Interop 2013 Tokyo での JPIX ブースでの講演資料となります。

1. 進化するIX
2013/06
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
石田慶樹
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2. Agenda
会社概要
国内への広がり
IPv6時代の到来
グローバルな展開に向けて
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3. 会社概要(JPIX)
•KDDI株式会社
•株式会社ブロードバンドタワー
•ソフトバンク テレコム株式会社
•ソネットエンタテインメント株式会社
•ＮＥＣビックグローブ株式会社
•富士通株式会社
•シスコシステムズ合同会社
•株式会社朝日ネット
•AboveNet Communications Inc.
•株式会社ケイ・オプティコム
•三菱電機情報ネットワーク株式会社
株
主
(
11
社
)
•日本インターネットエクスチェンジ株式会社社名
•1997年7月10日設立
•4億5千1百万円資本金
日本初商用IX
ISP等16社出資
中立・IX専業
顧客数日本最大
135社超
トラヒック増加傾向
地方/海外顧客増
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4. 2013/6/4(火)のトラフィック
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5. JPIXトラフィック動向(２年間)
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著作権法
改正の影響

6. JPIXトラフィック動向
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著作権法
改正の影響

7. トラフィック傾向の２分化
アクセス系／コンテンツ系のトップ10のシェア
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IXスイッチ
コンテンツ系
OUT
50.6%
アクセス系
IN
40.3%
OUT
14.0%
IN
7.7%

8. Agenda
会社概要
国内への広がり
IPv6時代の到来
グローバルな展開に向けて
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9. IXを使うメリット
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ISP
ISP
internet
トランジットやプライベートピアに
頼らずネットワーク的に近い位置で
トラフィックを交換する。
ネットワーク的に近い
高帯域・低遅延・低コスト
≒
IX

10. IXの基本機能
相互接続によるトラフィック交換
• プロバイダ間の対等なトラフィック交換
• プロバイダの集中によるメリット
重要なインターネットインフラとの接続
• DNS root server
• 中立的サーバの設置場所
プロバイダ間の仲介
• プロバイダ間のコミュニケーションの促進
• 技術情報提供の場
集中が過ぎるとデメリットが発生⇒分散の必要性
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11. IXの分散化・冗長化
Disaster Recovery
• 東京一極集中のインターネットが機能不全に陥った場合
• 地域内自律性を確保
• DRの為だけに割けるコストには限度
• コスト的な要因により地方への移行が停滞
• DR用途だけでは限界
ローカルトラフィックの折り返し
• ローカルで発生するトラフィックをローカルに折り返し
• ネットワーク的に近い場所でのトラフィック交換により品質と
コスト面で有利
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12. IXの分散化・冗長化
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JPIX
首都圏
JPIX
名古屋
JPIX
大阪
東京ｰ名古屋: 260Km
東京ｰ大阪: 400km

13. JPIXの構成
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IXセグメントは首都圏IXと大阪IXの二つ
• 首都圏IX
東京都内に5か所、名古屋市内に2か所
• 大阪IX
大阪市内に1か所、名古屋市内に2か所
大阪IX設計上の役割
• 西日本におけるDR拠点としての大阪IX
• 西日本に由来するトラフィック交換を担うローカルIX
同一
箇所

14. JPIX構成図
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JPIX
首都圏
JPIX
名古屋JPIX
大阪
名古屋
第2名古屋
大阪 大手町
第2大手町
豊洲
日本橋
天王洲
首都圏
セグメント大阪
セグメント

15. IXの分散化・冗長化
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JPIX
首都圏
JPIX
名古屋
JPIX
大阪

16. Agenda
会社概要
国内への広がり
IPv6時代の到来
グローバルな展開に向けて
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17. IPv6移行共存技術
IPv4 over IPv6技術がキーテクノロジー
IPv4アドレスを共有することが必要
新たなネットワークにIPv4アドレスが不足
しばらくIPv4インターネットは生存
IPv6移行には時間が必要
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18. IPv4 over IPv6技術とは
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孤立している
IPv4 ネットワーク同士を
IPv6 ネットワーク経由で橋渡し
する技術
IPv4
Network
IPv4
Network
IPv6
Network

19. IPv4 over IPv6技術
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IPv4 over IPv6 IPｖ4アドレス共有技術
MAP-E/T
464XLAT
DS-Lite
NAT444(CGN)
サービス・グレード
IPv4グローバル(動的)＋IPv6
IPv4グローバル(動的)
IPv4アドレス共有
IPv6
IPv4アドレス共有+IPv6

