780 2,620 2,460 2,020 1,700 540 620 760 780 200 200 260 300
50~59 (9) 9,230 9,690 7,800 8,600 7,900 8,150 6,320 7,100 950 1,160 1,130 1,150 380 390 360 340
60~64 (10) 13,850 15,900 13,450 10,800 13,140 14,920 12,240 9,820 450 700 950 740 260 290 260 240
65歳以上 (11) 12,710 16,400 16,850 15,520 12,060 15,420 16,080 14,500 280 590 420 670 370 380 350 350
区 分
合計
平成26年 27 28 29
男女計 (1) 57,650 65,030 60,150 55,670
49歳以下 (2) 21,860 23,030 22,050 20,760
44歳以下 (3) 18,500 19,760 19,020 17,980
15~19歳 (4) 1,170 1,380 1,020 860
20~29 (5) 7,250 7,410 7,140 6,850
30~39 (6) 6,880 7,310 7,190 6,840
40~44 (7) 3,210 3,660 3,680 3,430
45~49 (8) 3,360 3,270 3,040 2,780
50~59 (9) 9,230 9,690 7,800 8,600
60~64 (10) 13,850 15,900 13,450 10,800
65歳以上 (11) 12,710 16,400 16,850 15,520
戦力
定年組
耕作放棄レベル
栽培地
栽培
放棄地
耕作
放棄地
重度耕作
放棄
〇なんとか栽培しているが、
もうすぐできなくなる。
〇栽培はしていないが、耕してはい
る
〇草ぼうぼう
〇木や竹も生えている。
10年以上放棄
多いが、
なんとかなる
意外と多い
復活困難
重機が必要
栽培地
栽培
放棄地
耕作
放棄地
重度耕作
放棄地
本来は
• 国・地方公共団体
• JA
が、やるべきこと。ですが、
追い付かない!!!
ので、吉岡の里も就農支援する。
大企業元気な農家
農地マトリックス
良い農地
保守的地主 革新的地主
良い農地はすぐに借り手がつく
小規模 新規就農者
悪い農地
良い農地
• 栽培放棄地
• 規模が大きくまと
まっている
• 日当たり、水はけ、
風通しが良い
• 道が整備されている
• 水利権がついている
悪い農地
• 耕作放棄地、重度耕
作放棄地
• 規模小さく、点在
• 日当たり、水はけ、
風通しが悪い
• 道が狭い
• 水がない
農業委員、推進委員自体が、元気な農家
→良い農地は自分が借りてしまうし、地主もそれを望む。
大企業元気な農家
農地マトリックス
良い農地
保守的地主 革新的地主
良い農地はすぐに借り手がつく
小規模 新規就農者悪い農地
なぜ、壮年か?
• 青年はまず社会で修行し、資金を作るべし。子育て含む。
• 45過ぎたら、会社で自己実現できるか、去るべきかわかる。
• 去るべきとわかったら、安住せずに次のチャレンジをすべき。
• 経験・スキル・資金あり、子育て終了。
• 余生というには長すぎる人生。
• 生涯現役の人を増やす!農業人口を増やす!
農業への
異業種参入
生涯現役
会社のお荷物
年金生活者
という想いで立ち上げました。
今年2020年は、
やることたくさんなので、同時進行です!
• まずは独り立ち
• 実績と信頼
認定農業者
• 機械化
• アライアンス
• 販路確保
規模拡大
• 地域に根差し、
• 声が掛かる仕組
み作り
農家継承受け皿
• 窮して変ずるこ
とができる人材
が必要!
継承人材確保
ご寄付!
資金・資材
人脈・情報
特殊技術 農作業
全員参加
全員参加の農事業継承・地方再生へ
~壮年の就農だけじゃない~
農事業継承・
地方再生
放棄地・
農機具
再活用
壮年活性化
まとめ
まとめ
1. 理想=循環型農業パークはペンディング
2. 現実=事業としての農業に専念
3. 基盤整備、規模拡大、受け皿化、人材確
保を同時進行
4. 全員参加型のたまり場に変化
5. 就農希望者にも窮して変ずる覚悟とパ
ワーが必要
最後に!
行動を始めるコツ
• 小さな一歩を踏み出してしまうこと!
• 着手してしまうこと!

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