ソフトウェア開発では有名なフレデリック・ブルックスが論文で書いたようにシステム開発には狼を一発で倒すような弾丸はない。いろんな弾を使って地味に、確実に狼を倒していくしかない中で新しい弾をくれた

1. ソフトウェア開発の新しい弾になり得る
『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人）で
気になった箇所まとめ

2. 『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人）の中で特に心に刻まないといけないとおもった箇所
“ソフトウェア・エンジニアと、時間で働く人材派遣は、相性がよくありません。本来、
ソフトウェア開発におけるエンジニアの仕事は、時間に換算できるものではないからで
す。決められた時間内に同じ仕事場の一画に座り続けて仕事をすることではなく、仕事
の成果を見るべき”
↓
当たり前のことなんだろうけど、人月（1人が1ヶ月働いたら○○円）で働いていると薄
まってしまうことがある意識。常に意識しておかないといけないこと
“エンジニアが打合せの際に顧客に必ず確認するのは「なぜその機能が必要なのか」”
↓
既にシステムがあるソフトウェア開発でありがちなのが、「今のシステムにその機能が
あるから」作ってしまうってこと。本当にその機能が必要だったのかを考える当たり前
は外してはいけない
『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人）から引用
（太字下線は追記）

3. 優秀なエンジニアを採用するための指標である「TIPS」
「TIPS」はオランダのアヤックスがスカウティングの際に重視する基準
T
• Technic
（テクニック）
I
• Intelligence
（インテリジェンス）
P
• Personality
（パーソナリティ）
S
• Speed
（スピード）
『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人）から引用

4. 仕事のレビューの方法は「KPT」
• アジャイル開発でよく使われるフォーマットを仕事の仕方のレビューに使う
• レビューされる側が先に1人で出し、出揃った段階でレビューする側と一緒に確認
• レビューする側が「自分だったらこう判断する」と伝えていくことで背景の哲学、理念、価値観を体得させる
K(Keep）
これまでの仕事でよかったことを書く
（よかった事象と理由を一緒に考える）
T(Try）
次に試すことを書く
（改善点を一緒に探る）
P(Problem)
これまでの仕事で悪かったことを書く
（悪かった事象と理由を一緒に考える）
『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人）から引用

5. 参考文献
『「納品」をなくせばうまくいく』（倉貫義人） 日本実業出版社 (2014/6/12)

6. The World Has Many More Virtues
and
People Are Forgiving
<世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい>
小檜山 歩（こひやま あゆむ）
Kohiyama Ayumu
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