20. IPv4 over IPv6技術の展開
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IPv6
IPv4
Edge
Private
IPv4
MAP-T 464XLAT
MAP-E DS-Lite
Center
トンネル
トランスレート
ステートフルステートレス
Private
IPv4
Edgeへ機能追加
+
プロビジョニング
アドレス共有

21. IPv4 over IPv6技術の展開
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IPv6
IPv4
Edge
Private
IPv4
MAP-T 464XLAT
MAP-E DS-Lite
Center
トンネル
トランスレート
ステートフルステートレス
Private
IPv4
Edgeへ機能追加
+
プロビジョニング
アドレス共有
IPv4 over IPv6はIPv6のキラーアプリ
IPv4 over IPv6
||
アドレス共有のスマートな解決法
IPv4アドレス枯渇後はアドレス共有が必要

22. 464XLATの経緯
• RFC2766(NAT-PT) Obsolete
• CGN(NAT444)導入が総務省報告書に採用
• CGN(NAT444) I-D発行
• Dual Stack Lite I-D発行⇒RFC6333(2011/08)
• A+P(aplusp) I-D発行⇒RFC6346(2011/08)
• JPIX社内検討開始
• 「IPv6v4エクスチェンジサービス」の検討開始を発表
• JPIX顧客向け実験サービスを開始
• RFC6145、RFC6146発行
• 464XLAT I-D発行
• 464XLAT がWorking Group Document として承認
• RFC6877として発行
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23. Copyright(C) JPIX 2013, All Right Reserved. 23
IPv6
IPv4
プライベート
BAS
Pool Address
(IPv6)
JPIX IP バックボーン (IPv4[G] IPv6)
IPv4
グローバル
The Internet
(IPv4[G])
Source
IPv4[Private]
※ クライアントのIPv4
アドレス
Destination
IPv4[Global]
※ サーバのIPv4アドレ
ス
Source
IPv6
※ エンドユーザに割り
当てられたIPv6 Prefix
+ クライアントのIPv4
アドレス
Destination
IPv6
※ 変換用IPv6 Prefix
+ サーバのIPv4アドレ
ス
Source
IPv4[Global]
※ PLAT にプールされ
ているIPv4アドレス
Destination
IPv4[Global]
※ サーバのIPv4アドレ
ス
Payload
Payload
Payload
IX スイッチ
到達可能 !!!
BAS
Pool Address
(IPv6)
コンテンツサーバ (IPv4 グローバル)
エンドユーザ端末
(IPv4[P])
ISP バックボーン (IPv6)
Stateful
XLATE
Stateless
XLATE
PLAT
(Provider side translator)
CLAT
(Customer side translator)
(IPv4[P] IPv6)
CLAT
(Customer side translator)
(IPv4[P] IPv6)
エンドユーザ端末
(IPv4[P])
IPv6v4エクスチェンジサービス（464XLAT） 概略

24. Agenda
会社概要
国内への広がり
IPv6時代の到来
グローバルな展開に向けて
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25. 海底ケーブルとIX
25
IX東京
IX名古屋
IX大阪
北米からアジア向け海底ケーブルの
大半は日本列島(周辺)を経由
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26. IXの存在意義
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IXを使うメリット
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ISP
ISP
internet
トランジットやプライベートピアに
頼らずネットワーク的に近い位置で
トラフィックを交換する。
ネットワーク的に近い
高帯域・低遅延・低コスト
≒
IX

27. 情報(コンテンツ)の流通
生産
者
配信者 受信者
消費者
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28. 流通量
生産
者
配信者 受信者
消費者
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IX
高帯域・低遅延で
あるほど情報の
流通量が増大
ブロードバンド網の
整備拡充

29. 情報の流通
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IX
消費者
受信者配信者
生産
者

30. 情報の流通
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IX
消費者
受信者配信者
生産
者
情報の生産者・消費者にとって
快適な情報流通のためには
高帯域・低遅延であることが必要

31. 情報の海外流出
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消費者
受信者配信者
IX
生産
者

32. 情報の海外流出
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消費者
受信者配信者
IX
生産
者
低コスト
英語圏
成長市場
優遇政策

33. 情報の海外流出
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消費者
受信者配信者
IX
生産
者
低コスト
英語圏
成長市場
優遇政策
高品質・高信頼性
ブロードバンド普及率
情報生産消費能力

34. 情報の海外流出
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消費者
受信者配信者
IX
生産
者
高帯域
低遅延
合理性
低コスト
英語圏
成長市場
優遇政策
高品質・高信頼性
ブロードバンド普及率
情報生産消費能力
100G
対応

35. アジア太平洋地域のハブ化
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